二都物語
2003年 10月12日 ほ列9番
1985年 月組大地真央の初演も映画も何の知識もない初見、、
二都がパリとロンドンを意味することさえ ストーリー中でわかった次第です。
観れなかったら後悔しただろう、、しかしお高いチケットで観た後は不完全燃焼。
主演瀬奈じゅんの開演挨拶
低く落ち着いた声が重い!影のある大人の男になりきっての雰囲気ある声でした、、
笑わない「野風の笛」柳生宗矩と重なる。
まず、筋が掴みにくい。そして 犠牲的愛にもうひとつ共感できない。
愛する大切な人(ルーシー)の夫(チャールズ)の身代わりとなって断頭台に向かうシドニー
物語のポイントは シドニーとチャールズが瓜二つと云う設定!!
ところが 瀬奈と彩吹とは 余りにも似ていない〜
裁判所の場面でそっくりの設定がわかった時から違和感を感じていた、、
この場面 かつらを外す?瀬奈の表情 仕草がふてぶてしく面白い
また、ルーシーに人目惚れするシドニーの心理描写も弱い。
何故??が続く。
一幕は長いとさえ感じた。信じられないが途中でウトウト
瀬奈シドニーがルーシーに告白する美味しい場面でした、、困った!!
酔っ払う場面がいいですね
グラスを投げつけ 酔って酔って 酒ビン片手に机に上がりバカ騒ぎ
そしてだらしなく酔いつぶれるシーンは 見せ場。
この時のサンキューベリーマッチの歌は唯一弾ける場面
結婚式の掛け合いの重唱も 瀬奈が頑張っていた
二幕は展開が早い ラストまで一気でした、、
寝ている暇などない、、付いていくのに精一杯。
そして 絞首刑台に歩いて行くラスト 瀬奈が一番いい顔して 清々しい
研2のヒロイン桜乃彩音、、前回ショーでのピアニスト?
細身できれいだが、シドニーが命懸けで 幸福を守るほどの魅力は感じない、まだ硬い。
まるでWトップ扱いの彩吹真央 相変わらず上手い 今回は目立ちます。
後は 明るくウルサイ悠真倫、存在感があり過ぎ。
未沙の役は 判り難く 立はジャマにならない上手さ。、
怖い 梨花と 凄みのある低音の矢吹が脇を固める。
若手は華形が目立ち、望月もマーマー、
桐生はその他大勢、、ピンクの衣装は似合わなかったなー
頑張りは水月舞、今まで意識しない人でしたから 迫力にビックリ、、
プロローグやフィナーレダンスもなく 決して面白い作品ではない。
ただ、瀬奈の静かな熱気を充分感じられた人は満足でしょう〜
2回目のカーテンコールで
「お気をつけて お帰り下さい!」の挨拶が瀬奈らしい
暗くて重い作品でした。