巌 流

2003年12月13日 2時半公演 と列3番

2003年12月13日(土)2時半公演 と列3番(下手)
 
安蘭けいの魅力、存在感が際立つ出来だが
作品としては前回「花吹雪、恋吹雪」と比べると粗が目立つ。
大きく盛り上がることなく 不完全燃焼の感がある。
星組生の熱演はもちろん認めるが
齋藤先生のチカラの入りすぎと新鮮味を欠く演出の空回りの感が残る。
 
短い時間に 小次郎の生涯、恋、友情、闘い、宿命のライバルとの決闘と
盛り込み過ぎて話がポツポツと切れてしまう。
小次郎と武蔵だけに焦点を絞ればいいものの
齋藤演出らしいストーリーテラーは、阿国一座
派手で奇抜で賑やかしくそしてお色気も入れて話をすすめていく。
今回の阿国役の華美ゆうかの熱演は認めるが、、この場面縮小か、不要。
 
開演前から心地よいメロディが流れ〜気持ちが高まる。この演出はイイですね。
幕開きと同時に 安蘭小次郎の姿が!!
絶対に遅刻は厳禁、、
飛翔と題した引き続きの白鷺の場面で唖然*
1年前 星「ガラスの風景」湖の精?と同様な衣装 振り付け?
これはあんまりです。コモ湖が脳裏に浮かびます、、
香寿、渚、夢輝、朝澄 、、、思い出してしまう)
ため息が出てしまいました。
 
さて、もっともっと汐美の野武士 武蔵を掘り下げて欲しかった。
安蘭と比べると 声がこもり 歌も音程もイマイチだけど
好きですね〜〜生真面目な性格が見られ役に迫力を感じる。
ライバルとしては申し分ないが 描き方が平坦
 
特筆は吉岡清十郎役の綺華れい
嬉しくなるような美しさ、、「ヴィンターガルデン」でも目立ってはいたが
ここまでのオーラは感じなかった。スター誕生はオーバーか?
汐美を抜いて、安蘭と対立できる美しさが印象に残る、キザな芝居もよかった。
 
最後に問題のヒロイン〜〜困った困った困った
叶千佳 頑張りは認めますが余りに現代的、、歌、台詞、演技、化粧、、
「椿!」と連発されるたびに 妙に反応してしまう私
 別の椿さんが〜ゆうかちゃんが、、、本当に困りました。
そして オランダ人遊女の陽月華
見た目の美しさで勝負しました。
感情を表面に出さず、台詞、歌も短く印象深い役作りでした。
多分 これ以上の台詞では以上の現代人になったことでしょう
 
タンゴのリズムでの決闘シーンが新鮮。
フィナーレでの出演者の笑顔が心の残る。
しかし決闘で死んだ小次郎が次の場面で武蔵と踊るのは??
 
1回だけの観劇でしたから 多々思い違い勘違い見違いはあると思う。
しかし 美剣士安蘭けいの伸びやかな歌声は一段と冴え、安定感アリ。
切なく甘い音楽もよかった。
最後に 決闘シーン 武蔵は上手後方より登場
通路側は美味しい席かも〜
 
やはり イロイロ書いたが 主演スター健在でした。
もしかなうなら、安蘭武蔵と汐美小次郎も面白いかも、、