自分で出来る
ジェットシーズンOFF点検
ここで差が付く自分で出来るシーズンOFF点検
たいていのジェットは乗らなくなってからの故障が多く、来シーズンエンジンが錆びついて回らない、
キャブレターがゴミ、水入りでつまりを起こして始動不良、加速不良、の症状が出たりします。
そういうトラブルをちょっとでも安く、しかも自分で出来る点検を紹介しています。
(注)自信の無い方などはショップに依頼して下さい。

今回はGP1300Rにて点検をしてみたいと思います。
まずは、いつもどおり水道の水でエンジン内部を
洗浄します。

次に、燃料タンクの掃除ですが、タンクのめくらや給油パイプのバンドをマイナスドライバーではずせば、中のガソリンが吸い出せます。
使用するポンプは灯油のポンプに30センチぐらいのホースをつないだ物で吸出し、きれいなバケツで燃料を受ける。
この時、ゴミや水が片寄るようにジェットを前か後ろに傾けたりするとうまくガソリンとゴミ、水などが吸い上げられてくる。

バケツに受けたガソリンですが今回はゴミが吸い上げられて来ましたが、立ち乗りのスーパージェットなどは
たいてい海水がタンクの中に入っています。
また、海岸の波うちぎわでの給油でも水が混入する場合がありますので、絶対しないように。
このままの状態で来シーズンまで放置すると海水がヘドロ状になりタンクの下にこびリ付いたりするので確実に除去しましょう。
できればガソリンを全部抜き取った方が良いです。

次に、燃料フィルターの掃除ですが、向きがあるので、先に矢印を確認しておく事。
しかし、水やゴミはフィルターの楕円の下にたまるので逆さにするとホースに水が流れ込んでしまうので注意する。
中に、鉄タンクのサビ、などがたいてい引っ掛っているので先ほど吸出したガソリンを使い灯油のポンプなどで矢印とは逆に送り出す。
フィルターに水がある場合キャブにも流れ込んでいる可能性が高い。キャブの分解、清掃をおすすめしたい。

タンクの清掃が終わると次は、エンジン内部のサビ止めです。
プラグを抜き各シリンダーに2ストOILをスプーンに2杯ほど入れます。

入れた後にプラグをシリンダーヘッドに再度締め付ける。
ここで、クランキング(セルを回すこと)してシリンダーにOILをなじませます。プラグキャップを外してクランキングをしますが、キャップには何万ボルトの電流が流れるので注意する事。クランキングは2〜3秒でOK!
2ストは不完全燃焼のかたまりなのでプラグは
シーズン毎の交換をおすすめします。
中には3シーズンプラグを交換した事が無いという人がいました。
「プラグを交換したら始動もいいし、速くなった。」と言うことだが、それが本来の姿では?
エンジン外部のサビ止めに移りますが、ここで肝心
なのが、細部までCRC(防錆潤滑油)を吹くことです。
キャブレターなどはチャンバーの下になっているのでCRCにストローノズルを付けて吹き付けする。
フライホイルカバーにOILポンプが付いているがこれがまた、サビやすい。ワイヤーにはグリスを塗ったりすると良い。

これは、インペラ−、スコープゲートだが、インペラ−にナイロン巻き込み、欠けなどないか確認する。
スコープゲートも破損が無いか確認する。
破損した状態で乗るとインペラ−に巻き込み大変な事になる。
ここで、インペラ−とポンプケースの隙間も確認しますが、隙間が多いとキャビテーション(カラ回り)が発生しクラッチが滑ったような状態になりエンジンの回転だけが上がりスピードが出なくなります。
そうゆう状態になるとインペラ及びポンプケース交換が必要になります。
燃費も各段に悪くなります。。

ポンプのノズルもCRCを吹き付ける。
QSTSやステアリングケーブルなどにはグリスを
塗る。

アクセルワイヤーにも反対にQSTSの稼動部分にもCRCを吹き付けて動かしておくと有効的だ。

最後になりましたが船底の状態のチェック。
砂浜に乗り上げすると当然船底が削れてしまい
薄くなり穴が開いてしまうので念入りに確認する事。
沖で調子が悪くカバーを外して見るとエンジンが
半分沈没と言う事がある。
かちかち山状態になるので注意しよう!!