皇紀2677年 平成29年 西暦2017年 新年を迎えて

 

元旦の朝、6時前に外に出てみると、所々に星が瞬く穏やかな朝でした。

日の出前に出かけたので、途中で初日の出を見られると思っていたが、次の雨雲が金沢を覆い残念でした。

 

それでも、まずは明けましておめでとうございます。今年こそ、みんなに良い年となるよう祈念致します。

 

2日の朝、再び日の出を見ようと、いつものように上菊橋の上で待つことにした。

東の空は、高い雲があり、横谷峠付近の山の端は雲が無く、期待出来そう。

日の出が近づくと、手前の雲に放射状の光が、まるで後光のように輝いた。

我が家の仏壇の阿弥陀様背後に書かれているものにそっくりであった。

日が出てくるぞと思っていたら、峠付近の雲が垂れ下がり、日輪は顔を出すことなく、時が過ぎていった。

 

諦めて、家に帰り、出直して小松の生家に行くことにした。天気は次第に回復してきた。

田舎に着くと、まずは故郷の武道神社に参拝に行き、今年一年が良い年となるよう祈念した。

生家に入り、父母、祖父母、そして兄に挨拶した。その後、仏壇でお参りし、しばしみんなとお話ししていた。

すえねいさんが亡くなられたこと、従兄の善孝が逝ったことを報告し、葬式で出会った親戚の近況を話した。

むろん、極楽ではすでに本人達と、出会っていると思うし、こちらの様子も何時も見てくれていると思うのですが。

 

それから、お墓に行き、再び、お参りとお経を上げてから、私園に停めた。

新しく木から落ちた枯れ枝が多くあり、拾い集めながら、私園内を一回り。

雪がない私園はとても静かで、川縁では、流れ落ちる水音が、とても心地よく聞こえた。

園内では、ジュウガツサクラ以外は花はない。

しかし、スイセンが少し蕾を延ばしていたし、2月に入り、雪がなければ、早春の花々が咲き始めるはずである。

一人でのんびりした時間を過ごし、今年初めの仕事とした。

 

午後に入り、故郷の新年会を松任の姉の家で予定しているので、向かった。

途中、手取川縁で少し道草をした。

 今度機会が有れば、手取川の川原を歩いてみることを予定している。その時にこの続きの話としたい。

 

姉の家には、私の姉妹とその子達と孫達が大騒ぎである。

そこへ、私の孫達の家族も加わり、総勢三十人近くなった。他に犬が二匹。

やがて夕刻になり、近くのお店で新年の食事会を済ませた。

再び、姉宅で飲み会と三味線やギターが鳴り渡る楽しい会が進行した。

何時終わったかは判らない。 私は、中座して家路に着いた。

今年もみんなで新年会を出来たこと、本当に嬉しかったし、久しぶりに孫とよく遊べた。

 

今年は良い年になりそうな気がする。 1月2日 管理人