退院後のぶらんでぃ
 退院して1週間程は一日中サークルの中で生活しました。
それから、サークルの1面を開け廊下に出られるようにしました。
しかし、前足でハイハイするためお腹のあたりの毛がだんだんと薄くなり、
少し赤くなってきたのでブランディにエプロンをしました(子供の食事用のナイロン製のもの)
エプロンを始めてしばらくしたらお腹のまわりに又、毛が生えてきた!良かった、ほっ・・・。
その後試行錯誤して写真のようなお座布をする事になりました。


 ブランディは自分の意志で排便・排尿ができません。
排便は消化器官の働きで食べたら順に押し出されてきます。
(軟便だとお尻の毛について拭くのも大変においも大変です)

しかし尿は膀胱の中がいっぱいになって溢れてくるまで出てきません。
そうなると当然尿の中で細菌が繁殖して感染症を起こしやすくなったり
お腹も汚れて臭くなったりしてきます。
そこで人間の手助けが必要になってきます。
退院前病院で排尿には二つの選択肢があると言われました。
一つは膀胱の部分を圧迫して排尿させる方法です。
もう一つはカテーテルを使って膀胱から尿を出す方法です。
私たちは少しでも膀胱内に尿が残らないようにするため
カテーテルを使用する方法を選びました。 
尿はお〇ん〇んの先からカテーテルを挿入して、注射器で引きます(朝晩2回)
退院する前に病院で習いました、最初はビクビクでしたが今はもう大丈夫です。膀胱を
押さえてできるだけ引くようにします。しかし、今でもたまに注射器に圧をかけすぎて
膀胱壁を傷つける事があります。注射器を引いて血が混じっていた時はドキッとします。
ブランディごめんね。ゆるしてね。
夜遅い時は、寝ている事がたびたび 膀胱を押さえて残さないように
 排尿を終えたら、生理食塩水を注入して洗浄します。
暑い日はどうしても水分摂取が多く漏れてしまうことがしばしば・・・。
ブランディの膀胱は200ccを越えると漏れるようです。
だから暑い日の外出した日は水分を多くとるので要注意なのです。

 最近こんな事がありました。
ゴロンとしていながら、下半身を振るわせているのでどうしたのかなと、
のぞきこんで見たら下半身を震わせるたびにピューピューと発射していました。
自分の力で排尿ができるようになったのか思い、気持が暖かくなりました。
床は濡れたけど・・・。

 少しずつ元気になってきたブランディ、しかし外へ出られません。
(退院時しばらくは骨折部位同士が擦れて痛がるだろうから
しばらくは家の中だけで過ごす様に言われてましたから・・・。)
ブランディを残してマリンだけ散歩に行く日が続きました。
なるべく早く玄関から出ようとするのですが、
すぐに気付かれてしまい、鳴き声を振り切って散歩に行く毎日でした。

 事故後入院中から退院後
このことがあるまで、ブランディは自分の体について
十分認識していなかったようです。
退院して1週間経った夕方マリンの散歩へ行こうと、
廊下と玄関の土間の間のサークルを開けたとき外へ出られると思ったのか、
廊下を勢いよくハイハイ(ブランディは走っているつもり)してきて
土間へジャ〜ンプ!!!
“あっ!”と!と思った時すでに遅くブランディは玄関の土間に・・・・・。
この時私以上に驚いたのはブランディだったようです。
どうして?今まで何度も何度も上がり降りしていたのに?そんな表情のブランディでした。
いろいろな事を通して以前の自分の体ではないことを少しずつ認識したようです。
今はもう自分で玄関の土間へは降りようとしなくなりました。