銭五双六(ぜにごすごろく) |
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金石町公民館では、かつて北前船で栄えた地元の歴史や、豪商銭屋五兵衛をわかりやすく、楽しく知ってもらおうと畳10枚分の大きさの双六(すごろく)盤「銭五双六《を作りました。
北前船の船長になって千五百両を元手に材木、木綿、米、塩、にしん等を買い入れ、宮腰(現金石)を出航し、寄港地で積荷を売買しながら、本州を一周して売上高を競うのです。 |
「銭五双六《は、貸し出しも可能ですので、是非とも双六の体験をしてみて下さい。
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<お問い合わせ>
金沢市金石町公民館 TEL:(076)267-2774 FAX:(076)267-7358 |
■銭五双六のルール
ゲームの基本は、日本地図上を品物を売買しながら、本州を一周するのです。寄港地は全国61箇所。主な寄港地は、宮腰をスタート後、浜田、大阪、函館、青森の4つの港です。これら4つの港では必ず止まり、品物を売買しなければなりません。下関、竹原、兵庫、秋田、新潟の5港ではプレーヤーのさいころの目により売買することになっています。その他の箇所ではそれぞれ指示があります。
プレーヤーは元金千五百両で材木、木綿、米、塩、にしん等を買い付け、宝銭丸、宝得丸など北前船の駒で、スタッフと共に宮腰より西航路で日本一周の船出となります。以後さいころの目に従って駒を進めます。各々港では指示板に従って手元に売る品があれば売り、買いたい品があれば買います。指示は売買だけではありません。「暑い日が続き、積荷の食料が傷みだす。積荷の魚があれば半分没収《「海賊に襲われる。金銭全部没収《などや、反対に「地元の豪商より出資金700両得る《「輪島塗、加賀友禅を売り得る。さいころの目の100倊《など。
日本一周してゴールである宮腰で、航海中に買いあげた品物をすべて売り、手持ちの金銭に加算します。これに航海が無事終了したお祝いの航海祝金をたし、すべての金額の合計により順位を決めます。以上がゲームの流れです。 |
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