Special Event Graphics
___ 世界のイベント・グラフィックス ___
P・I・E BOOKS Page 156

Art Director : Atsushi Minami
Designer : Hideaki Toda
Art : Atsushi Minami
Design Firm : Blue
Client : Kanazawa Butoh Kan

1988年 瀬戸市公演にて『鉱物王子』が初めて誕生する。地元の陶芸家、寺島裕二が舞台美術を担当、瀬戸焼の土を塗りたくった壁面を背景として舞台はおこなわれた。壁面パネルを裏で地元の青年達が動かす協同作業の舞台でした。プロデュース : 松永 耕治
「何気なく足もとの石を見つめていると、人間の歴史よりもさらに以前、岩だらけの地球を思い巡らします。岩、鉱物は私たちの知らない永い時間をかけて出来上がる歴史を持っていたはずです。その時代、鉱物は鉱物自身の時間の中で躍動的に生きていた。いや、今も彼等の息吹が結晶となってどこかに残っているはずです。その閉じられた結晶の被膜をそっと剥がしてみると、太古からの生命が今も生きているのではないか ! ・・・。私はそんな思いを込めて『鉱物王子』とタイトルを付けました。」山本 萌ロサンゼルス・ニョーヨークとつづけて公演しましたが、受け入れる規模がまったく違っていました。ロサンゼルスではロクサーヌ・スティンバーグ個人が私達の舞台をプロデュースしてくれました。日本から比べれば広めのギャラリースペースに集まった客席からの暖かいまなざしと、力強い拍手、私達のこれからの海外公演を勇気づけてくれるステージでした。
ニューヨークでは斎藤洋の「染め布」の大きなイベント展にゲスト出演でした。聖ヨハネ大聖堂はハトバスで観光客が立ち寄るほどの名所で、アメリカで一番でかい教会、舞台の天井はミサが反響するように何十メートルもの高い吹き抜けでした。観客は私達の踊りを見ながら、さらにその背景に雲のように浮かぶ斎藤洋の染め布を見上げているのでした。他にも3 組のステージがありました。
LOS ANGELES
NEW YORK
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