離陸

どの計器が特に重要か覚えたら(主な計器は高度計、昇降計、人口水平儀、旋回計、定針儀です。)、すぐに大空を飛びたくなりますよね。しかし、そのまえに水をさすようで悪いのですが、一つ問題があります。機体の最後部に取り付けられている車輪を尾輪といいますが、この当時の飛行機に装備されていた尾輪が短いのです。なぜこれが問題かというと尾輪が短いために、地上での飛行機の姿勢は水平にはならず、飛行機の後方が下がって機首がコックピットの高さくらいまでせり上がり、タキシングや離陸を開始しようとするパイロットの視界を遮るのです。(前方がまったくみえなくなる場合もあるのです!)前がみえなくて機体が正しい方向にすすんでいるのか確認できない場合は、コックピットの側面からみえる滑走路の端を目印にしてみてください。そんな、無茶な、なんて唸らなくても大丈夫。あくまで当時の飛行機はそうだったという話です。もちろん簡単に離陸できる方法も用意しています。F2キーかF7キーを押して外からの視点に切り替えれば、今どこに向かって機体を進めているのかわかります。
滑走路の発進位置についたら発進準備を進めます。まず、フラップを離陸位置まで下げます。(Fキーを2回押します)。
それからゆっくりと加速してエンジン回転計でエンジンがスロットルに反応しているか確認してください。正常に反応していることが確認できたら、スロットルレバーをできる限り前に倒して、スロットルを全開にします。機体のスピードが上がってきたら旋回計を良く見てください。機体の向きがエンジンのトルクの影響を受けて左右どちらかにぶれているかもしれません。もし左右どちらかにぶれていれば、ラダーを軽く操作して進行方向を修正してください。そして操縦桿を引いて尾輪に圧力をかけて、早期離陸(揚力が十分でないのに離陸しようとすること)を防ぎます。スピードが充分上がってきたら操縦桿を軽く前に倒して尾輪を滑走路から持ち上げます。この時操縦桿を前に倒しすぎるとプロペラが滑走路にぶつかるので注意して下さい。さらに加速を続け、離陸に必要なスピードに達したら、静かに操縦桿を引きます。すると機体は離陸を始めます。このとき操縦桿を強く引きすぎたり急旋回しようとすると、失速します。ここで失速すると高度が低いために飛行機は確実に墜落します。離陸したらまず降着装置を機体に引き込み(Gキー)フラップを収納します(Vキー)。少なくとも速度が180〜200Km/h以上出ているか機首が上がりすぎていないか注意してください。問題なければ上昇を開始し、高度を上げていってください。目標の高度に達したらエンジンがオーバーヒートしないようにスロットルレバーを飛行高度に合わせた位置に戻します。 おめでとう! 今あなたは空を飛んでいます。