|
某月某日――――― 綺麗に満月が見える晴れた夜、夜遅くに五代目火影に登録変更志願書が渡された。 ― 現登録 暗部 変更志願 下忍 及び 下忍の特別コーチ 変更理由…… 『 教える方が楽しい 』 超過酷修行ノススメ 「――と言う訳で今日の特別コーチの先生だ」 「突発的に話を進めないでください」 すかさずサクラが突っ込む。 今日は珍しい下忍合同訓練。 全班が集まる中、何の説明も無く話を進めようとするカカシに一同ため息をつく。 「……私から話します」 半ば呆れたようにいう濃い灰色のかかった顔が見えないくらい（いや見えない）の長髪の男がこめかみを押さえている。 「私の名前は 「ちょっと待っててばよ、下忍が下忍のコーチをするってば？」 「まあそうなりますね。まあ少なくともあなたたちよりは強いですよ？」 カバネはにこりと笑ったらしいのだが、貞子みたいな髪が邪魔で見えない。 「俺は同じ位の者にコーチをされたくないな。」 ふん、と鼻を鳴らし見下した目で屍の方向を見るネジ。 そしてネジの後ろでバリカンを持つカバネ？ じょり。 嫌な音と共に長いネジの髪が(一部)落ちる。 まあ分かる人は分かるだろうが一応説明しとくとネジの豊かな長髪（？）が剃られたのである。 もちろん剃られたところは根っこも残らずツンツルテンなのだが。 「うぉわぁぁぁぁ！？」 「はーい皆さん言うこと聞かんかったらこんな風になりますからねぇ〜ｗ」 ネジらしくも無く前に飛び退き剃られた部分を隠すネジ。 他の人々は顔面蒼白でカバネの方へ見る。 しかし貞子ヘアー(？)のせいでカバネの顔は見えない。どこまで恐ろしい人なのだろうか。 「じゃあ今日の修行メニューと行きますか。」 皆に同意の意を求めるカバネ。 もちろん全員異議無し。異議を唱えると何をされるか分からない。 ちなみにされたネジは頭を抑えながらしくしくと泣いている。 ネジに同情の意をここに表します。 ごめんなさい。 「あ」 突然何かを思い出したように呟くカバネ。 いや、思い立ったように上忍の方を見ている。 目は見えないが何か良からぬ事を企んでいるように目が光っている。 「上忍の先生方もお手本としてやってもらっていいですか？」 「えぇ〜めんどくs……」 ガスッ。ドッガッゴッ。 文章も変に途切れるタイミングでカカシの右目に拳が入る。 続いて喉、みぞおち、男の大切な場所と三連続で入る。 静かになった後には相変わらず顔の見えないカバネと目から血が出て伸びているカカシがいる。 見ていた男性陣は思わず大切な場所を覆っている。 「 い い で す か ？ 」 「……はい。」 元暗部のカカシ先生がやられて、 教師陣も流石にこの男に勝てないと思ったか流れに任せている。 カカシ先生、お大事に…… そして 全下忍全教師を巻き込んだ 地獄の修行が始まった！！ 「あ、ちなみに修行内容罰ゲームつき三泊四日サバイバル鬼ごっこですからｗ」 『な、なんだってー！！』←(c)ＭＭＲ 無意味に続く ◇ ◆ ◇ ◆ ＜設定＞ 屍繰丸 - かばね くりまる - 第？期 年齢 不詳（二十代前半） 身長 189くらい 体重 68くらい 一人称 自分 二人称 君（男女問わず） ＜性格＞ 心の底から何企んでるか分からない。思いつきで行動することもしばしば。 一説では霊界と交信してるとか(笑) 高確率で独裁政治を敷くが仲間への情が無いわけではない。 仲間のために体を張ることも。 ちなみに純愛推奨者(笑) ＜特徴＞ 腰辺りまである貞子ヘアー。 設定上美青年。誰も見たことが無いだけ。 右肩に蜘蛛、左肩に髑髏の刺青。 ＜得意術＞ チャクラを煉って細い糸を作り、相手にぶつけて相手を操る、『自己流繰術』。 これくらった相手はカバネになすがままに操られる。 ……これ罰ゲームで強制的にキスとかさせることできるんじゃないだろーか。 やり方しだいであれもこれも(自主規制)。 ちなみに片手で一人操れる。地面にぶつけて土人形を操ることも。 ＜特技＞ 人形劇、捕縛、暗部ですら死にそうになるブービートラップ作り(苦笑) あと、霊界との交信(笑) ◇ ◆ ◇ ◆ あとがき やっちゃったよ オ リ キ ャ ラ 最 強 伝 説（後悔） この話はまだ続きます。まだまだ続きます。 嫌みったらしく続きます。 それを無理やり押し付けます(図々しい) |
かぼちゃさんからいただきました。
小説を送ってくれると言うので、じゃあください（キッパリ）♥と言ってみたところ本当にくれました。
ありがたや。
最強オリキャラの屍 繰丸さん、なかなかいいキャラですね。
恐怖政治（？）で、独裁の臭いがプンプン…。
サバイバル鬼ごっこ、相当大変そうですね…！
続き期待してます。
強制的にキスとかさせることも可能なステキな得意術の使い道にも期待しています♥
2004/6/6