平成28年のホタル情報6月26日  

7月7日

七夕の夜を、大日川沿いの渡津で迎えました。しかし、誰も居なくて、そしてホタルもほとんど居ませんでした。

ヘイケボタルが水田部で30匹前後、ゲンジは川縁で数匹見られただけでした。

今年のホタル見納めとしては寂しいと思ったので、少し下流の何時も見ている地点に移動しました。

ここは、ゲンジが主体の生息地なので、まだ、20匹ほど飛翔を確認出来ました。

最後に故郷の滓上川と私園の様子を確認しました。

むろん、標高が低いため、ヘイケも確認不可能でした。

 

今年も5月21日以来一月半、ホタル達を見守ることが出来ました。

多くの地点でホタル達に会え、ホタルを楽しんでいる人たちとも逢うことが出来ました。

健康で、無事に、ホタルシーズンを終えることが出来た。

また、来年、ホタルの子供達と、多くの人々との出会いが出来るよう、日々を過ごしていきます。 再見

 

7月6日

今夜は、更新出来ない予定であったが、田舎行きを急遽中止したので、金沢市の北東の山間地を見回ってきました。

 

管理人が金沢に住み始めてホタルに再び巡り会った切っ掛けは、仕事の帰り道、浅野川の源流部にある横谷集落付近での出会いであった。

小矢部川の刀利ダムから山越えして帰る道が私の通勤路で、夕方遅く通ることも度々でした。

そこで乱舞するゲンジボタルに出会い、子供達やその友達家族と共に、ホタル鑑賞したのでした。

その後、何度か行っていましたが、だんだん減少し、20年浅野川水害では、この地区のホタルは全滅に近い状態となってしまいました。

 

今夜は、その全滅状態から回復しているか確認したかったのです。

採石場の手前の橋付近で、一匹のゲンジがお迎えしてくれました。

横谷集落下流側の緩やかに流れる区間では、点々と光ってくれました。

集落の橋付近では10匹位が道を挟んで飛び交ってくれました。

ピークは過ぎているはずなので、6月末頃には沢山のホタルが見られたものと思います。

先日お会いしたご老人の家も電気が消えており、今夜は里の家にお帰りになったものと思う。

谷全体が真っ暗で小雨が降り、路面から霧が立ち上るそんな夜でした。

車から降りてライトを消すと、ホタルに遭えることよりも、何か出るのではとの思いも脳裏を走り、車の中から観察することにしました。

そんな思いをしながらも、ホタル達が復活してくれていたことの喜びがわき上がってきました。

ご老人が最期の住民なので、お元気で居られ、このホタルの光を来年共に見ることが出来ればと、思いながら帰宅しました。

 

明日は、故郷へ行き夜、大日川沿いを尋ねて生家に泊まる予定です。

 

森本川や金腐川、そして角間川などまだ見に行けなかった場所がありますが、来年にしたいと思います。

今年のホタル調査は明日の夜の故郷ホタルで〆にします。

 

7月5日

今夜は、金沢市の南東の山間地の沢筋を見回ってきました。

野田山を超えて伏見川の谷の合流点に出ました。

以前別の目的で伏見川沿いに昼間調査していたので、ホタルの生息に適した環境と考えていました。

橋の上から上流、下流とも、ゲンジボタルが数匹飛び交っていました。ピーク時にはかなりの飛翔が見られたものと思います。

 

そのさらに上流の平栗ホタルビオトープの池に着きました。一度来た所ですが、今夜は誰も、ホタルもほとんど居ませんでした。

僅かにヘイケボタルが数匹居るようでした。

この谷筋の大半は産業廃棄物の処理施設に替わっているので、平栗から坪野、倉ヶ谷に掛けての自然環境は後世に残していきたい所です。

 

平栗から内川源流部の菊水を訪ねるつもりでしたが、一人で行くには遠すぎると判断し、諦めました。

この菊水に集落があった頃には、ゲンジボタルが沢山飛んでいたとの話なので、いつか、尋ねたいと思います。

 

内川を諦めたので、大桑に久しぶりに顔を出しました。

貝殻橋右岸の水路ではゲンジが3匹しか確認出来ませんでした。

左岸水田部でも、少なく、ゲンジが5匹ほど、ヘイケは水田内に20匹ほど見つけられました。 犀川緑地公園はパスして帰宅しました。

 

明日の夜は、大日川沿いを尋ねて故郷の生家に泊まる予定です。

森本川や金腐川、そして角間川などまだ見に行けなかった場所がありますが、来年にしたいと思います。

今年のホタル調査は明日の夜の故郷ホタルで〆にします。

 

7月 4日 

額谷川の山環より山側で、ゲンジを2匹ほど確認出来ました。

曽谷川では、谷の入り口付近で、ゲンジ2匹確認出来ました。

戻りながら高尾の谷沿いにかなり奥まで上りましたが、竹藪が生い茂り沢筋の見通しが悪く、ホタルは確認出来ませんでした。

満願地山のホタル保護地区へ寄ろうとしましたが、団地の中で道を忘れてしまい、立ち寄れませんでした。

伏見川の山科甌穴より上流側へ行くと、ゲンジが2匹確認出来ました。

帰りに甌穴下流側の橋の上から観察したら、ゲンジ3匹とヘイケらしい光も数匹確認出来ました。

 

各沢の上流の自然河川部にホタルが生息して居れば、町中の整備された河川地区でも条件が整えば、ホタルが見られるのですね。

少し遅い時期でしたので、数は少なかったですが、自然状態でゲンジを中心に生息地があることを確認出来ました。

 

最後に犀川緑地公園に回りました。

上流側は、ヘイケの数は減ってきましたが、今夜は水路ではなく、上方の木々を観察しました。葉裏には20匹以上のヘイケが光っていました。

下流側では、今夜もあまり見られませんでしたが、水路の上流部の草むらに、ヘイケが10匹ほど纏まって光っていました。

 

7月 2日 

心配したが天候は雨風もなく、ホタル鑑賞にはとても良い夜であった。

市内の施設で説明員をしていたが、ゲンジもヘイケも見られました。

ヘイケが主体ですが、とても小さいながらもきれいに光ってくれました。

今夜の一期一会で出会った方たちにも、とても喜んで頂きました。

 

気候がよいので、その後、上記の浅野川のホタル調査にまわりました。

浅野川水害以前には、多くのホタル達と出会えたのであるが、水害で壊滅的な被害を受けた後は避けてきた。

本流沿いを遡りながら、ホタルの光を捜したが、殆ど見られなかった。

ついに湯涌温泉までたどり着いたが、光は見られなかった。

 

むろん、10時過ぎの遅い時間で、所々の橋の上からの観察であるので、実際には少ないものの居るはずである。

湯涌から左岸側を下り、白見谷川の合流部で観察した。ここはホタル生息地の看板もあり、以前沢山見られた場所である。

やっとゲンジボタルとヘイケに1匹ずつ遭えた。その後、白見谷沿いに山間地まで入り込んだ。

所々で数匹ずつ確認はされたが、乱舞するような生息地はなかった。

 

遅い時間になったので、山越えして犀川緑地公園にたどり着いた。

ライトが消えているので観察しやすいと思ったが、もう11時近い時間でホタル達も休んでいる時間帯である。

ライトで起きて貰うとかなり居たが、途中で申し訳ないと思い、ライトを消して帰宅した。

 

何度も走ったことのある山道であったが、久しぶりに谷筋の夜道を走るのは、怖い気がした。幸い、動物と遭遇も人とも遭わなかった。

 

明日は、纏まった雨になる予報なので、ホタル達にとっても大変な夜になるのかも知れない。

適度に山間部に降ってくれてダムに夏場用の水が貯留してくれればいいのだが。

人の都合に併せて降らないのが雨である。それがまた自然なのである。   管理人

 

 

7月 1日  氷室開きの日

 

昨夜はホタルにとっては、なま暖かくてとても良い日であった。

まだ市内では、ゲンジもヘイケも見られる所があります。

ヘイケが主体となりますが、とてもきれいに光ってくれました。

 

一期一会で出会った方は、鹿児島からのご婦人達でした。

とても喜んで頂き、替わりに鹿児島で今話題になっている桜島噴火の灰を利用して

コンクリートの何倍も強度のある軽量コンクリートの開発が進んでいるとお聞きしました。

捨てているものを生かして、世に役立つものを作り出す。

 

夕方のテレビでは、今問題になっている捕獲イノシシの廃棄していた皮を利用した革製品が開発されたとのことでした。

こんな闇夜の中で、ホタルを見ながら、夢が広がるお話を聞くことが出来、ホタルに感謝しています。

 

犀川緑地へは9時半頃に着いてしまい、10時まで居ることが出来無かったので、

ヘイケの小乱舞は見られなかったが、7月に入っても元気で過ごしていると確認されました。管理人

 

6月30日  

今夜は予定通り晴れてくれたので、犀川の山手に出かけた。

別所から内川スポーツ広場へ下りて行き、内川本川に架かる橋の上からホタルの光を捜した。

グラウンドでは、ナイター照明がついているため、全体に明るく、ホタルは確認出来なかった。

今度はさらに上流の埋文センターの先にかかる大橋の上から下の谷底を探した。しかし、見つからなかった。

少し気落ちしたが、前回見に行った平町のビオトープを尋ねた。

街灯の明かりもあり、最初は見難かったが、数は減ったものの、ヘイケを20匹ほど確認出来た。

集落奥の暗闇の方に進むと、道路を挟んでゲンジが20匹ほど飛翔していた。

自然の沢があり、流れがあるため、ゲンジが発生している所と確認出来た。

帰り道、平沢川の支流では、各地で点々とゲンジが確認出来た。

その後、犀川本川のホタル橋まで上った。前回はかなり居たが、今回は僅か数匹しか確認出来なかった。

末町付近まで下ったが、昨年見られた場所でもゲンジもヘイケも殆ど見られなかった。

大桑貝殻橋右岸水路部では、僅か10匹ほどしか確認出来なかった。

左岸水田部では、奥地では殆ど見られなかったが、帰り道農道の起点付近で10匹位が見送ってくれた。

犀川緑地へ10時過ぎに着くように調整した。

上流側水路部では、いつものようにヘイケが水路沿いで飛翔を始めてくれた。

ここで、何時も下ばかり見ていたが、ふと、水路の上に被さっている大木の枝葉を下から見上げたら、

居るわ、居るわ、葉裏に一杯光っていた。普段は園路の照明を避けて居たのである。

消灯後に初めてその光が確認出来たのである。

ゲンジもヘイケもいるようで、とてもうれしくなった。闇の中で、一人浮き浮きしながら、家路に着いた。

明日からは市内施設に調査に行くことになるので、今夜が纏まった調査の終わりになりそうである。

 

一般の方で、7月に入ってから、安全なホタル鑑賞をしたい方は、ぜひ犀川緑地公園に出かけてください。

ただ、10時が消灯なので、早い時間では少し見えにくいかも知れません。管理人

 

6月29日  

今夜は夕方から雨模様。

山手に行くつもりでしたが、明日に変更してホタル調査はお休みとしました。

彼らもゆっくりしていることでしょう。

 

明日は、兼六園の有名な枝垂れ桜が枯死して伐採されるという報道がありました。

来春、二代目が移植されるとのことです。

 

金沢に来た昭和55年の春、初めて兼六園に花見に出かけました。

その時の見事な花枝垂れぶりを知っているものにとっては、寂しいことです。

しかし、生きているものには、必ず終わりが来るものです。

 

人もまた、代が替わり、そのことにより、引き継がれていくものなのです。

孫の成長を見ていると、己の枯死する日が近いことを感じます。

ホタルには、1年の幼虫時と10日前後の成虫時しかないのですね。

 

私園には、父が植えて逝った母の名前を付けた枝垂れ桜と、私が植えた4本の枝垂れ桜があります。

今年も花を見られたし、来年も元気で見られるようにと思いつつも、一期一会の覚悟で居ます。

明日の夜は、晴れてくれるかな。そう願いたいですね。管理人

 

6月28日  

今夜は犀川上流部へまず出かけた。

辰巳ダムまで行き、ダムの上下流を上から眺める。川面からは少し離れているので、目の悪い私には見えづらいが、

回りの照明を遮るようにして目を凝らしてみたが、ホタルのひかりは確認出来なかった。

ダムが出来る前は、元の橋の上下流はホタルの大生息地で、辰巳用水の取入口付近にも沢山のホタルが居た。

一度壊された生息地は、なかなか回復しないと言える。

川面付近まで下りて観察することも考えたが、今夜は一人なので安全を考えて止めて下ることにした。

ホタル橋では、2匹のゲンジが見られた。

その下流上辰巳町の辰巳用水の落ち水付近では、ゲンジが数匹見られた。

ここの水田沿いではヘイケが沢山見られたが、今回もほとんど見られなかった。

滝亭付近の水田や用水路沿いでも、殆ど見られなかった。

大桑貝殻橋に戻ると、ゲンジが20匹ほどまだ、残っていてくれた。

後数日は光ると思うが、観賞時期は終わったと言える。

犀川緑地に戻ると、下流側で10匹、上流側では一昨日と同じ100匹ほど居ると思うが、園内照明がある間は良く分からない。

10時過ぎまで残って観察したら、消えた後の暗闇で、園内の木々の間を飛び回るゲンジ数匹と、

水路の上の空間で群れて飛翔するヘイケが確認された。水路縁の明るい個体を確認したら、全てヘイケのメスであった。

水路最上部の池の周りでもヘイケが3匹ほど確認出来た。来年はさらに増えてくれると思うし、そう願っている。

 

全体に今年はホタルの羽化が1週間ほど早かったので、まだ六月ではあるものの、ホタルシーズン終焉となった気がする。

 

後数回、確認することと、山間の地をもう一回調査に出かける予定である。管理人

 

6月26日

朝方起きてレーダ画像を見ると、故郷付近が真っ赤な色に染まっていた。

直ぐに向かい、生家の雨漏りのチェックや私園の川縁の様子などを見回りした。雨はもう上がってきて幸い被害はなかった。

さあ帰ろうと思ったが、故郷では、河川愛護で、みんなで用水沿いや川縁などの草刈り作業をして居られる。

私園はホタルが飛び交うので、半分は除草していないため、ホタルも終わりなので、草刈りをすることにした。

昼を挟んで3時頃まで頑張っていたが、草刈り機の様子がおかしくなった。

ナイロンコードが繰り出す部分の摩耗が進み、金属部品が外れて無くなっていた。

刈った草の間から部品を探そうとしたが、見つからない。

結局諦めて金属の歯に交換した。しかし、うまく刈れないので、1/3残して帰宅。

 

夜は、市内施設の鑑賞会の説明員、良い天気で、ヘイケの他、ゲンジも飛んでくれたうれしい夜であった。

その後、犀川大桑貝殻橋へ行くが、ホタルの数は、10匹位で寂しくなりました。

犀川緑地公園の方は、下流側で10匹ほど、上流側では100匹以上のヘイケが見られた。

10時の園内灯消灯時間を待って入ったので、昨夜よりも、そして過去最大の数が見られたのである。

とても、すてきなホタル水辺になってきたことがうれしい。

ここのホタルを見たい方は、大桑側の公園の駐車場に止めて、下流側の園路と堤防の間の水路縁を歩いて下さい。

10時以後ですと、街灯が消えるので、より見易くなります。管理人

 

6月25日 

ホタル達やホタルを楽しむ他の人たちのためにも、ホタル鑑賞のマナー に気を付けてお出かけ下さい。

 

犀川大桑のホタルは、ピークが過ぎて寂しくなりました。

今夜、貝殻橋右岸では、20匹ほど、左岸水田部でも全体で20匹ほどゲンジが光っていた。

ヘイケはあまり確認出来なかった。

犀川緑地の方は、下流側で10匹ほど、上流側では50匹ほどのヘイケが見られた。

これからホタルを見たいと思う方は、大桑側の公園の広い駐車場に止めて、

下流側の園路と堤防の間の水路縁を歩いて下さい。

10時以後ですと、街灯が消えるので、より見易くなります。管理人

 

6月23日

昨夜は市内の施設内のホタル発生状態を調査してきた。

広い水辺ではあるものの、町中では光もあり、ホタルの発生は限定的な地点である。

ゲンジは今年はピークが過ぎているので、ヘイケボタルが主体であった。

弱い光ではあるが、逆にほっとする気持ちになれるそんな光である。

 

今夜は、そのヘイケボタルが主体の犀川緑地公園から観察を始めた。

下流側の生息地では、数匹が見られたものの、今年も発生は少ない。

一方、上流側の大桑公園に近い所では、相変わらず、セリの群落の中で、光がうごめいている。

さらにその下流側堤防沿い水路でも、光の点滅が長き延長で見られる。

一方、池側への水路沿いではほとんど見られなかった。池の周囲でも発生が見られていない。

この池でも発生してもおかしくはないのであるが、生息地の拡大に時間を要するのか、捕食者が居るのか、来年まで見守るしかない。

ホタルの幼虫や餌のカワニナを放流して発生させることは比較的容易であるが、自然発生と違い、維持していくことは難しい。

今後の自然の成り行きに任せていきたい。

今夜はご夫婦と姉妹の子供達と一緒に観賞した。近所の方が気軽に観賞して頂けることが、うれしいことである。

 

その後、大桑貝殻橋に移った。 右岸側水路ではガクンと減少して50匹位であった。この週末は難しい感じである。

左岸側水田部でもあまり見られず、10匹位のゲンジが見られた。

かつてはこのころからヘイケが水田畦で見られたが、今年も少ない。

 

少し早く終わったので、山手方面に行こうかとも思ったが、明日以降も3夜続くので、家路に着いた。

 

6月21日

今夜は予定を変更して、犀川とその支流の上流部を車で走りながら、ホタルの姿を探してきました。

犀川本川では、辰巳町とその対岸を結ぶほたる橋付近に、何時も観察出来るのですが、今夜はとても少なかった。

ピークが過ぎたのか、これからなのか判りませんが、かつて見た時には、ゲンジもヘイケも一杯見られ、多くの観賞者が居られましたが、帰り道でやっと一人居られた程度でした。

ホタル橋下流で数匹これはゲンジ、右岸の辰巳用水の落ち水箇所で数匹、水田部でヘイケを2匹確認出来ました。

 

次に支流の平沢川上流にある平町のホタルビオトープを見ました。

水田の一部に水路や池を作った人為的な水域ですが、街灯があり、最初はほとんど確認出来なかったが、目が慣れた頃、水路沿いの草むらや小屋の陰の暗がりに、ヘイケが数十匹居ることを確認しました。

それから、平沢川の川沿いも少し遡り走った所、沢筋で点々とゲンジの光を見つけることができました。全く自然な環境で少ないながらも生息が確認出来たことはうれしいことです。

 

最後に、寺津用水路の一部に作られた土清水のホタルビオトープに立ち寄りました。地元の世話されていた方が居なくなり、今回も2匹の光が見つけられただけでした。水路自体は良い環境ですが、発生を維持していくことは難しいことですね。

今夜はタイムアウトで、これで帰宅。

明日は、市内施設でホタル調査、そして明後日は今回行けなかった小松方面に足を延ばしてきます。

 

6月20日

19日は息子夫婦と孫と楽しくホタル鑑賞を行った。

大桑のホタルは、減少に入り、ピークを過ぎたと思われる。

その後、犀川緑地公園で10時過ぎ、園内の街灯が消された後のヘイケボタル達を調査したが、突然雨で帰ることになった。

 

20日、今夜は管理人に特別な日であるが、ホタルにとっては良い天気でではあった。

しかし、大桑のホタルは例年より早くピークが過ぎたようで数は昨夜よりもさらに減少した。

週末は少し寂しいことになりそうである。

 

年に3日間の町内の夜回り当番が、この時期に何時も重なる。

困ったことではあるが、夜回りも大事なので、早々に切り上げたので、犀川緑地は未確認。

 

明日は、故郷の夜に顔を出し、我が家のホタルを確認した上で、白山市のあちこちを見てくる予定である。

 

6月18日

16日は羽咋でホタル調査に当たった。ゲンジは確認出来ず、ヘイケが少し確認出来た。来月にでももう一度調査に行くことにした。

 

17日は小松の生家に泊まり、滓上川沿いのホタル調査に当たった。故郷の川沿いでは、僅かなゲンジしか確認出来なかった。

しかし、私園内では満月に近い明るい月夜でも、桜と紅葉に遮られて暗い空間があり、ゲンジが30匹ほど、ヘイケも数匹確認出来た。

私園内を飛び回る光を同級生と妹親子と一緒に楽しんだ。

ホタルは私園内を流れる小さなコンクリート水路で発生したもののようで、水路内の垂直な壁に卵を産んでいるメスも確認出来た。

水路内にはカワニナが居ることは確認していたが、こんなに多くのホタルが羽化してくれたことは驚きであった。

来年はもっと多くなるであろう。

 

18日は、大桑で市内の高校生と待ち合わせた。写真部の活動でホタルの写真を撮りたいとのことで、メールを頂いたのである。

暗くなる前から、大桑のホタルの過去の経緯を少しお話しさせて頂き、写真撮影に適した場所について案内させて頂いた。

今夜は満月、撮影には不適切なほど明るい。明日もう一度会うこととし、犀川緑地公園に向かった。

上流側では相変わらず、ヘイケがセリの茂みに隠れていた。数は余り変化がない。

10時を過ぎると街灯が消えるので、明日は消えた後に観察してみる。

3日間、朝から夜まで、昼間の仕事と夜の遊びを繰り返したので、とても疲れた。

 

6月15日

今夜はとても良い天気でした。雨も上がり、暖かい夜で、半月も雲に隠れて暗さも確保出来ていた。

犀川緑地公園の下流側から観察を始めた。ゲンジが1匹とヘイケが数匹あるいはそれ以上発生しているように思う。

ただ、園路の街灯があるために、見づらいのである。今後さらに増えてくるればと思う。

 上流側に移動すると、公園の入口付近の生垣の上に、とても明るい光が飛び込んだ。

異常な明るさなので、手元ライトで確認したら、なんとゲンジが3匹固まっていた。

どうやらメス1匹にオスが2匹集まっていたのである。初めて見た光景であり、直ぐに光を消して水路へと進んだ。

水路の中にはセリの葉陰からいつものようにあまり出てこない。数匹が飛翔しているが、大半は何日も葉陰から出てこない。

この原因はやはり直ぐ脇にあるLEDの街灯で水路から出ると明るいことが考えられる。

ホタルはオスが雌を探すために飛翔するのである。

しかし、明るいとメスが見つけられないので、相対的に暗い水路沿いの窪地内のしかも葉陰を歩きながら、

メスを探した方が効率が良いのである。以前水田の畦で見た光景を思い出した。

畦に沢山のヘイケボタルが光の絨毯を作りながら、ほとんど飛翔していないのである。

体力を使う飛翔することなく、周囲にメスが見つかるわけである。

なかなか、ホタル達も考えているし、置かれた環境で生息出来る方法を自ら探し出すのである。

そんなことを考えていたら、孫よりも少し大きな子供連れの家族が来られた。

少しホタルの話しさせて頂いた。お休みなさいと、手を振って別れた。

 

貝殻橋に着くと、静かであった。

消防団の訓練もなく、観賞者はほとんど居られず、カメラマンが3組水路縁で別れて撮影されていた。

水田側も人は居なくて、一人で一回りしてホタル達との語らいをして回った。

思ったほどホタルは増えていなかったが、この位がこの環境での最大数なのかも知れない。

今日から明後日まで金沢にいないので、犀川縁には行けないが、他の地区のホタルとの出会いを楽しみにしている。

 

 

 

 

6月14日

今夜は連夜の疲れで体調が良くない。

 また、蜘蛛の巣や木々、草葉が茂る中を歩き回っていて、

どうやら目の中に異物が入ったり、それを擦ったことで、

右目下がものもらいになってしまった。

目医者に行く時間も取れなかったので、

目薬を差して早めに休むことにしました。

 

晴れたホタル鑑賞にはとても良い夜ですが、我慢することにしました。

 

それでも、薬局の帰りにはくらがり清水に立ち寄り、放流したゲンジボタルが羽化しているか確認してきた。

残念ながら、今夜は確認出来なかった。また今度寄ろう。

 

そんなわけで犀川縁のホタル調査はお休みします。

6月13日

梅雨入り宣言が出た夜、暗くなるにつけ雨足が強くなっていった。今夜は犀川上流域でホタルの棲む流れの中に入って調査をしていた。

ホタル達は木々や草葉の陰で、休んでいる個体が多かった。

ピークはまだ先ではあるが、流れの中の両岸を見ているので、ホタルの数はとても多く感じた。

途中からは合羽を着ての観察であったが、嬉し楽しい時間であった。

 

ある沢の中では、木々の間に雲の巣が多くかかっており、その一つで、巣が揺れている。

ライトで照らしてみると、捕まったホタルを蜘蛛が、足でくるくると回転させ、糸でぐるぐる巻きにしている最中であった。

曲芸師が足でボールを回しているようなリズミカルな動きであった。

暫くじっと見させて頂き、自然界の生存競争の熾烈さを感じた。

 

ホタルはこうした天敵対策として、飛び回って蜘蛛の巣に引っかかりやすいオスは、メスよりも何倍も多く生まれるのである。

最終的に交尾出来るのは、オスメス対だけであり、乱舞しているホタルのほとんどはオスであり、大半はメスに出会う前に捕食者に出会ってしまう過酷な運命なのである。

ホタルの保護に当たる人たちの中には、蜘蛛の巣を取り除く方も居られるが、蜘蛛たちも含めて自然なままの方が良いようにも思われる。

先日、巣から助けてしまった私が言うものおかしいが。

 

今日歩いた流れの中には一杯ゴミが引っかかっていた。しかし、ゴミも自然界のもので有れば、そのままでよいのである。

竹藪が近い所では、竹の皮が沢山見られたが、その皮にカワニナが一杯付着しており、ホタルはそのカワニナが食べて生きているのである。

そんなこんなで10時近くまで一人で川遊びしていたので、大桑や犀川緑地公園は立ち寄れなかった。

 

6月12日

雨が近い暖かな夜で、今夜は少し明るい時間に出かけた。

まだ明るいが橋詰めは人と車でにぎわっていた。

車の移動をお願いしようかとも考えたが、後から来る車もあるわけで、長い時間居れないので、そのままにして対岸に向かうこととした。

 

いつもの観察地点に今夜は座って、光り出すのを待つことにした。

竹藪や草むらから光り出し、8時過ぎには狭い空間で30匹ほどのゲンジがシンクロした。

約40分一人でホタル達の仲間に入れて貰った。

次の観察地に移るため、橋詰めに戻った。

にぎわっているが、ホタルに迷惑を掛けて居るようで、辛く、駐車場へ急いだ。

 

そこで見た光景はもっと悲しい光景であった。

花火をしようとしている家族連れが居た。

いつもの時間ならば、消防の訓練が行われている場所である。打ち上げ花火の筒も並べられていた。

駐車場の回りの草むらは、刈り取られて干し草状態である。

火災になりでもしたら、大変なことである。

この駐車場はグラウンド利用者のための施設で、許可を得ないで使うことはできない。

 トラブルが起きたら、大豆田のように施錠管理されてしまうことになる。

花火が目的かも知れないが、せっかくホタルの光が見られるのに、何故人工の光を見るのか。

やむを得ず花火を止めて頂くよう、若いお母さんに声掛けた。

判りましたと返事はあったが、種火の蝋燭はなかなか消えなかった。

施設の管理者でも警察でもないので、それ以上は口出しできない。

 

 犀川緑地公園に暗い気持ちで、着いた。そこで一家族と遭遇した。

毎年来られている方のようで、ヘイケが主体であることや、こんな環境に至った経過などを少しお話しさせて貰った。

   ありがとうございました、いえこちらこそ、

そんな会話で終わり、やっと気持ちが落ち着いた。

その後雪見橋より下流側に立ち寄り、ゲンジの飛翔を1匹確認できた。

  

6月11日

今夜は、故郷の観察から始めた。

滓上川の麦口町付近でもゲンジボタルが10匹ほど確認出来た。

橋の上の街灯が消されており、ホタルにとっても観賞者にも良い状態となっている。平地よりも少し遅い所なので、これからまだまだ増えていくものと思う。

私園の中の暗がりでは、今まで最高の15匹ほどが飛び交っていた。

木々が茂っているために、周囲の道路や河川域よりも暗いので、集まってきているようである。

来週半ば頃にはもっと沢山、見られるはずである。

次に、旧鳥越村の何時も見ている大日川沿いを観察した。

やはりここも例年よりも早くて、ゲンジボタルの乱舞に近いホタルが見られた。この様子だと、その奥の渡津のホタルの里も沢山見られているに違いないが、犀川に急ぐこととした。

大桑に着いた頃には9時半を回っていた。

右岸橋詰めはホタルも観賞者もピークが過ぎており、少なかった。

橋の上から下流側には昨夜と同じように良く光ってくれていた。

左岸側も時間が遅いので、昨夜ほどは見られなかった。

犀川緑地もヘイケボタルが見られるが、照明が明るいので、見ずらい状態である。ヘイケはまだ増えていくので、来週にはもう少し見やすくなると思う。

 雪見橋より下流側でも飛翔が確認されるのは時間の問題である。

  

6月10日

夜も月が少し明るいが、雲の照り返しがないので、比較的暗かった。

今夜は少し早く下流側駐車場に止めて歩いて、犀川左岸部で観察した。

約40分ほど一箇所に留まっていた。ゲンジボタルが山裾を中心にして30匹ほどが飛翔をしてくれた。時々、シンクロして光ってくれて、とてもうれしい光景であった。

水田側から、駆けつけてくる個体もあり、集団の中に飛び込んできた。

メス蛍を巡る熾烈な生存競争でもある。

ここの水路縁の草むらにはメスが居ることが多いので、高く飛んだり低く飛んだりしながら、出会いの機会を探しているものである。

いつもは数えると直ぐに他の場所に移動するのであるが、今夜は独り占めのホタル達のすてきな光ショーを観賞した。

 

その後、貝殻橋に戻ると、橋の上にお客さんが居た。

橋の下流側右岸の本川河道沿いに、沢山のゲンジホタルが光っていた。

右岸側のホタル発生水路の出口が有るので、支流から流れ出たホタルが本川側でも羽化しているようである。これは橋の上から安全に見られるので、新しいホタル観察スポットになりそうである。

右岸の水路沿いでは今夜から観賞者やカメラマンが多くなりつつあり、ホタルもだいぶ増えてきた。土日の夜が楽しみである。

9時近くなり犀川緑地公園へ移動した。水路の下流側でもヘイケボタルが増えてきて30匹ほど見られた。上流側はあまり増えていない。

 

6月9日

朝から時々雨で、午後3時頃までに10o前後降った。

ホタルにとってはとても良いお湿りであった。今夜には間に合わないが、明日からの週末、ホタルの羽化が進むものと思われる。

土曜日の夜当りには各地でホタルが多く見られると思われる。

 

今夜は晴れ上がった夜空に、三日月や星の瞬く夜であった。しかしホタル達は昨夜とあまり増えず同じ程度であった。

 

犀川緑地公園では、水路の下流側でもヘイケボタルが20匹ほど見られ、飛翔する個体も見られた。

ゲンジはあまり見られないものの、明日以降に期待したい。

 

一方、犀川大桑地区では、右岸側橋詰めでは併せると50匹ほど居るものと思われるが、まだ乱舞するほどではない。

この雨で羽化し、増えるのは週末から来週に掛けてであろう。

左岸水田地帯では、上流側で多くなり、今夜もゲンジが50匹ほど確認出来た。帰り道で、数匹が飛翔して見送ってくれた。

 

上流側駐車場は、今夜も地元の消防団が操法訓練を行っていた。

どうやら八時40分には終了しており、その時間以後で有れば、上流側駐車場は空いているようである。

いずれにしても橋詰めの河原には、絶対に駐車、進入はしないで下さい。

明日からの週末は沢山の人がホタルを見にやってきますし、ホタルにも車のライトは有害ですから。

 

6月8日

今夜こそはと、期待しながら出かけた。

しかしホタル達はあまり増えては居ない状態であった。

犀川緑地公園では、水路縁のセリの葉陰にイルミネーションのように光る部分が見られた。20匹位まとめて居るように思われた。

しかし、水路の上流部では光は少なかった。

明日の雨の後に期待しよう。

 

一方、犀川大桑地区では、右岸側橋詰めでは昨夜と同じ10匹程度しか確認出来ず、極端に増えるのは週末から来週に掛けてであろう。

左岸水田地帯では、上流側で多くなり、ゲンジが50匹ほど確認出来て、昨夜と同じように、帰り道で、数匹が飛翔して見送ってくれた。

 

上流側駐車場は、今夜は地元の消防団が操法訓練を行っていた。

どうやら八時半頃までやって居られるようで、

少し遅く行くと上流側駐車場は空いているようである。

 

6月7日

昨夜、観察を中止したので、今夜は期待しながら出かけた。

暖かく、少し雨も降ったとても気持ちよい気象条件であったが、

低い雲がかかり、市街地の光が雲に反射して、昼間のように明るかった。

ホタル達もあまり増えては居ない状態であった。

 

犀川緑地公園では、水路縁のセリの葉陰に隠れているので、

葉のすき間の真上から見ないとひかりが確認出来ないため、全体には光が見えない状態であった。

しかし、水路に沿って歩きながら、数えると、20匹以上、葉陰で見えない数も含めると、確実に増えているものと思う。

 

一方、犀川大桑地区では、右岸側橋詰めでは10匹程度しか確認出来ず、極端に増えるにはもう数日掛かるものと思われる。

左岸水田地帯では、ゲンジが30匹ほど確認出来て、最後に帰り道では、5匹が見送ってくれた。

道路脇で光るので、観察してみると、案の定蜘蛛の巣に掛かっていた。

さて、困った。成虫のホタルの天敵は実は雲の巣なのである。

助けるべきか、そのまま自然に任せるか、手を出さない方が良いと思うのだが、今回は巣から取り出して他の葉の上に置いた。

まだ数が少ない時期なので、ついやってしまったが、本当はすべきではないのである。

蜘蛛に掛かるのもホタルの生息環境なのである。

 

今夜はカメラ撮影者と出会い、少しお話をした。次回からは野球場の駐車場に止めて頂きたいとお願いした。

上流側駐車場は、今夜は地元の消防団が操法訓練を行っていなかった。

 

6月5日

今夜も暖かくて少し風がある心地よい夜であった。

犀川縁のホタルもいよいよ数も増え、分布地も広がってきた。

これまでほとんど居なかった中流部右岸部でも、まだ数は少ないものの、いろんな所でゲンジを中心として飛翔している光を認めた。

今週末に向ってどんどん数が増えていくものと思う。

 

左岸部は、あまり増えていないように見えるが、飛翔して広い範囲に散らばっていくためと思われる。

貝殻橋橋詰めに家族連れが車で来られていたが、ホタル生息地なので乗り入れは止めて頂きたい。

 

大桑簡易野球場の下流側の駐車場に止めて頂きたい。

上流側の駐車場は、毎晩地元の消防団が操法訓練を夜間に行っているので、使用出来ません。

少し遠くなりますが、訓練の照明灯が見えた場合には、放水路に掛かる橋を渡り、下流側にある駐車場に止めてください。

この駐車場の水田側でもかなりホタルが見られますので、貝殻橋まで行かなくてもホタル鑑賞はできます。

左岸側については、橋より奥の農道へは車を乗り入れないで下さい。

 

犀川緑地公園のホタルはあまり増えていませんが、週末にはかなり見られるようになると思います。

 

6月4日

百万石祭り行列の夕刻、うれしい出会いから始まった。

午後7時過ぎに先日3歳になったばかりの孫娘と待ち合わせた。

ホタルが出ていると知らせたら、見たいと言ってきたからである。

2週間ぶりに会った孫は、車から降りると、直ぐに遊具のある場所に気がつき、一目散に向っていく。

後は、全ての遊具を一通り、遊び回る。

とてもついていけないスピードと体力である。

ようやく暗くなってきたので、遊具遊びを止めさせて、

ホタルを見に行く。

暖かく無風なホタル鑑賞に最適な天候であったが、昨日とあまり替わらない数であった。

ヘイケボタルが20匹ほど、ゲンジは1匹確認されたが、いずれも対岸の草の中や水路のセリの茂みの中であった。

喜んでくれるかと思ったが、怖いという。

子供には暗闇でのホタルは、怖かったのだろう。

抱き上げて少し上から見えやすい形で光を捜してやったが、これが重くてとても長くは続かない。

暫くベンチに座って見ていたが、数が少ないこともあり、来週当り、もう一度息子と共に見ようと言うことにして切り上げた。

帰り道、街灯下の遊具でまた遊び出す。何とかなだめて、車に乗せてお別れした。

普段のホタル調査よりも疲れた小一時間であった。

 

その後に上流側水田地帯に向ったが、大きくは増えていなかった。

カメラマンが一人先にいたようなので、明かりで照らすことも避けたかったので、早めに引き上げた。

右岸側の橋詰めは、今夜も未確認である。

 

6月3日

百万石祭りが始まった。

犀川縁を車で行くと、十一屋校下の前夜祭の子供達の提灯行列帰りに出くわした。

昔、子供が小さかった頃に引率保護者したことを思い出した。徐行して子供達を追い越し、犀川緑地公園に着いた。

 

ホタルは20匹以上となっていた。

ただ、まだ飛翔個体は少なく、水辺の草に取り付いていた。虫眼鏡で確認したら、全てヘイケであった。

 

ここで猫と出会った。

飼い猫のようで話しかけながら、脇をすり抜けてホタル観察していると、ついてきて直ぐ側に座る。

一緒に見ようねと話しかけながら、ホタル鑑賞。帰ろうとしたら、同じ方向の道路へ向う。

 

途中で別れて、今度は犀川上流左岸部へ着いた。

昨夜は来れなかったので、2日ぶりであったが、ゲンジが50匹以上、広い範囲で確認出来た。

しかも、山裾ばかりではなく、水田畦や水田中の水路沿いでも羽化しているようである。

こちらでは確認した個体は、全てゲンジであった。ヘイケはあまり確認出来なかった。

視力が悪いので、明るいゲンジが居ると、ヘイケは見過ごしているかも知れない。

ともかくも、暖かい夜となり、毎夜毎に数が増えていくと思う。

 

ただし、犀川左岸側は足場の悪いところなので、一般の人たちにのホタル鑑賞には危険な所である。

観察しやすい右岸側橋詰めでは、今夜も未確認なので、もう暫く来週末位までお待ち頂ければと思う。

 

6月2日

今夜もまだ寒く、犀川緑地ではヘイケが10匹以上、ゲンジが3匹確認出来たが、

いずれも水路沿いの草むらで光っており、飛翔する個体はなかった。

明日は今日よりも暖かくなるので、今夜は途中で帰ることにした。

実際は水路に填ってしまい、靴が濡れてしまったのであるが。

 

6月1日 

今夜も気温が低く、ホタルはあまり飛んでいなかった。

犀川緑地公園ではゲンジは確認出来ず、ヘイケが3匹であった。

ゲンジは公園内の大木の暗闇でお休みしているものと思われた。

犀川上流側の水田地帯では、ゲンジが数匹とヘイケも数匹確認出来たが、

途中で昨年も闇の中でお会いしたはずのホタルカメラマンの方と出会い、

ホタル談義に花が咲き、観察は途中で止めて帰ることにした。

右岸側の水路部でもまだ羽化、飛翔は確認出来なかった。

週末に暖かくなってくるので、その頃になれば、もう少し光ってくれるだろう。

 

5月31日

今夜は犀川緑地公園に向い、暗くなるを待っていました。

ゲンジか7匹、ヘイケも1匹確認出来ました。

気温も低く、まだ本格的な飛翔はしていませんが、確実にすばらしいホタル生息地となったように思います。

昼夜の歩きで、足に疲れが出ているようで、今夜はここで切り上げて家路に着きました。

 

5月30日

やや肌寒い時々小雨が落ちる夜でした。

いつもと逆に、犀川緑地公園から観察しました。

ゲンジを3匹確認出来、以前は居なかった池に近い所にも居てくれ、確実に生息地が拡大していることが判りました。

 

その後、犀川の上流左岸水田地帯に行きました。

一匹も見つからず、寂しい気持ちで帰ろうとしたら、居ました。

水路から離れて果樹園内の暗がりに6匹時々飛翔していました。

 

明日は天気も良くなり、気温も上がるので、かなり増えてくれることに期待しています。

5月29日

昨夜は犀川縁を見れなかったので、小雨の中、出かけてきました。

いつもの犀川左岸部では、一昨日見られたヘイケは確認出来なかったが、ゲンジが3匹に増えました。

その後に寄った犀川緑地上流側でゲンジを1匹確認出来ました。

大桑側の駐車場に止めて頂き、下流の遊園地を通り抜けて、池のさらに下流側の小さな小川の両岸が生息地です。

池で暖められた排水が流れる所なので、早くに羽化したようです。

今年からは新しい生息地として、皆さんに手軽にホタルと会える場所になります。

沢山になったら、地図も含めてお知らせします。

5月29日

今夜は小松方面にいて夜、梯川沿いの中山間地で、水田の排水路最下流部で群舞するホタル達と出会いました。

真っ直ぐな排水路沿いに長い延長に渡ってホタル達が飛翔しているため、とてもすてきな光景でした。

 

その後、桜生水に寄りました。かなり増えていましたが、昔見た光景にはほど遠い少し寂しいホタル達でした。

ただ、一家族の子供達とホタルのお話ができ、楽しい一時を過ごしました。

 

遅れてしまったので、犀川縁はお休みしました。明日はどの位増えてくれるかな。

5月27日

2日間雨が降りましたので、今夜はと観察に向いました。

犀川縁で、一年振りにホタルのひかりを確認出来ました。

ヘイケが2匹、ゲンジが一匹で、いずれも葉の裏や草に止っていたので、羽化直後ではないかと思います。

昨年は5月31日でしたので、4日ほど早いことになります。

でも、皆さんに見て頂ける時期は、6月15日頃になると思います。

ヘイケボタルが先に見られたことには、少しびっくりしました。

犀川縁ではなく、南向きの里山の水田排水路のような所では、

来月に入れば、皆さんにも会えるでしょう。

明日の夜は、桜清水などをハシゴしながら、犀川縁にたどり着きたいと思っています。

 

5月23日

金沢の犀川縁では、今夜もまだ見られませんでした。

昼間ではないので未確認ですが、生息地の周辺の草むらが草刈りされていましたし、

有る所では除草剤が散布されているようです。

ホタルを含めて自然環境が悲鳴を上げているように感じながら、重い気持ちで帰宅しました。

 

5月22日

調べたら今夜が満月でした。

連日のお出かけの疲れで、今夜はお休みしました。

小松方面は、にぎわっているだろうね。

26日頃に雨になるので、週末には金沢でも羽化と飛翔が始まると思います。

前祝いで久しぶりに缶ビールを開けて早寝します。

 

5月21日  ホタルの初飛翔

今夜 21日 小松の桜生水で、ホタルの初ひかりを確認しました。

約50匹以上なので、3〜4日前には羽化していたのでしょう。

満月でしたが生息地は月陰になので、観賞には支障がありません。

今年からは生水の湧出口に下りる階段部に街灯がつきました。

ホタルに支障のない波長のランプのようでした。

近くの方、早く見たい方は、明日の夜でもお出かけ下さい。

 

加賀や小松方面ではもう盛んに光っているものと思います。

来週後半がピークになるのかも知れません。

 

一方、金沢近郊ではまだでした。

犀川や内川の用水路の落水なので、25日以後になると思います。

5月21日夜

 

                                   金沢ホタルの会一会員