テディベアの魅力

かわいい動くベアたちはグウタンさんのおうちからお借りしてきました。

大好きなベア作家さん

    衛星放送でテディベアオークションの番組を放送していました。

元軍人のボブヘンダーソンさんが、子供の頃から大切にしていたテデイベアの 

Teddygirlをめぐって、英国のベアコレクターと、日本のベアミュージアムのオーナーが

競り合っている様子を流していました。

    Teddygirlはオーソドックスなお顔をしたやさしくてとても愛らしいかんじのすてきなベアでした。

    でもなんでだいのおとながそこまでして手に入れたがるのだろうと言う気も少ししながらみていました。

    結局、勝敗は英国のかたの負けで、1700万円もの巨額の支払いをしたのは、

日本のミュージアムのオーナーさんでした。

元軍人のボブヘンダーソンさんは、退役後に恵まれない子供たちにテディベアを贈る

活動のはじまりにたずさわったかたとのこと。

    そして競り勝った日本の方はぬいぐるみ製造の会社のオーナーでもあるそうです。

    2人も含めて多くのベアコレクターは、

ベアの背景にあるボブヘンダーソンさんの生き方そのものに感銘し、

共感しオークションに参加したのだと思いました。

オークション後のコメントは英国の方は、「どうしてもてにいれたかったが、

とてもたくさんのかたに愛されているのでいまはそれでよい」とのこと。

    日本のオーナーさんは、「たくさんの方にみていただきたい」とのこと。

伊豆テディベアミュージアム で逢えますよ。

 

  ドイツにあるテディベア病院の病院長さんは、

テディベアアーチストだった女性です。

ベアの作り手だった彼女は愛されてきたベアたちが、

ボロボロになって捨てられるのがしのびなく、病院を開業されたそうです。

多くのコレクターや、子供たちがこの病院を訪れ、

愛するベアを治してもらっているそうです。

     治療はとれた手足を付けなおし、おなかの詰め物を詰め替え、

目や鼻を刺し直し、ほころびを縫います。

ファーのすり切れだけは、そのまま残すそうです。

それが愛された証であり、

アンティークとしての価値も保たれるそうです。 

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  アメリカのミズリー州には、

究極のテディベアをつくるアーティストがいらっしゃるそうです。

羊を飼い、毛を刈り、糸から生地を紡ぎ作るから

 年に3体くらいしかつくれないそうです。

       これぞ本当に究極の一点物。

   そんなこんなを考えてみると、テディベアの魅力とは、

この世に同じものが存在しないということと、

作り手が愛情というか情熱をもって作っているということだと再認識しました。

      私の作るくまも、未熟だけれど

 だれかのほっとひといきになれたらいいなと想います。

 そしていつまでも作りたいという情熱のようなものをなくさないでいたいとおもいます。