第39回テーマ館「(僕の)街」



観光都市とゴミ分別 しのす [2001/05/31 05:11:25]


僕のまちは、観光都市である。
新しいビルディングと、古い家屋が並んでたっているが、
まるで違和感がない。
ミスマッチの絶妙なマッチングである。
美しい庭園があり、水も食べ物もおいしい街だ。

しかし最近ゴミの分別に関してとてもうるさい。
単純に「燃えるゴミと燃えないゴミを分けて出す」、
というだけの分別ではない。
燃えるゴミ、燃えないゴミ(当然缶は別)、そして一番の
問題は容器包装と呼ばれるものを分けなければならない
ということである。
(もっと言えば、新聞も別にするけど)

この容器包装というのがくせもので、お菓子の入った袋
やビデオテープをくるんだビニール等
再利用可能なビニール類を回収ゴミとして分別する
というものである。
だから例えば、弁当を購入した場合、
弁当容器を包んだビニール、ふりかけの袋、容器は洗って
容器包装、
ビランや醤油の入った入れ物は、洗って不燃物、
そしてエビのしっぽや残飯は燃えるゴミという風に分別
することになる。

コーヒーを飲んで一人用のミルクを使った場合も、
ふたは燃えるゴミ、ミルクの入った容器は洗って容器包装
ということになる。面倒くさい。

ゴミを出す量を減らそうということのようだが、容器包装
をいちいち洗わなければならないので水をどんどん
使ってしまう。
油っこいものを洗う場合は当然洗剤を使うので、環境への
影響も心配される。

しかし一番問題だと思うことは、誰もチェックできないので、
容器包装を回収せずに今まで通りにゴミとして出す人がいるかも
しれないということである。
正直者が損をするこういう取り組みはやめてほしい。

さらにもっと問題だと思われるのは、僕のまちが観光都市である
ということと容器包装分別は、あわないということである。
いろんなところからやってくる観光客は容器包装分別を知らない、
もしくはしない場合が多いと思われる。
そうなると地元の人々が真面目に分別することが馬鹿らしく思えても
しかたないのではないだろうか。

あなたのまちではゴミ処理はどうなっているのでしょうか…

(ってただの作文か…)

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