年末のシアター・ドラマシティ公演は今回で3回連続になる。
(1昨年宙聖なる星の奇蹟。昨年星永遠の祈り
年末この時期 チケットは余り気味 ネットでは定価割れ さばき券も多々あった。
今回 階段降り 扉登場もない。一見 地味な舞台だが〜内容で勝負の感があった。
2列目 通路側の良席を売って 思い切って後方サイド席で観ることにした。
劇場全体を見回すこの席は 初めてかもしれない。思ったより空席は目立たなかった。
しかし 怒りがこみ上げてきた。開演後の入場者が多い。
オペラグラスで舞台に集中している時ですから、、、馬鹿野郎=
2幕でも同様ですから〜一回だけの観劇 やはり前方良席にすればよかった、、
今年最後の観劇 席に後悔あり
 
           花DC「天の鼓」 
                   2004年12月23日 12時公演 25列6番(下手サイド)
天の川をモチーフに背景 照明が美しく幻想的 そして雅な楽典
平安朝衣装 そして「いつか叶う」のような現代口調での 三角 四角関係
時として 気持ちよく「うん、うん、」の台詞は 時代を超えた現代そのもの、、違和感が残る
鼓と笛の名手の設定だが 一般人としてはどう名手なのか 実はわからない〜
しかし 心地よく心に響けばそれで 名手としての設定はOK!なのでしょう
策にハマリ 鼓のばちが折れ?即興で手で叩く場面の春野寿美礼は気迫溢れて 見所です
春野寿美礼は美しい 安定した歌と演技で 舞台全体を引っ張っていた。
TOPとし申し分なし。
兄弟子 親友役が 下級生未涼亜季ですから 前半は精一杯若ぶっていたが
やはり貫禄あって無理がある。これは 配役としてのミスである。
婚約者を奪われた鼓での兄弟子 ライバルを 互角に見える演技者を持ってこなくては
春野が引き立たない
未涼亜季は 歌 演技 そして鼓のシーンも上手い。
婚約者を奪われたシーンでの心情もよく伝わった
全体の印象は上品で 何処となく春野と似た雰囲気さえ感じる。
圧倒的な存在感に乏しく男役としての色気も欲しい
儚い 繊細なイメージが付きまとう
今回 すべてを明かす「告白のシーン」は力が入っていた。魅入る。
歌って踊って 今回美味しい役は 我がまま帝 悪役 彩吹真央
壇上で 常に周囲を見下ろす位の高い役ですが 何故か人間味溢れる悪人
台詞のテンポ タメ 強気の口調を含めて 上手い、、和物は任せて 彩吹に!
応援する桐生園加は悪人かと思ったら 本当に善人。男らしくカッコイイ
一生懸命なんだが どうしても台詞の一本調子が気になる 強弱をつけ調整してね
 
それにしても TOP娘役 ふづきの扱いがひどい
美しい衣装での笛の名手のお姫様役 演技でも歌でも 遠野と勝負できない
最後のデュエットダンスがなければ 存在感がない 
あの ふあふあした雰囲気が持ち味だが 遠野と比べて今回も演技のメリハリが無さ過ぎる
余りにあっけなく死んでしまい 天上で2人が結ばれる設定を無理強いしたようだ
 
翔つかさ&悠真 倫でクスット笑わせていただき、夏美&萬で舞台が引き締まった。
 
親友の婚約者を奪ったのに罪悪感を感じない主人公に感情移入が出来ないのが 尾を引く
もう少し葛藤とか すまない心情の描写が欲しかった。

死んだ後の春野の衣装は笑える 突然ゼウス?が 出てきた。
 
1幕で美しいと感じた背景照明も 2幕では変化無く 後半に向けて大きく盛り上がることは無かった
 
時代考証を考えれば 突っ込みどころ満載だが ファンタジーとして観れば
美しい舞台と歌で充分 観て損はない舞台でした。
2004年は花組から始まり 花組で終わった。満足です。