市内の中心部から車でおよそ30分、犀川上流方面の町。
みず・みどり・自然豊かな環境のこの地区は、金沢市民の生活の源である浄水場や発電所
寺津用水 、
辰巳用水 の取り入れ口があることでも知られています。
この地区には26町会があり、末町から寺津、熊走、遠くは国見町まで
広範囲にわたり町会が分布しています。
この地区の中心にある辰巳町は、お城を中心として辰巳の方角にあることからつけられた町名です。
昭和29年の金沢市編入を経て約50年の歳月を数える犀川は、
昭和40年中頃までは中山間地の農業の盛んな地域でしたが、その後
金沢市民のベットタウンとして住宅戸数が増加し、また、高校、大学も建設され
文教の地として若者の姿も多く見られるようになりました。
昭和25年に、犀川村の小学校内に設置された犀川公民館は、戦後の激動期を経て
半世紀もの長きにわたり、公民館の運営に携わってこられた役職員の皆様やそれを支えてこられた
地域住民の皆様方の御協力によって活動を続けることができました。
そして今もなお、地域の特色を生かした催しなど、積極的に行事を開催しています。