花組バウ「NAKED CITY」
                          2004年5月29日 2時半公演(初日) か列18

小柳先生作品は3作目
「SLAPSTIKCK」初期のアメリカ映画つくり、
「アメリカン・パイ」lマイアミでの売れないミュージシャン話
そして今回ニューヨークでのゴシップカメラマン
アメリカが好きなんでしょうね 3作とも舞台はアメリカでした

主演の彩吹真央の上手さが光った
歌、ダンス、芝居は安定していたが やはりパッとした華が欲しい
アウトローのゴシップカメラマンとしての押し出しの強さと色気があれば、、鬼に金棒
彩吹を見ながら 香寿たつきがオーバーラップしていた。小粒ながら似ている。
特筆は愛音羽麗 綺麗な顔立ちでの今までのひ弱い印象を払拭。
濃い演技を見せてくれた。髪をピタッと決め 流し目でキザられると誰??
組織を裏切る手下で 恋人に遠野あすか。美味しい役である。
丸顔を見ながらチョット紫吹淳を思い出していた。
出だしからインパクトある役〜意外に声が太く歌える
3番手役の未涼亜希。今回新米記者 気弱でいい人で可愛くって任にあった役。
本人はもっと男っぽい役を演じたいだろうが、身長もなく2枚目は無理がある。
上品さを失わずコミカルにドジッぽく、、生き生き演じて丸ごと可愛い〜歌は保証付き
組織のボスに矢吹翔、高級官僚に一樹千尋〜はまり過ぎ、似合い過ぎ。
編集長役の五峰亜季が色っぽい、
刑事の悠真倫望月理世コンビが笑わせ、めがねの高翔みず希が新鮮でヒット
遠野は楽勝。でも好みではない!上手さは認めるが 可愛げを感じない人である。

歌える人が揃った、心配なく舞台に集中できた。ある意味で奇蹟に近い公演かもしれない。
真実の姿をうつす写真がキーワードで話の根底に流れてはいるが〜
彩吹の行動を追うとまるで探偵か刑事である。
開幕直後で話の筋は読め 最後はお手軽に実父との再会、死そして別れ
アンダーワールドの世界は「カステル・ミラージュ」似で
背広にソフト帽、過去を消した女優と新鮮味は無かった。
長身者が揃った宙組と比べると まるでお子様。こじんまりして迫力を感じない。

小柳先生曰くの「ハードボイルド・サスペンス・アクション・ロマン」には程遠い感じでしたが
かすかに「お洒落で格好良い作品」には近づいていた。

初日 台詞のトチリが多く、段取りの悪さも目立つ
早替わりが多く、間に合わなかった彩吹のベストのマジックテープが丸見えで興ざめ

今回地味な役でも納得の演技上手さが光った 副組長梨花ますみの挨拶はさすが〜
主演彩吹の挨拶は平凡にまとめられた。

♪ハリハリ、ヒリヒリ♪の「ミニ・ザ・ムーチョ」の歌はノリがよく心地良い
退屈感がなく眠くならなかった。やはり彩吹は上手いと再確認した公演だった。

*バウロビーに彩吹、小柳先生が撮影した写真が飾られてあった。
 平凡な白黒写真だったがこの2人が撮影したとなると値がある ゆっくり鑑賞した。