月組「愛しき人よ」 初青年館
2004年 5月3日 11時公演 1FQ列8番
霧雨が降っている中 千駄ヶ谷の駅から娘と歩く。
それとなく判る女性の集団に付いて行き初青年館へ
地図の徒歩5分は嘘だね=2人で話しながら〜ここが「国立競技場か!」何だか楽しい。
青年館階段下には 大勢の人。チケット売る人か 求める人か?
FCで受け取った席は 1F後方下手側。観れればいいと思っていたので席には こだわらない。
明るく広々とした劇場空間は 天井の高さが気になる。感動が伝わりにくい広さだ。
開演直前 ジェンヌさん一同が〜後で前日千秋楽を迎えた花組 彩吹、悠真、、、
暗転の多い作品は 話の筋が伝わりにくく プツプツ切れる
そして 主演 霧矢大夢の良さを生かしていなかった
1週間たった今残る印象は 紫城るい川島芳子のエキセントリックな笑い声と
夏河ゆら一之宮若菜の哀れな最後(余りに波乱に跳んで 同情の余地さえなかった)
齋藤先生の作品は 独特の世界を持つが 今回も私としたらイマイチの印象。
感動の余韻を感じる間もなく 盛り込む過ぎの感がある。
幕開け 目隠し手錠姿の霧矢は やはり顔が丸い
どうした?ここで一気に話しに引き込まれるはずだったが、モタモタしていてダメだった。
霧矢 全編を通して もっとすっきりした衣装がなかったか!
軍服も背広姿も 首を詰め 美しく見えない。
また ブーツ姿もズボンがだぶつきラインが美しくない 今回は衣装でソンしている。
多分 日本物 着物姿だと 欠点は隠せるだろう。
娘役は美鳳あやが目を引いた。本公演でももっと使って欲しい人だ。
優等生のダンサーだが 華が欲しい。思い出すのは「血と砂」の闘牛頭のダンス
下級生では 霧矢の部下を演じた 真野すがたがイイ。
今回目を引いたのは 月船の影を演じた 星条海斗。
本役よりダンスが上手く目を引いた。伸びる!
影を多様して 心の声を演じたが 初め判らなかった。
時として 4人の影が出てきたが 果たして必要だったか?疑問だ。
応援している嘉月絵理は裏切りの苦学生〜役には恵まれなかったがやはり上手い
でも 嘉月なら磯野役のナチス大物幹部もOK!ニヒルに演じただろう。若者役は辛い、、
楠恵華は 歌、演技は安定してるが、落ち着き過ぎか、、城咲との並びはイマイチ。
利己的でいい人〜難しい役だった。
今回沢山の台詞をいただいた 白鳥かすが その他大勢からの脱出、ヤッタ=
私とは小、中、高校と同窓ですから応援にも力が入る。FCも出来たようだ。楽しみです。
それにしても映像での場所、年代の説明は後で娘から聞いた。
私は完全に見逃していた〜シマッタ。
だから 余計にストーリーが??だったのかもしれない。
「ブルー・ダイヤ」の意味は一体なんだったのか(洗剤を思い出していた)
♪愛しき人よ♪多様されるわりには 心に沁みなかった主題歌
最後の桜のシーンだけは美しかったが 何処で観たようなラスト〜「2人だけの戦場」?
そして全てを忘れさせるような 明るく楽しいフィナーレ。
娘は爆睡〜霧矢が小堺君に見えた!と(失礼な=)
霧矢での印象深い作品は伝説の新公1999年「ノバ・ボサ・ノバ」
劇場を霧矢のオーラで熱狂させた、あの底抜けの明るさが真髄。
納得できる霧矢を生かした作品が観たい、悲劇でも喜劇でも〜
「愛しき人よ」は、キャラに感情移入が出来なかったのが最大の難。
芝居巧者が多い月組生は生かされなかった。
齋藤先生今回は月組生の頑張りに助けられた作品です。
もっと魅力ある作品を期待します。