宙組「バレンシアの熱い花」「宙 FANTASISTA!」

                         2007年7月16日11時公演 1階16列48番

連休中 団体客多し 当日券多数あり 劇場内 静かだった。
16列センター見やすい席 両脇そして前席は男性
ショーでの ノリは悪かった。初見??かしら

「バレンシアの熱い花」
 フェルナンド大和悠河 役替わり ラモン北翔海莉 ロドリーゴ蘭寿とむ

幕開き♪バレンシア〜♪の歌は
一気に観客を引き付ける大事な曲ゆえに 大和の歌唱力が試された、、イマイチだ
第一印象は大事だ
「瞳の中の宝石」♪愛してる〜♪連発 3人で歌い継いでいくが 
北翔が上手く 蘭寿はまずまず 大和はヤバイ状態 音程?

フェルナンド大和悠河 本来の姿と遊び人を装う落差が明確でなく
面白みを欠く。復讐を遂げる熱い気持ち 観客への伝わりが弱い〜

ラモン北翔は美味しい役だと思う「下町でゴロゴロしているけちな野郎」
ガラの悪い濃いラテン系の雰囲気は 多分蘭寿に軍配上がるだろうが 
北翔も健闘した。酒場でのフラメンコ華やかさ 歌と共に魅せる。
どこか上品さを残しつつ 芝居の間の良さを感る
北翔の小芝居にこんなに笑ったのは「恋天狗」以来か 

ロドリーゴは難しい役だと思う 苦悩、不倫、貴族の雰囲気は蘭寿より北翔でしょう
悪を倒す為に立ち上がる姿 もっと盛り上がりが欲しいところ
シルヴィア美羽あさひが地味で魅力なく
蘭寿&美羽コンビにドキドキなし 共感できないことも つまらなくしている
役替わり公演 是非本来の役で観たかった。

魅力的な相手役の存在が主役を引き立てるわけですから
イザベラ陽月華も大人の色香不足
フェルナンドとの身分差ある期間限定の恋に身を焦がす「いい女」なのに〜
お嬢さん?若さを感じてしまう。役柄が合わないのでしょうね
そして マルガリータ 歌が魅力的な和音美桜ですから もっと歌を聴きたかった
役柄の貴族の明るく華やかさが前面に出なければ
イザベラの「入っていけない世界」身分差が判りづらい 

悪役ルカノール公爵の悠未ひろ 若すぎます
フェルナンド母 邦なつきの台詞より「昔惚れたあなた〜?」ですから
推定年齢はびっくりのはず
卑怯な手を使って若い女を妻にしたのですから時代劇に出てくる定番の悪人
やはり専科の重鎮が演じて欲しかった( あるいは 一樹 )
悠未の悪役は「里見八犬伝」思い出していた。究極の悪役に徹し欲しかった。

七帆ひかる休演の為 代役は早霧せいな 大健闘。
十輝いりすと退団する鈴鹿照との超凹凸コンビでクスクス

襟の大きな白い衣装は 首周の汚れが気になり 目が行く
衣装は着回しが多く 過去作品が過ぎる

3人の青年と3人の女性 恋と復讐 友愛は 多彩で面白い
敵も味方もかっこよく  古臭さを感じながら いい台詞もある
この美味しい名作を演じるには宙組は若すぎた
演目と出演者が合わないと思った
大和は どこか「A/L」を引きずり マントの似たような扮装も新鮮味も欠いた
再演物ではなく
新生宙組のエネルギーと団結力を生かすお芝居を見たかった、残念です。 

ショー「宙 FANTASISTA!」
藤井先生の演出 印象に残るのは「GLORLOUS!!」と「Non−STOP!!」
座付き作家らしく 大和の良さを引き出したそして 陽月
元気でキラキラ満載の演出は意外と可愛い幕開けだったが
ストーリーのある内容は藤井先生らしかった。
芝居で気になった大和の歌さえ ショーでは普通に聴けたのは 座付きのおかげ
ロックな月のバニーボーイ達 ノリノリです
陽月はやはりダンスの人 生き生きした表情でダイナミックなダンス(火星)
「クラブ・ヴィーナス」の蘭寿に惚れました。
宇宙車運転の早霧は目立つ役
後は 黒い鳥セクシーなラインダンスで春風弥里 蓮水ゆうやに注目していた
役柄に合うショーは楽しい

お芝居 ショー共 センターに立つ大和悠河の求心力が弱いと思った
私が望む ぞくぞくする男役の色気を 感じることはなかった。