□最近、1巻を買ってない話
おひさしぶりです。近況報告を兼ねて、簡単な読み物を。
最近、1巻を買ってません。さぁ、なんのことでしょう。
昨日、宝島の楳図本と『ヒカルの碁』18巻を買いました。その前は『ごくせん』、『吼えよペン』、『軍鶏』、『幽玄漫玉日記』、それぞれ最新刊を購入。あぁ、「漫玉」は最終巻でした。そういえば、今月『ベル・エポック』も最終巻が出ます。自分が単行本で購読している作品が最終回を迎えるたびに、出費が減っていきます。
ところでぼくは数年前から雑誌をほとんど読まなくなりました。今は「週刊ジャンプ」の「ハンター×2」と「ヒカ碁」、マガジンで「一歩」を立ち読みでチェックする程度です。読まなくなった理由なんて特にないです。歳とって長時間立つのが辛くなった、ぐらいですかね。理由らしい理由といえば。
そんなわけで、ようするに新規開拓がまるでなされていないんです。
新連載をチェックしないので、まず、どんなマンガが始まったか知らない。なので、店頭で新作の1巻の単行本を見ても、どんなマンガなのか知らないので買わない。
1巻を買う、といえば、ときどき好きな作家の新作を買うくらいです。
では、雑誌を読まない、見切り発車で1巻を買わない、そんなぼくがいままでどうやって新規開拓していたのか、ですが、ぼくはずっと書店でバイトしてたもんで、そこでチェックしてたわけです。
まず、発売予定の新刊のチェックから始まります。
「お、今月はこれがでるのか。」とか、
「あ、この人の新刊が出るぞ。」とか。
次に店頭に並ぶ新入荷本をチェックします。ここで、1巻は買ってないけど、人気作品はドカンと積んでありますよね。まるで棒グラフのように、売れ線は高く、そこそこ定番ものはそれなりに。売れない、あるいはマイナーな作品は棒グラフ状の平積みにすらなれず、まるで隙間家具のように棒グラフと棒グラフの間に挟まります。
ここで、とりあえず売れてる作品にチェックいれます。
あとは、店頭でレジ番です。ここでは客層をチェックします。どういう人がどんな作品を買っていくのかを見るんです。この段階で、ぼくのマンガチャクラはほぼ全開。読むべき作品が勘で決定されます。
まぁ、あくまでも勘ですから、「中学生の女の子と、オタク男子に人気だから消し」とか「おっさんからこどもまで幅広く売れてるから買ってみよう」とか、そんな正確なリサーチではありません。なんとなくのマンガ勘が働く、としか言いようがありませんです。
まぁ、もっとも常連のお客さんで、ぼくと趣味がかぶる人もいますから、その人の買う商品はとりあえずチェックしたりしますが。
ところで、おもしろそうな作品をチェックするには、なんといってもネットは非常に有益です。マンガ系の掲示板を巡回していれば、だいたいの評判はわかります。その評判を手がかりにして購入する人も多いのではないでしょうか。
でも、ぼくはネットの情報では買いません。信用していない、とかではありません。ぼくは、モノを実際に目で見ないと買う気にならんのです。コンビニへいくとついつい余計なものまで買ってしまう、それと同じ感覚です。思うに、購買意欲というのは非常に即物的、物質的な面が大きいですよね。
そんなわけで、レジにモノを持って見せ付けられると「うっ、おもしろそうだ」とか思ってしまいます。んで、最終的にアタリをつけておいた作品を、バイトが上がった後で内容をチェックして、購入するかどうかが決定されるわけです。
ところが、バイト辞めてから、もう、ホントに買わなくなりました。
モノを見ないもんで、ホント買わないんですよ、これが。最近は蔵書を繰り返し読むばかりです。今は『じゃりン子チエ』(全67巻)読んでます(笑)
古本屋で何か買う、という手もありますが、『修羅の門』とか、既読の作品ばかり。最近購入した未読の作品は一色まことの『魚人荘より愛をこめて』だし。なんというか守りに入ってます。
註)『別冊宝島 楳図かずお大研究』。半魚文庫の半魚先生も寄稿しております。
2002/08/09
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