「花の宝塚風土記」「シニョール ドン ファン」

             2003年 4月12日11時2F 9列48番    同日 3時1F 14列51番


花の道に桜は葉桜になっていましたが、駐車場周辺は枝垂れ桜が綺麗。
小雨が気になる開演前。
2回続けての観劇でしたが、初見の印象が全てでした。
ヒイキの楠恵華がいるのに もっと観たい!と言う気持ちにはならなかった。
紫吹淳FANからは、月組はスロースターターで楽に向けてどんどん良く変わっていくので
これからの観劇楽しみ〜と連絡がはいったが、、
ガイズはそうだったようだが、長い春は変化が見られなかった。)
 
さて、前半の舞踊詩の方は 期待以上の出来でした。
2回目で松本悠里先生の場面だけが眠くなっただけで、
後は馴染みのある民謡を含めスピーディーな場面展開を多用し飽きる事はなかった。
何処かの海外公演の場面とダブル。
紫吹淳、慣れたように日本物をこなす。青天がイキですね。
特筆は汐風幸。色気ある絵姿。小柄でもキチンと観客にアピールする。
貸切ではサービス精神が旺盛でアドリブで会場を盛上げる。
汐風幸
「心中・恋の大和路」を是非観たいと思った。
彩輝直は、大きいだけで今回も女役(阿国)で目を引く。今後が心配。
白塗りの化粧では中堅以下が目立たず。
ダンス(舞踊)のキレの良さでようやくお目当てののポジションを確認した。
私としては時間がかかった。
若衆歌舞伎で大空月船、北翔を従えて青い衣装で踊る。
大空FANには最高の場面だろう
幕開けから 映美の鬘が似合わないと思った。
頭が大きく見え紫吹とのバランスも悪い
それにしても桜の季節、華やかな日本物、初舞台生の初々しさ。
舞台から季節を感じることができる
 
お芝居の方が困った!!
話題のコシノヒロコ先生の衣装はさすがに斬新で目を引く。
しかし脚本が平易だとテンションは低くなる。
派手な衣装は紫吹には似合う。
過去に傷持つプレーボーイの役の設定はありきたりでつまらない。
汐風幸は健闘はしたが彩輝は平凡。霧矢大夢一人が舞台を引っ張る。
今回は珍しく美原志帆がドンピシャの役、BESTだと思う。
落ち目の人気女優、華やかさでわがまま 色気もあり苛立ちもわかる。
衣装の着こなしも良く最近の大劇場作品の中では見られない役柄です。
後は紫城るい、城咲あいが目立っていました。
植田景子先生、女性の書き方、役柄は的を得ていますが、男性となると平凡。
弾けているのは月船霧矢くらい。
大空美原と組み新鮮だが、もう少し芝居心が欲しい。
彩輝映美のコンビは2人のシーンが多い割には暖かい愛が感じられない。
彩輝はどの娘役と組んでも包容力や暖かい雰囲気が感じられない、、、
下級生ながら城咲あいが落ち着いたゴージャスな役どころを演じた〜好演。
紫城は熱演でした。さららとのコンビも若さを感じる事ができた。
相変わらず夏河ゆらが笑いを誘う。紫吹には相手がいず一人寂しく〜
 
大和、汐美がいず、専科より汐風、彩輝が入ったが、
脚本が演技が出来る月組中堅以上の男役を生かしていない。
薄っぺらい内容になってしまった。
 
次回はダンサー紫吹淳を中心に汗光るショーを見てみたい。
歌はもういい。ガンガン踊って欲しい。
芝居は一人一人の役に膨らみを持たせて内容が濃い作品を観たいな〜
今回の作品も応援する楠恵華、越之リュウ、嘉月絵里が活かしきれず欲求不満
 
最後の赤いバラをもち色香が漂う黒燕尾の群舞だけが救いでした。
 
私としては どうしてもバウやDC作品に期待してしまう。ドキドキする芝居がみたい。