金沢の歴史 金沢城と兼六園

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西 暦

  で き ご と     明治5年(1872)以前の日付は旧暦です。
文明 6 1474 加賀の高田派門徒が守護富樫幸千代と結び、本願寺門徒と争う。富樫政親は本願寺門徒を味方につけて幸千代を破り、加賀国守護となる。
長享 2 1488 6/9 加賀の守護富樫政親が高尾城を一向一揆に攻められ落城、自害する。のち加州三ケ寺(若松本泉寺・波佐谷松岡寺・山田光教寺)や本願寺が加賀国を支配する。
享禄 4 1531 加州三ケ寺派(地元の土豪たち)と本願寺派(越前グループ)の主導権争いで、本願寺派が勝つ。本願寺の直接支配下となる。
天文15 1546 金沢御堂(尾山御坊)が建てられる。
天正 8 1580 閏3月 織田信長の部将佐久間盛政が金沢御堂を攻め落とす。
1581 8/ 前田利家、織田信長より能登を与えられる。のち七尾に小丸山城を築く。
11 1583 3/21 越前賤ヶ岳の合戦。前田利家ら与力武将が戦線離脱。
4/28 前田利家が羽柴秀吉より石川・河北2郡を加増され金沢城に入城。
12 1584 9/11 末森城が越中の佐々成政に攻められ、撃退する。
16 1588 キリシタン大名高山右近が前田家に仕える。
慶長 4 1599 3/3 前田利家が亡くなり、野田山に埋葬される。
利長、客将の高山右近に内惣構堀を築かせる。
1600 6月 芳春院(前田利家夫人まつ)人質として江戸に赴く。
1601 9/ 徳川秀忠の娘珠姫が3歳で前田利常(8歳)に嫁入りする。
1602 10/30 金沢城天守閣、落雷で焼失。以後天守は再建されず。
10 1605 6/28 前田利長が隠居し、利常が後を継ぎ三代藩主となる。
15 1610 利常、家臣の篠原出羽守に命じ、外惣構堀を築かせる。
19 1614 5/20 利長死去。
6月 芳春院、人質を解かれ金沢に戻る。

12/4 
利常、大坂の陣で、真田丸を攻撃。多大な損害を受ける。
元和 8 1617 7/16 芳春院死去。
1622 7/3 利常夫人の珠姫(徳川秀忠の二女)、金沢城で死去(法号は天徳院)。
寛永 8 1631 4/14 金沢で大火、城と城下の大半を消失。
1632 板屋平四郎が辰巳用水を完成する。
15 1638 幕府が一国一城の制を定め、加賀能登では金沢城のみとなる。
16 1639 利常隠居し、嫡男の光高が四代藩主となる。次男利次を富山藩10万石に、3男利治を大聖寺藩7万石に分藩する。
小松城が認められ、利常の隠居城として金沢城との併存が許可される。
正保 2 1645 光高急逝。綱紀(3歳)が五代藩主となり、利常が後見する。
慶安 4 1651 利常、改作仕法を実施。
万治 元 1658 7/26 綱紀、保科正之の娘(将軍秀忠の孫)と結婚。
10/12
利常逝去(66歳)。
元禄 2 1689 7/15 松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅で、金沢に来る。
10 1697 金沢で人口調査が行われ、68,636人の町民を記録。
寛延 元 1748 大槻朝元(伝蔵)失脚し、越中五箇山に流される。(加賀騒動)
宝暦 9 1759 4/10 金沢で大火。城に延焼、城下の一万余戸が焼失。
寛政 4 1792 3/2 藩校の明倫堂(文学校)と経武館(武学校)が開設される。
文政 5 1822 竹沢御殿が完成。兼六園の原型ができる。
天保 9 1838 飢饉のため年貢減免を嘆願した石川郡西念新保村役人15人を捕らえ投獄、男女113人を五箇山へ流刑にする。
嘉永 2 1849 長連弘らの黒羽織党、政権を握る(安政元年1854に失脚)。
1852 銭屋五兵衛一族が検挙され、五兵衛は獄死。
安政 元 1854 8/11 西洋流砲術を教える壮猶館が開設。
1856 銀札(藩札)1万貫目を増発、インフレが起き物価高騰する。
1858 7/11 金沢の窮民が卯辰山に登り米価高を訴える(安政の泣き一揆)。
文久 2 1862 3月、七尾に軍艦所を設立。軍艦所の主力艦船は「梅鉢海軍」と呼ばれた。
慶応 3 1867 卯辰山に養生所を開設。大政奉還(10/15)王政復古の号令(12/9)、加賀藩は北陸に割拠する方針をとる。
明治 元 1868 加賀前田家が官軍に帰順して、北越戦争に参戦する。
1869 2/8 版籍奉還の願いを提出。6月に許可され加賀は金沢藩となる。
長崎浦上の切支丹信者550人を卯辰山に幽閉。外国の抗議を受け明治6年に送還する。
1871 7/14 廃藩置県で金沢県、大聖寺県、11/20七尾県を置く。
1872 2/2 県庁を石川郡の美川町に移し、金沢県を石川県と改称。
9/25 七尾県を石川県に併合。
1873 11月、卯辰八幡宮を遷座、尾山神社とする。
1874 5/7 兼六園が一般に開放される。(明治4年のときは入場制限のある部分的開放だった)
1875 3/28 金沢城址に鎮台(ちんだい)の第三(名古屋)管区陸軍歩兵第七連隊が設置される。
1876 越中・越前を石川県に併合(大石川県出現)。
10 1877 2/22 西南戦争に第七連隊出兵する。
11 1878 5/14 東京紀尾井坂で石川県士族の長連豪、島田一良ら大久保利通を暗殺。
13 1880 10/26 兼六園の千歳台に日本武尊像が建立。西南戦争の戦没者慰霊碑である。
14 1881 福井県が分離。
1/10 第七連隊兵舎より失火、金沢城址内ほぼ焼失する。
16 1883 富山県が分離。現在の石川県が成立する。
20 1887 4/18 第四高等中学校が開校(大正7年に高等学校となる)。
金沢で初めて活動写真が上映される。
22 1889 4/1 金沢市制施行。
30 1897 9/20 北陸線福井−小松間が開通。
31 1898 4月 北陸線、小松−金沢間が開通。
11月 北陸線、金沢−高岡間開通。
11/8 金沢城址に陸軍第九師団司令部が置かれる。初代師団長は大島久直中将。
33 1900 5/9 旧八家(本多、横山、奥村宗家、奥村支家、前田長種系家、村井、長、前田土佐守家)と、人持組の二家(今枝、斯波)の当主10人が男爵に叙爵。
9月、津田米次郎が津田式力織機を開発。
37 1904 第九師団が日露戦争に動員され、旅順で大損害を受ける。
43 1910 6月、百間堀が埋め立てられ、翌年に幹線道路となる。
大正 4 1915 第1回「学生角力大会」が金石海浜で開催。現在は「高校相撲大会」として毎年卯辰山でおこなわれている。
1919 7/13 金沢の市電(金沢駅−公園下間)が開通する。
犀川大橋が木造から市電を通すために鉄筋コンクリート製に架け替えられるが、明治11年8月に大雨で流失。同13年(1924)に現在の曲弦トラス単鋼橋が完成。現在は国の登録有形文化財に指定。
11 1922 12月 浅野川大橋が完成。三連アーチの大橋は現在も健在で、登録有形文化財に指定。
12 1923 6月 第1回金沢市祭が開催。尾山神社の封国祭を金沢市主催にしたもので、百万石まつりの前身。
14 1925 軍縮により富山の歩兵第69連隊が廃止され、野村の第35連隊が富山に移動する。
5/10
 浅野川電鉄、七ツ屋−新須崎間が開通。
7/19 
粟崎遊園が開園。浅野川電鉄と提携し、日本海岸粟崎に建設された北陸の宝塚といわれる一大レジャー施設。少女歌劇団が人気。
昭和 2 1927 4/21 早朝、彦三・横安江町で大火。730戸が全焼。
1929 7/14 浅野川電鉄、金沢駅−粟崎海岸間の全線開通。
1930 4/20 金沢でラジオ放送が始まる。
1932 1月 金沢能楽堂が完成。昭和47年(1972)に石川県立能楽堂として現在地に移転。
1934 7/10 手取川が豪雨で氾濫し大水害。
12 1937 2/2 林銑十郎(陸軍大将。金沢市小立野出身)が首相になるが、わずか4ヶ月後の6/4に総辞職。
6/9 ヘレン・ケラーが来県。
16 1941 10月 常設第九師団が満州へ出たので、代わって第52師団が新設される。
隷下歩兵連隊は第69連隊(富山)、第107連隊(金沢)、第150連隊(松本)。
16 1941 4/6 琵琶湖で合宿中の四高漕艇部のボートが転覆事故。部員11人が遭難。(滋賀県高島町沖)
20 1945 8/7 愛知県豊川海軍工廠で石川女子挺身隊が被災。
10/13 「第1回現代美術展」が開幕。
22 1947 国民体育大会(国体)第2回大会が石川県で開催。夏秋季の二大会で、8/22松任で、10/30から金沢を主に七尾と小松で行われた。
出羽町の練兵場跡に兼六園球場が建設される(現在の厚生年金会館の地)。
27 1952 4/25 第1回「百万石まつり」が開催。
5/10 北陸放送ラジオが開局。
9月〜翌28年10月 米軍の内灘試射場接収をめぐって反対運動が起こる。
28 1953 8/24 浅野川が前年(27年7/1)と共に2年連続の豪雨による大氾濫。床上浸水約1500戸、床下浸水約一万戸。浅野川は17の橋のうち15が流失。
32 1957 12/13 金沢でNHKテレビ放送が始まる。日本海側で初の放送。
33 1958 11/1 卯辰山に「金沢ヘルスセンター」開業。動物園、演芸場、大浴場、5年後には水族館が加わり、県内最大の娯楽施設として賑わう。平成5年(1993)閉鎖。
12/1 石川県初の民放テレビ局、北陸放送(TBS系)が開局。略称MRO。
37 1962 7/24 金沢東別院(本願寺東末寺)が全焼。

38

1963 1月11日からの豪雪(積雪181cm)で県下が約一ヶ月間孤立する(38豪雪)。
39 1964 10/1 国鉄北陸線の金沢−富山間が電化、金沢駅で式典がおこなわれる。

40

1965 6/22 市内電車が兼六坂を暴走、脱線転覆事故。

42

1967 2/20 金沢の市電が全面廃止。
44 1969 2/8 金沢市街に自衛隊のF104ジェット戦闘機墜落。
4/1 石川テレビ(フジテレビ系)が開局。石川県の民放第2局めで略称はITC。
45 1970 11/1 金沢港が開港。
47 1972 6/9 北陸自動車道の金沢西と小松IC間が開通。

51

1976 9/1 兼六園入園が有料化。(現在は大人300円 土日曜日は石川県民は無料。要証明書)
60 1985 3/1 兼六園が国の特別名勝に指定される。
平成 2 1990 4/1 テレビ金沢(日本テレビ系)が開局。石川県の民放第3局。
1991 10/1 北陸朝日放送(テレビ朝日系)が開局。民放第4局。略称はHAB。
11 1999 10/1 旧町名の「主計町」が復活。
 その後、「下石引町」「飛梅町」「木倉町」「柿木畠」「六枚町」「並木町」「袋町」が、2008年11月1日には「南町」が復活した。

13

2001 9/7 金沢城の橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓が復元完成。
14 2002 NHK大河ドラマ「利家とまつ」が放送され、高視聴率。
16 2004 10/9 金沢21世紀美術館が開館。愛称「まるぴぃ」(広坂1丁目)
17 2005 11/20 第1回金沢検定試験が実施される。受験者合計2998名で、145名が合格。
19 2007 3/25 能登半島沖を震源とするM6.9の地震発生。輪島市などで震度6強を記録。金沢市は震度4。
20 2008 7/28 138ミリの豪雨で浅野川が氾濫。梅の橋〜中島大橋間で556棟が浸水。
21 2009 1/19 金沢市を含む全国5都市(高山、亀山、彦根、萩)が「歴史都市」の第1号に認定される。
22 2010

4/24 金沢城の河北門が復元完成。