仕事を早々と済ませ 9時55分発のサンダーバードに乗り込む車内は子供連れも多く賑やか 車窓より 稲刈り風景も見られた。福井からは子連れの若いお母さんが隣に座る。子供をあやしながら 世間話をして 新大阪で見送る〜たまには 子供も新鮮さて 急に観劇決めた娘とメールのやり取りをしながら 大劇場に入る。当日券 SS席だけ売り切れ S席は余裕あり 劇場前 サバキ券あり1F15列もあった、、、宙組「炎にくちづけを」「ネオ・ヴィヤージュ」2005年8月20日(土) 2F3列23番重くて暗くて皆殺し 華やかで夢々しい舞台からは程遠く子供が多い夏休み上演には首を傾げる原作はオペラだが 私は全く知らず、観劇前にプログラムを読んだだけの知識「鳳凰伝」「スサノオ」「王家に捧ぐ歌」に次ぐ 木村信司先生演出テーマは「宗教による殺戮の正当化」《キリスト教徒VSジプシー》見慣れた演出形式人海戦術で迫力はある宙組生の熱演 熱唱は認めるが鮮度は落ちるTOP和央ようかは 声量ある響く歌声より、優しく歌う母への子守唄の方が好き後半 捉えられ尋問されて白髪になり衣装もボロボロ 手錠に鎖姿恋人も死に 仲間のジプシーも皆殺しにされどうしようもなく最悪の結末に向かって行くにもかかわらず和央の演技表情からは 胸えぐれられる非壮感 寂寥感が感じられない どうした!余りに淡々と流れて そして最後シーザスのような磔?観劇目的はサヨナラの初風緑だったが
見終わった印象は 華ある大和悠河の方が強く残った青白い孤独に炎を燃やしたルーナ伯爵初風悪役なのだが何処か可哀想で真に憎めない原作ある作品だから冒険もできないが
究極の悪役 腹黒い敵役だったらもっと個性が際立ったことでしょう相変わらず 歌も芝居も安定感があり上手いが 見せ所が暗い高い台上での歌『三ヶ月』は 必見、悲劇な結末は途中から想像でき インパクトはあったが 演出にもう一工夫が欲しかった美味しいのは スターを集めたジプシー集団(大和、美郷、遼河、悠未、十輝、七帆、和、早霧、凪七)黒塗りで精かんさを出し
「自由」がテーマの『俺達はジーザスが嫌いじゃない』のナンバーは好き唯一コミカルで明るい場面もあり ホットさせられる。応援する人が多く目が前後左右に動くジプシーのシーンは 後日ビデオでゆっくり一人一人を見つめたいシーンだ。ここでは 大和が一際目立つ、リーダーとしての存在感と台詞 歌に強さを感じる。哀れな最後だが 1人1人 簡単に殺される場面?まるでゲームのようだった。シンガーを集めて迫力ある歌声を聞かせてくれたジプシーの女達 豪華なメンバーだ。ただ 男達が殺されて直ぐに 子供を生もうなんて〜合唱されても気持ちの切り替えが出来ず ついていけない全ての鍵を握る マンコーリ和央の母アズチューナ一樹千尋女役 母親役は始めてみたが やはり貫禄あり上手い不幸せを売りに 親子間の愛を訴える。このクドイ演技が後を引く。レオノーラ花總 相思相愛ならば もっと幸せになってもいいのに〜今回は真にお互いを信じ切れなかった不幸の結末恋人の生を祈り 策略を練り薬を飲み自害を計っても何故かジーンと同情心が湧き出てこず いつものように 花總を見ていた唯一 肌をみせ 結ばれた末を連想させるシーンはドキ!宝塚的にいいのでしょうか?今回も賛否両論ある作品だ思いますが
私的には ジプシー場面を除いては1回で充分舞台装置も衣装もシックでコーラスや演技でパワーを感じグイと引き込まれて面白いと感じるFANもいることでしょうが同じ暗さなら 東宝ミュージカルの「レミゼ」を思い出していた。断トツの迫力の違いで比べようもない。やはり 宝塚は気持ちが暖かくなるような華やかな作品がみたい〜と強く思う
ショー「ネオ・ヴォヤージュ」三木先生曰く 「新しい旅」「旅を越えた旅」という イメージで創った作品だが暗い印象のお芝居を払拭するほど斬新でも華やかでもなかった。シンプルな創り。場面展開が多く ストーリーを追うというより 場面毎を楽しむ。お芝居に引き続き 大和悠河が目立った。妖しい少年と ピアノマンそして 和央とのデュエット〜
この場面で2番手を強く意識させた、組を頼む?タップのかっこよさにも目を引きつけられた。お芝居では冷酷だった初風の満面の笑顔が嬉しいエトワールは胸に来る歌詞内容で サヨナラを強く意識する。若手の中では 遼河&悠未がお芝居に引き続き良いポジション宙組は美郷&寿の新体制で出雲&貴柳の専科入りと退団で 本当にTOP以外は若い組下級生の抜擢も多いが 厚みを欠く印象TOPコンビが抜ければ 一気に若返り 他の組とのバランスが悪い何処か 大和&紫城を目で追いながら 長身の集団を見ていた。クセあるお芝居が後を引くため ショーはどこか印象は薄いようやく実力が華ある容姿に追いついた感がある大和と
何故か未練が残る初風の最後の役どころ今回もTOPコンビだけが 強力な存在感を示した。