※ if小説。未来設定。ナルトたちの子供たちのお話。
● 4コマネタ アカデミーにて 後輩達が体術の授業を受けているのを見る。 希「そういえばレンちゃんてお父さんもお爺さんもサボリ魔で有名だったのにレンちゃんは体術の授業は真面目に受けてたね。何で?」 レン「(パコっ)レンちゃん言うな。まあ、サボったりすると母さんが怖かったしな『あんたはやればできる子なのよ!何たってアタシの子なんだから!!』とか言って。普通の忍術は教科書読めばなんとかなったし。それに・・・・・」 希「(痛い・・・・(涙))?」 レン「体術は修得しとかんとヤバかったからな。主に貞操が」 希「へ?」 どどどっどどどどどどどどどどど 「「「蓮華ちゅぁああああん!!俺とデートしてぇええええええ!」」」 「変態撲滅!!!!」(バックドロップ) どぉぉぉぉぉぉぉぉん! 希「なるほど・・・・(納得)・・・うう・・・でも・・・痛い・・(涙)」 彼方「希―、火影様が呼んでましたよ、ってドーシタンデスカソノデッカイタンコブハーーー!?(暴走)」 この後、話を聞いたカナ君がレンちゃんと大喧嘩になって校舎が半壊しました。 後輩達に怯えられました。 二人ともお父さんにとっても怒られました。 何故かその場にいただけの私も怒られました。 レンちゃんが笑顔に青筋たてたイノおばさんに耳を引っ張られて帰っていきました。 何だかとっても悲しくなっちゃったので涙ぐんだらカナ君が土下座して凄い勢いで謝ってくるのでもういいよって言ったら「希―――!!見捨てないでくださーいい!!!!」と明後日の方向に向かって吼えてました。 周りの人に可哀想なものを見る眼で見られました。 こんな事が起こらないようになるべくレンちゃんに殴られないようにこれからは注意しようと思います、まる BY 希の日記 しかし、明日からもまた同じようなことが起こるのであった・・・・・・ ***あとがき 大体3人の関係はこんな感じで。 ビジュアルでいうなら「スゴイ形相で取っ組み合う髪ペッタンのサスケとイノ」 う〜ん、自分で書いて置きながらシュールな光景だ。 ◇ ◆ ◇ ◆ ● バレンタインネタ バレンタイン用 「蓮華ちゅああああああん!!恥ずかしがることなんかないんだよ〜、さあ!今日こそ愛の篭ったそのチョ」 「俺は貰う方だっつってんだろおおがあああああああ!!!」 ばきぃ ノゾミ「本日三十六名様、お帰りで〜す」 カリカリ・・・・メモメモ・・・・・ カナタ「おお、チャクラを籠めた掌底か、腕を上げたな」 本日バレンタイン、毎年必ず見られる光景である。 近年では「今年は何人の男にチョコ請求されるか」などという本人が知ったら青筋立てて絞められかねないトトが行われていたり。 「大変だな〜毎年毎年」 セリフだけ見るなら友を心配する感心な少年として移ったであろう。 が 「顔が引きつり笑い起こしてる時点で説得力皆無だぜ・・・・」 しかも時々「うけけ」なんてミョーなBGMが聞こえてきたりするし。 「やだなぁ、そんなわけ無いじゃないか。まかり間違っても『ざまぁみろ、そのまま押し倒されてやがれ』なんて思ってないさ」 「・・・・・・・・・・(怒)###」 拳を握りしめて身体全体がプルプルと震えている。 これはかなりのお怒りモードだ。 「あ、そうだハイこれカナ君にチョコね」 そんな一触即発な雰囲気をものともせず、丁度、カナタとレンゲ顔の間にヒョイと綺麗にラッピングの施された箱を差し出した。 さすがは火影の娘、恐るべきは超マイペース女王!! 「ノ・・・・ノゾミ・・・・・」 一方のカナタは感激して声も出ないらしい。 チョコ渡し。 ↓ 告白!? ↓ 付き合う!? ↓ むしろ結婚!? ↓ 「一生大事にするっス!!」 「え?_?コレ生ものだから早めに食べてね」 「ん」 ひょい ガソゴソ(ラッピング外し) パクっ 「甘・・・・(顔顰)」←カナタ君は大の甘党です 「・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 雪の国よりも深い静寂が 死の一歩手前っぽい沈黙が辺りを支配する。 「(ガツっ)レン・・・・・死んでみるか?」 「(襟捕まれ)お前が先に死ぬんなら考慮してやってもいいぞ。考慮するだけだけど」 怒りを既に通り越しているらしい。 壮絶な笑みを浮かべてギリギリとレンの襟首を締め上げている。 それを飄々といなしているレンも相当なものだと思っていい。 周りの人間達は既に殺気に当てられて何人か気絶している。 それを引っ張って避難させようとする中忍達も半ば腰が引けていたり。 なのに 「カナく〜ん、そんなに引っ張ったら襟伸びちゃうよ?」 がくっ 一気に場の雰囲気が崩れた。 カナタもすぐに機嫌を直して「そうですね〜v」と笑ってたりする。 あの殺気空間を消すなんてナニモンや。 レッツvマイペースv すげえよ。アンタすげぇよ。 素直に通行人達はそう思う。 「こっちはレン君用のなんだけど・・・」 「あ、なら俺がそれ食べます」 そう言ってノゾミの手の中のチョコレート(自分のと装丁が全く同じなのがちょっぴり切ない)を取って丁寧に包装を破り仕返しとばかりに口に含 「あ!?でもソレ・・・・」 んで。 噴いた。 心なしか赤いチョコを 「か・・・・・・」 「タバスコ練りこんであるんだけどな・・・・・」 火を 「辛―――――――!?」 元から大の甘党のカナタには堪ったものではない。 真っ赤な舌で火を噴きながら転げまわっている。 目元からは滂沱の涙。 「おい!?あんなモン俺に喰わす気だったのか!?」 危うくアレを食べさせられる処だったレンの方はカナタの哀れな姿に、自分がああなっていたかも知れないという怖気を堪えながらノゾミに抗議した。 「え?だってレンちゃん辛いもの好きでしょ?あ!?七味の方が良かった!?」 「レンちゃん言うな―――!そういう問題じゃね―――!お前はあれか!?ラーメンに生クリーム浮かべて『美味しいv』とかいう奴か!?俺の味覚は正常なんだ――!!」 未だ火を噴きながら転げるカナタとジタバタ暴れるレンを「そんなぁ」と困った顔で見つめるノゾミを見て人々は確信した。 間違いなく 7班最強は彼女だ・・・・! と * * あとがき カナタは甘党。好きな物は甘栗甘の木の葉スペシャル抹茶パフェ レンは辛党。 好きな物は木の葉焼肉亭の激辛キムチビビンバ これはオフィシャルで |