二千一年六月八日開闢
二千十年二月二十日更新
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 龜鳴屋本 第十一冊目

金子彰子詩集 二月十四日 最新刊

「いわし焼く夕方…」で始まる詩篇はいくたりもの人の記憶にのこった。15才の時に書かれた「二月十四日」から四半世紀、再び詩作を開始した詩人の第一詩集。

金子彰子の詩のことばは、濃厚にそこに生身の彼女が漂う気がする。基本的に呟きの詩だからだろう。しかも呟きなどという不確かなものに、景色や映像(イメージ)という画鋲を打つ。
井坂洋子






148×140 上製角背 糸かがり カバー装 本文総一二八頁
オフセット印刷
限定 二一四部

寄稿 井坂 洋子
装丁 金田 理恵

頒価 1,985円 (税込み・送料別



本書のカバーは小口を巻いて後ろで糊付けされています。「破き外して紙片を捨てて」いただいてもかまいませんが、剥がれたハートをのこし、前表紙にもう一度折り返してお読みください。

訂正 36頁 水闇→水閣


Kanecoの日記


 龜鳴屋本 第九冊目

上司小劍コラム集 荒井真理亜編

小品にすぐれたるは、拷Jと小劍と也。 ― 大町桂月

名篇「鱧の皮」で知られる上司小劍が、明治から大正にかけ読売新聞に発表したコラム851篇を収録。




菊半裁(109×152) 並装 総四八八頁
本文活版刷
限定六一四部

寄稿 浦西 和彦

頒価 2,500円 (税込み・送料別)


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 龜鳴屋本 第八冊目

高祖保書簡集 井上多喜三郎宛 外村 彰編


精緻な詩品を数々のこし、ビルマで戦病死した詩人高祖保。気心を許しあった八歳年長の詩友井上多喜三郎に宛てた書簡百三十九通は、孤高の抒情詩人の肉声、人物像を伝える貴重な資料である。




B6変形横長(182×120) 薄表紙 糸かがり、本文総二〇八頁
オフセット印刷
限定503部

栞 内堀 弘

頒価 3,000円 (税込み・送料別)




 龜鳴屋本 第六冊目

『伊藤茂次詩集 ないしょ』普及版


「ないしょ」の私小説風味わいは心にしみ、とても感動しました。  つげ義春








普及版発売中〕

  文庫版 416頁 全九十七篇収録
  跋   川本三郎 「かいしょなし」の悲しみ
  再録 天野 忠  ないしょの人
     大野 新  一篇の傑作をのこしたアル中詩人
  解説 外村 彰  伊藤茂次(もじさん)伝
  写真 小幡英典  裏辻の影

  表紙・扉画  滝田ゆう     
  頒価1,600円 (税込み・送料別)




限定版 333部完売〕



作品を二つばかり












 龜鳴屋本 第三冊目

稚兒殺し 倉田啓明譎作集

“奈落の作者”姿を現す

華は毒あつてこそ美しいが、倉田啓明にあつては、我が身にありあまる華麗な毒に早々と蝕まれ、世人の属目の的となる前に、まつたき開花を待たずして萎え朽ちたといふべきか。 (皆川博子)

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特装本(完売)
左:函・本体  右:別冊付録『探偵綺譚三騙』
 龜鳴屋本 第十冊目

『念ふ鳥 おもふとり 詩人高祖保 外村彰著

歿後六十余年、これまでほとんど知られて来なかった詩人高祖保の生涯をたどる初の評伝

ひとつの時代を生きた人たちの物語として、そしてそれをひもとく人の物語としても余韻のふかいものになっている。その静かな文と余白をたよりに、ぼくもそのあとを旅してみたい心地になった。
荒川洋治


撮影 小幡英典

A5変型(140×192) 上製 糸かがり 貼箱入り 本文総四二四頁
オフセット印刷
限定版 A版一〇四部 B版一〇四部

栞 荒川 洋治

頒価 8,000円 (税込み・送料サービス)


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 お知らせ

『ひたむきな人々−近代小説の情熱家たち−

本書は大学の講義用テキストとして制作したアンソロジーですが、一般販売もいたします。あらためて名作アレコレ読み直してみては如何でしょうか。

損得を顧みず生命の高揚感を希求する、さまざまな人々が登場





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 カバー画 グレゴリ青山


湯浅啓写真集 能登線憧景



北陸の鉄道風景を撮影し続けている写真家湯浅啓氏の写真集を龜鳴屋で制作しました。
ご注文を受け付けております。

宮脇俊三にこの写真集を見せたかった。  
関川夏央




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 龜鳴屋本 第七冊目

續人譽幻談 水の底伊藤人譽



本書の造本仕様をフランス装とお知らせしましたが、製本上の都合により、上製本に装を改め刊行いたしました。奥付の刊記はフランス装となっておりますが、何卒ご了承ください。

彼の言葉は魔賊の囁きなのだ。  松山 巖
             

A5変型(110×190) 
上製 総三六〇頁
オフセット印刷

限定514部

表紙写真  武田 花

頒価 2,980円 
  (税込み・送料別)




[収録作]  溶 解
       水の底
       ふしぎの国
       肌のぬくもり
       落ちてくる!
       鏡の中の顔
       夜の爪
       われても末に


[寄稿]  魔賊の囁き 松山 巖


 龜鳴屋本 第五冊目

馬込の家 室生犀星断章  伊藤人誉


犀星家の留守居にして、幻の芥川賞作家…。誰も書かなかった戦中戦後の犀星

気が付くと私はイメージの洪水におぼれそうになっていた。
馬込の家も庭も軽井沢の家も知っている。知っている人がたくさん出てくる。とみ子夫人、食事風景や猫のミュンコさん。すぐに眼に浮かぶので、ということはあるけれども、それだけではない。今見ているこの道の向こうに馬込の家と庭があると、これほど鮮やかに視せられてしまうのは、『馬込の家』の著者の力以外のなにものでもない。その証拠に知らないことまで私は視てしまったのだから。 (栃折久美子)
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 龜鳴屋本 第四冊目

人譽幻談 幻の猫伊藤人譽



そこはかとなくただよう不気味なムードとユーモア

さっそくまず一篇読み、好きだったのですぐさま次に移ろうとしたが、たて続けだと早めに読了してしまいそうで勿体ないと思い、二篇目は次の日に回した。三篇目はまた次の日、という具合に、ぼくは冬の数日を、御馳走をちびちび食べるように、伊藤さんの作品とともに過ごしたのだった。 (和田 誠)
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 龜鳴屋一般書

失われた音楽−秘曲の封印を解く−  金澤 攝

異能の音楽家 初の単行本

本書に登場する音楽家−−アルカン、ラヴィーナ、マリピエロ、ブゾーニ、ルビンシテイン、ライネッケ、ヒンデミット、カスティリョーニ、松平頼則、藤本始…


どこまでもsui generisに

sui generis」とはラテン語からヨーロッパ諸語に入ったイディオムで、それひとつだけで独立の種類(ゲネラ)をなしている、独特で特別で無類の性質といった意味です。例えばイギリスの異教的な作曲家、カイホスロー・ソラブジのピアノ演奏を形容するのにこの表現が用いられます(略)演奏、創作、作曲家とその作品の発掘を介した音楽史の改訂作業への志向……攝さんの音楽活動はすべての側面に「sui generis」が際立っています。世界的に見ても、攝さんのように多数の小作曲家とその作品を調べつづけて、作品の演奏を行いつづけている音楽家は誰もいないのです。 (久 暁)
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 龜鳴屋一般書
 第二版

桝野正博写真集 あめつちのしづかなる日


龜鳴屋発行の初版は完売となり、第二版は枡野正博写真事務所より発行されております。今回、少部数ですが、龜鳴屋でも販売いたしますので、この機会にぜひどうぞ。

桝野正博写真事務所(TEL0761-92-3720)でも取り扱っております。
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自信のない続刊予定


『高橋輝雄作品集』



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