花組 源氏物語 あさきゆめみしU

梅芸メインホール 2007年7月16日(祝月)16時公演 1階25列28番


大劇宙組からの移動 雨の中 チケットを求める人が多い
春野寿美礼 退団発表後の公演ですから FANも必死
熱気感じる満席客席  1階後方席だが 見やすい。
4月ウィーン版「エリザベート」5月月組「ダル・レークの恋」
今年3回目 御馴染みの劇場になった。

春野寿美礼のワンマンショーだと思えるほどの作品
美しく圧倒的舞台姿存在感 そして歌が素晴らしい
安心して歌に酔い 作品に入り込めた
2000年花組 愛華みれ源氏を引きずることなく 春野源氏は別格の輝きを放った
麗しく色っぽい、幸せそうでも どこか 哀しげ 華やかでも陰のタイプ
光源氏本人は 身勝手でむかつく男だが この舞台 春野源氏限定では 嫌いにもなれない
桐壺帝と源氏 源氏と柏木 因果応報 歴史は繰り返す 怖い連鎖です
柏木に対する嫉妬怒りの歌は感情を込め 怖いくらいの迫力を感じた。

今回 真飛聖刻の霊と壮一帆頭の中将の出来もよく 春野を盛り立てた
特に1幕 2幕直後の真飛の歌は 進歩した感がある 
エレベーターで上下〜刻の霊の演出としては不満もあったが 真飛は無難に進行役をこなした
本来 もっと強烈な個性の役の方がやり易かっただろう。
妖艶で冷笑 突き離すくらいの態度で進行できたら 面白みは深まったと思う
は前作「明智」からグーンと安定してきた感がある。堂々と春野にぶつかっていた。
後は朱雀帝の高翔みず希がいい出来でした。
柏木は前回の伊織直加の印象が強く 真野すがたは弱い!!
桜乃彩音も藤壺&紫の上 二役健闘した。和物が似合うと思う

作品的に源氏主体ですから 娘役は刺身のツマ状態で 魅力的に映らない
各組TOP並みの美貌の娘役をはべらしたら 源氏の華やかな経歴は一段とUP
今回は格差大 落差大でした

一部の終わり「あなたの前から一人去りまた一人去り」とか
「あなたの春は終わろうとしている」とか
春野寿美礼本人とかぶり 退団を意識させられた。

はらはら散る桜の中 春野源氏は 泣きたくなるくらい綺麗でした。
退団前 いい作品にめぐりあいました。