◆当公民館は、昭和22年9月に、長田町校下町会連絡会(現在の長田町校下町会連合会)によって
設置が決定され、初代館長には中田忠三郎氏が就任。当初の位置は、本館が深川町32番地、
分館が古道町46番地におかれ本館の位置で、現在の建物が平成7年新設されました。

◆当時は、消防ポンプの格納室と共用で、公民館事務室といっても20uあまりのもので、
本市における昭和22年に出来た最初の公民館の内の1つであるので、
昭和の末頃から絶えず公民館改築の話が挙がっていました。

◆しかしながら、地元負担の問題、消防車の移転先の問題、更には当校下での児童館建設の課題など、
解決すべき問題が多々あり、なかなか改築の進展がみられない時期がありました。

長田町公民館のあゆみ
                  
◆そこで校下で各種団体役員相集って、平成5年11月「まちづくり委員会」を設置し、
そこで町会負担金の問題などを集約し、建設に向けて一歩踏み出すことができました。
合わせて、丁度行われていた区画整理地内の広岡町に消防会館の地面を確保することができ、
総額7000万円にも及ぶ寄付金集めがスタートしたのでした。

◆そして、平成6年7月現在地で着工、明年3月に完成の運びとなりました。

◆昭和22年当時の公民館館則を見ると、「産業部」というものがあり、その事業内容には産業及び指導。
各種副業の斡旋などとあり、当時の世相を垣間見ることができます。
館長は、初代中田忠三郎氏以来、洞庭弘氏(19代)の8年、美本喜一氏(10代)の7年を最長に、
現在の中川博氏で22代目となっています。
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