月バウ「HOLLYWOOD LOVER」

                  2007年 12月15日(土)14時半公演(初日) い列21番(センター)


大劇場は星組千秋楽 1時半開演ですから 劇場到着時間は 静か
しかし 宙組一般発売日の為 人が残っていて ザワザワ感あり
今日から 25日までは バウ公演だけの為 大劇場は開かれるのだろうか?

チケットぴあで当選した席はい列センターびっくりです。両脇の人もぴあチケットでした。

オペラグラス必要なく 目の前の出演者を丸ごとダイレクトに視野の中
ただ 目上げる席の為 足元が見えない不満もあり
満員御礼 チケット完売 バウホール階段前 チケット求める人多し

「出会いと別れのドラマ」植田景子先生作 演出
感性や作品の空気 心動かされる台詞に期待したい、そして何より美しい舞台を!

タフで優しい男と悲しくて美しい女の悲恋物語
主演大空祐飛がボロボロになる結末 期待は膨らむ〜さて 

初日は独特の雰囲気で舞台も観客も硬い
熱唱の後でも どこで拍手をしていいものやら 皆 手探りでストーリーを追う
大空の開演挨拶の声は低く これからの辛口の人生を暗示するかのように。

それにしても大空は ふとした仕草に大人の包容力を感じるイイ役者になったものだ。
タフで優しい理想の男性 景子先生の思い入れを強く感じる男性像を的確に演じきった。
静かだけど 映画作りには強い意志を持つ監督 イタリア人のキザさが見え隠れし
スーツ姿に小物使い そして帽子の被り方 堂に入り 見惚れる。

ラストシーン ステファーノ大空の号泣で観客が涙した 悲劇は 久しぶりだ。
この空気 緊張感が新鮮で嬉しい 

ストーリー さほど珍しいことなく男女の三角関係
幸せ目前で事故で恋人を失う結末 ありきたりだが それでも胸打つ、
演出の勝利 景子先生の勝利 そして月組生の頑張り!

T幕ラストのラブシーン構図が美しい ドキドキ 意味深の余韻 ため息!残る

ヒロインローズ 城咲あいは 作品のキーポイントとなる難役!
美し過ぎた、悲劇の香り?我ままで身勝手で繊細で、、大女優役
健闘し 演じきったと思う。
「愛するより愛されたい」不安な気持ちも納得できた。
豪華な衣装 特にプレミアショーでの、赤のバラのドレス着用姿が美しい
それでも 感情移入できないのは 好みの問題か?目が離れている??
大空との並びもイマイチ〜?これも多分好みの問題でしょうね

2番手 遼河はるひ 長身でスーツ姿が映える
適役 悪役? ニコリともせず冷静に演じきる
映画制作の方向性の違いの件(芸術か娯楽か) 一歩も引かず 大空との対立が見所
2番手の存在感の大きさが 主役を引き立てる。
父(磯野千尋好演)との対立も含め 辛い心情面が多い。遼河の落ち着いた演技が光る。

助手のサム 麻月れんかは常に大空周囲にいて 美味しい役。
声が高いのは気になったが抜擢に応える。
本来 桐生園加が演じてもOK!の役でしょう。
桐生大空親友のカメラマン。良き夫、良き父と温かい演技で今までの役柄とのギャップを感じた。
少し若いか?越乃リュウでもOK!
桐生の奥さん役 元女優 花瀬みずか好演 美しく奥ゆかしく、ローズに対する嫉妬心、解かる!!
女心の微妙さが上手く表現されて いい演技者になったものだと感心する。
「大阪侍」で金色マイク持ち 演歌熱唱する姿が横切った、フトシタ表情が「涼風真世」似?錯覚か?

後は脇を固める大人の演技の五峰亜季 上手いのか下手なのか〜存在感はあった。
恋人涼城まりな ゴシップ記者憧花ゆりの いい感じのインパクトある役
サムの恋人夏月都もノー天気で笑わす 過去ローズ蘭乃はな 可愛い、、

越乃リュウ 良基天音 光月るう 脇をしめ オカマの姿樹えり緒が目立った
アイドルっぽい榎登也 一押しだがおバカなキャラが見え隠れ クスクス
そして 過去ステファーノ紫門ゆりや 細身でチョコチョコ出てくる

スクリーンや過去の2人は必要最小限でも この作品はストレートに勝負できただろう
記者会見時の後向く本音トークや撮影現場の盛り上がる振り付け等
楽しく斬新な場面も入れ 展開の早さで観客を飽きさせなかった。
こだわりのダーツ場面 もう少し工夫された演出で見たかった、イマイチでした。

2002年の宙組バウ 「エイジ・オブ・イノセンス」に比べて 景子先生随分腕を上げられたものだ。
「エイジ〜」にも宙組「THE LAST PARTY」にも遼河が出ていたことを思い出していた。

初日フィナーレ後恒例の組長挨拶は 笑顔 越乃リュウだった。
水夏希と同期 未来優希といい79期も充実している)
初めて聞く越乃の挨拶は落ち着いていて 主演大空に繋いだ。
大空は 前回バウ「ラスト・パーティ」にも触れ オリジナル主演の意気込みを語る
3回のアンコール最後は「無事 お帰り下さい」と 〆。この挨拶瀬奈じゅんでも聞いたような〜

フィナーレ 皆の笑顔が嬉しい
特に演技上見られなかった 大空 遼河 城咲のホッとしたような表情は
この作品への 思い入れの強さを感じた。観客もどこか気が緩んだ瞬間だった。

い列センアー席にて よそ見 わき見は少なく センター中心に凝視
沢山の視線をいただき 本当に しあわせ感一杯 胸いっぱい

でも でも、、正直に書こう やはり「THE LAST PARTY」の方が好きだったと!