3月24日 花バウ「スカウト」初日。
実は 27日か28日を観劇日と決めていたが 会議が入り急きょ 手持ちのチケットを交換した。
運良く 良席を確保。
大劇場 宙組も初日とは 前日気がついた始末。
宙組観劇は4月15日と決めていた為 公演日程に無頓着だった。
劇場は賑やかだった。
宙組TOPコンビ退団公演作品
記念退団グッズ?時計と王子様キャラクターのぬいぐるみが並び
商魂のたくましさを再確認。一段と商品が増えた感じ、、、
和央FCの 長い列を眺めながら 退団公演を意識した。
花バウも満員御礼だった。
 
バウプログラムを見ながら 蘭寿愛音の化粧が似ている!
皮の上着姿と サラリと読んだストーリー
 正塚作品の・あれに似ている〜
 チャリーの白菜頭のあれ!!悪魔の登場のあれ!!
 そう DCで観た「カナリヤ」の雰囲気
 正塚先生 ネタはなくなったか〜開演前から 一人ブツブツでした。さて=
 
花バウ「スカウト」
          2006年3月24日(金)2時半公演 初日  い列18番(センターブロック)
 
ハードボイルド風なポスター 一見蘭寿とはわからない風貌 目が光る
い列センターで申し分のないお席だったが 実は前に補助席があり 床が平坦な為
角度によっては 観難い〜それでも2列目センター。舞台はすぐそこ、、オペラグラス不用
客席近の舞台中央で見つめられると 吸い込まれそうになる。ドキ!!瞳凝らして見つめ返す。
 
幕が上がると暗い舞台上に 上着が掛かった8本のハンガー
低く感情がこもらない声の 不気味な 蘭寿の開演挨拶
 
ハードボイルド&ファンタジー
2つの要素の組み合わせによる面白みのある舞台を正塚先生は狙っていたようだが〜
コメディー的要素が強く、くすくす笑いが漏れる楽しい舞台でした。
主演 蘭寿がクソ真面目に頑張るほど 周囲とギャップが生まれ 笑いが大きくなっていく
観客の想像力を刺激する内容で この場面は??
細かく丁寧な舞台背景ではない為 時として難解な場面展開。不思議な世界が続く。
多分 娘だったら「わからない〜」の連発だったことでしょう、、、相性の問題もあると思う。
 
主演の蘭寿とむは ここ1,2年 注目の人である。
昨年 バウ「くわらんか」 日生「アーネスト イン ラブ」で 印象に残る舞台を見せてくれた。
それ以前も 「月の燈影」「カナリヤ」「恋天狗」と エネルギー溢れる舞台姿だった。
 
痩せてスッキリ長髪にスーツ姿が決まっていた。
常に舞台に立ち 歌って踊って テンションの高いお芝居が続いた。
華ある容姿と存在感 下級生相手に熱演のお芝居が笑わせる、上手くなった!
歌とダンスは安定感が増し 声もよく出ていた。底抜けの明るさが 魅力でしょう。
そして 今回の特筆は 「あなたを守る!」優しい表情 いいですね
 
人の心の隙につけこみ 自滅に追い込む悪魔、悪鬼の未涼亜季桜一花達との対決が見所
ただ この悪鬼の存在が 現実世界でない世界で 不思議世界 
特に 蘭寿を獲物としてみそめた との絡みは最高に面白く 悪鬼のキュートな魅力全開。
は老婆にも扮し 芸達者ぶりを見せる。
かわいい声からドスのきいた声まで披露し蘭寿相手に大活躍 口から 粉を噴出し笑いを誘う演技
未涼と常に舞台両脇袖に位置して
中央の舞台を見つめる姿はやはり人間界に君臨する悪魔か!
金髪で目を見張った未涼でしたが 今回はの迫力ある演技に影が薄い
でも フィナーレは 楽しそうに2人の世界で遊んでいた〜

 
ヒロイン華城季帆は 独特な雰囲気で落ち着きある演技から
怯えに苦しむエキセントリックな演技まで幅を見せてくれた。
今回「スカウト」カギを握る人物である。
蘭寿から「愛する人を守る」と命と引換に 助け出された恋人ではあるが
この流れはイマイチ難解だった
華城を 初めて意識したのは2年前バウ「恋天狗」ヒロインだったが
問題にならないくらい硬く下手だった。
どうしてこの下級生がヒロイン??文句タラタラだった。
しかし 大劇場「落葉のパレルモ」での抜擢と今回で 納得。長身でスタイルがよく 歌が魅力。
遠野あすかとダブル。
 
2番手 愛音羽麗がやってくれた。
ニット帽に丸めがね。間抜けな科学者役は 宙「ホテルステラマリス」寿役海洋学者と重なるが
スターを捨ててとぼけたいい味出していた。ドタバタ熱演するほど面白みが増す〜
蘭寿とのコンビは 手放しで可笑しく一皮むけた感がある。
科学者 発明家らしい品々で笑いを誘うが 
悪鬼が嫌う石?その石を埋め込んだナイフ?この設定はイマイチ解かり難いかな?
子供のように泣き喚いたり めがねを捜す 情けない表情 愛音の印象が変った
 
後は 一段と台詞回しが 未沙のえるに似てきた 高翔組長
初日挨拶も堂々として 落ち着いた印象 ダンスはピカイチ
開演前 舞台上から携帯電話等の注意を促した 花純風香
上級生なのに2回もトチッて観客の方が赤面 掛け声の「ブチュ〜」だけが 元気よかった。
 
後はいつものように 下級生望海風斗を追っていた。
ツッパリ リーゼント姿はしっかり目立った。
台詞は与えられ 役名もあったが 群集には変りはなかった。抜け出せるか!
今回下級生は 上着一枚で 悪鬼とクラブダンサーを演じ別ける指向
そして 月船バウ「バーボンストリート ブルース」同様 常に舞台両脇に位置してスタンバイ形式
慣れてはいるが 視界に両脇が入り それぞれ着替え等で動くと 中央に集中を欠く
出演者は一瞬なりとも 気を抜けないだろう。
後は 大抜擢の野々すみ花 身体をはって大熱演
演技というより「やるしかない〜」感じで蘭寿にぶつかっていた。拙いが 弾け具合 好感もつ。
 
愛する人を身体を張って守る気持ち。そして その気持ちがスカウトされた。
蘭寿が死んだり 生き返ったりして ハードボイルドもファンタジーもぶっ飛んだ。
笑いの多い ハッピーエンドの作品に仕上がっていた。
 
低音のリズム刻む主題歌はノリよく いい感じ
初日で 手を叩くタイミングが取れずバラバラだったが 雰囲気は非常によかった。
 
額に汗光り 熱演の蘭寿あいさつ 爽やかにまとめられていた。
もう 何回も見つめられて ボッとしていた。
 
花DC「カナリヤ」似であることは 否定できない。
思い切って 難しく意図しないで 「カナリヤ 続編」した方が まとまる作品内容だった。
 
正塚作品 今回も真琴主演 月DC「Practical Joke」を越えることは出来なかった
残念。
 
優しい表情もプラスされ 蘭寿とむ 大きくなって宙組に組替。楽しみです。