2019年 1月 元旦に当たって

2679年 明けましておめでとうございます。雪混じりの天気と考えていたので、少し遅れて初起きとなった。

しかし、晴れているようで、明るい。 慌てて朝食を済ませてお出かけの用意して家を出た時には日が昇っていた。

犀川に掛かる上菊橋に着いた時には、初日は完全に登っていた。

中程から川上を見て、今年の日の出として朝陽を見つめていた。 写真に撮り、視線を川下に向けたら、暗く良く見えない。

朝陽を直視していたために、瞳孔が小さくなり、急に開けないために、明きメクラ状態となっていまったのである。

年取ったためか、帰り道でもなかなか回復しなかった。

家を出た時から、兼六園に回るつもりだったので、歩いて広坂方向へ向かった。 

明け方放射冷却で路面のあちこちが、凍結しており、とても危ない。 人が見ればおかしな歩行であったと思う。

ようやく金沢神社にたどり着き、随身坂門から無料開放の園内へと進んだ。 

曲水の始まり沈砂池から写真を撮りながら、千歳台、桜ヶ岡、噴水池からひさご池に下り、

そこから今度は長谷坂を登り、梅林へ回り、冬至梅の開花を確認して、梅林を散策した。 

まだ、開花はしていないだろうと思ったが、良く見ると、赤い枝がある。 戻るようにして近づいたら、八重寒紅梅が咲き始めている。

暮れまでの暖かい気候で早まったみたいである。 八重寒紅梅は、暮れに咲き始める冬至梅に続き、早咲きの梅である。

梅林内には数本あるので、捜していただければと思う。 

さて、家路に着こうと思ったが、天気も良いし、何か城の方が騒がしいので、石川門に向かった。

百間堀の道路で、元旦恒例の金沢城外周を一回りするリレーマラソンのランナー達が走られていた。

石川門から中に入り、二の丸へ進み、玉泉丸庭園を眺めてイモリ池端に出た。

しいのき広場の道路で、リレーマラソンの襷渡しの場所であり、スピーカーが響いていた。

いろんな方々が走っているようで、渡しよりも年上の方々も元気に走られていた。

速くはなかったけれど、マラソンは好きであったが、もう無理なことはしない方が無難である。

そんなわけで、10時過ぎには家路に着いた。

おこたで、ぼけっとしていたら、昼過ぎとなり、さあお節にと思っていたら、出かけるぞうと声が掛かり、義母を連れてホテルでのランチとなった。

義父がお元気な時は、1日は、昼に家族全員が揃っての年頭の挨拶をしてくれたが、とても代わりは出来そうにない。

でも、のんびりとランチをいただき、コーヒーを飲んで帰ることが出来た。

そんなこんなで、今年の元旦も日が暮れた。

毎年の繰り返しのこのページであるが、お付き合いいただければ幸いである。

                     68歳となる管理人