平成30年のホタル情報6

 今年もまた、ホタルの飛び回る季節が始まります。みんなでホタル達と巡り会い、楽しみましょう。

春先の気温が高かったので、例年よりもかなり早く羽化するのではと考えています。

週末から小松・加賀地方の観察から始めてきます。

今夜当りの雨が止むと、明日、明後日当りから羽化が始まるかも知れませんね。

そんな嬉しいお便りも、このページで掲載していきますので、今年もよろしくお願いします。

 

 6月特に梅雨に入ってからは、気温が上がらず、雨模様の日が続いている。

例年より早かった加賀地方を除くと、犀川縁ではいつも通りの20日前後がピークとなりそうである。

加賀地方では丘陵地から流れ出る小河川や水田排水路にホタルが発生するため、水温が上がりやすく、

特に4月の上陸時の気温が高かったので、早く羽化したようである。

しかし、犀川縁では融雪水が流れる犀川から取水した用水路とその落ち水の水系にホタルが生息するため、

積雪が多かったために、4月5月の水温がとても低かった。このために、上陸が遅れて羽化も遅いのである。

 

 なお、白鳥路では、地下水を汲み上げて流している人工水路であるため、毎年6月初めに羽化し、半ばにピークを迎えるのである。

一方、直ぐ側の兼六園の曲水は犀川から取水した辰巳用水の末端部であるため、水温が低く、6月後半に羽化するので遅い生息地となる。

さらにホタルが少ないために、ヘイケボタルのピークに併せて鑑賞会が行われているので、遅い時期なのである。

 

 7月22日

 平成29年度のホタル観察も15日の湯涌温泉を最後として、終えることにします。

 来年5月再び彼ら、彼女らの子孫と会える日を楽しみにします。 また来年このページをお尋ね下さい。

 

7月19日 

 暑い日が続いている。 ホタル達もそろそろ孵化して幼虫になる時期である。
 今年、田舎と金沢のホタルの幼虫を飼育するつもりであったが、田舎ではゲンジボタルが非常に少なく、種蛍が得られなかった。
 また、金沢についても、あちこち回っている間にメス蛍を捕まえることが出来なかった。
 それ故に、今年は飼育を諦めた。 代わりにカワニナを近くの生息地から移住して貰うことを考えている。

 ホタルは、カワニナや他の巻き貝とある意味で共生しているわけで、
 粟津川で見たようにホタルが乱舞する河川には、カワニナも同時に群生しているのである。
 人も、ホタルも、生有るものは、餌となる食料を得なければ生きていけないのである。
 今、市内のホタル生息地を、昼間尋ね歩いている。
 それは、水辺に餌となるカワニナなどが棲息しているか確認して歩いているのである。
 不思議なもので、カワニナに適していると思われる水域でも、全く見られないことも多い。
 私たちが見て歩いているのは、今の今だけであり、
 一年間を通してその川筋が、どんな環境条件なのかまでは判らないのである。
 用、排水路の場合には、一時的に断水が起きていることもあるのである。
 水量が減り、流れが遅くなると、流水域が死水域に代わることもあるし、
 溜まり水は、必ず腐るものであり、腐敗により溶存酸素量が少なくなり、カワニナが逃散してしまうこともあるのである。
 毎年繰り返されるホタルの成虫の飛翔は、1年乃至2年間の環境変遷の結果なのである。

 

7月15日 

 夜、ホタル達に今年最後の挨拶をするつもりで出かけた。最初に湯涌温泉の玉泉湖に向かった。 
 照明がないと考えていたが、入り口に湖を照らす水銀灯が明るく輝いていた。
 また、奥の方の氷室の小屋をライトアップするためのスポットライトが二基設置されていた。
  困ったな。 居るかな。 
 東屋橋に向かって歩いていくと、園路の上に光が見えた。ヘイケボタルである。
 懐中電灯の光を湖面側に当てると、岸辺の草むらに沢山の光が点滅を始めた。
 嬉しかった。ここはヘイケボタルの生息地であると確信できた。
 一方、東屋橋より上流側には殆ど光は確認できなかった。多分上流側はゲンジボタルの生息地なのだろう。
 氷室小屋側に行くと、ライトの明りの中に数匹のゲンジと思われる光が見られた。
 7月初め頃であれば、ゲンジボタルが飛び交っていたのであろう。
 入り口に戻り、岸辺に降りる道を辿った。 岸辺の草むらにヘイケボタルの光が沢山見えた。

 玉泉湖には、ゲンジもヘイケも、沢山棲息しているようである。
 照明施設に湖側を暗くする遮光板を設置すれば、ホタルの光が乱舞する光景が見られそうである。

 帰り道、浅野川沿い、犀川沿いのホタル達に挨拶をと、立ち寄ったが、何処にもホタルは見られなかった。
 平地部は、ヘイケボタルも少なくなるのである。また、来年まで、待つこととする。

 5月16日の粟津川から始まった2ヶ月のホタル巡りは、今夜で終了である。

 

7月13日

 ホタルシーズンの最後になって、疲れが出たのか、少しばててしまい、夜はお休みしている。
 代わりに、昼間、ホタルの生息地を調査しに歩いている

 今日は、まだ行ったことがなかった、湯涌温泉の奥地の玉泉湖を尋ねた。
 昔、白雲楼ホテルがあった場所である。 近くまで来ていたが、この奥までは初めてであった。
 温泉地の奥にため池があり、そこへ支流が二筋流れ込んでいる。
 ホタルには、とても良い環境である。
 また、温泉に泊まられたお客さんにも散策路があり、ホタル鑑賞にも適している。
 ここのホタルは管理人は見ていないが、ゲンジもヘイケも居そうな環境である。
 温泉の下流にはゲンジが居たことは確認しているので、源流に当たるここにも居るはずである。
 湖畔に氷室の復元小屋があり、中にはまだ雪が結構残っていた。
 昼間も夜も楽しめる、そんな素敵な静かな環境であった。
 誰一人居ない、昼下がりの山里であった。 

 

7月9日

今夜は、キゴ山のホタルを再確認しに行った。 
6月28日よりも大幅に数が減り、全体で10頭位であった。ここのホタルは平地より遅れるとしても7月の始めまでであると思われた。
この観察のために園路を歩いていたら、背後から動物の呻き声が聞こえた。
多分、イノシシが数頭居たように思う。 ライトを照らしても見えなかったが、慌てて道路へ戻り車に戻った。
昼間のイノシシは時々見かけているので、余り怖いとは思っていないが、一人、暗闇の中で、動かれたらさすがに怖かった。
大勢でホタル鑑賞する場合には、気を付ける必要がありそうである。
昼間の調査では、イノシシの荒らした跡は見られては居ないが、
本来の彼らの住処であり、夜行性の動物なのであるから、人の方で気を付けるべきだと思う。

その帰り道、辰巳町のホタルを観察に行ったが、ゲンジもヘイケも殆ど見られなかった。
7月も9日となれば、居なくなるのは当たり前である。

其処のさらに帰り道、、以前から気になっていた涌波の公園のホタル確認に向かった。
場所も良く分かっていなかったので、山側の道を辿っていったら、公園前の道路へ出た。
立派な広い公園である。 そして、その山側河岸段丘崖に続く、斜面も含めてホタルにとっては良い環境であった。
ここは、先輩達が一度ホタル生息地として整備しようとして、全国ホタル大会のフィールドとして選んだ場所でもある。
今作っている三十年記念史に当時の記録があったので、現状を確かめておきたかったのである。
ゲンジボタルが全体で30頭程確認できた。2週間程前であれば、この十倍程は見られたのではないかな。
人工的に造られた水路には辰巳用水からの分水や漏水が流れており、水草が繁茂して居るので、
除草などの手入れをすれば、さらに増えそうな環境である。
流れの末端に池が設けられているが、街灯が池全面を照らしているので、ホタルシーズンだけでも減灯、消灯して頂ければ、
ホタルにとっては天国のような環境である。 ここについては会として何か提案できることがあれば、やって行きたい。

7月8日 梅雨が明けたような天候の回復した今夜、久しぶりに大桑貝殻橋を訪れました。
右岸側を見ると、水辺の草が高水により倒れており、そのためホタルがかえって見易くなっていました。
ゲンジホタルもヘイケボタルも、結構見られる程に飛翔していました。 後数日は楽しめる状態でした。
左岸側水田部と大桑用水路沿いでは、やはりゲンジもヘイケも結構見られました。
水田の上をライトで照らした後、育ったイネの葉先にヘイケボタルが一杯光りました。
農道では橋付近までホタルが飛び交ってくれました。

犀川緑地公園に移りました。今夜もヘイケが見られるものの、かつてのようには数が増えていませんでした。
何が悪いのか、原因が分かりませんが、まだしばらく観察していきます。

今夜は、犀川本川、三ヶ堰付近の観察を始めました。
会長から、桜橋の上流にゲンジボタルが沢山居たよと情報を頂いたため、急遽調査地について追加したものです。
三ヶ堰の上流側右岸部には、川の中に寄り州が形成されていて、灌木の河畔林が形成されています。
他の河道の灌木は伐採されていたのですが、この区間だけ残されていました。 
その灌木の間に下りてみたら、2日前に高水が着いて流れていた土砂堆積物の上にヘイケボタルが30頭程確認できました。
灌木の暗闇の中を飛び回るホタルも居たので、その数から考えると、ここで生育しているように思えました。
会長が地元の方に案内された時にはゲンジボタルであったとのことなので、
ピークが早いゲンジはもう居なくなり、ヘイケがまだ光っているように思われます。
数年前、菊川の交番の裏の河床にヘイケボタルが居たという情報もあったのです。
地元に居ながら気が付いていませんでした。ホタルは7月末から来月に掛けて卵から孵化して幼虫になります。
大水が出ると小さな幼虫が下流側へと流れていきます。 
そして、河畔林など餌のカワニナが居るような場所に住み着き、生長して成虫になるのですね。
 我が家から歩いていける水辺に、沢山のホタルが居たことはとても嬉しいことでした。
 ホタルは、ゲンジは後10日程で居なくなりますが、ヘイケボタルは、8月中までは飛び回っていますので、
夏休みに入って、星の光とホタルの光を身近で見つけられるはずです。  

 

7月7日、七夕の夜は、兼六園で迎えました。 
前日の予報では曇りとあったので、良い環境で最終日を迎えられると思っていましたが、一日雨交じりとなった。
どうなるか、心配で仕方がなかったが、観賞者の皆さんには、少ない箇所でしか見られないこと、
雨の影響で居ても、光ったり、飛翔したりしないこともあると、予防線を張り、
夜のライトダウンした特別名勝兼六園と、眺望台からの金沢の夜景を楽しむよう、ゆっくり歩いてくださいと、お願いした。
観光案内のような形で、山崎山の曲水の始まり地点に着いた。

やっぱり居ないと思ったが、7時39分台だったので、もう少しお待ち下さいと伝えて、近くの常夜灯の明りを消した。
途端にウォーとざわめきが起こる。 ゲンジ一頭とヘイケが対岸の岩の上で光ったのである。
明りを消したことと、8時に近づいたために木陰の暗闇が一段と暗くなったのである。
先週程はないが、人が竹垣の園路に集まった。 ここで、一度沈砂池と氷室の池の状態を確認に回った。
まだ見当たらない。 元へ戻り、皆さんに山崎山を一周して帰りにまた見てくださいとお願いした。
人が一箇所に貯まると、不足の事態が起きる。人が少なくなるまで、土橋の下で見守った。
8時を回ったのでもう一度、沈砂池側に回った。人が集まっている場所がある。
少ないけれども、ヘイケが氷室の池と沈砂池のまわりの石垣で、光ってくれていたのである。
安心して、再び土橋側にまわり、ホタルの話と、兼六園のホタルの昔と今を説明させて頂いた。

今夜は、新幹線経由の関東の方と、地元の方が半々程度であり、質問してくれる方が多かったので、
それに答える形で、閉園の時間の9時前まで楽しい時間を過ごした。
8時40分頃には一度光らなくなった。お休みタイムに入りましたねと、声上げたら、
途端に上方からゲンジやヘイケが、観賞者の中にと飛び込んできて、一気に盛り上がってくれた。
ホタル達は、毎晩見回っていると、シーズンの最後には必ず何頭かが、お見送りしてくれます。
また、来年逢いましょうと、ホタル達も別れを惜しんでくれているのですと。

今年の兼六園ホタル観賞会は、昨夜の4倍、400名近いお客さんに見て頂いて、無事に終了した。
日曜の夜は、静かな中で、来年に備えて、卵を産み付けてくれているはずである。
また、来年、もっと多くのホタル達に逢えることを願いつつ、帰宅した。 

 

7月6日 今夜は、兼六園のホタル観賞会に行って来ました。
雨が少し降る夜でしたが、大降りにはならず、会は実施されました。
飛ばない、光らないのではないかと心配しましたが、山崎山周辺では、ゲンジもヘイケも光ってくれました。
県外の観賞者が殆どで、中止になるのではと心配されていたそうですが、
夜の兼六園と、そして少ないながらも美しいホタルの光に、大変喜んで居られました。
こんな天候でしたので、観賞者の数は100人程度でしたが、ホタルの数も、そのくらい確認されました。
遠くからの方とお話しでき、石垣島で見てこられたヒメボタルの話を聞かせて頂いた方もありました。
中国からのグループの方もありました。 
大半の方は、明日の昼間にもう一度兼六園に来て頂けるとのことで、嬉しい限りです。
明日もまた、ホタル達は元気に光って、飛んでくれるでしょう。
川沿いのホタル達は、今回の洪水で殆ど居なくなっていると思いますので、
まだ、見られる兼六園のホタルは、貴重ですね。

昼間、霞ヶ池で池から飛び跳ねる大きな物体がありました。
対岸だったので、跳ねた親不知付近に確認に行きましたが、正体は不明でした。
近くで作業して居られた園丁さんも、姿は見ていないが、音は聞いているとのことでした。
白い鯉か、黒い鯉が背面飛びのような飛び出しをしたのではと思いますが、確認は出来ませんでした。
鯉は、産卵期になると、メスを囲んでオスが集団で飛び跳ねますが、
今回は1匹が2回大きく飛び出したので、それでもない気がしています。
いつか、暇を見つけて観察してきます。

 

7月3日 昨日は、末町からスタートした。 既にピークは過ぎて寂しくなった。
しかし、まだ、ゲンジもヘイケも頑張ってくれている。
そこから、平沢川沿いを遡り、平町の外れのホタルを観察した。
まだ、ゲンジが20頭程光っていた。ヘイケの生息地は無くなった。
帰り道で大平沢集落の手前まで、川沿いを観察した。所々で、高く飛ぶゲンジを見つけた。
数が少ないので、メスを捜して上流へ向かうもの、下流へ向かうものが橋の上で交差した。
大桑貝殻橋に寄り、両岸を回った。 
共に減少したが、むしろ、人も少なく、静かに観賞できた。
橋の下流で、今夜も何か川縁で作業して居られる方が居る。
化石が取れる所であるが、何か別の夜行性の生物を捜しているようである。 
今度逢えたら、下りて尋ねてみよう。 いろんな方がいろんな事をして居られる。
私も、他人から見れば、おかしな老人と映るのだろう。
今夜から台風である。 被害がない程度に大水となることを希望する。
高水は、非常に大事な自然現象なのである。

 

もう7月に入った。
1日は、久しぶりに内川の源流部を尋ねるつもりで、明るい内からダムへ向かった。
しかし、ダムの入口で通行止と。車が通っているようなので、少し走った。
ダムサイト上流横で、道路が半分崩壊してダムへ落ちていた。
通れても、先何処まで行けるか心配になり、諦めた。

直ぐに引き返して辰巳町で水田横で暗くなるのを待った。
遠くにゲンジ、近くの休耕田にヘイケが光り出すのを確認して離れた。
辰巳ダムサイトを見たが、今夜も零であった。
大桑に寄ったら、右岸水路側で、ゲンジが再び増えていて100頭程乱舞していた。
左岸の水田側では、大桑用水の水面の上で、ヘイケが乱舞していた。
線香花火が、沢山きらめくような美しい光景であった。
新しく羽化した子達が、元気に光ってくれているのを見て安心した。
次は、森本川を目指した。インターで山環を下り、山手へ走った。
途中途中の川沿いで、ホタルの有無を確認して行った。
所々で見られたが、数はとても少ない。二俣の橋の上でヘイケが少し増えてきた。
田島の旧道沿いに走ったら、水田にヘイケが散在していた。
町中のさらに上流に以前は沢山居たが、遅い時間なので、帰宅した。

あと、10日程、夜間走行が続くが、無事にホタルシーズンを終えたいものである。

 

6月30日、今夜も兼六園のホタル観賞会のお世話をしてきた。
午後から雨のマークがあったが、降ることなく、暑い一日が暮れた。
7時30分の開園前、蓮池門前には沢山の人だかり。困ったな。どう説明しても良いか、悩んでいた。
昨夜、沢山見られた山崎山の土橋付近で暗くなるのを待った。
漸く暗くなり、一つ二つ三つと順調に増えていく。高く飛び回るゲンジと水面付近を走るヘイケが見られた。
氷室跡に回ると、ヘイケが昨夜よりも多い。沈砂池で目を凝らしていると、ゲンジとヘイケが数頭、光ってくれた。

助かった。 また、土橋に戻った。今夜は長靴だったので、曲水の中に入り、説明した。
しかし、観賞者が橋の上でしゃがんでしまい、滞ってしまった。
まずいと判断し、曲水から上がり、沈砂池に移動した。


聞いた声がすると思ったら、ホタルの会員が助けに来てくれていた。 
有り難かった。沈砂池は任せて、土橋に戻った。
観賞者も減り始めたので、少し余裕が出て、聞かれることに答えられた。
閉園の時間が近づき、戻りながら、花見橋、銅像前、代替橋、月見橋、噴水と
確認したが、居なかった。かなりのお客さんがこの当りで帰られたともお聞きした。
入場門に、今夜のホタル状態を記載する必要を感じた。

9時閉園したが、外に団体さんが来られて、9時30分ではないのかと聞かれた。
ホテルの食事を終えてから見に来られたよし、どこかに記載ミスがあったらしい。
今夜の観賞者は2000人とお聞きした。 
せめて、お客さんと同じほどのホタルが飛翔するそんな素敵なホタル園にしたいものである。

6月29日は、兼六園のホタル観賞会のお世話をしてきた。
夕方から大雨警報が出て、心配したが、中止にはならず、開園した。
県外からの観光客もかなりの数来て頂き、ホタル達のいる場所を探した。
山崎山の土橋付近で漸く1頭光ってくれた。 氷室跡を見て沈砂池に回ったが、
ほとんど居なかった。 山崎山トンネル出口側に回ると、観賞者が一杯集まっている。

一回りしている間に暗くなり、土橋付近の暗い曲水の空間で飛翔し始めた。
みんな声を上げて、喜んでいる。 慌てて土橋の隅に陣取り、解説を始めた。 

子供達の質問には困ってしまうことも起き、嬉しい限りであった。 

橋の上と園路にほぼ全員が集まり、カメラマンも向けている。
ヘイケが20頭、ゲンジが20頭程、今までに見ない数の光であった。

真っ暗になったので、沈砂池の方へもう一度見に行ったが、0頭であった。
9時少し前閉園の時間が迫ったので、帰路に着いた。
そこへ老夫婦と孫を含む一家がやってきた。東京からとのこと。
慌てて戻り、土橋付近から急ぎの説明をして一緒に戻ることとした。
明日、兼六園見させて頂きますとのことで、ホタルが見られたこと喜んで居られた。
9時で無事に蓮池門出口に着き、今夜の仕事は終わった。
明日も、期待できそうで嬉しい帰宅となった。

 

6月28日は、医王山 キゴ山付近のホタル観察に出かけてきた。
医王スキー場の駐車場と、キゴ山研修館への道路との間は、公園として整備されていて、

中央には人工の水路があり、上部のため池と下部の暗渠排水路とを結んでいる。

水路沿いに園路が設けられていて横断する木道なども整備されている。下部には水車も回っている。
夕方一度尋ねてみたら、水路にはカワニナやタニシが沢山見られた。


それで夜、出直して訪れてみたのである。
8時前には少なかったが、暗くなると、ゲンジとヘイケが混じって全体で30頭程飛翔していた。

水路縁には余り居なくて、周りにある大木の下で飛び回っている。高いので捕まえた観察は出来なかった。
オスが飛び回っているだけで、メスはこれから出始めるような気がする。
二回り程観察して、車で移動してため池の上部の自然の谷筋を道路から見下ろした。
ゲンジが谷筋全体に飛翔しており、全体では200頭位居るのではないかな。
自然渓流で、安定的に生息しているようなので、嬉しい限りであった。
9時過ぎまで、一人で静かにホタル達を見守っていた。 
気が付いたら、キゴ山の山端に満月が輝きだしてきた。
所々で水田脇のヘイケボタルを捜しながら、山道を下り、蓮池門通りに着いた。
残念ながら、1頭も確認できなかった。 明日はどうなるかな。

さらに犀川緑地公園の水路を見回った。 ヘイケボタルが居るには居るが、
とても数が少ないし、園内の森の中へと広がっているようで、観賞できるものではない。
週末は、犀川縁は少ないと思うが、ヘイケを中心に7月半ばまで見られるはずです。

 

6月27日は、大桑左岸水田部を見てから、山の手に向かった。
大桑は、ゲンジは居なくなり、ヘイケが多くなっているようである。
昨夜の果樹園内の沢山の光は、もう光っては居なかった。

犀川にしようか、浅野川にしようか 思案している内に、ダム上流に着いた。
そこから山越えして浅野川へ向かった。
白見川の出口は、ホタルの生息地であったが、今年も確認できなかった。
湯涌温泉内の川縁も見たが、本川にも支川にもホタルは居なかった。
そこから源流部の横谷地区に向かった。
採石場より下流には全く見られなかった。
採石場を過ぎた当りから、元の集落まで、ゲンジが一杯乱舞していた。
乱舞はオーバーかも知れないが、多くのホタルが飛び交っていた。
一昨年は7月6日に見に来たが、今年はピークに近い多くのホタル達に逢えた。
ここまで来ると、街灯などは全くないので、暗闇である。 
今夜は十三夜なので、明るいはずだが、雲があり、暗かった。
一人で行くには少し怖いが、ホタルも含めての自然なのである。 

 

6月26日は、犀川末町から観察開始した。 
お月様が雲に隠れて、観察には良い条件となった。
8時過ぎゲンジも光るが、ヘイケボタルが多いことに気が付いた。
ここはゲンジばかりと思っていたが、ヘイケの方が数が多そうである。
水路内を長靴で観察してみた。 やはり蜘蛛の巣に掛かっているホタルが多い。
ヘイケが殆どであったが、そのままにして、川沿いに観察を続けた。
暗い川中を小さな明りと、ホタルの光を頼りに歩くのは、大変である。
雲の巣だらけの顔で、道路へ戻った。昨夜がピークかな。少し減った気がする。

大桑貝殻橋に戻った。 右岸水路側は少なくなっていた。
左岸の水田側では殆ど見られず、用水路沿いも少なくなった。
用水路内を観察していったら、飛翔しているものは居ないものの、果樹園の地面で光っているものが多く見られた。
多分、使命を終えたオス達が、命の最期に光っているものと思われた。
ご苦労様、有り難う。また来年逢おうね。


車に戻り、犀川緑地公園に向かった。
今年は、まだ少ない。これからピークなのか、終わりなのか、良く分からない。

今夜の結果からすると、大桑及び犀川流域はピークが過ぎて、週末は少ないだろう。
今夜の雨で、新しく羽化してくれれば良いが、数は激減すると思う。

 

暑くなってきた。 
夜間の雨と明日も曇りのようなので、月明かりなしで、観察には良い天候である。
明日の夜は、犀川上流の山間地を尋ねてみることにしよう。 
今年も、あちこち見て回っているが、何故か乱舞しているホタルと逢えなくなっているように思う。
粟津川では乱舞に近かったが、それでも、一番最初に見に来た時が最高であった。
大桑のホタル達もかなり減ってしまった。 
ここに書くことがホタル達に、悪い影響を与えているのかなあとも思う。
それならば、ごめんなさいね。 そろそろ今年で止めるべきかも知れないね。

 

6月25日は、大日川渡津のホタルの里から始めた。 
早めに着いたが、もう道路には駐車が何台も。向きを変えて帰る時に、ライトが当たらないように配慮した。
川沿いまで歩いて待つ。しかし、もう12夜のお月様が昇っている。
川向かいの木陰の暗闇で、ゲンジが光り始めた。小松の安宅から来た家族に、説明をさせて頂いた。
そうこうしている内に、田圃側にヘイケが光ります。と、説明したが、全く光らない。

ヘイケも少し飛んでいるが、畦には全く見られない。 これはまずい。
帰り道、捜したけれど見つからないのに、まだまだ捜す気もなく、道路へ戻った。

地元の方と話した。今年はヘイケが全く出ない。 困ったと。 ホタル期間が終わる頃になりそうだと。
よく話したら、ここの世話をなされている大田さんの奥様でした。途中ですれ違ったのがお父様とのこと、暗闇だと判らない。
結局、そのまま、金沢へ向かい、月明かりもあるので、犀川縁はパスして 家路に着いた。 
昼の作業で、柿の木と松の木に登り、選定作業をしたために、疲れ切っていたのである。 

ホタル達のお陰で、また、新しい方と出合があった。
渡津ホタルの会の世話をされている、大田さんの奥様である。
会合でお会いはしていても、奥さんと会うことはないのである。
家族全員で、ホタル鑑賞に来られる方々のお世話なされているのである。
毎晩、ご苦労様です。7月初めまで、よろしくお願いします。
いつものように、最終日にもう一度寄らせて頂きます。

 

6月24日は、犀川大桑から始めた。 駐車場へ行くと片側が満車状態。団体さんが来てるらしい。 橋詰めに向かった。
引率の方に声かけたら、金沢ボーイスカウトの子供達と引率の親御さんであった。挨拶だけして対岸の見回りに向かった。
暗くなる前であるのと、今夜は月齢で11夜であり、8時でもう高く昇っているので、月影が出来る程明るいのである。
満月に近づく程月の出が遅くなるので、9時頃までは暗くなるはずである。
結局、ゲンジもヘイケも余り見られなかった。
貝殻橋の右岸の水路縁のホタルも、乱舞にはほど遠い。

末町に向かい、一人でゲンジの乱舞を見守った。
そして、さらに上流の辰巳町で、一昨夜の出合いの場所に止めた。
2家族が来て居られ、子供達は一所懸命に採取中であった。
その一家族と話をしていたら、一昨夜お会いした方の子供と孫達であると判った。
また、偶然の新しい一期一会であった。 

しばらく楽しみ、分かれてホタル橋と辰巳ダムを見回った。
辰巳ダムが出来る前はダムサイトは、ホタル達の楽園であった。
しかし、今は、一頭も見られなかった。 寂しい限り。

戻って犀川緑地公園の水路縁を見た。
ヘイケとゲンジも1頭確認できたが、数は思う程増えていない。

さらに、兼六園蓮池門通りの水路を見た。
ゲンジ2頭とヘイケ一頭確認出来たが、増えないね。 
 そして、家にたどり着いた。

 

6月23日は、故郷小松の山間地で日暮れを待った。まだ明るさが残っている7時半過ぎに車が一台やってきた。
ホタル目当てのお客さんと判るので橋の上でお話しした。
毎年来てくれているカメラ夫婦でした。今年は殆ど出ませんとお伝えしながら、会話。
以前に沢山ホタルが渓谷の上を飛び交っていたので、その後の常連さん。
鳥越のホタルが沢山ですよと、教えてお別れした。


暗くなったので、観察開始。しかし、ヘイケもゲンジも居ない。
粘って8時半頃になり、本川で数匹、そして私園内で初めて1匹ゲンジを確認。
これでは、生き残ることが難しい数である。辛い気持ちで、鳥越へ。
別宮の旧橋上に行くと、人が一杯。慌てライトを消し、Uターン。   
ホタルが居る環境へは、特に観賞者がいる場所へは乗り入れは禁止である。
 
ここは諦めて次の場所へ移動した。県道に車を止めて生息地まで歩いた。 
人は誰も居ない、そして、ホタル達が、いつものように暖かく迎え入れてくれた。 
しばし、川面を飛び回るゲンジの光に包まれて過ごした。
 後何回こんな風景の中に立つことが出来るかな? そう、一期一会なのである。二度はないのである。

大桑に寄りたいが疲れと睡魔に襲われそうなので、蓮池門通り水路を見て帰宅した。
今夜は、晴天で暖かい夜である。犀川縁のホタルは、ピークだろう。 
会いに行こう。 よろしくね。

 

ホタル達のお陰で、いろんな人との出合がある。
今夜であったご夫婦は、私園の良さを良く知って居られて、冬景色も見に来て撮影して居られるという。
有り難いことであるし、そんな人がいる限り、作業の励みになるのである。
朝から、サツキの剪定と草刈りをした。
ホタルのために半分は刈り残しておいたが、ホタルが少ないこともあり、園内の殆どを刈り終えた。
しばらくは、仕事が続くことになりそうで、作業中断である。
そんなこともあり、毟りでは草藪になりそうなので、除草したのである。
夜泊まってと思ったが、草刈りの汗で臭う状態では無理である。
昨夜帰宅したが、今朝は午前中、身体の疲れを取るためにぼおーとしている。

 

6月22日は、末町で日暮れを待った。7時50分頃からゲンジが光り始めた。
水路上の木陰では沢山のゲンジボタルが見られた。カメラ撮影をしていたが、月明かりで諦めた。
家族連れがやって来たので、いつものように説明させて頂いた。

移動して辰巳町の方へ向かった。ホタル橋手前で車が止まっているので、ライトを消して近づいた。
地元の方が、家族連れに説明されていた。その説明に加わってホタル話に夢中になった。
地元の方はご夫婦で、休耕田に水を張り、見守ってこられたとのこと。
ヘイケボタルが沢山発生し、カエルが鳴き、良い環境になっている。この当りは昔からホタルが沢山居て、多くの方が見に来ていたと。
それで犀川に掛かる新しい橋をホタル橋にしたとのこと。 しばらく、ご夫婦からいろんなお話を聞かせて貰った。 

大桑に戻り、両岸を見回った。余り増えては居ない。でも、明日から日曜日は、 大桑のピークだと思う。
明日は、小松方面と鳥越方面を夜回り予定である。 

 

今夜は、ホタル達のお陰で、いろんな人との出合いがあった。
多くの方々がいろんな所で、いろんな活動をして居られるのである。
これを機会に今夜の人たちとの交流が始まればと思う。

 

6月21日

8時から 兼六園内のホタル事前調査に参加してきた。
実際の鑑賞会は、来週から再来週になるので、今夜のホタルは全て死んでしまうので、

どれだけホタルが光ってくれるかどうかは、当日にならないと判らないと言える。
今夜の観察では、少ないものの、ゲンジもヘイケも確認された。
ただし広い園内に散在しているので、多くのホタルは難しいと思う。
その後、蓮池門通りで、ゲンジ4頭とヘイケ2頭確認できた。

遅くなったけれど、大桑へ回り、右岸と左岸見回った。
右岸水路部では、余り増えては居ない。時間が遅いこともあるかも。
左岸水田部では、用水路沿いでゲンジが増えてきた。
果樹園内にも点在し始めた。
両岸とも、明日22日金曜日から24日の日曜に掛けてピークとなろう。

大桑橋付近は車で込んでくるので、必ず野球場の駐車場に止めてください。

観賞者の安全とホタル達に対する思いやりの心を持って、楽しんでください。


犀川緑地のヘイケ達は余り増えていない。10時を回り園内の照明が消されたので、観察はし易い。

ホタルの観察保護に当たっていて、ホタルを増やすことばかりに目が行き勝ちである。
本当は、ホタルの主な餌であるカワニナが、生育できる環境にすることが大事なのである。
餌が豊富になれば、捕食者のホタルは、自然に増えるのである。
先日まで行われた白鳥路の鑑賞会の説明をしていて、あの小さな水路の流れの中に
沢山のカワニナが生育していることに驚いたのである。

カワニナは、水中の石や岩、コンクリート等の表面に付着して生える珪藻や、藍藻、緑藻などが主たる食物です。
この他に、落ち葉や腐敗した植物も食べます。これらには分解する微生物が沢山付着しているのです。
よってカワニナは、流れのあるきれいな砂利の多い河床で、落ち葉や枯れ葉などが流れる水域で増殖します。
何よりも大事なことは、水域の溶存酸素が、飽和状態に近いことが必要なのです。
人も、魚も、カワニナも酸欠になれば、生きられません。
カワニナはそんな環境になれば、水面に付着浮遊してスタコラサッサと逃散してしまいます。
結果として、ホタルは餌を失い、生息できなくなります。
どんな生物も、生きていくためには、食べ物と、酸素が必要なのですね。

 

6月20日

今夜は、犀川大桑で夕暮れを迎えた。カメラをセットして待ったが、途中から雨交じりとなった。
昨夜よりも少ない位で、飛翔は時々するだけで、映像にはならない。
諦めて、外の場所もパスして、蓮池門通りへ急いだ。
途中でさらに雨が酷くなり、水路には1頭も確認できなかった。
金曜日の夜から大桑のホタルは増えてくれることを期待したい。

午前中、市役所に所用があり、その後、市役所前の辰巳用水路を観察してみた。途中で、モクズガニの成体を確認した。
何故、この水路にホタルが居ないのかと会の先輩に尋ねた。このモクズガニが、カワニナを食べ尽くしてしまうような話であった。

 

このモクズカニについて調べてみたら、以下の通りであった。
食性はカワニナなどの貝類、ミミズ、小魚、水生昆虫両生類などを捕食するところが目撃されやすい、
魚のあらなどを誘引餌として用いたカニ籠が漁獲に用いられることから、おもに肉食性と考えられていた。
しかし、野生個体の胃内容を調べると、通常底質からかき集められた枯死植物由来の有機物砕片が胃を満たしており、
肉食は機会的なものと考えられる。
はさみの先端には黒い蹄状の爪がついているが、この爪は多くのイワガニ科に共通する特徴であり、
底質の表面に
藻類などの微生物が、形成したバイオフィルムを掻きとったりするのに適している。
モクズガニは淡水域において、コンクリートの護岸壁や岩に着いた糸状緑藻類を引きちぎって口に運ぶ行動がよく観察され、
胃内容物も糸状藻類が比較的よく検出される。

 なあんだ 肉食ではなくて、草食系であり、その意味ではカワニナと競争関係にあると言える。
 カワニナも、珪藻や藍藻など、石や壁に付くバイオフィルムを食べるのである。
 ホタルの幼虫も食べられる心配もないようなので、この水路でのホタル生体の復活も可能と思われる。

 

6月19日

昼間、私園のサツキの剪定をしていたので、暑さで疲れ切っているが、明日は雨なので、一回りしてきた。
犀川では、大桑右岸水路側では余り増えては居ないが、ゲンジが飛翔していた。
大桑左岸水田側では、山際にゲンジが数頭、水路沿いでも数頭、そして水田にはヘイケが結構居そうであるが、余り光っていない。
野々市の女性の親子と一緒になったが、説明していてもヘイケが居ない。
帰りかけてふり返ったら、いきなり、ヘイケの一群に囲まれてしまった。
橋に帰り、グラウンドの下流側を通ると、ゲンジが一頭出ていた。
そして最後に、犀川緑地公園の水路を見回った。 
ヘイケが約20頭程居そうであるが、水路縁の草刈りしていないので、園路からは見えにくい。
ここも週末からの方が良さそうである。 9時にはWCUPが始まるので、帰宅した。

6月18日

昼間から故郷小松の山間の地で過ごした。
朝から私園の整備に精を出し、夜は、小松の山間の地を走り回り、最後に生家の周りでホタル調査で締めくくった。
小松の山間地では、ゲンジボタルはもうピークが過ぎて見られない。
一方、ヘイケボタルは各地の水田で見ることが出来た。特に、生家のある麦口や上麦口では、水田の全てにヘイケが見られた。
こんな事はかつて無かったことである。理由は不明であるが、稲作のやり方が変ったのではと思う。
いずれにしても、ホタルを含めた自然環境には良いことである。
しかし、ゲンジが殆ど見られない状態となってしまった。
私園では、3年前、沢山の飛翔を見られたが、今年はまだヘイケすら見られていない。 
この原因を調べて対策を講じなければと思っている。
昨夜、大日川沿いでは、ゲンジホタルの飛翔が沢山見られた。
この付近はこれからピークを迎えるので、週末にかけては、大日川や手取川沿いも尋ねられたい。

 

6月17日

今夜は、暖かくホタル鑑賞には最適な夜でした。
 白鳥路では、ホタルと多くの方々にお会いできました。
  日曜の夜で多くの方々が来てくれ、ホタルも100頭程元気に光ってくれました。 

鑑賞会は終わりですが、明日以降も、白鳥路の減光は続けられるので、
ホタル達は、あとしばらくは見られます。

蓮池門通りでは、ゲンジホタル1頭が確認できました。

犀川大桑右岸では、50頭程遅い時間ですが、確認した。

    左岸水田地帯では、20頭程ゲンジが確認できました。ヘイケは水田の中に点々としていました。

今週半ばから週末にかけて、ピークを迎え、乱舞してくれるはずです。
今度は、犀川筋、大桑で逢いましょう。

車は、野球場の駐車場に止めて、橋詰の河原には乗り入れないようお願いします。

犀川緑地は、今夜も見られませんでした。

 

6月16日

今夜も白鳥路で、ホタルと、そして多くの方々とお会いできました。
土曜の夜で多くの方々が来てくれ、ホタルも寒い中、昨夜よりも沢山光ってくれました。 

 もう一日明日の夜もお願いね。 明日の夜は、5度程暖かくなるので、ホタル達も全員集合です。
  ホタル達は、今夜も卵を産んでくれていましたし、今も産み続けてくれています。
明日も、白鳥路で逢いましょう。
蓮池門通りではゲンジとヘイケ1頭ずつ確認できました。
犀川大桑はお休みしました。
来週半ばから週末にかけて、乱舞してくれるはずです。
今度は、犀川筋、大桑で逢いましょう。

 

6月15日

暖かい日が続くと書いたら、途端に夜が冷え込みが続いています。申し訳ない。暖かなるのは日曜日以後になりそうですね。
昨夜は、白鳥路で説明員を会長達と共にしていました。いろんな人たちから声かけて頂き、詳しい説明を出来る時間もありました。
ホタルだけではなく、ホタルの餌となっているカワニナの説明を詳しくさせて頂きました。 
ホタル達が飛ぶためには、それを支えているカワニナが、100倍い以上生息していることを説明させて頂きました。
丁度水辺で、ゲンジのメスが産卵している姿も見つけられましたので、ちょっと迷惑だったと思うが、皆さんに見て頂きました。

9時過ぎると観賞者が少なくなるので、私は離れて、兼六園周辺や市役所前の水路などを見て回りました。

市役所前の辰巳用水の分離帯の緑地で、ヘイケが1頭見つかりました。 嬉しかったですね。
この水路にはカワニナが沢山生息していることは日中に確認していますので、ホタルが飛び交う水辺になればと願っています。

さて、車に乗って、いよいよ、犀川大桑へと急ぎました。 しかし、お客さんが見あたらない。
 アレー 2日振りだから一気に増えているはずとおもったが、右岸水路側では飛翔確認は出来ませんでした。
対岸の水田地帯も小走りで見回ったが、ゲンジ2頭とヘイケがチラホラだけでした。

 確認はしませんでしたが、犀川緑地のヘイケボタルも来週以後でしょうね。
          そだねー。

 こんな寒い夜、好き好んで飛び回るはずはないし、人も、出歩くのは、ホタル狂いの管理人位ですね。
今夜も冷え込むので、もしホタル鑑賞なさるのであれば、日曜日の夜から来週にかけて犀川方面にお出かけ下さい。

          

6月14日 

故郷へ帰り、粟津川から観察を始めましたが、7時40分を過ぎても光らない。 
8時回っても、僅か数頭だけである。あれだけの数居たホタル達は、卵を残して眠りについたのである。
また、来年逢おうね。 有り難う。

そこから日用川の荒谷橋に向かった。 橋の上に団体さんが居た。通り過ぎて停車して橋に戻った。
説明員や誘導員も居られた。お聞きしたら、小松市の市民向けのホタル観賞会の一行であった。 
川縁にはゲンジが乱舞とは言えないが、沢山飛ぶ。直ぐ横の水田地帯からはヘイケが飛び立ち、子供達の周りを飛び交う。 
説明員もしっかりしている。少し離れた位置で小声で説明する。
故郷でも、こんな活動をされているボランティアが一杯居るんだと少し嬉しくなった。

挨拶して、大野へ抜けた。 しかし、ホタルが見えない。人が居たら困ると思い、堤防道路へ乗り入れを躊躇したが、誰も居ない様子。
車で走るが、全く見られない。 気温が低いから、飛ばないのか、それでも草むらや葉陰には居るはずだが。居ない
桜生水はパスして先日沢山見られた岩淵に回る。ここも、ほとんど居ない。 

生家に着き、歩いて水田地帯、滓上川沿い、私園を見回る。
水田にはヘイケが点在している様子は余り変らない。 しかし、ゲンジは居ない。川縁にも私園内にも。 寂しい。
今度は、上麦口方面に向かって歩き出した。 境で合流する虫谷川の川縁でゲンジ数匹と、水田側にヘイケがそれなりに光っていた。
虫谷川沿いはとても良い環境なのだが、以前の調査ではカワニナがほとんど居なかったので、普段は来ない所なのである。
しかし、生息が確認されたので、今後に期待したい。しかし、私園内には全く見られないのはどうしてだろうか。
3年前には同級生や親類を呼んでみんなで楽しんだ同じ日だったが、0である。
原因があるはずである。 むろん、判ってはいるのであるが、自分ではどうしようもないことでもある。
来年は、この状態を何とかしたいですね。 来週、月曜の夜にもう一度観察して今後の方針を検討したい。 

 

今日6月13日から1週間程梅雨の中休みで、かつ暖かい気候が続く。
ホタル達にとってはとても良い天候である。 

大桑では、右岸側の水路縁でも5頭程ゲンジが確認できた。週末には沢山見られるだろう。
     左岸水田側はあまり増えてはいない。 今後大桑用水路沿いで見られるようになるだろう。

犀川緑地ではヘイケが10頭程見られたが、飛翔していないため、判りにくく最初は居ないと思った程である。
     今夜から管理者の方で照明灯を消して頂いたので、今後は観察もし易い。

市内水路では、昨夜見た2頭に加えて3頭程増えて、全体で5頭ゲンジが確認できた。
     

明日の夜は故郷で夜を迎えるつもりなので、犀川縁はお休みします。金 土 日は、白鳥路に居ます。 

 

6月11日 お休みと思ったが、雨が降っていなかったので、大桑に出かけた。
明るい内からカメラをセットして待っていた。

7時40分に1頭光出し、8時前には10頭程ゲンジが確認できたが、飛翔はしてくれない。
次第に雨交じりとなり、雨具を持っていなかったので、10分には引き上げることとした。
大桑の左岸水田側ではゲンジが30頭程、ヘイケは10頭程確認できたが、畦で休んでいるようであった。
大桑の右岸側は今夜も未確認である。
犀川緑地の上流側ではやっとヘイケが2頭確認できた。週末には見られる程増えてくれると思う。
そんなわけで今夜は8時30分には帰宅した。 雨が本降りになってきた。

 

6月10日 今日は昼間、八重咲きのサツキの挿し木を金沢で行った。
 苗木になるためには3年程と掛かるが、気長にやっていこうと思う。
あとは、私園の成木から取り木を行うことを考えている。
私園で進めていたホタル水路は不可能と諦めることとした。
暗渠管を挿入したあと、埋め戻して、庭の一部として整理し直すことにする。
秋まで整地を終えれば、今ある花木で植裁を完了としたい。
今年度中に整地と整理が終われば、いよいよ園路の整備と東屋作りに掛かることになる。

夕方からは白鳥路の解説員をするために、徒歩で向かった。
 金曜日よりも、観賞者もホタルも多くなっている。
説明している内に、耳が少しおかしくなってきた。風邪が治っていないのかも知れない。
9時過ぎに早めに帰ることとし、途中の水路沿いを観察しながら家路に着いた。
やはり、耳がおかしい。更新したら休むことにする。犀川縁は水曜日頃まで休ませて貰う。
 

 

6月9日 今日は昼間私園の整理と枝垂れ桜の枯れ枝の剪定を行った。
 昨年夏から全体に元気が無くなっている木なので、心配している。
昨年倒れた桜と同じで、若木の時に草刈り機で傷つけた所から腐朽菌が入り、根本が腐り、水を吸い上げる機能が落ちているためと思われる。
後、1年か2年花を付けてくれる時間が有ればと思うし、取り木で枝毎再生させることが出来たらと願っている。
サツキが咲いているが、雪折れした枝をかなり整理したために、今年はやはり花が少なく、少し寂しい。
全体を小さめに剪定を行って、来年の新枝を出させて、花芽を付けたい。
昨年植えたばかりのアジサイは、咲いているものもあるが、大半は花芽がない枝であり、一回り大きくなるようにしたい。
今年は花よりも株を育てることに主眼を起き、梅雨に入ったら、まだ10株以上残っている苗株の移植もしたい。
まだまだ、いろんな苗木が残っているのである。広い土地ではあるが、外の木々もあり、適地は少ない。
八重咲きのサツキの挿し木を新しくすることとし、穂木を取ってきたので、明日の作業である。

さて、夜は8時前から生家の周りからホタル観察を始めた。
生家の縁側は、母屋と納屋に囲まれていて、街灯の灯が届かない暗い空間である。自分が泊まる時以外は無人で家の明りもないのである。
一方、国道や集落内の道路には街灯が点き、通行車両のヘッドライトに照らされているわけである。
屋敷周りの木々で1本だけ切り戻したソメイヨシノも枝葉が茂り、そうした人工の光を遮断してくれる。
そんな我が家の空間にゲンジが5匹程、ヘイケが20匹程が集まってくれて光ってくれていた。
 我が生家が、ホタルの観賞スポットになるとは、驚きである。
一方で、滓上川の本流や私園の中の暗い空間には、全くホタルが見られない。
何かおかしいのであるが、もうしばらく様子を見てみたい。

さて、麦口を離れて、途中のいつもの観測地点の岩淵に立ち寄った。 ヘイケがさらに増えていた。
ここで、同窓生のご家族9人と出会った。 孫5人がいて、ホタルの説明をさせて頂いた。 
お別れして桜生水に寄った。 予想通り、あまり増えては居ない。 明るすぎるのときれいすぎる気がしている。
大分遅くなったので、犀川緑地に顔出して帰宅した。 犀川緑地もまだである。 

明日は、白鳥路に顔出して、市内用水路を確認して、大桑へ回り、犀川緑地で終わりたい。
考えて見ると、まだ6月9日なのである。 市内のホタルや故郷のホタルは20日前後がピークなので、これからなのである。
来週当りからは、鳥越ルートでの調査もしていきたい。 

 

 

6月8日 今夜は白鳥路のホタル観賞会を見てきました。 
夕方から雨降りで心配しましたが、大きな降りにはならず、8時過ぎには殆ど降っていなかった。
8時の消灯と共に、ゲンジボタルが飛び交い始めた。少なかった観賞者も次第に多くなり、通路は人で一杯になった。
ホタルの数については、別に主催者でカウントして居られるので、ここでは沢山居たとしておきます。
ヘイケボタルは殆ど見られなかった。明日の夜は、ホタルも人も一杯になりそうな雰囲気だった。

早めに犀川縁へと急いだ。 2日間お休みしたが、右岸側では未確認、左岸側水田地帯でも殆ど増えていなかった。
犀川縁は、やはり、20日前後まで待ってください。

明日は、どうしようか。犀川縁もまだのようなので、故郷方面に出かけてくることにします。
金沢では、白鳥路がピークに近くなっています。 是非、土曜、日曜の晩にお出かけ下さい。
犀川縁は、来週以後ですね。
小松加賀方面では、各地でピークを迎えているはずです。近くの川縁や水田縁を見てください。


数日の無理と夜中の活動に、偶々食べた昼食のせいかどうかは判らないが、
吐き気を催してしまい、ホタル調査を中止することにした。
午後、久しぶりに友人と出会い、大桑貝殻橋の上で、楽しい会話をしていたのだが、帰ると辛い。
今眠る前にこのお詫び更新をしている。管理人6月5日 今日は、小松にいたので、生家で休みながら、暗くなるのを待った。
水田地帯をくまなく歩き回ったら、ヘイケが全体で60頭以上確認できた。
しかし、川縁にはまだ見られなくて、発電所橋の上で1頭ゲンジが飛んだ。私園内では未確認。

岩淵町では、ヘイケが主体で水路縁に100頭以上観察できた。
桜生水ではゲンジが数頭確認できたが、あまり増え行くことなさそうである。
人にとって良い環境は、ホタルには棲みにくいものなのであろう。


犀川緑地の水路、そろそろヘイケがと思ったが、まだであった。
明日は、大桑中心に、明後日は再び故郷、そして金曜日からは白鳥路である。
今夜から明日の雨で、羽化がさらに進むものと思われ、楽しみである。

6月4日

今日は朝から一日中久しぶりの肉体労働で、疲れ果てて帰宅した。
8時半を過ぎたが、どうしようかと迷ったが、ホタルの光が一番の疲労回復と思い、必ず見られる白鳥路へ行くことにした。
減光で消灯はしていないため、どうかなと思ったが、事前調査の普段の夜から比べれば、かなり暗くなっている。
そして、ゲンジボタルが確認でき、端から端まで歩いてみた。
カウントしていたが、観賞者に出会うと説明してしまうので、数えていた数字を忘れてしまう。
半ばで20数頭まで数えたはずなので、約50頭とした。
明日以降どんどん増えていくと思われる。
犀川縁はお休みしました。 多分、まあだだよかな?

 

6月2日 

土曜日の夜で、ホタル観察には最適な条件であった。いよいよホタルの季節である。 
粟津で昨夜出来なかった撮影を始めた。
ただ、感度を上げて30秒ほど露光しただけなので、ピントも合わず、高度な処理も出来ていないが、きれいなホタルであった。
放水路入り口付近までで行こうとしたが、お客さんが居るようなので、温泉街の中の元の粟津川を覗きながら、日用川に向かった。
日用川の西荒谷付近では殆ど見られなかった。 大野町を通ったが、昨夜の倍以上に光っていた。
少し時間が過ぎていたので、桜生水はパスして、岩淵で寄り道をした。まだ居ないと思っていたら、ヘイケが2頭確認できた。
そして、やっと生家に着いた。 車を止めて下りると、光っている。 アレーこんな事無いはずだがと。
生家の水田側の畦や農道を見て歩いたら、20匹程ヘイケが確認できた。
今まで、見たことが無い所で、こんな早くに羽化していることに驚いた。
滓上川の大川縁や私園内も見て回ったが、まだ見られなかった。
夕方、私園から車で出発しようとしたら、フロントガラスに虫がいる。 まだ明るいのにヘイケボタルであった。
昨夜、車についたホタルを運んでしまったのではと、心配になった。
しかし、そうではなくて、私園内でもホタルが羽化し始めているようである。
ヘイケボタルは、光が弱く、ゲンジの居る所や、明るい集落内などでは、気が付きにくいものと思われる。
生家の縁側からホタルが観察できるなんて、子供の時もなかったことである。
このあとどのくらい増えてくれるかな。楽しみである。   管理人

今夜は金沢市内を一巡りである。多分ヘイケがあちこちで見つかり、ゲンジも慌て者が光ってくれているはずである。

 

6月1日 いよいよホタルの季節である。 
 粟津方面から調査を始めた。

満月が昇る前の暗闇で、とても観察がし易かった。
カメラを構えようとしたが、アレー点かない。 バッテリーを充電器に置いたままであった。
それ故に普段行かない下流側の観察をした。 あちこちで乱舞が見られた。 
夕方川の中の観察もしたが、大きな親カワニナが護岸コンクリートに沢山見られた。
これだけのホタルの生息を支えるだけの 餌のカワニナが大量に生息しているのである。

 帰り道、日用町を通り抜けたが、ここではまだ1頭しか見られなかった。 
山を超えた大野町では、数十頭に増えていた。
桜生水はあまり増えては居ない。 かつてのようには生息していないのかも知れない。
 最後は犀川緑地と市内の用水路縁を覗いたが、まだ見られなかった。
明日は、粟津でもう一度撮影に取り組んでみよう。

昼間、ある所で、堆肥を土嚢で10杯程頂いてきた。
明日は、昼間の作業で、私園の木々に散布してあげよう。
明日は百万石祭り行列である。この6年間必ず見ていたが、今年は諦めよう。
その代わりに、ほんまもののホタル提灯行列を楽しんでこよう。

 

5月29日、粟津方面は、ホタルが乱舞に近づいた。
満月が近いので、諦めていたが、曇り空に変ってきたので、午後から出かけて小松方面を見回ってきた。粟津で暗くなるのを待った。
カメラもセットしてしばらく待つと、7時40分過ぎ、一頭が光り出したら、10分もしないで、百頭以上のホタル達に包まれてしまった。
しかし、カメラをセットした方角の川縁には集まらない。
しばらくカメラを離れて、堤防の上をホタルと共に歩いた。良く見ると、ヘイケボタルも混じっているようである。
 しかし、ゲンジの数と光が圧倒的なので、遠慮がちである。
カメラに戻りシャッターを押す。
しかし、レリーズが無いし、手押しでボタンを20秒程開放にするのである。 
動かさないようにカメラを支えていると、かえって変な振動を与えてしまう。
あまり、良い写真は撮れなかったが、このシーズンには撮影をマスターしよう。
一杯居るのに、誰も見に来ないことは寂しいが、ホタルには良いことである。


8時半過ぎから山手を通り抜けて帰宅した。
途中、大野町で2匹、桜生水では5頭とヘイケ1頭を確認した。犀川緑地では、まだ未確認である。

今夜は金沢中心に夜の散歩しよう。曇り空なので、あちこちで見つかると思う。


28日、玉川公園と大桑でヘイケボタルが1頭ずつ観察されています。大桑は撮影に来て居られた方の情報である。

視力の悪い私には、確認は出来なかったが、毎年この頃から出ていますよとのことでした。
百万石の夜には、さらにあちこちで見つかると思います。

 

5月27日は、早朝から、市内のホタル生息地を観察して回った。 
ゲンジもヘイケもホタルが生息するためには、水辺と底に餌となるカワニナなどの生息が必要なのである。
夜間には出来ない水中の観察をして、カワニナが居るかどうか、見て歩いたのである。
総会の時間を挟んで、市内を歩き回ったら、2万歩を越える運動になった。
市内は、6月1日の百万石祭りに向けた作業が行われており、また、多くの人々が町に溢れていた。

夜、再び出かけて、市中心部のホタル観察をしてきた。
むろん、まだ見られないことは判っているのだが、生息地と、生息していない地区の夜間の明るさを見て回ったのである。
鑑賞会の時間は消灯されるのであるが、鑑賞会の夜の僅か2時間ほどだけが暗いのである。
月から木まで、深夜から早朝までは明るいままであり、ホタル生息地としては難しい課題でもある。

5月31日が満月であり、この数日は月の光が明るく、ホタル観察には向かない時期であるが、
ホタル達はそうした時にも、色々と工夫して、木陰の暗がりや建物の陰などに集まり、子孫を残そうとしているのである。

しばらくは、昼間の私園の整備が疎かになりそうであるが、時間を見つけて作業も続けていく事にしたい。夜行性老人

 

 

5月25日夜、粟津付近では200匹を越えていると思われるが、
堤防の草刈りがなされたために、草の陰や堤防の地面で光っている個体が多い。
月明かりで明るいので、安全ではあるが、少し見づらい。

桜生水では、今年初めて2頭の光を確認できた。昨年は24日に5頭確認している。
外の山手や川縁ではまだ確認できなかった。
今年は早いと思ったが、今のところ、例年と同じである。

5月22日夜、粟津付近では頭数がやや増えて100匹近くなったが、まだ爆発的には増えていない
今日、明日の雨と暖かい気温により、羽化がさらに進み、週末には乱舞が期待できるのではと思います。
金曜日の夜にもう一度尋ねたい。ほかの地点ではまだ未確認である。

 

5月20日 夜、粟津付近ではゲンジホタルが、全体で50頭程確認できました。

 昨夜は気温が低いために飛翔しなかったものと思います。
 順調に羽化が進んでいるようなので、この週末にはピークを迎えるのではと思います。

 小松から加賀市にかけての平野部の丘陵地に接した水域では、羽化が進んでいるものと思われる。

 

5月19日

夜、小松と金沢市内を回ったが、雨と夜間気温11゜Cでは、飛翔を当然見られなかった。

月曜日21日以後、気温の上昇が見られるので、再度確認に回りたい。
 

5月16日

小松方面の観察に出かけた。粟津温泉の近くの川縁で、暗くなるのを待った。

なかなか見つけることが出来ない。

しかし、20時を回ると直ぐに堤防の対岸の水田付近にゲンジの光を確認した。

直ぐに対岸へ行き、しばらく今年最初の追いかけっこをしていた。

 昨年は29日の夜。この農道で、乱舞しているホタルの中に車を入れてしまった所である。

農道から戻り、本流の中をもう一度覗くと、もう一匹川の中央付近を飛び回っていた。

ほかも捜したが、この2匹だけであった。ゲンジホタルの小松における初見とした。 

帰り道、数カ所立ちより、最後に桜清水も見たが、確認できなかった。週末にもう一度確認に回りたい。

 

金沢ホタルの会 会員

 参考に

 昨年のホタル初見日

 5月24日 

 昨年の初ひかりは、5月24日に小松の桜生水で確認しました。

 5匹程ゲンジボタルが水路沿いの桜の葉裏に光っていました。

 他の地区ではまだ見られませんでした。今夜からの雨で、ホタルの羽化が進むと思われますので、
 今週末には各地で見られ始めると思います。

 小松方面では、各地でホタルが飛翔しているようである。

              金沢ホタルの会一会員