2018年7月5日 故郷の人との別れ

 田舎から、訃報が届いた。
遠い親戚で、亡き母の仲の良い友達で、何時も、気に掛けてきてくれた方である。
小さい頃から、カンタのねいさん、カンタのおばあちゃんと呼び、隣村の家を尋ねると、とても喜んで迎えてくれた。
母のことをミィーと呼んで、二人で仲良く話しているのを側で見ていた。
元気だったが、施設に入られていると聞き及んでいた。 尋ねて行くべきだった。
明日の、葬儀に、お参りさせて頂きます。
今朝早く、私園の台風備えに行ってきた。
 その後、生家に入り、亡き母、父、祖父母、兄にカンタのキミさんがそちらに逝ったことを報告し、お参りをしてきた。

         村上キミ 享年98歳、合 掌。

お葬式は大雨の中、近親者だけの静かな、みんな穏やかな雰囲気の中で、行われた。
本人の意向で、長く暮らされたご自宅でのお葬式であった。
今は忘れられてしまったような、私にも懐かしい式であった。
今頃は、母達と、そして何よりも早く亡くされた連れ合いの勘太郎さんと、お会いできて居ることだろう。

我が家でも、祖父母、父は、自宅で、兄と母は、自宅で仮通夜という村の人たちだけで行う葬儀にした。
                             老管理人