| マンガびとの館 |
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| ■コラム #02 |
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□1巻を買った話 1巻を買う話の続きです。 さて、いろいろとマンガセンサー、フル回転で新規開拓するわけですが、この1巻を買うって結構ギャンブルというか先行投資のような感じじゃないですか? ぼくなんかは、そうです。 例えば、「ヒカ碁」は1巻が出てすぐに買いました。『サトラレ』のような1話完結の作品だと、投資感覚はまるでないんですが、こういう連載もの、特にジャンプものはつねに危険がつきまとう、ぼくはそんなイメージで見てます。 連載が進むウチに世界観が変ってきたりしてね。安定しないでしょ。 で、「ヒカ碁」なんですが、1巻前半はめちゃくちゃおもしろかったです。平凡な少年がドーピングで分不相応な能力を手に入れて、まわりをびっくりさせるの。ドラ的な快感ですよね。ぼく、そういうのが大好きなんで。 それはいいとして、1巻の最後に加賀が出てきましたよね。あれは、恐かった。 なにが恐かったか、といえば、なんか扇子持って、王将とか書いてある。ひえぇ〜〜。い、イタイよ、この展開。まさか異種戦!? 昔、少年マンガでよくありましたよね!? プロパーではない、外部の業界の一流のヤツが出てきて、自分の専門性を生かした攻撃を仕掛けるような、雑な展開。もう、そのパターンか、と思いました。 はて、これは買うべきか買わざるべきか・・・。かなり悩んだのを覚えています。さすがに連載もチェックしたりして(でも、よくわかりませんでしたが・・・)悩んだ末、購入に踏み切ったわけです。 ・・・よかった! 自分の読みが的中して、その後の「ヒカ碁」は面白かったです。謎のインターネット棋士のエピソードは最高でした。 こんな感じで、1巻を買う行為というのは、馬券を買うより神経使うわけです。 ちょっと字数が余ったなぁ。 あぁ、そういえば、マンガ喫茶でチェックするという選択肢もありますね。ところが、ぼくはマンガ喫茶なるもんは、生涯で3度しかいったことがないです。基本的に読むのが遅いので、時間で区切られると困るし、焦って中身を楽しめないんですね。おもしろいシーンなんかはもう一度ページを戻して読みたくなりますし。 本ってのは、ネットと違って”めくることの快感”ってな部分が大きいですわ。 昔、時間制のマンガ喫茶なんてものが確立されてなかったころは、よく行きましたね。やたらとマンガの揃えがよい喫茶店にスパゲティとドリンクを注文して、三、四時間粘るんです。そのころ、柳沢きみおとか池上遼一なんか、脳が湯だって湯豆腐になるくらい読みました。喫茶店ですからね、青年誌系の作家さんが多かったです。ぼくは、基本的に「いぇ〜い! コロコロ大好き〜♪」出身なもんですから青年誌系の作家さんはあまり読んだことがなかったんで、充分楽しめました。 補足ですが、柏木ハルコの『花園メリーゴーランド』は買いました。おもしろいです。たぶん、彼女の作品の最高傑作になりそうな予感がします。
2002/08/09 |