紀元2666年 9月6日 活断層を尋ねる。

あるところで以前から見つけてあり、観察を続けてきた活断層があります。

 土取場として切土工事が続いていました。久しぶりに尋ねて断層の続きを探してみました。

 途中何度も尋ねていたのですが、工事中ののり面では良く判らなかったのです。

 以前あれほどはっきりと逆断層が現れていたのですが、その延長方向にはその断層はなく、

 それとは別の方向にもう一つ活断層と思われる地層のずれがありました。

 この断層のために元あった断層が切られてずれてしまっている可能性があります。

 もう少し時間をかけてスケッチと観察、計測をしてみて、この断層の実態を明らかにしたいものです。

     下の写真は現在の切土斜面  

    断層は正面の下ののり面に現れていますが、奥ののり面には見られません。

   一方、奥の左側のり面に、新第三紀層の青井谷泥岩層と第四紀更新世の日ノ宮礫砂泥互層が、正断層またはアバットの関係で接しています。

   こんな狭い範囲で、いろんな地質イベントが記録されているようです。どこまで解き明かすことが出来るか近く調査してみたいと思います。

  下の写真は97年に発見したときの見事な逆断層です。 この斜面が後方へ切土された状態が現在の上の露頭です。

 新第三紀層の青井谷泥岩とその上に不整合で堆積している日ノ宮礫砂泥互層が17m程引きずられて変形しています。

  同じ状態で後方へ逆断層が続くものと考えていましたが、判らなくなってしまいました。 地盤の中は複雑で、それ故におもしろくロマンがありますね。