2018年1月 元旦に当たって

2678年 明けましておめでとうございます。
明け方まで雨が降り続いていたので、朝日は無理と寝過ごしていたら、窓の外が明るい。
あわてて、上菊橋へ 日の出の時刻は過ぎているが、東の方には厚い雲がある。戸室山、キゴ山は見えるけれど、医王山は雲の中。
しかし、その上には青空が見える。 しばらく待てば日が顔を出すはず。 
寒くて橋の上に留まっているのは辛いので、ゆっくりと下菊橋へと向かった。
橋の中央に着いたら、雲の隙間から今年初日の出が光り輝いた。
良かった。しばしまぶしいお日様を直視していろんな願いことをしていた。

ここ犀川縁から、初日を見ることを始めて15年経った。
川面は大きく変ってきたが、そのために随分辛い思いもしてきた。そんな思いは、今年も続きそうである。
しかし、嬉しいこともある。あと暫くで、新しい命が生まれるからである。
生まれいずるものがあれば、去りゆくものもいるのである。
残された日々の中で、どれだけのものを後世に残すことが出来るか。
つまらないものしか残せないが、一人の老人が生きていた証を残し、そのために出来る限り、頑張る年にしたい。

皇紀2678年 平成30年 西暦2018年 元旦 管理人。

昼過ぎに初詣に出かけ、ついでに兼六園の周りを一周してきた。
蓮池門通りの水路縁を観察し、車に戻ると、観光客からバスターミナルはどこかと聞かれる。
何処へ行かれるのですかと聞くと、地図で石引の県営駐車場当りを指し示す。ここは反対側になりますよと。
困った集合時間に間に合わない。良かったら、車に乗ってください。と言うことで、京都から来て頂いたお二人のご婦人を乗せて走り出す。
しかし、話が合わない。広坂を登りながら、もう一度場所を聞くと今度は兼六園下のバスターミナルを指す。
そこへ、添乗員から電話が掛かる。替わって出ると、観光物産館の向だという。分かりましたよ。数分で着きますと答えて
金沢神社裏、小立野口を経て、兼六園坂を下りて、観光バスの出入り口に停車する。
バスからは添乗員が手を振っている。 間違えがない。お二人を下ろして家路に着いた。
少し時間があり、お団子と甘酒を頂いて、その後に方向間違えの出口、多分随身坂口か真弓坂口を出たらしい。
焦って歩き回るからさらに混乱する。本当は無料開放の時ほど料金所には、案内人を置いて欲しいものである。