皇紀 2679年のホタル情報

 今年もまた、ホタルの飛び回る季節が始まります。みんなでホタル達と巡り会い、楽しみましょう。

 そんな嬉しいお便りも、このページでは今年も掲載していきますので、よろしくお願いします。

 

7月25日 草刈り機の故障もあって、伸び放題となっていた園内の草刈りに掛かった。

あくまでも草丈の整草であり、根はそのまま残っているので、また直ぐに元へ戻る訳である。

お盆前までは、小ぎれいに見えるかな。 梅雨明けと共に、刈った草は乾燥して、そして腐敗して肥料となっていく。

草刈りしながら、地表を見ていたら、モグラさんがずいぶんと増えて、盛り上がっている所が多い。

ミミズさんが増えて、それを食べてくれるモグラが増えて、至る所に穴を開けて土を解してくれる。

私は、目立つ所は踏んでトンネルを潰すが、数日のうちに、元に戻る。 

土が軟らかくなり、硬い土が土壌化してくれるのを、ミミズとモグラが代わりにやってくれている訳である。

久しぶりに生家に泊まったが、実は夜の仕事があったからである。

ヒメボタルの調査をするためである。小松市の山間地には、ヒメボタルの生息地がある。

そのために、その近くに新しい生息地があるのではと思い、峠を越えた昔の新丸村に向かったのである。

新丸村は、旧鳥越村の奥にある大日川水系である。 

先日同級生が住んでいる新保町を訪ねたのはその下調べで、ヒメの居そうな場所を見ながら、帰ったのである。

今夜は8時過ぎから渡津ホタルの里を素通りして、大日川ダムの上流部へと向かった。

旧小原村のあった付近で、道路を横断するイノシシの家族に出会った。お母さんに連れられてうり坊が5頭程ぞろぞろと。

こうした夜行性の動物と出会うことを考えてスピードは出していないが、昼間の速度であれば、ぶつかったかも。

丸山集落から牛頸峠まで進み、10時過ぎとなったので、戻りながら、ライトを消してホタルの光を捜す。

大杉谷の生息地に良く似た環境の場所であるが、結果として、今夜は出会うことは出来なかった。

居ないのか、時間が早いのか遅いのか、判断は出来ない。 車一台通らない、暗闇なので怖くて、早く移動し過ぎたのかも知れない。

もう一度、再挑戦してみる。 今度は生息地でヒメの光を確認した上で、スタートしてみる。

そんなことで12時過ぎに生家に帰り泊まった。

7月20日 夜、兼六園最終日のホタル観賞会の説明員をしてきた。 天候は持ってくれたし、気温も高くややフエーン現象気味。

問題は、ホタルの数である。 開門前に、予めホタルが少ないことを説明しておいた。

山崎山土橋まで、ホタルはいないと思っていたが、花見橋の下流側に数匹早い段階から光ってくれた。

しかし、花見橋で小立野入口から入られた方達とすれ違う。 沈砂池居ないのかな。

土橋へ向かう途中で警備員と会う。 氷室に1頭だけだよと。これは不味いと思う。 

土橋に着くがみんな通り過ぎていく。 声かけてここにいるはずなので、しばらく見ていてくださいと声かけた。

同時にライトで一帯を照らして消す。 そうしたら、橋の上でもトンネル付近でもホタルが光り始めた。

良かった。 人の流れが止まった。 

暫くして沈砂池に回る。 人は居るがホタルはどうかな。 トイレ横に立って池側を見渡す。

昨夜より少ないが、一応光ってくれている。 大声で、説明をした。 手すりの上の方達とホタルの会話。

子供が居て、昆虫に詳しい。 カメムシの話まで良く知っている。 ぼろが出ないように巧く切り抜ける。

親子連れが居て、ヤブ蚊に刺されまくると言う。 半ズボンに半袖である。 

そうだよ。ホタル観察は、長ズボン 長袖のシャツでないとダメだよと。

因みに私はジーパンと長袖のジャンパー 今夜はあまりさされることはなかった。

四国の方とお話しした。 地元でカワニナを放してホタルを増やそうと努力しているが、洪水で減ってしまったと。

ホタルは、絶対に絶滅しないで、洪水や対策工事などが行われると、帰ってカワニナの生息条件に合う環境になり、

その後に大繁殖する場合がありますよ。 数年で安定した生息環境に戻るはずですと。

今夜は殆ど動かずに沈砂池に居た。 9時15分過ぎ、ようやく観賞者が減少して帰ることにする。

土橋付近でカメラマンと少しホタル会話。 そして噴水まで来たら、ようやく1頭確認できた。 最後の見納めのホタルである。

今夜の観賞者は1800人程 昨夜の600人の3倍である。 

1日目が1200人、2日目が1600人 併せて5200人。正確な数字は主催者から正式に発表されるはず。

有り難いことである。 今夜はヘイケが40頭程かな? 

広い曲水があり、池もあるわけなので、観賞者と同じ位の数のホタルが見たいものである。

私たちが30年前から夢に見てる兼六園である。 そうしたいし、そうして欲しいものである。

そのために、出来ることがあれば、ホタルの会としても協力していきたいと思う。 

今夜で一応ホタル観察の夜行は、閉めたいと思う。 

でも、ヒメボタルの調査や来年に向けた昼間の調査活動もしていかなければならない。

今シーズンもホタルさん達 ありがとうございました。 

多くの方々に一期一会の夜の出合いをし、色々と教えても頂けました。

ありがとうございました。 管理人

 

7月19日 今夜は祈りが通じて、雨にはならなかった。 

 ホタルは山崎山沈砂池付近にしか居なかったが、ヘイケが50頭近くいたように思う。

 殆ど沈砂池に居たが、とてもきれいなホタル達と過ごせた。

 今夜の観賞者は600人程で先週の1500人より少ないため、沈砂池付近も混み合うことなく、

 皆さんゆっくりとホタルの光を楽しめたと思う。9時10分頃には観賞者が無くなり、私も引き上げた。

 途中で、八つ橋付近を観察し、数頭光っていることを確認した。 また月見橋付近には数頭確認できた。

 噴水には行きも帰りも確認できなかった。

 明日は最終日、新幹線でのお客さんが多く、今夜よりも込むと思うが、暖かくなり、雨の心配もないので、

 ホタル達も最後の光を見せてくれるだろう。

 今夜も三重県と九州の方が来て頂いた。 さあ、もう一日ホタル達と共に頑張ろうと思う。 

7月18日 梅雨末期の大雨が数日続くようである。

兼六園の鑑賞会 たぶん出来ると思うけど、数と飛翔が期待できない感じである。

でも、近くの水路では、今夜もヘイケが飛び回ってくれた。

 2日間 夕刻時 晴れなくても雨が止んでくれることを祈っている。

梅雨が明けたら、ヒメボタルの調査に行くつもりである。 管理人

今年のホタルのシーズンは、そろそろ終わりで、週末の兼六園の鑑賞会で、今年のホタル〆である。

7月17日 昨夜に続き、今夜は浅野川沿いのホタル達にお別れしてきた。

 今夜は十四夜の満月に近いお月様が、東の空に上がっていた。 

 でも山の中だったので月は尾根に隠れており、とても観賞しやすい暖かな夜でした。

 まずは、湯涌温泉の玉泉湖を目指した。新聞報道されていたので、温泉客や観賞者が居ると思われたので、

 車で乗り付けることは不味いと考え、温泉手前の駐車場に止めて歩くことにした。

 池に着いたが、誰も居なかった。 一人で湖畔を一周してきた。 あづま橋までの湖畔にはヘイケが20頭程見られた。

 しかし、あづま橋からはゲンジもヘイケも確認できなかった。 氷室までも明るいこともあり確認は出来なかった。

 氷室の手前から湖畔に下りると、ヘイケが30頭程舞っている。 しばらく楽しんでいると、温泉客が来られた。

 外国の方一人に若い夫婦かな 浴衣で来てくれた。 

 始めは堤防の上に居られたので、下に下りてくださいと声かけて、湖畔から見て頂いた。

 丁度良い具合に、池の湖畔縁でヘイケが20頭程舞い始めた。 線香花火のようなか弱い灯であるが、それが美しい。

 まだ先へ行く予定があり、お別れして車まで戻った。 

 そこから、採石場の奥の横谷まで急いだ。 

 もう居ないだろうと思いながら、集落でU-ターンして、時々ライトを消しながら、谷筋のホタルを捜した。

 なかなか見つからず、川から離れる直前の沢沿いで車を止めて下りて観察した。

 車から降りた途端に、ヘイケが一頭現れた。 そして谷底を照らしていた時、背後の樹木からゲンジが一頭下りてきてくれた。

 横谷ではこの2頭が最後のホタルのように思えた。 そして、待っていてくれたような気がして、嬉しくなった。

       また、来年逢いましょうと声かけて、家路に着いた。

 しかし、今夜は少しホタル不足である。 

 いつもの水路縁によって、まだまだ残っているホタル達に逢って、満足して帰宅した。

 7月16日、今夜は十三夜である。 犀川の三ヶ堰右岸の河畔林から観察開始した。
      わずか一頭ヘイケが見られただけであった。
      次に、犀川緑地公園上流側に立ち寄る。 非常に少なくなり、ヘイケが5頭程であった。

     出口付近の下枝に1頭がお見送りしてくれた。
     そして、後半にあまり行けなかった大桑貝殻橋のホタル達に、最後の挨拶に向かった。
     右岸の水路縁では、殆ど見られず、上流側の暗闇に一頭ゲンジが光っていた。
     貝殻橋の上、下流は全く見られない。
     右岸農道に入ると、目の高さでゲンジが一頭お迎えしてくれた。
     先へ進むと、大桑用水沿いでは確認できなかったが、
     山際の水路沿いの木陰付近で、ゲンジが5頭程飛翔していた。
     水田内を進むと、イネの穂先や直ぐ上を飛び交うヘイケが20頭程見られた。

 帰り道は、月の光が背後になり、ヘイケのひかりが確認し易くなった。
 出口付近に来ると、ゲンジが増えて3頭が真上を飛び回ってくれた。
 最後に迎えてくれたホタルが再び、今度は見送りの挨拶をしてくれた。

 今年も、みんなありがとう。 また来年逢おうねと、声かけて橋を渡った。

 

14日 日曜日 昼間は、私園の東屋に天井を張り、防水シートを貼り付けて、ようやく雨を防げるようになった。
しかし、柱の補強材を入れないと構造的に不安定であり、今後作業を検討中である。

今夜も兼六園ホタル観賞会の説明員をしてきました。
昨夜と同じように、開園の10分前に門の外で、ホタルの概要を説明しました。
 ホタルは、100頭程で殆どがヘイケボタルであること。
 コースの最奥地の山崎山周辺で見られること。
 辰巳用水の水が冷たいため、周囲よりもやや遅れて7月半ばにピークを迎える
 ヘイケボタルに合わせた鑑賞会であること。
 ヘイケは、ゲンジに比べてひかりが弱く、点滅も細かいので、
 やや判りにくいが、目の良い子供達の方が見つけてくれること。

7時30分です。さあ、開園です。ゆっくりと進みましょう。

まず日本最古の噴水の前に着くが 数頭は居るはずであるが、今夜もお休みでした。

昨夜と同じように山崎山土橋までは全く観られないので、先へと急いだ。

今年からは小立野口も同時に開園しているため、既に土橋付近は人で埋まっている。

まだ8時前なので、良く見えない。

「これからさらに暗くなれば、ここの曲水と山崎山の背後にある沈砂池と氷室跡池でかなり見られます。

ゆっくりと一回りしてホタルの光をお楽しみ下さい。 見えているホタルは全てヘイケボタルです。

曲水のコケに止まっているのが、主にメスで、オスが飛び回ります。」 と説明した。

途中で沈砂池に移動して、今夜のホタルの有無を確認に行く。

視線を池淵に落として見ていると、昨夜以上に居るようである。

観賞者が、一杯集まるため、立つ場所がないので、トイレ前の池渕に立って説明していた。

ここで、氷室跡池に移動。 水面上を飛ぶホタルの光が全反射して乱舞するのが見られたが、数は少ない。

一旦千歳橋まで戻り、銅像前も再確認したが、やはりひかりは確認できなかった。

今夜も、最初から弱い雨が降る夜だったので、本来ならばホタルはお休みする天候なので、難しいのかも。

再び山崎山周辺に戻り、少しお客さんが疎らになってきたので、一人一人に声かけながら、説明をする。

質問をしてこられる方もいて、嬉しい。 今夜は名古屋と最近転勤してこられた方と話し込んだ。

何組かの方達から、市内でまだホタルが観られる箇所はありますか と尋ねられた。

湯涌温泉玉泉湖とキゴ山ふれあい公園を教えたが、イノシシの危険もあるので、気を付けてくださいと伝えた。

そんなこんなで、時が経ち、9時30分の閉園の時間が迫る。 帰り道で、再度確認しながら、蓮池門口に戻る。

今夜も観賞者の数は聞き損ねたが、多くの方に来て頂いたことに感謝したいし、

とても一人では十分な説明が出来なかったことをお詫びもしたい。

来週、19日金曜日と20日土曜日にまた会いましょう。今夜よりも沢山飛んでくれることを祈って更新とします。

 

13日 松濤坂を上り、日本最古の噴水の前に着く。 池の周辺に数頭は居るはずであるが、今夜はお休み。

霞ヶ池、琴柱灯籠の前から月見橋まで。 明るい防犯灯が湖面を照らしているためホタルは見られない。

月見橋から代替橋の間の曲水。かつて沢山見られた場所だが、確認できない。

雁行橋から千歳橋の間も桜に隠れた暗闇をホタルの飛翔が見られたが、居ない。

千歳橋の上流、カキツバタが繁茂する曲水の上を飛び交う姿も見られない。

そして3日前に調査した時には見られた日本武尊の手前の曲水。コースから外れているのだが、

見られれば、コース変更して貰おうと思ったが、居たゲンジもヘイケも確認できない。

花見橋の上、下流も居ない。 だんだん気持ちが焦ってくる。 

山崎山土橋付近で先頭を行っていた人たちが、立ち止まってくれている。

その中を抜けて橋を照らしている常夜灯のスイッチを切った。

橋の上の人から、見えた、見えた、と声が掛かる。 でも視力の弱い私にはまだ見えない。

これからさらに暗くなれば、ここの曲水と山崎山の背後にある沈砂池と氷室跡池でかなり見られます。

ゆっくりと一回りしてホタルの光をお楽しみ下さい。 見えているホタルは全てヘイケボタルです。

曲水のコケに止まっているのが、主にメスで、オスが飛び回ります。

人が貯まる一方であるが、取りあえず沈砂池に移動して、今夜の有無を確認に行く。

背景となる園の外の車や道路の照明があるため、見づらいが、視線を池淵に落として見ていると、結構居るようである。

それと共に、みんなが集まるため、立つ場所がないので、トイレ前の池渕に立って説明していた。

子供達からは難しい質問も出たが、何故光るのか、難しいけど何とか答える。 だんだん数が増えてきた。

ここで、氷室跡池に移動。 一時は水面上を飛ぶホタルの光が全反射して乱舞するのが見られたが、数は少ない。

一旦千歳橋まで戻り、銅像前も再確認したが、やはりひかりは確認できなかった。

今夜は、最初から弱い雨が降る夜だったので、本来ならばホタルはお休みする天候なので、難しいのかも。

再び山崎山周辺に戻り、少しお客さんが疎らになってきたので、一人一人に声かけながら、説明をする。

質問をしてこられる方もいて、嬉しい。 東京 埼玉、千葉 新幹線のお陰で関東の方が多い。

初めて見ましたという方、30年振りにやって来ましたという方、少ないホタルであるが、喜んで居られたこと、嬉しい限りである。

しかし、お客さんにたくさん観ていたただけるように、何とかしなければとの思いもここ数年繰り返している。

そんなこんなで、時が経ち、9時30分の閉園の時間が迫る。 帰り道で、再度確認しながら、蓮池門口に戻る。

今夜の観賞者の数は聞き損ねたが、多くの方に来て頂いたことに感謝したいし、

とても一人では十分な説明が出来なかったことをお詫びもしたい。

明日14日は雨が上がり、曇り空なので、今夜よりも沢山飛んでくれることを祈って更新とします。

 

7月12日 今夜は8時前には、蓮池門通りの入口に立っていました。
まず蓮池門通りの水路のホタルを調査したが、一頭も居ませんでした。
今度は、白鳥路のホタル水路にまだ居るかどうか確認に行ったが、
こちらも1頭も確認できませんでした。
21世紀美術館の水路も覗きましたが、こちらも居ませんでした。
兼六園周辺では、園内以外は居ないようです。

少し寂しかったので、市内のいつもの用水路沿いを見ました。
最盛期よりもかなり減りましたが、ゲンジもヘイケも飛翔していました。
金沢では、私の知る限りでは、この市内の用水路沿いと湯涌温泉玉泉湖、
そしてキゴ山ふれあい公園の中では、まだ見られます。
玉泉湖では主にヘイケが、キゴ山ではゲンジが主です。
ただ、少し山手に入ることと、イノシシの心配があり、単独では行かないでください。  

7月11日 今日は私園の草むしりや東屋の足りない材料や補強材の手配に走り回っていて帰りが遅くなり、

夜のホタル調査はお休みしました。  

7月10日 今夜は、兼六園内のホタル調査に参加してきました。

鑑賞会に先立って、主催者と金沢ホタルの会の合同で、毎年事前調査をしてきている。

蓮池門入口に8時に集まって、園内を一回りして、ホタルの有無を調べた。

最初の噴水の池付近から数匹のヘイケボタルが見られた。 昨年はほとんど居なかったことに比べれば、嬉しいことである。

琴柱灯籠付近は、一番明るい照明灯が、灯籠と霞ヶ池を照らしているので、ホタルは皆無である。

 しかし、ここでも以前は虹橋の上を飛び回るゲンジが居たこともあるのですね。

月見橋から代替橋の間では数匹見られたが、照明灯が明るく見えづらい。 

千歳橋の上、下流、かつては沢山居たが、今年も見られなかった。残念。

日本武尊像の前の曲水では、ヘイケが20頭ほどと、ゲンジの光も数頭見られた。

花見橋の上からは上、下流に数頭飛翔しているのを確認したが、今年もかつてよりは少ない。

山崎山の土橋付近は、いつも沢山見られる所であるが、今夜はヘイケが見られ、隧道口までで 併せて20頭位かな。

沈砂池では、池の周りにヘイケがこれも20頭位かな。 高く飛び回るゲンジは見られなかった。

氷室跡池の中ではヘイケが数匹見られたが、少ない気がした。

一回りした感想では、今年もヘイケ主体であるが、ホタルが居てくれることは、確認できた。

13日の夜にも、たぶん今日以上光ってくれるものと思います。過去の記録では7月16日頃がヘイケのピークであった。

お天気を見ると、2日とも曇り空となっているので、月明かりも雲に隠れてくれるので、何とか観賞して頂けると思う。

兼六園のホタルは、ヘイケボタルが殆どであるので、ひかりが弱いのと、

園内の常夜灯と防犯のための照明灯があるので、ホタルは見えづらいことを御承知おき下さい。

一部のホタル生息地の常夜灯は観賞時に消灯しますが、安全のために全部は消せませんので、ご協力下さい。

夜間なので観賞ルート以外は通行できませんので、主催者の係員の誘導や、指示にご協力下さい。

では、13日土曜の夜と14日日曜日、ホタル達とお待ちしています。 金沢ホタルの会

7月9日今夜は夕刻出かけていたので、ホタルはお休みしました。

7月8日 今夜は浅野川方面を走りました。 最初は湯涌温泉玉泉湖で観察開始 

堤防の対岸からあずまや橋まで、園道下の池の周りの植生にヘイケが一杯居る。 約50頭。

あずまや橋の上から、谷筋を見る。 しかし、この付近にはヘイケも居ない。 でもゲンジが1頭 頭上を飛び回っている。

太鼓橋まではあまり見られない。 対岸の照明が直接当たるので、ヘイケが居ても判らないのかも。

氷室小屋付近は照明灯が三基あるので、明るくホタルは見られない。 昨年はゲンジが居たのだが。

氷室から湖畔に下りて、水面や水際を見る。 ヘイケが50頭程群れていて 湖面に生えた浮き草にも付いている。

玉泉湖はこれからしばらくはヘイケ主体であるが、ホタルが楽しめる。

湯涌をあとにして再び採石場の奥の横谷に向かった。 集落から引き返しながら、ホタルを捜す。 

各地で川縁で数匹ずつゲンジが見られるが、昨年のようには乱舞状態ではない。

最後に市内の水路沿いで観察。ゲンジが少なくなり、ヘイケが増えて数はかえって多くなった位。 

近くのご夫婦と一緒になり、しばらく楽しいホタル談義。 

昨日ホタルが家の前で死んでいたので、今夜初めてホタル探しをしていて、ここに来ましたと。

あまり人には言わないでおいて下さいと。 圭の試合も気になり、帰宅。 

今週(13、14日)と来週(19,20日)の週末、兼六園のホタル観賞会である。 

この時期になると、全てヘイケボタルですが、昔の調査結果でも7月半ばにヘイケのピークが来ることが判っているので、

それに会わせた日程であるが、実際にどれだけ光ってくれるか、心配もしている。 

 

7月7日 今夜はホタル観察はお休みしました。 

朝から私園で小さな小屋を造ろうと作業していました。

夕方までにようやく4本の柱と、それらを繋ぐ梁をかけ終えました。

あとは屋根を載せる垂木を渡し、野地板を張り、屋根には取りあえずしばらくはグリーンシートを掛けておくことにします。

この小屋からは、滓上川の流れが見渡せ、ホタルが舞飛ぶのを眺められます。

最近、ゲンジボタルが減少しているため、わずか数匹しか見られませんが、

かつてのように、ホタルの乱舞するような景色に戻せる努力をしていきます。

そんな訳で、疲れ果ててしまい、浅野川上流域の調査は明日に持ち越します。

7月6日 今夜は、伏見川の上流部と上辰巳、そして寺津まで回った。

伏見川の烏骨鶏小屋の分岐点の橋の上で、上流、下流に2頭ずつゲンジが飛翔していた。

平栗集落付近にはホタルの里が作られているため、沢山居るのであるが、人為的なホタルは調査範囲外としているので、

別所に至る支流を上った。 沢を横断する橋の上でゲンジがやはり2頭確認できた。

別所に戻り、内川スポーツ広場の橋の上から内川を観察した。しかし、確認できなかった。ゲンジが居ても良いのだが。

さらに進んで今度は犀川の上辰巳町のビオトープの休耕田に着いた。

 地元の方が休耕田に水を張り、ホタルや他の昆虫たちが生息できる場所を管理して居られる。 

ここでは水田にはヘイケが50頭程、水田と辰巳用水の間の小さな水路沿いにゲンジが20頭程今夜は確認できた。

ホタル橋の上では、今夜も未確認。 そして辰巳ダムへと進む。 やはり未確認 

一度は貯水池内に下りて観察が必要なのだが、ここはイノシシの住処となっている所なので、一人では行ってはいけない所である。

駒帰から寺津の集落内まで観察しながら、進んだが、確認は出来なかった。

道路沿いでは街灯があり、かつ渓流が殆どコンクリート水路化しているので、生息は難しいのかも知れない。 

錦織圭のの試合が気になるので、他には寄らずに帰宅した。 圭は3回戦突破していた。

月5日 今夜はなま暖かい風の吹くホタルには良い闇夜でした。 犀川縁を歩くこととし、最初に三ヶ堰右岸の河畔林を調べた。

しかし、1頭も確認できなかった。 寂しい思いで、今度は犀川緑地公園に向かった。

徒歩での調査は、あまりしないので、疲れるが、やっと下流側の堤防上に着いた。

 しかし、ここでも先日居たようには見られない。わずか2頭程であった。

上流側の水路縁では見られるがぐーんと減って20頭位でした。

水路の上流側は草刈り機で水路縁まで刈られているため、全く居ないし、刈ってない部分も大幅に減った。 

もうホタル鑑賞には向かない状態である。

帰りしな、園路の照明灯に看板が掛かっていた。5月17日にここでクマが出たと。

ここではかつて大けがをされた方が要る所なので、帰りは疲れていたけど急いで家に無事着いた。

ホタル観察にあちこち一人で回っているので、クマとイノシシには大変気を遣っている。 

7月4日は、昨夜間違えたキゴ山のふれあいの里公園に直行した。 昨年の6月28日に初めて知ったホタル生息地であるが、

少し時間が遅いため、やや少なく感じた。 上流側の沢部には、5頭程ゲンジが確認できた。 

下流のあやめ園付近では、ゲンジが20頭程水路縁や背後の樹木の間に飛翔しているのが確認できた。

園内を流れる水路の整備などして頂いて、来年以降、良いホタル鑑賞地にしていきたいものである。

山から下りてきて、市内の用水路縁に立ち寄った。 まだまだ、ゲンジもヘイケも元気でした。

大桑貝殻橋では、右岸水路側は終わりに近く20頭程残っている感じでした。

左岸水田側もほとんど終わりであるが、大桑用水路沿いではまだ少し光っていて

農道脇の水路に掛かる樹木には、20頭程挨拶してくれた。このホタルの光に見送られて、帰宅した。

週末は少なくなった所が多いと思うが、犀川緑地公園などのヘイケはもうしばらくは見られます

月3日 今夜は少し遠いがキゴ山からスタートと思って山環に入っていたら、曲がる所を間違えて涌波方面に出てしまった。

何かあるんだと思い、用水沿いのホタル観察に切り替えた。 まだまだ、ゲンジもヘイケも元気に飛翔していた。

そこから、下りて大桑貝殻橋へ着いた。 着いた途端に細かい雨が降り始めた。ホタルも殆ど見られなかった。

対岸へと思ったが、雨に濡れて風邪引いたら大変と車に戻った。

犀川緑地公園の上流側を見た。

水路縁の一部は草刈りされたようで居ないが、堤防沿いの水路には相変わらずヘイケが沢山居る。でも人は居ない。

さらに下って桜橋から上がり、三ヶ堰上流の河畔林を覗いた。

なかなか見られなかったが、河畔林の中に下りて捜したら、ヘイケが4頭程確認できた。

 昨年の事からすると、あと暫く増えていくはずである。堤防の歩道から見られる位に増えてくれることを期待している。

渡津でお会いした会の会長さんからゲンジだと書いていたが、元データ確認したら、ヘイケだったと訂正がありました。

私が今年確認した所では、6月後半にはゲンジであると確認できているので、両方が居るものと思われる。

両方がは少し飛翔時期をずらしてもう少し沢山飛んでくれる日が来ることを期待したい。 今夜はここまで。

7月2日 今夜も行かねばと思ったが、昼間少しばかりお手伝いと、草むしりをしてたら、脚が痛く、気力が尽きている自分があった。

無理して、前回のように風邪引きや怪我でもしたら、家人に迷惑が掛かる。 今夜はお休みです。

昨日、渡津でホタルを見ていたが、NHKで全国をホタル行脚しているカメラマンの小原さんのことが話題になった。

今年も先日放送があったが、全部は見ることが出来なかった。昨年の再放送は録画して繰り返し見ている。

日曜日の朝、鹿児島県の川内川の タキさんのホタル船 の放送があった。

何処かで見た顔の方だと思ったら、小原さんの最初のホタル撮影地で船で案内をして居られた方であった。

今年も大きな水害に遭っているようであるが、自然の中のホタルは、決して被害を受けないのである。

むしろ、被害も自然な日々なのである。 災害を見ていると、人は何でこんなに愚かなのかなとも思う。

火野正平さんの 日本縦断 こころの旅 を見ていたら、チャリで堤防道路を走っているその直ぐ傍に

新築の家を建てている風景が偶然映り込んでいた。氾濫すれば、一階は則水没となるような所である。

河川は必ず氾濫するものであり、そうした氾濫により作られた平地 沖積平野は水没するのが必然なのである。

河川改修で整備が進んでも、計画洪水には耐えられても、計画を上回る洪水は必ず起きるのであることを理解して欲しい。

自然環境の中の生物はホタルも含めて、決して一時出来な被害を受けても、数年で回復する力を持っている。 

もちろん、個別のホタルにとっては流されるもの、産んだ卵も幼虫も相当数死んでしまっていると思う。

しかし、生息地として一時的に数が減ることはあっても、決して絶滅はしないのである。

私たちは、ホタルの姿から学ぶべき事が多いように思う。

鹿児島、熊本、宮崎の皆さん ホタルのように無事にお過ごし下さい。  管理人 

 

6月30日 は、浅野川の源流 横谷川で迎えた。 雨上がりの湿気の多い天候で、光り出すのが遅い、

少し待ってみたが、数は増えてこない。 早いのかピーク過ぎたのかは判らない。たぶんこれから増えていくと思うが。

諦めて湯涌温泉玉泉湖に着いた。 誰も居ないが、霧が掛かったような中で、ヘイケが池の周りでかなり光っている。

最後に池の端に下りて、観察。全体で二百位かな。 

涌波により、まだ結構居ることを確認して山環を走り、長坂用水を見た。 今夜は確認できなかった。

さらに山環を走り、七瀬川上流部を見る。 ゲンジが20程居るが、バラバラである。

山環から鶴来街道を走り、旧鳥越村に入り、大日川沿いにホタルを見て回る。

前回より少ない気がする。 ピークは過ぎたようである。

10時過ぎに生家の麦口に着く。 家に入る前に一回りする。 

生家の周りのヘイケは数が減り、畦には見られず、桜の木に数匹だけである。

私園の中でもホタルは見られない。 虫谷川沿いに行くと、ようやくゲンジ数頭とヘイケが20程観察できた。

田舎のホタルはピークが過ぎてもう終わりに近い。

翌日、朝から私園の草むしりと残りのサツキの剪定を済ませた。

そこへ村の人がやってきて、ホタルの話を聞いてこられた。 

嬉しかったので、少し長くなったが、ホタルの現況を話できた。 

我が家の横の水田の持ち主で、今年稲作を止めて、来年に向けてビオトープのようにしていきたいとのこと。 

草刈りをしようとしたら、トンボのヤゴが羽化のために草によじ登っていたので、草刈りを止めにしました。

いろんな水生昆虫がおり、先日村の子供達が一杯捕まえていましたよ。 

ヘイケホタルはこんな水田の中で育ち、畦の土の中で繭を作って成虫になるのですよ。 

それで畦で羽化して羽が固まるまで2日程畦の草むらに居るんですと。 

納得して居られた。 近くカキツバタも買ってきて、他の水生植物も含めて色々植えていきたいとのことでした。

深さを変えて陸地になる部分も拵えて頂ければ、さらに多様な生態系になりますと。

昔から会えばいろんな話はしているものの、ホタルや他の生物の話しも出来たことはとても嬉しいことでした。

夜は、旧鳥越の渡津のホタルの里を他のホタルの会のメンバーと共に観察してきた。

初めての方もいたので、会幹事からこれまでの大田さん達の苦労話も含めて解説して頂いた。

新月で暗い夜でしたが、ここではゲンジのピークは過ぎて、ヘイケはこれからであると思われた。

昨日からの疲れもあったので、途中で別れて家に直行した。

 

6月29日 雨降りの夕方で、車で出かけることは止めにした。 

しかし、寝る前にホタルを見ないと寝られなくなって居る事に気が付いた。

傘挿しながら歩いて、犀川三ヶ堰右岸の河畔林まで夜の散歩した。

河畔林に近づく前の芝生の上でゲンジが1頭飛翔していた。

これは期待できると河畔林の中をのぞき込んだが、さすがに雨交じりでは見つからない。

桜橋まで下って戻りながら、もう一度観察。

すると、林の中の空間を飛翔する3頭を見つけた。ゲンジと思う。10時過ぎの雨の中では良しと思う。

7月に入れば今度はヘイケが飛翔するはずである。 

大きな雨で蛹になっている河畔林内の土砂が流されること事がないように願って帰宅した。

6月28日 今夜はホタル鑑賞にとっては最高の夜でした。

明け方に強い雨が降りましたが、午後からは晴れてきて、夕方には星も輝く青空でした。

どこから始めようかなと思いましたが、一番近い犀川緑地公園から見始めました。 

上流側の用水路沿いではヘイケが一昨夜よりも多い、しかも飛翔しているものが多いので、余計にきれいに見える。

ヘイケだって数が多いとゲンジに負けていませんね。

次に大桑貝殻橋右岸に至る。 今夜当りがピークかなと思われる程ゲンジとヘイケも飛んでいる。

対岸の大桑用水路を見ると、今夜は最高で、手前側ではヘイケが主で、遠くのゲンジの乱舞に引けを取らない。 

水田側はかなり減ってきた。貝殻橋でペットボトルの殻に紐を付けて水中に下ろして居られる方達と出会った。

河川内でも二人程作業して居られる。何の調査ですかと尋ねたら、水生生物の調査ですと。

大学の関係者か委託を受けて居られる調査業者かは判らなかったが、

手に巻いている私のホタルの会の腕章に気が付かれ、ホタルが居るんですかと聞いてきた。

橋の上からもホタルが見られるし、子供達が水路縁で集まっているので、ここはホタルの生息地ですよと。

あっ本当だ。見える。 生物関係の方であれば、まずは最初に気づかれるはずであるが、

研究者には良くある話で、自分の研究対象でなければ、興味がないのである。

さて、次は犀川上流へ行くことにして、上辰巳町のホタル橋下流の水田地帯に着いた。今夜は学生一人だけだった。

ゲンジが山裾に、手前の水田にヘイケが居るのであるが、昨年と比べるとヘイケはとても少ない。

ホタル橋の上に立って見たが、残念ながら、ホタルは見られなかった。 

ここから辰巳ダムへ向かうのであるが、たぶん見られないと思ったので、

引き返していつもの用水路沿いのホタルを観察した。

先日カメラで失敗した時よりもさらに増えており、今夜がピークかなと思う程であった。 

一人静かに、ホタルの乱舞を楽しんだ。

今夜は、これでお仕舞い。 明日はいずこの水辺かな ?

6月26日 今夜は町中のホタル確認してきた。 兼六園の蓮池門通りにはゲンジもヘイケも居なかった。

二十一世紀美術館横の辰巳用水路では、ヘイケボタルが5頭程上から確認できた。 

環境的にはゲンジも居ても良いのであるが。

それから犀川三ヶ堰付近の河畔林、今夜も未確認。

犀川緑地公園の下流側管理事務所付近の水路では、ヘイケボタルが20頭程確認できた。嬉しかった。

上流側の堤防脇の水路縁でもヘイケが水路全体では、200頭程飛翔したり、水路縁で光ってくれた。

さらに上流側の池付近では、今夜も確認できなかった。今夜は早めに帰ることとし、大桑には寄らなかった。

週末は雨が多くなりそうであるが、晴れ間にホタル達は最後の輝きを見せてくれるだろう。

来週からは、山間地のホタル調査へと移っていく予定である。

 

6月25日 昨夜と同じ場所で、ホタル達と遊んできた。今夜撮影に挑戦したが、やはり失敗に終わった。

目には、乱舞するホタル達の姿が焼き付いているのであるが、データで見ると、恥ずかしい写真である。

明るい内から水路の上流側下流側を見て歩き、暗くなってからも往復してホタルの生息範囲を調べてきた。

途中、地元の方とお会いした。 帰ろうと車に戻ったら、ホタルの場所ここですかと尋ねられた。

見ると、おばあちゃんと母親そして女の子三姉妹である。 上の子が孫と同じ6才であった。

帰るには早い時間でもあったので、生息地まで案内することにした。

しばらくはホタルの居ない区間があるので、大半の人はここで帰ってしまわれるのであろう。

やがて生息地に入る。 大はしゃぎでホタルの舞を見てくれた。

子供の目は私の目よりはるかに良いようで、ゲンジとヘイケの光り方が違うと話したら、 

 あっ本当だ。光り方が違うものが居ると。

私にはゲンジだけしか識別できていないが、純真な子供の目にははっきり映っているようである。

帰り道、子供二人が両脇で手を握ってくれている。 暗い夜道なので本当は怖かったのかも知れない。

見ず知らずの年寄りではあるが、しっかり握り返しているので、車までじいちゃん代わりである。

子供達と別れてから、大桑貝殻橋の右岸側を見て帰った。 橋の上下流の犀川本川にも飛翔するホタルが見られた。

そろそろピークかなと思うが、昔程の乱舞は見られない。 でも十分に楽しめる犀川のホタルであった。

 

6月24日  昨夜は、一人静かにホタル達と遊ぶことが出来た。

市内のある場所で、かつては町中や少し郊外で普通に見られたホタル達の光の舞を見せて頂いた。

故郷の田舎でも、子供の頃に子供たちみんなで楽しんだようなホタルの乱舞は見られない。

わずかに生き残っているホタル達を、守ろうと考えても、なかなか難しい。 

そんな中で、なにもしていない用水路沿いで、こんな素敵なホタル達を目に出来たことはとても嬉しかった。

ホタル達は長い自然環境の経過の中で生息している生物であり、人が無理に手を掛けてまで増やすものではないのである。

当分の間、ここの環境は保持されていくと思うので、見守っていきたいと思う。 

皆さんの中には、各地のホタル群生地を回って居られる方もいると思う。

でも、ごく身近に水辺や水田がある人は、夜見て頂きたい。 

わずかではあるが、ゲンジボタルの明るい灯や、ヘイケボタルのややせわしい線香花火のような灯が、見られると思う。

昭和57年頃だったか、私の町中の家の周りでゲンジが一頭飛んでいることに気が付き、

鞍月用水縁に生息していることが分かり、その上流側を辿っていく中で、

大桑の水田地帯 今は区画整理されて市街地化した場所で沢山のホタルに出合い、

さらに奥へ進んで、貝殻橋付近のホタル達に出会えたのである。

犀川の市街地のど真ん中、三ヶ堰付近の川縁、今年はまだ1頭しか見られないが、月末にはそれなりに飛んでくれると思う。

ホタルの一生はわずか1年であり、成虫の時間は、わずか数日である。

人もまた人生100年と言われ始めているが、長い地球の歴史から見れば、わずかな時間である。

そのわずかな時間の残りしかないが、今年も桜の花や、ホタル達と出会え、

今年からはアジサイの花も見ることが出来たことに感謝したい。 老管理人

 

6月22日  今夜は、犀川大桑貝殻橋から出発した。

駐車場には団体さんがいる。ボーイスカウトの子供達と引率父母である。

まだ明るいので、左岸側の様子を一回りしてきた。 橋に戻ると子供達はスタンバイ。 

説明しようかとも思ったが、ホタル鑑賞には言葉は必要ないのですね。木陰から光り始めて草むらの中にも次第に増えてきた。

大半がゲンジボタルでヘイケもチラホラ。 全体で100頭は居ると思うが、昔程真剣に数えないことにした。 

まだピークではないようである。 

大桑を出て今度は長坂用水路へ向かった。 下流から見ていくが、確認できない。

上流側トンネルに近い部分でご家族連れに出会った。5頭程居ました。ヘイケですよねと尋ねられた。 

いえ、ここはゲンジボタルの生息地なので、ゲンジと思いますよ。 と言ったものの、確認は必要なので、自分で光を確認して、寄って確認した。 ゲンジで間違えなかった。 帰り道でゲンジでしたよと。来週町内でホタル調査するので、事前調査に来ていますとのこと。もう少し増えるはずですよと。

山環を走り、今度は額谷の七瀬川上流を観察。 額谷運動広場の川縁には昨年確認していたので、今年の様子を再確認。上流側のホタル生息地によい場所には余りいない。 むしろ山環に隣接する暗い川辺に10頭程ゲンジを確認できた。

ここの生息地が安定的にあるので、下流側の七瀬川には飛翔しているのである。

さて、次は大きく飛んで白山市鳥越村の大日川縁で一人だけ何時も楽しみにしている秘密の場所で今年初めてのご挨拶。

また、ピークではないので、疎らであるが川面一帯にそして水田側の水路沿いでも光って歓迎してくれた。ありがとう。

また、移動して別宮へ行く。 旧道橋に車が何台か居る。 

たぶんそれなりに今夜も光っているのだろう。邪魔しないように、トンネルを抜けて小松市麦口の生家に車を止めた。 

もう10時近い。 それから歩いて裏庭の桜の木と田圃側を観察。

木には50頭程ヘイケが光っている。 しかし、水田の畦にはほとんど居ない。 やはり何かあったのだろう。

滓上川の上流、上麦口との境で合流する虫谷川沿いを確認。本流にはほとんど居ないが、支流にはゲンジが10頭程確認できた。

しかし、先日あれ程居た水田側のヘイケはわずかしか居ない。 残念。

そして最後に私園まで歩いた。途中の滓上川は堆積土が除去されて生物学的砂漠状態に変わっている。 

私園内に入るが、なかなか見られない。農道の橋の上から見てても、未確認。今度は発電所への橋の上から眺める。

むろん、堆積土を除去した後なので1灯も確認できない。 

覚悟の上の事であるが、2年程でかつてのようにホタルが飛び交う日が来ることを願う。

また、私園内に戻った。 そしたら、暗闇に馴れたせいか、光が見える。

入り口付近はモミジが大木となり、道路の街灯などの光が届かないので、ホタルにとってはとても良い環境なのである。 1 2 3 4 5 6 数えていると10頭近くいる。ゲンジである。

昨年見られなかったので心配したが、今年は本川から逃げてきたホタル達が避難所として使っているように見えた。

問題は、メスがこの場所に気が付いてくれたかどうかと、卵を産める水辺があるかどうかである。

そのために、以前ホタル水路を造ろうと手掘り水路を始めたが、まだ未完成なのである。

原町への用水の壁は卵を産み付けるに最適であるのだが、いかんせん流れが速くて幼虫は、下流へ流されていく。

もう少し考えてみよう。 ともかくも私園内にホタルが戻ってくれたことは嬉しい限りである。

家に帰り、再び桜の木の下に立ち、考えた。 光っては居るが、飛翔していない。あっと思った。 

蜘蛛の巣か 木の枝を揺さぶってみた。そしたら数頭落ちて飛翔してくれた。全部が蜘蛛の巣に引っかかっている訳ではないと。

ヘイケは余り高い所には飛ばないはずで、何故だろう。水田際に居たホタルは何処へ行った? 桜の木に避難したのだろうか。

なにから? 良く分からない。 

生家に入り、遅い夕食を食べながら、生家を守ってくれている父母、祖父母、兄に挨拶とお参りをした。

6月20日は、父の命日であり、私の誕生日でもあったのである。 

生まれた時からホタルと縁があるし、ホタルの飛び交う滓上川に流され、一命を救って頂き、父は私園の傍で亡くなったのである。

長い一日が終わった。 しかし、真夜中に数回、ホタル達の観察に故郷の川辺の徘徊もしていた。

 

6月23日 早朝からお参りを済ませて、朝食を買いにコンビニへ行き、私園で一人、食事タイム。 

しばらくすると原町の人たちが用水路沿いの草刈りに来られた。 

それに合わせる形で、私も用水沿いの草刈りから初めて午前中は草刈りで過ごした。 

まだ、のびていは居ないし、そのままにとも思ったが、やれる時にしないと思い直して粗方済ませた。 

咲き終わったサツキの剪定も、数株済ませた。 バリカンがないので、手でつまんで刈り揃えるだけである。

 

そして、午後、小松市新保に住んでいる同級生を訪ねることにした。 

大杉谷を経て牛首峠で国道に入り、やっと新保に着いた。

突然の訪問であったが、喜んでくれた。 

彼は、この山の中で、お父さんが始めたイワナとヤマメの養殖事業を引き継いでいるのである。

その彼からお正月に突然電話があり、ホタルの話をお聞きしたのである。 山にホタルが居ると。 うーん 

電話だけでは良く分からないので、現地調査に来るつもりで居るのであるが、

明るい間に現地状態を把握しておきたかったのである。

今年同窓会があることを伝えて、お別れした。

今度は大日川沿いに下ることとし、途中暗くなるのを待とうかとも思ったが、

何せこの2日間、余り寝ないで運転しているので、睡魔に襲われそうなので、真っ直ぐに帰宅することにした。

途中、大日川のダム湖岸で、写真に乗せた猿たちの群れの行進の中に飛び込んでしまったのである。

久しぶりの大群との出合いである。 嬉しいことでもあったし、下や町に下りて来ないで欲しいとも思った。

日本の土地の大半は、野生生物の住処なのである。 

道路により結ばれた線と点の箇所だけが私たちひとのテリトリーなのである。

先日テレビで山間地で住む過疎地が電柵で囲まれている。 

そこのおばあちゃんが言って居られた。 ここは動物園なのですよ。 人という動物の檻なんですと。

檻の外からは、この珍しい人という動物を見物に沢山の動物たちがやってくるんだよと。

 

何とか無事に家に着き、夜また、ホタル調査である。

昨夜は犀川緑地公園のヘイケボタルをと思ったが、まだ早かったので、大桑貝殻橋に左岸に着いた。

ここで、イノシシの危険を知らせる看板を固定されている方にであった。 

市役所の農林課の職員で金曜日に2箇所に設置したが、土に挿しただけだったので、補強に来ましたと。

実は、市の方にメールしたのが私なので、しばらくイノシシの話とホタルの話をしていた。 

別れる時、 対岸のホタルを見せて貰いますと。 私は左岸側の大桑用水路沿いのホタルが見たかったので、別れた。

大桑用水路では数はまだ少ないが、ゲンジが100頭程水路の上を飛び回ってくれた。 

直ぐ脇には イノシシ捕獲用のオリがあるのである。

右岸側に戻ると、団体さんが居ないが、30人程観賞して居られた。 

まだ少ないが、丁度良い感じで皆さん喜んで居られた。

再び、犀川緑地公園上流側に戻った。 もう暗くなっているので、水路でチカチカしている。 

ここの園路灯はホタル鑑賞を見やすくするために、管理者により2灯だけ消灯して頂いている。 

水路沿いの草刈りが後になったので、少し見にくいが、ホタル達同士が見やすければよいことなのである。 

全体で300頭くらい居るかな。 

しかし、上流側の池付近には見られなかった。 最後に犀川三ヶ堰付近の河畔林を見たが、未確認。

 

6月21日  夕刻になり天候が急変した。昨夜は、まず、湯涌の玉泉湖で暗くなるのを待ち、下がってくるつもりでした。

7時半前に現地に着いた時には、既に雨が降り始めてきた。 

前回怖くて一周できなかったので、ホタルは別にして池の周回園路を辿った。

空は既に雨雲に覆われ、時々風雨となる。 園路や池の中の中州の草刈りをして頂いた様子。 

昼間明るい内であれば、イノシシの痕跡が確認できるが、今夜は足下しか判らない。 

しかし、ホタルの光は確認できない。一周して少し車で休憩。

8時過ぎ、池の縁に下りて観察する。 やっとひと光り岸辺に見つける。 観察したら、ヘイケボタルのオスでした。

8時回って暗くもなるが、雨粒が激しくなる一方、 家人から町中が土砂降りのようで、危険だから帰るようにとメール。

今夜は、ホタルも御休のようだから、帰宅した。 

昨夜お出かけの方、見られなかったと思うけど、ホタルは居なくなった訳ではありません。

また、晴れた日に見て下さい。

ホタルにとっては光ることは、命を削ってわずか数日間光っているのです。 

川辺で待っているメスを探し求めて飛び回るオスが、飛翔して私たちにも光のお裾分けしてくれているのです。

8時少し前、暗くなると一斉に飛び回るのは、我先にとメスを捜す命をかけたオス達の競争なのですね。

 

今夜は、雨上がりで暗い夜なので、ホタル鑑賞には最適な感じがします。

今夜は、故郷へ帰る道すがら、あちこちのホタル達に挨拶して、深夜に生家周りでホタルと過ごすことにします。

6月20日 管理人にとって特別な一日であるが、そんな思いとは別にして、今夜もホタル観察に出かけた。

最初に野田の山側環状線脇を流れる長坂用水路沿いで、観察を始めた。 

昨年、7月に入ってから調査したもので、今年は光り始めから終わりまで見届けるつもりであった。

犀川縁の用水路で光り始めたので、内川水系でも見られるはずと思い、山環脇のホタル水路区間を往復した。

なかなか見つからなかったが、ゲンジボタル3頭の光を確認できた。

山環を進み、今度は涌波堤公園に停車した。 ここは、辰巳用水路とその落ち水を公園内に造った水路に流している。

昨年、7月半ばに初めて観察してピーク時にはゲンジもヘイケも生息するとても良いホタル観賞スポットと推定していた。

そして今夜、ゲンジ50頭ヘイケ5頭観察することが出来た。まだまだ増えていくはずなので、継続観察していきたい。

公園内にも確認できるが、園の上を通っている辰巳用水路沿いには沢山光っているので、

時間があれば、大道割から錦町までの遊歩道を歩いて見たい。 すばらしいホタル道となっているはずである。

再び車で移動して今度は末町の犀川浄水場の中を通る辰巳用水路の開渠部を確認しに行った。 

ここより上流側の辰巳用水はトンネルとなるので、トンネルから出た水路沿いにホタルが居るはずと予測していた。

しかし、浄水場の保守管理のために用水路沿いは水銀灯により明るく、ゲンジが4頭程確認できたのみである。

兼六園の専用管の取り入れ口付近も観察した。ここにホタルがいれば、孵化した幼虫は専用管に引き込まれ、

兼六園の専用管の出口である山崎山の沈砂池まで流れ着くはずなのである。

浄水場内の水路ではホタルは確認できなかったが、すぐ下流の民家脇ではゲンジ3頭を確認できた。

また、観察に訪れる予定である。

最後に、大桑貝殻橋右岸の水路縁を見てきた。

観賞者はなく静かな暗闇でホタル達はのんびりと飛翔していた。対岸はパスして家路に着いた。

6月19日 今夜は犀川大桑を一回り。用事で少し遅れた8時半過ぎに貝殻橋に到着、まずは右岸側排水路沿いから観察開始

 ゲンジが点々としかも大きく飛翔している。 川縁のアシにもゲンジが留まっている。 数はそんなに多くはない。 20〜30頭かな

でも、週末に掛けて数も増しそうである。 ご夫婦二人だけで、少し寂しいが、ホタル鑑賞には最適である。

貝殻橋から下流を見ると、水路よりも多いホタルが見られる。ここは水路の出口から本流へ飛び出しているものである。

大桑貝殻橋から左岸側水田地帯へ上流へ向かう。 水田を挟んだ山陰で沢山光っている。 ゲンジである。 

水田畦などを見ると、ヘイケが光っている。水田面を飛び交っている雄が居るのだが、ゲンジの光があるとヘイケは目立たない。帰り道、水田地帯の真ん中を流れる大桑用水路沿いでも、ゲンジの飛翔が始まっているようである。

大桑のホタルは、今週末ピークを迎えると思う。

金、土、日曜日 是非見て頂ければと思う。

その際には、まだ明るい8時前に、大桑簡易野球場の駐車場に、車を停車させてください。 

貝殻橋の河原や、農道には車の乗り入れも駐車も、止めて頂きたい。

今年は消防団の訓練も行われていないので、上流側駐車場で十分なスペースは有ります。

ホタルにとって一番迷惑なものは、車のライトです。

生息地に車を入れないのは観賞者のマナーです。 

また、歩く時も特にライトは要りませんので、ライトは付けないでください。

左岸の水田地帯の農道は進入禁止ですので、堤防道路の下流側で停車して歩いてください。

また、夜の野山川は、野生生物の生息地で夜行性のイノシシの活動時間とも重なります。

他の観賞者達と行動し、単独で奥地へ向かうことなどは、控えてください。

管理人は、先日体長が1mをはるかに越える成獣と出会いました。

出会った場合には、決して大声を上げたり、急いで逃げたり、

 相手が怖がり、興奮するようなことは避けてください。

一番怖く思っているのは、出会った相手のクマやイノシシさんなのです。

 

6月18日 大雨が過ぎて、天気も気温も回復して心地よい夜を迎えた。

月の出も遅くホタル鑑賞にはとても良い夜であった。

しかし、まだ本調子では無いので、犀川縁を歩いて一回りしてきた。

我が家を出て、まず犀川右岸三ヶ堰上流の昨年初めて確認した河畔林を覗いた。

しかし、ゲンジもヘイケも確認できなかった。しかし、その上流側の低水護岸の草むらにゲンジの雄1頭確認した。

上菊橋を渡り、左岸の犀川緑地公園を堤防の上から見下ろしながら上流へ向かった。

雪見橋より下流側では確認できなかった。 

橋の上流側葡萄園より上流へ行くと、堤防に併走する水路沿いにヘイケが次々と光る。

数えていくと、50頭以上になるが、水路の影となる部分にもいるので100頭近いと思われる。

公園部で水路対岸に移り、帰り道でも観察した。

9時近くなっているので何時もいる家族連れなどは居なかったが、ホタルは元気であった。

週末には街路灯も消され、ホタル鑑賞には良い場所となる。 

今年は草刈りしてないので、水路傍には寄りにくいが、観賞には良いと思う。

明日は、車で大桑付近を一回り予定である。

 

 

6月14日 湯涌温泉のホタル調査に行った11日に、現地で細かい雨が降っていた。

だいぶ濡れたが、着替えもせずに他を回り、

アレー風邪引いたかな? でも気にしないで一昨夜まで夜遊びを続けてきたが、

13日夜ついに39゜Cとなり、真夜中に家族に世話を掛ける羽目になりました。

夏風邪である。痰が切れず息するのも大変。深夜の11時頃に国立病院へ連れて行って貰った。

肺炎のような影もあり、結局CTスキャンにまで掛かることになった。 

結局大事ではないだろうとなり、痰の薬と他にもう一種類の薬をいただき、深夜の1時過ぎに帰ってきた。

今夜からは白鳥路鑑賞会があるが、行けそうもない。

と言う訳で私のホタル観察は、数日お休みを頂くことになりました。 申し訳ない。

3日分の薬があるので、それが無くなったら回復するので、

近くの犀川縁と公園を中心に歩いていける範囲は見ておきたい、

昨日もうり坊を捕まえると大騒ぎであったが、

ホタルは野生生物で、ホタルとその他の野生動物の生息地であると言うことを忘れてはなりません。

それ故に事故を防ぐのはテリトリーに進入していく私たちにあるという気持ちを忘れないで欲しい。

 

6月12日 今夜は昨日回れなかった犀川沿いを見て歩くことにしました。

しかし、昨夜であったイノシシの住処の直ぐ下流に当たるため、悩んだ。 

そのため携帯ラジオとクマ除け鈴を用意して、まだ明るい内から大桑貝殻橋で暗くなるのを待つことにした。

偶然であった末町当りのご夫婦と一緒になり、昨夜イノシシと出会ったことを伝えました。

毎晩この当りのホタルの生息地を散歩を兼ねて歩いて居られるとのことでした。

貝殻橋右岸はまだ早いからと左岸側の農道沿いにご案内した。 

こちらは来たことがないと言うことで、一昨夜はかなり見られたから、待ちましょうと。

8時近くなっても半月の月明かりが明るくなかなか光り出さない。

5分過ぎになってようやく山裾の陰の部分で光り始めた。

手前の田圃の上をヘイケが飛ぶ。 しかし、一昨日よりは少ない気がした。 

月明かりが増したので、控えめのようである。

貝殻橋右岸に戻ったら、少し光り始めている。20匹位かな。 

ご夫婦とお別れして下流側の野球場の外回りに止めた。

ゲンジが10頭程見られた。さらに下流のひろびろ作業所の裏では50頭程ゲンジが飛翔している。

最後に犀川緑地公園上流側の水路を見た。ヘイケが50頭程水路縁で光っている。 

ここでカメラ撮影している人と出会う。

帰り道に三ヶ堰河畔林に寄り道した。 まだ、ゲンジもヘイケも未確認。

 

今夜もご夫婦も含めてホタル鑑賞の人たちと出会った。 

イノシシを初めてとして、いろんな動物も居ることを伝えて、気を付けてくださいと伝えた。

ホタル鑑賞に行かれる場合は、複数で何時でも車に逃げ込める範囲で、観賞するようお願いします。

 

 

6月11日 今夜は浅野川上流部を回って来ました。 最初に湯涌温泉の奥にある玉泉湖に回りました。

どうせまだ早いと思っていたので、東屋の方へは行かずに帰りました。しかし、もうゲンジが3頭 池の上を飛翔していました。 

ヘイケは居ないと思って入口の下段の湖岸に行ったら、10頭程飛び回っていました。

昨年有ったショウブは刈り取られていて、ヘイケはダメかなと思いましたが、目が慣れてくると結構居そうでした。

 入口の照明も氷室の照明もついている中でしたが、奥まで見るとまだ居るかも。

週末では結構見られる数が飛びそうですね。 ただ、氷室の沢側の水銀灯は この時期は消灯して欲しいですね。

それから下りながら湯涌の橋の上やその下でも本川でも見られませんでした。

羽場町の白見谷川のホタル鑑賞地でも、今年も全く見られません。

 山越えして犀川へ出てました。

上辰巳町のホタル橋の手前水田や辰巳用水の落ち水付近では、ゲンジ3頭とヘイケ5頭程確認しました。

末町の犀川浄水場下へ行くと、ゲンジ50頭程とヘイケも見られました。 

砂利道を草を除けながらUターンするために先へ進んでいったら、滝の手前で

車の前を川側から排水路側へ、とても大きなイノシシが横断していきました。わずか2m程前です。

 もう車からは降りられないと判断して坊主堰のコンクリート部で折り返して、車から降りた観察は諦めて帰りました。

イノシシもクマも怖いと思ったことはないのですが、車で遭遇することは毎年のことですが、

さすがに目の前を通られると、後から怖くなりました。

ホタル鑑賞に行かれる場合は、複数で何時でも車に逃げ込める範囲で、観賞するようお願いします。

 

6月10日 今夜は森本川沿いを見てきた。 

 三谷小学校の背後を流れる小河川沿いでは、ゲンジが100頭程、飛翔していた。

ヘイケも数頭混じっていたと思うが、ゲンジが大半である。

昨年は7月に入ってからでしたので、今年はピーク前から観察を開始したものである。

この後もう一箇所下流の岩出町付近の用水路沿いを観察した。

ここでも水路とその背後の林の中に、ゲンジボタルがやはり100頭程確認できた。

水田側にはヘイケが居るはずであるが、まだ羽化していないようである。

9時には帰る必要があり、2箇所だけ見て回った。

この感じからすると、森本川 金腐川などの河川やその水を引いた用水路沿いではホタルが増えつつあると言える。

週末にはピークを迎える場所が多いと思われる。 一方、犀川縁や辰巳用水などは冷たい関係で20日頃になると思う。

6月9日 日曜日 今夜は白鳥路へは行かず、犀川縁を一回りしてきた。犀川緑地公園では、3頭のヘイケを確認した。

 親子連れとお会いしてお聞きしたら、3日程前に1頭確認できていたと。今年はこの公園のヘイケは多いかも。

 大桑貝殻橋へ回り、左岸水田側を観察した。既にカメラマンが山陰で撮影されている。

 ゲンジが20頭程ヘイケも飛び回っていた。これからもっと増えていく。 対岸の右岸側水路沿いでは未確認である。

 今夜は昨年見つけた涌波堤公園の観察を始めた。 まだ1頭も見えない。

 ここは辰巳用水の分水なので、水は冷たいので、発生は20日以降だろうと。兼六園の蓮池門通りの水路縁を確認した。

 今夜はヘイケが1頭確認できた。 ここのホタルは羽化した後兼六園内の暗闇へ飛翔していくようで、

 発生したゲンジはこの水路縁から居なくなる。その後、犀川本川の三ヶ用水堰上流の河畔林の中を見回った。

 ここは昨年地元の方に教えて頂いた場所なので、今年は発生から居なくなるまで観察を始めたものである。

 まだ、ゲンジもヘイケも確認できなかった。 

 昨夜は生家で休みながら、深夜の3時頃まで観察していたので、疲れていたので、白鳥路はお休みした。

6月8日 土曜日 麦口町の生家の背戸から見える場所にヘイケが50頭程確認できました。

無人の母屋と納屋があり、その裏に桜の大木とサツキの低木があります。

街灯と家の灯火が届かない暗闇があり、その葉裏や藪の中で光っています。また直ぐ隣の水田の畦際にも沢山居ます。

集落全体の水田脇にかつては居なかったが、2年前から急に増えてきました。 不思議です。

農道の中程で光が見られたので、確認したら、上陸したヘイケの幼虫が2頭ウロウロしていました。

考えてみると、水田側の斜面には防草シートが敷かれているため、蛹になる土がないのです。

道路面自体は砕石舗装なので、やはり無理です。結局農道の反対の川側の下り斜面でないと土がないのです。

上陸した幼虫は高い所へ向かう性質があり、農道は水平なので、徘徊するしかないのですね。

滓上川沿いでは昨夜はゲンジが併せて3頭程見つかりましたが、メスと出会えるか、難しい気がします。

私の私園内にも1頭確認できましたが、かつては30頭程も飛び回ったのですね。

下流の岩淵町でもヘイケですが、かつて無い程飛翔しているようです。

ホタル米の消毒薬剤、除草剤が変わったかで元々少し居た生息地では一気に増えてきたように思います。

昨年の実績からすると、急激に居なくなった事もあり、薬剤の使用時期にもよるのかも知れません。

ともかくも、ヘイケが沢山増えてきたことは嬉しいことである。
ゲンジもたぶん少し遅れるけれど、増えてくることに期待したい。

途中で田圃の水に填り、濡れてしまったので、他の地域の確認は出来なかった、

 

6月7日 金曜日の夜、白鳥路でホタル観賞会が開かれた。
梅雨に入った直後で午前中大雨となり、午後小降りになり夕方には止んでくれた。
夕方、大桑の一番先に見られる左岸側の山陰で、暗くなるのを待っていた。葉裏の暗い陰で、ゲンジ2頭を確認できた。
急いで、白鳥路へ移動して、兼六園下側から往復して、ホタルと観賞者の様子を見回った。
昨夜は25頭で、今夜は余り増えては居ないようで、30頭位と思う。
ライトを全部消してあるので、観察には良い状態で、観賞者も少ないので、ホタル観察には帰って良い園路であった。
明日と明後日は人も多くなるので、ホタル達には元気に飛翔して、みんなを喜ばせて貰いたいものである。
所用があって、8時半には蓮池門通りの水路を見て、ゲンジ2頭確認の上で家路に着いた。


明日は、小松へ行き私園の整備作業と、夜は生家に泊りで、故郷とその周辺のホタル調査に当たる。

 

6月6日 今夜は白鳥路へ行ってきた。 明日から鑑賞会であるが、余り増えては居ない。 
入り口で反対側から来た孫のような子供が、3頭居たよと教えてくれた。
目を凝らして捜すが見つからない。 お客さんと一緒に捜していたら、やっと1頭ゲンジが確認された。
そこへホタル友の会の方がやってきた。 余り増えないと残念がって居られた。
しかし、水路を歩いて居られる方が通り過ぎたら、人が触った枝葉から3頭程光が見えた。 触ることで刺激になって光り出したようである。その後もあと追いするようにホタルが確認された。 全体で何頭居るかは明日にならないと判らない感じである。
全照明が落とされる明日の8時以後になれば、かなりの数のホタルが光ってくれると思う。
しかし、天気予報を見ると昼間から夜まで雨模様。 土日の夜の方が観賞には良いかも。

 

6月5日 今夜は私園で作業した後、暗くなるのを粟津川の上荒屋で待った。
6月1日にすばらしい乱舞を見たが、やはりピークの前後だったようで、今夜は1/3位で、ゲンジもヘイケもいるが観賞者も少ない。
馬場町付近に移動してもやはり減っている。 6月2日前後がピークだったようである。
8時半過ぎに粟津川を後にして、上荒谷の日用川、峠を越えて瀬領、さらに大野町でホタル観察しながら、生家の麦口に戻った。
私園では今夜も見られなかった。生家裏の農道に停車した。 母屋と納屋に挟まれ、桜の大木が聳える。
桜の木の下から見上げると、数は少ないものの、ホタルの光のツリーとなっている。ヘイケが葉裏に沢山留まっている。
水田の畦には、昨年とほぼ同じように、ヘイケが畦と水田内に飛び交っている。村のあちこちの水田を見てもヘイケが確認できた。
一方、本川の滓上川が貫流する川縁では、全く見られない。
しかも、今河川の堆積土除去が行われているため、草刈りが先行しているので、逃げ場もないのである。
工事に先立ち、関係者から相談が有ったので、護岸の隅に堆積土を少し残して頂いた。
 その結果、3年後位にはホタルが戻ってくるのではと期待している。
9時過ぎ、再び今度は金沢へ向けて走り出し、原町の水田を見て歩いたが、皆無。 
しかし、いつもの岩淵町の定点観察地ではヘイケの沢山の歓迎を受けた。以前はゲンジも居たが未確認。 
さらに移動して桜生水へ。ここはゲンジが主であるが、数は増えていない。
かつてのにぎわいは今年も見られなかったし、人は正直なもので、誰も見に来ていない。
疲れたが、今夜もホタル達に逢えたので、ほっとした気持ちで家路に着いた。

粟津川について

粟津川では 温泉地の水害対策として、上流に下流へ洪水を流す放水路が新設されてバイパストンネルが完成している。

上荒屋地内はそのトンネル坑口に至る新設された水路である。

護岸は環境配慮型で、コンクリートブロックに窓があり、土が詰められている。

このため、植生が着き、ホタルの上陸、蛹になる場所と昼間の避難場所となっている。 

暗くなるとこの窓の上側の隙間から光が零れてくる。水田地帯で人工光はなく、川縁へ下りる斜路も整備されている。
すばらしい、自然に優しい、そして粟津の町を洪水から守った工事である。


6月4日 白鳥路では10頭程ゲンジボタルが確認できました。水中で光る幼虫も観察できました。
まだ、飛翔はしていないので、アジサイの葉裏や草むらで光っていました。
金曜日には、何頭まで増えるかな、また雨も心配ですね。土曜日位から梅雨入りかな。
帰り道、蓮池門通りの水路縁で、ゲンジ4頭を確認できた。

市内のあちこちで光り始めていると思う。 森本川でも初見情報が頂けました。
 

6月2日 今夜は白鳥路のホタルを確認してきた。
園路灯は、上段の灯は消灯となり、下のライトには遮光板が取り付けられ、水路側への光を少なくして居られる。
兼六園下側から見ていったが、見つからない。
途中でホタル友の会の方にお会いして、今夜の発生の有無を尋ねた。
途中に3頭程茂みにいたが、今年は少し遅い気がすると。
大手堀側まで行って引き返すが、判らない。
帰り道、再び逢えた方にお聞きしたら、三文豪像近くの茂みに案内頂き、ようやく見ることが出来た。
まだ羽化直後と思われ、飛翔はしないで、じっとしている。
木の葉の下ばかり、上ばかり見ていては、見つからないわけである。
明日の夜には飛翔するし、未確認な羽化成虫もいるはずなので、金曜日に向かって増えてくれるものと思う。
ともかくも、今年の初ひかりを確認できたので、安心して家路に着いた。


6月1日 夜は粟津川で迎えた。 馬場町付近でいつもの定点観測。 
5月22日に一頭確認してから来られなかった間に、一気に増えて川沿いでは200頭程、水田側でも100頭以上確認できた。
ゲンジが主であるが、ヘイケも1割位混じって居そうである。 明日、明後日がピークになる気がする。
さて、帰り道に下流側に当たる上荒屋付近の川辺に寄った。 見事なホタルの乱舞が見られた。
カメラマンが撮影しておられたので、邪魔しないように帰ったが、これまでのホタル観察で、最大の乱舞を見た気がした。
しかも、良く見ていると同期 シンクロして光っている。 すばらしい、ホタル達のショーを見せて頂いた。
帰り道、大野に寄ってみた。数は少ないが、もう羽化していることが確認できた。
 さらに桜生水に回ると、ここでも50匹程生け垣付近に集まっていた。
今夜の感じからすると、加賀市や小松市では、平野に近い部分は明日位がピークになりそうである。
山間地へ入ると、来週末にピークになりそうである。

金沢ホタルの会 会員

 参考に

 一昨年のホタル初見日 初ひかりは、5月24日に小松の桜生水で確認しました。

 昨年のホタルの初見日は、5月16日 小松市の粟津川上流でした。

今月半ばから月末にかけて、各地で見られ始めると思います。

 南加賀が早くて犀川などでは遅くなります。

              金沢ホタルの会一会員