2016年読んだミステリベスト10
国内編1『その可能性はすでに考えた』(井上真偽)
2『涙香迷宮』(竹本健治)
3『文豪ストレイドッグス外伝』
4『許されようとは思いません』(芦辺央)
5『屋上の道化たち』(島田荘司)
6『黒野葉月は鳥籠で眠らない』(織守きょうや)
7『ブラック・ヴィーナス』(城山真一)
8『フィクション・ブレイカーズ』(西島ふみかる)
9『現代詩人探偵』(紅玉いづき)
10『ここに死体を捨てないでください』(東川篤哉)
探偵が推理に対して「その可能性は考えた」というのがカッコイイ。『涙香迷宮』は暗号が凝りすぎ、すごすぎ。文スト外伝、めちゃ面白かった。『許されようとは』のホワイダニット好き。今年は石川県人の活躍が見られた。『ここに死体を』はラストの大スペクタクル・シーンが大大大好き。

海外編1『ささやく真実』(ヘレン・マクロイ)
2『二人のウィリング』(ヘレン・マクロイ)
3『巡礼者パズル』(パトリック・クウェンティン)
4『悲しみのイレーヌ』(ピーター・ルメトール)
5『死への疾走』(パトリック・クウェンティン)
6『傷だらけのカミーユ』(ピエール・ルメトール)
7『パンドラの少女』(M・R・ケアリー)
8『ハイキャッスル屋敷の死』(レオ・ブルース)
9『ミステリ・ウィークエンド』(パーシヴァル・ワイルド)
10『まるで天使のような』(マーガレット・ミラー)
 とにかくマクロイとクウェンティンは何を読んでも面白い。自分と相性の合う作家だと思う。ルメートルは『イレーヌ』が一番好き。『パンドラの少女』は本当に面白かった。最後の広がりがすごい。


戻る