平成29年のホタル情報6月26日  

今年もまた、ホタルの飛び回る季節が始まりました。みんなでホタル達と巡り会い、楽しみましょう。

7月15日 

夕方用事があり、帰り道に犀川緑地公園内の水路を確認してきた。

最初あまり見えなかったが、まだヘイケボタルが20匹程光っていた。水路全体では、まだかなり居るのだろう。

ヘイケボタルは、長く羽化することで、洪水があっても、新しく産み付けられた卵から孵化することで、種が絶えないようにしているのである。

一方、ゲンジボタルは、短期間に集中して大量の卵を、広い範囲に産み付けることで、流されても、ある程度の幼虫が生き残る道を選択したのである。

自然界はとても良く出来ている。

先日の大雨でカワニナは、多く流されたけれども、水田の中に生き残っていた個体が、水路に戻ることで、大分回復していた。

7月8日 

今年最後のホタルを、白山市旧鳥越村渡津の蛍の里で終えました。

十四夜の月がおぼろ月となって、8時過ぎに山尾根から出ました。

少し雲がかかっていたので、水田側の沢山のヘイケボタルも、川側のゲンジボタルも見られました。

地元のホタルの会の大田さんの、これまでに至るお話を伺いながら、月明かりで昼間のように見える田圃を見ていました。

こんなホタル達の姿は、自然に出来上がったものではないのです。

自然のホタル達と、大田さん達の苦労とが合わさり、作りだされたものなのですね。

 

お話を聞きながら、今、自分が関係している故郷や、金沢のホタルをどうしたらいいのか、考え込んでいました。

答えが一人で出せる問題ではありませので、会のみんなと相談しながら、解決策を探っていくことにします。

 

渡津のホタル観賞会は今夜が最後でした。

ヘイケもゲンジもしばらくは見られるはずですが、邪魔をしないのが、最大のホタル保護なのですね。 

7月7日

星空に十三夜の月がぽっかりと浮かんでいました。

七夕の夜、ホタル達もまだ残っていて、天の川ならぬ木陰の暗闇の中で、光ってくれました。

犀川緑地では、ヘイケが一番きれいに数多く光ってくれました。

線香花火のような点滅箇所が、水路沿いに何箇所も見られました。 ここは7月一杯見られそうです。

大桑貝殻橋も昨夜より減りましたが、まだ残っています。

大桑の左岸水田部は、ゲンジは殆ど見えませんでしたが、帰り道でゲンジ2匹が、農道の上を飛び回って見送ってくれました。

ありがとう。 また来年逢おうね。 彼らが残してくれた子孫達と、きっと遭えるでしょう。

少し早めでしたが、9時前に帰宅し、今年のホタル観察を終えました。

行きたい所、行けなかった所もありますが、来年のために体を労ることにします。

殆どが犀川縁でしたが、鑑賞に来て頂いた方々と、何よりも今年も元気に光ってくれたホタル達に、お礼を言いたい。

                  有り難うございました。     再 見         管理人 

7月6日 

九州は大変な雨ですが、金沢はこの2日間は良い天気になりました。

久しぶりにホタル達を尋ね歩きました。

犀川緑地公園ではヘイケボタルが、20匹程確認されました。

大桑貝殻橋は大分減りましたが、かなりの数のゲンジが見られました。明日の晩が、ホタルを楽しめる今年最後の夜になりそうです。

その後、末町を見て、平町まで足を延ばしました。

両箇所共に少ないですが、ゲンジが確認出来ました。

さらに辰巳ダムへ向けて走り、上辰巳のホタル橋の手前、辰巳用水の落水のある箇所で、ゲンジが10匹程集まっていました。

 

大雨の後でしたが、各地でホタル達が元気なのに嬉しくなりました。

土曜日からは、梅雨空に戻りますので、明日の晩が、今年の最期のホタル観察になりそうです。

 

7月3日

夕方に雨が降り、大雨洪水警報も出る天候なので、私もホタルも、お休みさせて頂きます。

犀川大桑のホタル生息地は、本川ではなく、用水路や排水路なので、洪水の影響は、殆ど受けない特徴があります。

明日の夜には台風の影響もあり、さらに強い雨になりそうですが、三休みして、木曜から週末にかけて、もう一度光ってくれる機会があると思います。

その頃に、平町のホタルなどを調査に行ってきたいと思います。

7月2日

 昨日の大雨も上がり、今夜はホタル鑑賞が出来る最後の夜でした。

大桑貝殻橋右岸では、まだ沢山のゲンジが飛んでくれました。

大家族が来訪してくれて、昨夜は白山市の渡津で見てこられたとのこと、大日川と違い、ホタルが間近に見られることから、

良い所ですねと、褒めて頂いた。 暫く説明させて頂きました。

ついで、対岸の左岸側を一回りしてきた。誰も、クマも居なかった。

ゲンジもヘイケも見られるが、ピークは過ぎたようである。

犀川緑地公園では、相変わらず、ヘイケボタルが水路縁でチカチカ沢山見られた。

ただ最上流の池付近や下流部ではあまり見られない。

植生が繁茂しすぎて、餌の貝類が生息しにくくなっているように思う。

 

梅雨の大雨が続きそうですが、大桑のホタル生息地は犀川本川ではないので、雨さえ止んでくれれば、あと暫く楽しめそうである。

ホタルを飼育するために卵を産んで貰う種蛍を22日にメス2匹とオス4匹を捕まえて飼育してきたが、昨夜で、最後のメスが使命を終えて亡くなった。

スポンジの裏には沢山の卵を残してくれた。 大事に扱い、孵化させて、夏の間飼育して、秋の終わりに放流することにしたい。

放流時期や場所は、ホタルの会で相談しながら、進めていきたいと思っている。

今回のメスは最大10日間生きてくれたことになる。 オスは5日程で亡くなっているので、卵を産み終えるまで頑張ってくれたのだろう。

これからは、託された私が頑張ることにしたい。

7月1日

 昼間大雨洪水警報が出て土砂降りとなりました。ホタル観賞会は中止になったそうです。

空いた今夜は、何処へ行こうかな。 

 

6月30日 

今夜は、兼六園の鑑賞会に行って来ました。

7時過ぎに大雨が降り、ダメかと思いましたが、暫くで止み、半月が見えるようになりました。

暗くなると共に、月見橋や代替橋付近でヘイケボタルが光り始めました。

目の悪い管理人には見えませんが、子供達が一杯居るよと、そして周りの人たちも集まって来てくれました。

ヘイケボタルであること、飛んでいるのはオスであることなど、ホタルの解説を少しばかりさせて頂きました。

雨の直後ということもあり、光るものの、飛ぶ個体は少ない。

しかし、少ないだけに見えた時には、みんなが喜んでくれるのは嬉しいものです。

山崎山の背後の池まで行って暫く観察を続けた。ヘイケは数匹見られるが、ゲンジが見えない。

と諦めかけたら、1匹池の真上で光り始めてくれました。

お二人程の観賞者と共にこの光を見続けました。この1匹は来年に繋がる大事な一匹なのですね。

来年は、いつものように光ってくれることを願い、帰宅しました。

6月29日 

今夜も、ホタルにとっては良い天気でした。暖かく風が無く、月も三日月で観賞にもいい状態でした。

何処へ行こうか、悩みましたが、明日から2日間は別の予定があるため、結局犀川大桑貝殻橋を選びました。

昨夜と同じ程光っていました。観賞者は少なく、少しほっとしました。

車いすの方々が4人程居られ、引率の方達も居られました。

施設のお年寄り達にホタルを見せてあげたいと上安原のから車いす専用のマイクロバスで来られていたのです。

他の人が少なかったので、記念写真を頼まれて撮って上げたり、ホタルの説明もして上げました。 

別の家族も居られて話したら、2月に金沢に来たとのことで、乱舞するホタルに感激して居られました。

帰りに左岸側水田と犀川緑地公園も見て回りました。

明日は雨かな ホタルには良いかもね。 犀川縁は、あちこちでピークを迎えています。

6月28日 

今夜は、犀川大桑貝殻橋を3日振りに見に行った。昨夜か今夜当りがゲンジのピークのように思われた。

明日も天気は持つみたいなので、ホタルも鑑賞者も多いと思われる。

是非、野球場の駐車場に停車して少し歩いて、ホタル達と対面下さい。貝殻橋の上からも、見ることが出来ます。

左岸水田部ではヘイケボタルが多くなっていますが、クマの心配がありますので、安全に対する配慮をお願いします。

 

久しぶりに土清水の寺津用水路に作られたホタル水路を見てきました。ゲンジが1匹飛んでいました。

夜で詳しく確認出来ませんでしたが、ホタル水路に水が流れていないようで、そのことが発生が少ない原因かも知れません。

昼間尋ねて見て、対策が取れるか、管理者とも相談したいと思います。

少し犀川から外れたので、緑地公園は休みました。

週末は梅雨前線が近づき、雨になるようなので、明日の夜に観賞に出かけてください。

犀川縁は、あちこちでピークを迎えています。

6月27日 

疲れが溜まっていて、昨夜は、犀川緑地公園だけ見てきました。

ホタルの飛翔に適した気温で、水路上方をヘイケが行き交っていた。 草むらにも、真上の葉裏にも居ました。

久しぶりにカメラを持参して、B露光にして20〜30秒ほどでシャッターを切りましたが、僅かにぼけた光痕が見られただけでした。

でも、お会いしたご家族の方と、楽しい会話が出来ました。と、そこへ明るいゲンジが飛んできました。

小さい子供に手を出して捕まえても良いですよ。しかし、怖いと言って歩道へ戻っていきました。

ホタルはなるべく捕まえないで欲しいのですが、手に載せる程度は思い出として残りますし、

その後で、そっと逃がすことや、ホタルには迷惑なこともしっかり説明しているつもりです。

やがてみんな帰ってしまい、一人で水路の下から上流の池端まで、ホタルの光を追っていました。

今夜はゲンジが数匹見られました。

大桑には行きませんでしたが、お会いしたご家族は先に大桑を見てこられたようで、一杯居ましたよと、教えて頂きました。

今夜も、明日もホタルには良い気候のようです。

ホタルの成虫が光って飛び回っている期間は、僅か数日です。
数年、水の中で幼虫として過ごして、5月半ば頃に上陸して土の中で蛹になり、この頃に羽化します。
羽化した直後は羽を固めたり、卵を産む準備などのために1、2日間は飛びません。
3日目の夜から、オスは飛び回って流れの上流部へ飛んで行き、メスを探します。
この姿が私たちにホタルの光として見せてくれているのですが、けっして人のために光っているのではないことをご理解下さい。
オスはメスよりも数日早く羽化して飛び立つことで、同じ親から育ったメスと交尾しない仕組みになっています。
オスは、3〜4夜で使命を終えます。ですから、毎夜見ているホタルは入れ替わっていて、1週間後では完全に交代しています。
一方、メスは交尾を終えた後、深夜に飛翔して上流部へ行き、水路縁の石や岩、倒木などに生えた苔に卵を産み付けます。
夜が明けるまで産み続け、昼は休み、4日前後かけて少し場所を変えて産み続けて使命を終えます。
残された卵は、20日程度で孵化して中から出てきた幼虫は、下を流れる水中に落ち、流されながら、淀み等で底に沈み、餌のカワニナを探し求めます。
餌に遭える偶然は少ないので、数百生まれた幼虫が成虫になるまで育つのは、たった数匹なのですね。

6月26日 

私園からホタル観察を始めましたが、園内では確認出来ませんでした。

本川の滓上川では、麦口で6匹、上流の上麦口や嵐町、中ノ峠では、点々とゲンジの光を確認出来ましたが、まとまった数は居ませんでした。

トンネルを抜けて大日川沿いに出たら、沢山のゲンジと出会えました。しばし、地元の方と楽しいホタル談義が出来ました。

50匹程のホタルが、完全にシンクロして光る光景には驚きました。

今年一番のホタル達とも別れて、犀川へ急ぎました。

時間も遅かったので、犀川緑地公園内だけ確認しました。

下流側の管理事務所前の水路では、全く見られませんでした。

上流側の西大桑側では、水路沿い草むらで、沢山のヘイケボタルが光っていました。しかし、ゲンジは1匹も確認出来ませんでした。

9月25日

夕方まで弱い雨でしたが、夜には止み、暖かい感じでした。

犀川縁では、飛翔しているホタルは少なく感じました。特に大桑の左岸部はピークが過ぎたようです。

右岸水路部は週末までゲンジが光ってくれると思います。

犀川緑地公園のヘイケボタルはさらに増えてきました。明日の夜からはもっと飛翔してくれるでしょう。

明日は、故郷へ行き、旧鳥越村の山間地を辿りながら、大桑までたどり着く予定です。

 

6月23日 24日

2日間 兼六園のホタル観賞会に行ってきました。

今年は数が少なく、しかもヘイケだけでゲンジは確認出来ませんでした。

多くの方々に来て頂きました。

今夜は、はるばる横浜からのお客さんに開園前にホタルの話を聞かれ、暫く話させて頂きました。

少なかったものの、9時少し前に月見橋付近で多くのヘイケボタルが、ひかり、飛び交ってくれて、最後の帰り客を喜ばせてくれました。

少ない理由が良く分かりませんが、5月の水温が雪解けが遅れたことで、冷たかったことにあるのかも知れません。

来週の金、土に増えてくれることを期待して家路に着きました。

犀川筋には行けませんでしたが、きっとホタルも観賞者も多かったのではと思います。

今夜雨になりますが、夕方には止むそうなので、楽しみです。

 

6月22日

昨日の雨も上がり、今夜もホタル鑑賞にはよい天気

犀川の上流部で、1時間程乱舞するホタルの光を楽しんだ。毎夜、走り回りでゆっくりしないので、今夜は一人で光の中にいた。

9時過ぎてから、いつもの大桑貝殻橋付近の両岸と、犀川緑地公園を回り、10時過ぎに家路に着いた。

各地ともホタルは飛翔しているが、少し遅かったので、少なく感じた。

明日の夜は、ホタルも観賞者も多くなりそうである。  そこで再度お願いします。

 

大桑貝殻橋に車で来られる方は、簡易野球場の駐車場にお願いします。

橋詰めの河原には、車を乗り入れないでください。

 

6月20日

今夜もホタル鑑賞にはよい天気 犀川流域では上流地域でも飛び始めていました。

明日は一日雨で気温も低いので、ホタル達も一休みます。 新しく羽化が進むと思います。

それ故に、天気が回復する週末の金曜日から数日間が犀川縁のピークとなりそうです。

大桑貝殻橋では、橋の上、下流にもゲンジの飛翔が見られます。

犀川緑地公園も結構見られましたが、ゲンジは公園内の暗闇へ飛び出していくようで、数は少なかった。

明日は、別の場所の調査に行くので、犀川縁は休みます。

各地でクマの目撃が増えています。

一人で行動するので、車から降りる前にライトで確認することにしていますので、他の観賞者やカメラマンが居られることがあり、

ご迷惑を掛けることもありますが、ご容赦下さい。

6月19日

今夜もホタル鑑賞にはよい天気

犀川大桑貝殻橋では、橋の上、下流にもゲンジの飛翔が見られます。

ここ数年大きな高水が無いために、本川でも生息しているようである。右岸水路沿いのホタルは、さらに増えています。

明日は夜の気温が高いので、もっと増えそうですね。

21日は雨になり、週末はさらに羽化が進みピークを迎えると思います。

今年は遅れると見ていましたが、平年と変わらない時期にピークがなりそうです。

この週末は大桑貝殻橋は混雑しそうです。 事故防止や何よりもホタルの生息を第一に考えて、以下のようにご協力下さい。

大桑貝殻橋に車で来られる方は、簡易野球場の駐車場にお願いします。

橋詰めの河原には、車を乗り入れないでください。

上流側駐車場を消防団が使用している場合は、下流側の駐車場に入れてください。

歩いて貝殻橋まで行く途中でも、ホタル達に出会えます。

犀川緑地公園では、ゲンジの飛翔が目立ちました。 むろんヘイケも元気です。

こちらのホタルは間近で見られますので、近くの方は歩いて来て頂きたいし、遠くの方は西大桑の公園の駐車場に止めて、遊具場の下流側へ来てください。

 

6月18日

とても暖かい夜となり、ホタル鑑賞にはとても良い季節になりました。

犀川大桑貝殻橋右岸の水路縁も一気に増えてきました。ゲンジが50匹くらいは光っていたと思います。

犀川緑地公園の水路でもゲンジ10匹、ヘイケは100匹程も飛翔していました。

家族連れが多く訪れていたので、子供達に説明していました。

網で捕らえて小さい子に見せようとしたら、怖いと言って逃げられました。昨年の孫と同じでした。

来年は、きっと喜んでくれるようになると思う。

朝から車での名古屋往復後の観察でした。

とても疲れていたが、多くのホタルとそれを見に来られた方々と出会え、気持ち良く寝られそうです。

 

6月17日

とても暑い日になった。

ホタル達は今夜くらいから飛び立つと思う。

数は少ないかも知れないが。

急遽、遠出することになり、今夜から金沢を離れることになった。

クマのこともありますので、一人で行動することはお控え下さい。

では、出かけてきます。

6月16日

天気も良いが、ホタルの飛翔はあまり見られなかった。 夜間の気温がまだ低いのかも知れない。

しかし、草むらの中では各地でゲンジもヘイケも確認出来た。

大桑貝殻橋右岸では、ゲンジとヘイケが1匹ずつ飛翔していた。左岸水田部も草むらにいるが、飛翔している個体は少ない状態である。

大桑のホタルは今週末は無理なので、来週半ば〜週末に来て頂ければと思います。

犀川緑地もまだ少ないです。来週ですね。

6月15日 

夕方からいつもの犀川巡りを始めた。

犀川緑地公園では、ヘイケが水路上流側で多く見られたが、飛翔している個体は見られず、水路内の草の間にいた。

土曜日当りから飛翔し始めるものと思われる。

大桑の右岸野球場側でも漸く今夜から光り始めた。明日以降増えていくものと思われる。

下流側駐車場に止めて歩いて大桑貝殻橋袂まで来てください。

貝殻橋付近には絶対に駐車停車しないでください。

大桑左岸水田地帯では、ゲンジもヘイケも増えていますが、

今夕に再びクマの出没があり、農道奥へ行くことは大変危険なので、橋より奥へは入らないようにお願いします。

 

大桑橋付近は土曜日の夜当りからは数が増えてきますが、来週後半の方が多いと思いますので、暫く待って頂いた方が良いと思います。

下流側駐車場に駐車して頂き、下流側の農道沿いの排水路付近を見て頂くと、ゲンジボタルが今夜も20匹程見られました。

明日、明後日来られる方は、こちらの方が安全で間近で観賞出来ます。

6月14日

故郷のホタルを見に行き、生家に1泊した。

旧中海村の岩淵で、ヘイケ数匹を確認したが、生家のある麦口の滓上川や私園の中でもホタルは確認出来なかった。

 

6月13日

昼間の気温は20゜以下であり、夜も冷えるかと思ったが、放射冷却がない分、暖かく感じた。

いつものルートで、大桑周辺を見回りしてきた。

貝殻橋の袂には、何家族かの観賞者が居られたが、ホタルは全く確認出来なかった。

左岸側では、点々とゲンジとヘイケが確認出来たが、飛翔はして居らず、草むらや木陰で休んで居た。

犀川緑地公園では、昼間水路両岸の草刈りが行われており、その性か、確認は出来なかった。

 水路縁は草刈りされていないので、週末には飛翔してくれるだろう。

 

夕方のNHKテレビで、白鳥路のホタルのことが放送されたので、平日にもかかわらず、大桑に来られた方が居たようである。

白鳥路の水路を流れている水は暖かい井戸水であり、用水路よりも早く羽化するのである。

一方、犀川縁の用水路の落ち水が流れる水路では、犀川の水温とほぼ同じで、今年は融雪水の影響で特に冷たい期間が長く続いていた。

長坂用水の水田からの落ち水の流れる左岸側は例年とほぼ同じであるが、大桑用水が流れている水域では、遅く羽化することになる。

 

大桑へ来られる方へ
今年は少し遅れますので、来週末位を目処にしてください。

6月12日 

今夜も寒い夜で、冷たい雨も降っており、飛翔していないと思われるので、ホタル調査はお休みしました。

週末にならないと難しい気がします。

 

6月11日

一日晴天で、満月の夜も気持ちよい天候でした。

しかし、ホタルにはもう少し暖かい夜が必要なのですね。

犀川緑地公園では、昨夜光っていなかったヘイケボタルが光を

放っていましたが、草藪の中から飛翔する個体はありませんでした。

20匹以上は羽化しているようなので、金、土、日になれば、100匹以上飛翔してくれるものと思います。

大桑橋下流側左岸の駐車場に止めて頂き、池の下流側の堤防沿いの水路縁を歩いて頂ければと思います。

ヘイケの光は弱いですが、7月一杯は楽しめると思います。

 

白鳥路は観賞者が絶えませんでした。ホタル達も飛ばざるを得ない雰囲気だったでしょうね。

私は白鳥路の向かい、兼六園側の水路を観察していました。

こちら側でもゲンジが20匹程、ヘイケも数匹確認出来ました。

 

大桑地区はいても数が少ないと思われたので、止めにしました。

 

6月10日

午後に雨となったが、夕方には上がり、満月が途中から現れ、星一杯の夜空となった。

しかし、気温がとても低く、ホタル達は光すら出さない待機モードになってしまった。

犀川筋も昨日確認した水路も全く確認出来なかった。白鳥路も少なかったようである。

明日以降も暫く夜間の気温がとても低い予想なので、しばらくはホタルの飛翔は見られないと思う。

 

6月9日
 今夜も良く晴れ渡った空に、十四夜の月が煌々と輝いていた。
白鳥路ホタル観賞会に顔を出してきた。
8時 園内の照明が落とされると、直ぐにホタル達が光り出してくれた。
お客さんも多いがそれ以上にホタルも多く見られた。
ゲンジが主体であるが、ヘイケも混じっている。
昨夜は200匹程だったとの話であるが、今夜はその2倍以上居るように見えた。
月夜で明るいが、水路両側の高木に挟まれた谷間のような長い水路であるので、丁度良い暗さであった。
明日明後日とさらに増えていくものと思われる。
市内で最高のホタル鑑賞地である。
帰り道、幼虫を放流した水路に立ち寄った。ゲンジが10匹程飛翔していた。来年、安定した生息地となってくれれば嬉しい。

犀川緑地はまだ殆ど増えていない。
犀川大桑右岸地区もまだ未確認です。

6月8日

 今夜は良く晴れ渡った空に、十三夜の月が煌々と輝いていた。真昼のような明るい中では、飛翔しているはずはないのであるが。

犀川緑地では、ヘイケボタルが、5匹程水辺の草むらに光っていた。
昨夜からは、園内の照明灯の一灯が管理者により消された。川側の長い水路沿いの園路が、観賞に適した暗闇区間となった。
園路沿いの草むらも、草刈りされ、ホタル鑑賞に適した場所となった。
この週末はまだ少ないが、早くホタルに逢いたい方は、西大桑の駐車場に止めて歩いて下流側へ行き、
池の下流側の園路に沿った水路縁を観察して頂ければと思います。

犀川大桑地区はまだ未確認です。水田部も殆ど見られません。

※ ホタルが上陸する時の気温・水温は15〜20℃であり、今年の場合、5月半ばでも雪解け水の影響で、辰巳用水の水温は市内で12゜程しかありませんでした。

 幼虫が上陸して蛹になり、成虫になるのに40〜50日かかりますので、5月20日に上陸したとすれば、6月末から7月初めに羽化することになります。今年は大分遅れそうな気がします。

 白鳥路や角間の北田は、融雪水の影響がないので、何時も通りもう飛翔しているらしい。 
 白鳥路では今週末と来週末予定通り、鑑賞会が開かれます。
 週末は犀川よりも、白鳥路へお出かけ下さい。
    

6月6日

昨夜は、粟津からその周辺の山間地を尋ねた。

馬場町付近では以前より少なかったが、しかし、この付近では最大の生息地と思われた。
むろん、加賀市内や滝ヶ原の谷筋は見ていないが、日用川沿いでカメラマンを見かけて情報交換した結果でもある。
広域農道沿いは、あちこちの谷筋で見られるが、車の通りが激しく、撮影が難しいと。
良い所がありますよと、場所を教えて上げた。
大野は200匹くらい、桜生水は20匹くらいで寂しかった。

生家のある麦口や私園ではまだ見られなかった。

北陸ももう梅雨に入ったと思う。

今夜からは犀川縁も発生が見られると期待している。
しかし、10日が満月で、明るいかも。 曇りなら関係ないが、町の灯りが反射して余計に明るいかも。
ホタルも人も住みにくい環境になってきたね。  6月7日夕 管理人

6月5日

今夜は故郷から帰りながら調査しましたが、桜生水でも20匹程度、犀川緑地ではまだ見られませんでした。
明日になれば、今日よりも数度暖かくなるので、期待しよう。
明日は生家に泊まる予定なので、小松から加賀市にかけて夜遊びの予定です。

 

6月4日

 やはり寒いような夜が続いています。 お月様も満月に向かっていき、ホタルの観察には向いていません。
 犀川縁でも殆ど発生はして居らず、早めに羽化したヘイケボタルも草むらに待機している状態でした。
 明日以降暖かくなり、週末には28度まで上がりますので、羽化と飛翔が増えてくると思います。
 ただ、金曜日が満月ですので、晴れていると明るくて見づらいかも。
 しかし、安全面を考えれば、適当な明るさがある方が良いかも。
 金沢犀川縁では20日前後にピークが来ますので、新月になりますので、今年は都合がよい月齢かも知れません。
 

6月3日

百万石祭りの夜、とても肌寒い夜でした。犀川緑地公園も大桑の水田部もホタルは確認出来ませんでした。

水田部で1匹ヘイケを確認しましたが、草むらに紛れているだけでした。

大桑の左岸水田部を観察していたら、山裾に何時もホタルが飛翔する所にクマ捕獲用のオリが設置されていました。

先日貝殻橋付近で目撃された後に設置されたもののようです。

クマは早朝や夕方活動しますが、ホタル観察も日没時間なので、遭遇する可能性も高いのです。

それ故に、大桑の左岸水田部の観察はしていきますが、一般の方の観賞には危険が伴いますので、このページには記載しないことにします。

右岸水路部 簡易野球場側にホタルが出始めましたら、掲載します。

こちら側は、簡易野球場で地元の消防団が消火操法訓練を9時まで毎夜行っていることや、

車で進入が可能な所なので、万一の対応が容易ですので。

また、犀川緑地公園は、かつてクマによる事故もありましたが、公園用の照明のついた駐車場があり、

交通量も多い所なので、夜間の安全は高いと思うからです。

いずれにしても、気温が低いことと、犀川の水温が低かったことで、今年は少し遅れそうです。

 

 

6月2日

今夜は夕方生家に帰り、小松方面のホタルを確認してきました。

肌寒い夜で、時々雨の降る日でしたので、ホタルはあまり増えていませんでした。

特に、桜生水では、異常に少なく、数匹が確認されただけでした。

明るい内に現地確認した所、生水を囲む生け垣の刈り込みが行われていました。

後始末にブロアーが使われたと思いますので、そんな影響もあったのかも知れません。

生け垣はホタルが昼間過ごす一番安全な場所なのです。

桜並木の土手も植生は殆どありませんので、隠れる茂みは道路の山側か、桜の葉陰しかないので、

以前より少なくなっているのかも知れません。

 

 帰り道に犀川地区を見ようと思いましたが、気温が低いことから寄らずに帰宅しました。

 昼間、犀川緑地の管理者に会い、西大桑緑地の園路の照明について相談しました。

 ホタルが出始めたら、2灯の内1灯は最初から点けないように配慮して頂けるとのことでした。

 ホタル鑑賞にとっては嬉しいことです。

6月 1日

今夜も大桑方面を見てきました。 ヘイケが農道部で5匹以上確認出来ました。ゲンジは確認出来ませんでした。

 昨夜見た個体は農道部でしたので、ヘイケだった可能性があります。

車の中で気がつき、明るく光っていたのと、農道を横切り飛び去ったので、正確な確認は取れなかったのです。

昨年の記録を見たら、29日には両方とも確認出来ていたので、少し遅いと言えるかも。

 今夜は何時も来て居られるカメラ撮影者と出会いました。今年は5月が暖かだったので、早いと思ったが、ゲンジはまだですね。

山地の残雪が多くて、雪解け水が流れていたので、5月初めでも10度以下の水温でしたから、

犀川の用水路付近のホタルは遅いかも知れませんとお答えしました。

 別れて、犀川緑地公園の上流画を見ましたが、ゲンジもヘイケも見られませんでした。

ここも、犀川から取水した大桑用水の流末なので、昨年より遅くなると思います。

9時頃の10o前後の雨が降りましたので、百万石祭りの夜は、光り出すように思います。

 


5月31日

 大桑でたった一匹ですが、ゲンジの今年初ひかりを確認。嬉しいですね。雨が降れば、さらに羽化が進むかな。

新聞では加賀方面でホタルが飛翔とありました。粟津方面は週末当りがピークになりそうですね。

金沢の内、犀川や手取川の用水系の生息地では、5月は雪解け水が多いので水温が低く、他よりも遅れます。

 今夜の大桑のホタルは少しあわてん坊だった気がしています。他の犀川流域でもまだ見られません。

一方、浅野川や丘陵地内の小河川の流域では今夜当りから光り出しているのではないかな。

5月29日

粟津川を見てきた。川沿いと、水田の山沿いで乱舞状態のゲンジボタルが確認されました。

この様子からは、小松や加賀市方面の丘陵地に面した平野部では、同じように沢山のホタルが飛翔しているものと思います。

大野町では、梯川沿いの排水路を主体にゲンジが50匹程飛翔していました。

上流の小学校付近はまだ見られませんでした。中海や軽海もまだでした。むろん故郷麦口も見られません。

桜生水は100匹以上と思われるが、観賞者が増えてきて、少し残念なことがあり、観察を途中で止めて家路に着いた。

金沢犀川水系は、来月に入ると思われる。

5月28日

大野町では、今夜5匹程飛翔していた。桜生水では、50匹以上飛翔し、親子の観賞者が見られた。
明日以降、ホタルも観賞者も激増するものと思われる。

 

 

 

 

5月24日 

今年の初ひかりは、今夜24日に小松の桜生水で確認しました。5匹程ゲンジボタルが水路沿いの桜の葉裏に光っていました。

他の地区ではまだ見られませんでした。今夜からの雨で、ホタルの羽化が進むと思われますので、
今週末には各地で見られ始めると思います。

小松方面では、各地でホタルが飛翔しているようである。

              金沢ホタルの会一会員