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09月30日
『イッキ!!』3〜6巻
来週からGTウィーク。競馬に餓えはじめて読みました。
09月29日
荒木飛呂彦『バオー来訪者』全2巻
荒木飛呂彦『ゴージャスアイリン』
『ゴージャスアイリン』は、かつて季刊ででていた増刊ジャンプで掲載されていたという記憶がある。
これは、手塚・赤塚賞入賞作家など、新人の作品を掲載する目的で作られた雑誌だった。
週刊ジャンプで連載が終了した作家の読みきりを目玉に、のこりは新人で、というつくりだった。この雑誌でデビューした新人は旧・土方茂(当時16歳)現・小畑健やなんかがいたと思う。
この雑誌はけっこう意義があって、ここで読みきりを発表した元週刊ジャンプ連載作家が、その作品をそのまま本誌で連載開始、というパターンも多かったと思う。
旧・成合雄彦、現・井上雄彦の「赤が好き」は、『SLAM DUNK』として。徳弘正也『ジャングルの王者・ターさん』(だったと思う。)は、『ジャングルの王者・ターちゃん』として。
そして『ゴージャスアイリン』もこの雑誌出身だ(と思う。。。”思う”ばっかり・・・)
もちろんぼくは、この作品も週刊ジャンプで連載開始だな、と思っていたが、続編でしくじって、新連載はお蔵入り。
じつに残念だった。
09月28日
なにも読まず
09月27日
松田隆智・藤原芳秀『拳児』全21巻(内番外1巻)。
『拳児』は燃えるねー! なんとなく『がんばれ元気』に似てないこともないけど。
子どものころ、やんちゃだったのに成長したら、たわいもないイイコちゃんになったりして。
まぁ、それはいいとして、原作の松田隆智のことは、ぼくはあんまり知らないのだが、すこし上の世代の人にとってはちょっとなつかしい名前らしくって、少年誌の格闘技特集なんかで大活躍(?)してたひとらしい。
うわさには、裏格闘技界のカリスマ、みたいなことも聞いたことがあったけど、そういうちょっとチョロい意味でのカリスマだったのかも。
09月26日
山岸涼子『牧神の午後』
これはニジンスキーの伝記もの。
伝記もの、といえば、ぼくは学研とかのアレを思い出すが、これはおもしろいなー。
やっぱり、伝記ものといっても、作者がどこに着目し、どこをとりあげるかで、中身はすっかりかわるものですよ。
ニジンスキーの舞踏が、そもそもどういうものであったか、また当時どういう風に捉えられ、かつ評価され、それを作者はどう解釈し、表現するか、というところまで踏み込んでると思う。
少なくとも、ニジンスキーが舞台でオナニーのゼスチャーをした、ということをちゃんと伝えてるのはおもしろいです。
09月25日
ハロルド作石『BECK』4巻
馬場康誌『空手小公子 小日向海流』1巻
『新・花丸伝』8巻
『奈津の蔵』4巻
「空手小公子」が意外にイイ。想像していたよりは、ということなので、特にオススメというわけではないけど。
『BECK』は全国、引きこもり系オタク少年の妄想ですね。
なんのとりえもないただのチビが、じつは音楽の天才で、すかしたアンちゃんとか、かわいいおんなのことかの世界で生きていくという。
オタク下克上を根底から覆すような軟弱な妄想だ。
でも、こういうのって、あこがれてしまうなぁー。うらやましいなー、田中幸雄。
かっこいい洋楽とか、さっぱり興味がなくって、人生の勝ち組みに回る気配がまったくしない、
ぼくらはどうすりゃいいんですか?
と、たまには吐露してみる。
09月24日
『生存-LifE』全3巻
かわぐちかいじと福本信行のコラボレ。
絵がかわぐち、原作が福本、ときちっと役割分担されている。
でも、かわぐちかいじの絵で読むとつまらない、というのがみんなの本音じゃないでしょうか?
「なかば○○・・・」とかのネームは、まさに福本だし、読んでる最中、ずっとアタマの中では、福本の絵に翻訳して読んでしまう。
こんなことなら、はじめから素直に福本作画で読みたいよなー。
09月23日
松田洋子『秘密の花園結社リスペクター』全2巻
競馬・サッカーサイト
『こらむのひきだし』
管理人の柊さんから、なんとタダでいただきました!!
ありがとうございましたm(_´_)m
ところでこの作品、いろんな有名人の悪口(?)が描いてあるので、読んでる人はうんざりするかもしれないけど、ぼくはけっこう平気。
平気といっても「自分の嫌いな有名人をケチョンケチョンに切ってるので楽しい」というわけではないです。
実際、糸井重里なんかは、ぼくは好きですが、面白かったです。
悪口だろうがなんだろうが、
描き手の視点がキチっと見える
ものは、まずその点で評価したいです。
09月22日
『モンキーターン』12〜14巻
「モンキー」読み直し。
ぼくは競艇をまったく知らないので、前のはなしをすぐに忘れてしまう。ということで復習したのだが、読んでても、やっぱりアタマに入らないところがけっこうあるもんだ。
一番わかりにくいのは、季節感というか、時間感覚かなぁ?
いまのところ物語では、プロ入り2年とちょっとという時間経過のようだが、これが掴みにくい。
たぶん、単に注意深く読んでいないということもあるだろうけど、競艇を知らないということがでかいような気がする。
たとえば、これがもし競馬なら、「有馬記念が2回あったから、3年目だなぁ」とか「もうすぐダービーか。今6月なんだなぁ」とか、わかるんだけど。
ゆうきまさみの「じゃじゃグル」も、なんかどれくらい時間がたったのかよくわからないマンガだった。長いしね。忘れるよなぁ。
けど「あの双子がもうデビューしたのか」とかの競馬のエピソードで、なんとか時間の流れを把握できたもんだ。
マンガで季節感とかを表現しきる
のってけっこうむつかしいかもしれない。
冬のシーンで、雪景色を舞台にしていても、読者が夏に読んでたりすると「今、舞台は冬だ」ということを忘れたりするしなぁ。もしかして、そういうのはぼくだけなのかもしれんが(笑)
あと関連することで言えば、学校が舞台のマンガは、季節や時間の経過を強制的に表現してしまったりする。
こっちは逆に時間の経過をどうやって止めるか、ということに腐心したりするくらいだ。「奇面組」とかタイムマシンまでだしてたもんなぁ。
09月21日
柳沢きみお『SHOP自分』1、2巻
森秀樹『海鶴』1巻
柳沢きみおはひさしぶりに読んだ。『妻をめとらば』以来かな?
「妻」はけっこうおもしろく読みましたよ。あれだけ主人公がなさけないと、ツッこむ気もなくなるので。
『海鶴』はかなりおもしろい。
読んでてなんとなく、小山ゆうの『あづみ』を思い出した。別に似ているわけでもないけど、たぶん
●むかし(笑)のはなし
●武術が達者
この2点だと思うけど、書き出してみるとなおさら、なんで『あずみ』を思い出してしまったのかわからん(笑)
ついでにいうと、ぼくの好みでいえば、だんぜん『海鶴』のほうが好きだが。
10月には、2巻が出るので楽しみにしてよう。
09月20日
『モンキーターン』14巻。
「モンキー」はおもしろい。と最初に言っておく。 河合克敏って、ネームがけっこうアレなので、ぼくはダメだなぁ。言葉で説明しすぎる感じ。 「競艇」というマイナー競技(?)をわかりやすく説明するには、とてもあってるけど、心理描写も言葉でやってしまうのはどうだろう。
おれがコンテきってやる
から、もっかい描きなおしてくれ、と言いたくなるようなシーンがけっこうあるなぁ(笑)
09月19日
『ドリームス』20巻
『はじめの一歩』54巻
山岸涼子『シュリンクス・パーン』(文庫版)
山岸涼子『月読』(文庫版)
コミック文庫は、ホント読みにくいよ。
絵は小さい。字は小さい。その上、短編集の場合、収録作品に統一規格というものがなくって困る、と、これはコミック文庫のせいじゃないけど。
コミック文庫は20冊くらいしか持ってません。
どうしても手に入らない作品はしょうがないので買いますが、復刻するなら大判で出して欲しい。
そういえば
『おじゃまユーレイくん』
復刻されますなぁ。
『おじゃまユーレイくん』は、ぼくはかなり好きだ。
少年のこころをくすぐるお色気マンガといえば、
プリミティブ
なのは
『ハレンチ学園』『けっこう仮面』
ちょっとマイナーで
『どろろんエンマくん』『まろ』
と、一連の永井豪作品。
中期お色気(お色気ルネサンス)
の代表作は
『まいっちんぐマチコ先生』
。
近代お色気
は
『いけない!ルナ先生』
といったところか。
くわしくは
ココ
をどうぞ。
ところが、ぼくにとってのお色気マンガは、だんぜん『おじゃまユーレイくん』なのだ。この作品はコロコロコミックで連載されており、作者のよしかわ進は、絵柄からの推測だけど、どう考えてもダイナミックプロ。コロコロ誌上でのダイナミックプロ関係者は、ほかに桜多吾作などがいた。
というわけで、当時のコロコロお色気路線は、系統としてはあきらかにプリミティブ時代に分類されるだろう。これは美術史におけるルネサンス期のカルロ・クルベルリといった位置付けか。ちなみにはクルベルリ世の中が油彩ムーブメントに沸いているころ、地道にむかしながらのテンペラ画を描いていた人、と大雑把に説明しておこう。
さらに『あほ拳ジャッキー』のぜんきよしは、
『愛ラブ先生』
という作品を『おじゃまユーレイくん』と入れ替わるように
連載
している。『愛ラブ先生』はタイトルに「先生」とつくところからみても、想像できるだろうが「マチコ先生」の直子にあたる。「マチコ先生」と比較して、すこし暗いというか、マジメな先生でしたが。どういういきさつかは忘れたけど「生徒のため」に、スカートのまま逆立ちして、パンツ丸出しで行進する姿は「生徒思いのいい先生像」&「露出狂という人種の存在」を全国100万人のコロコロ少年に印象付けたもんだった。
それはともかく、このことからコロコロお色気戦略が「プリミティブ」から「ルネサンス」へと移行していくことを物語っているだろう。
以上、資料学的見地から。
09月19日
杉浦日向子「百物語」
待ち時間に読んでいたのですが、いいヒマつぶしになりました。いい意味で。待ち時間を有効に使うと得した気分になりますよね。
待ち時間に何を読むかというのは、結構難しい問題で・・・。硬すぎてもダメ、柔らかすぎるのも残らないから気に入らない、長い話は途中になるのが気に入らない、ショート過ぎるのも・・・、興奮する話もなんか待っていると思うだけでイマイチ乗り切らない、と挙げたらキリがないのですよ。
もし、私が歯医者だったら、杉浦日向子と坂田靖子と西原理恵子を待合室に置き、患者のヒマな待ち時間を潤わしてあげようと、ふと思ってしまいました。まぁ、無難に週刊誌があればいいことなんですがね。
【ケイコロ】
09月17日
山岸涼子『ハトシェプスト』(文庫版)
山岸涼子『ブルーロージス』(文庫版)
『GTO』17巻
『GTO』、前巻で麗美の過去が明らかになった。あとは相沢の過去が残っている。
1巻から、散々「ものすごく悲惨な過去」と匂わせているが、作者は考えるのが大変そうで、同情すらしてしまう。かわいそうに。。。
具体的に描いてしまうと絶対テンション落ちるからなぁ。。。
09月16日
『魔少年ビーティー』
トリックとか、チャチいね。今見ると。
って、いきなり(笑)
これが始まったのは、ぼくが小学生のころでした。
そのころ
自分の好きなマンガは打ち切られる
というジンクスが自分のなかにあったので、 この作品だけはなんとか免れて欲しい、と祈ってましたが、やはり10週(うろおぼえ)で終了。
で、後に知りましたが、この作品ははじめから短期連載ということで始まったものだそうですが、それはホントなんでしょうかねぇ。
ぼくがなぜ「短期連載」だということを知ったのか、自分でも覚えていないので、なんか自分の妄想なんじゃないか、という気がします。
09月15日
山岸涼子短編集
『ゆうれい談』(山岸涼子全集17)
『千引きの石』
ぼくはオカルトは、実は嫌いだ。 怖いとかじゃなくってばかばかしいと思ってしまうほうだ。
で、山岸涼子の
『ハーピー』
という作品があるんだけど、 まずあらすじを少し説明する。
ある高校生の男の子が、学校でも有名な美少女の同級生から、異臭がすることに気がついた。
これは腐臭だと思った。
どうやら彼女は、伝説の魔物、ハーピーに違いない。
彼は、彼女の正体をあばこうとつけまわすが、魔力を持った相手にはかなわない。
いつも逃げられてしまう。
そのうち、ふと気がつけば、彼女が鋭い視線を彼に向けている。
そのことに気がついた彼を、美少女は殺そうとたくらむわけだ。
まぁ、こんな感じの話であるが、ここまではつまらないオカルトだなぁ、と 思うかもしれない。
で、この話、オチは「彼が
電波さん
だった」。異臭は幻臭だった。
これはびっくりした。
ただのオカルトかと思っていたのに、すっかりウラをかかれてしまった。
このどんてん返しがあるばかりに、山岸涼子の作品で、「冒頭はオカルト」の作品を読むと 「いつひっくりかえされるか」どきどきしてしまう。
09月14日
『続・11人いる!』
萩尾望都の名作『11人いる!』の続編。そのまんまの説明(笑)
『11人いる!』はホント、おもしろかった。ぼくはアニメから入ったので、邪道萩尾ファンかも知れないが、原作も当然、おもしろい。
で「続」なんだけど、これがまぁ、フツーな感じで(笑)
ヒット作のキャラ転用作品
なんだなぁ。
でも『11人いる!』と関連付けないで読めば面白いけど。
09月13日
山岸涼子短編集、加速!とまらないぜ!!
『わたしの人形は良い人形』
『甕のぞきの色』
『瑠璃の爪』
『押し入れ』
『パイドパイパー』
『海の魚鱗宮』(山岸涼子全集16)
『ドリーム』(山岸涼子全集23)
『パニュキス』(山岸涼子全集24)
ところで、ぼくが確認した分だけだが、山岸涼子はオカルトと日本史、東洋美術、心理学、犯罪心理学等で構成されてるように思う。
これらを知らずに読むと、けっこうストーリを誤解してしまいそうな気もする。
たとえば『海の魚鱗宮』(山岸涼子全集16)に
『籠の中の鳥』
という作品がある。
これは、口移しっていうの?イタコ能力者一族(彼らを鳥一族と呼ぶ)の話なんだが、一族の掟で、近親繁殖が行なわれていて、そのため、みな、なにかしらの障害を持って生まれてくる。たとえば盲目だったりとか。
その結果、一族が滅んでいくわけだが、主人公は、そのイタコ能力者一族最後のひとりであった、と。
ただ、主人公はどういうわけか、五体満足で生まれ、まったくイタコ能力が備わっていなかった、という設定だ
物語は、偶然知り合ったジャーナリストの助けを借りて、彼が一般人として生活していくことになる、ところから急展開をみせるのだが・・・。
アイダははしょって、いきなりオチにいくが、実は彼、鳥一族の誰もがなしえなかった、究極の能力、死者を蘇らせる能力をさずかっていたんですな。んで、そのことを、彼を保護するジャーナリストは「この少年は、最後の一族として、満足な五体と究極の能力を得た」物語上で説明しているわけだ。
ところがですね、実は主人公はちゃんと(というのもヘンだけど)障害があるんですよ。
まったく説明がないので、普通に読んでいれば、少年は健常者なんだけど、ホントはそうじゃない。
この作品で、彼が車に轢かれそうになるシーンが描かれているのだけど、どう呼んでもそのエピソードって、物語上、なんの意味も持たないようにみえる。「車の速さと距離がもうひとつピンときません」と彼は語るが、それ以後、
まったく語られない
ので、普通に読めば、それが
まさか複線だった
とは誰も思わない。
読者みんなに、それが複線である、ということを教えないので、だれも気づかない。
では、どういう複線だったのか?
そう。
「車の速さと距離がもうひとつピンと」こないという脳の障害がある
んです。これ、実は病気なんですよ。
つまり、そういう病気があるってことを知らない人にとっては、このエピソードは複線にならない。
でも、この障害って、まったく一般的じゃないよなー。
山岸涼子って、ときどきこういうイジワルというか、
読者をふるいにかけるような作品を描くひと
で、ぼくはそういうところも好きだ。
あと、ぼくは持ってないけど、自閉症の話もあった。
主人公の少女が別荘地のような閑散とした森で、物静かな美少年に出会う。
で、この少年、ぜんぜんしゃべらないし、顔は少女ほうを向いていても、視線は少女を突き抜けて、もっと先をみているような、と、そういう表現があるけど、これって自閉症の症状なんですよ。
当然、その少年はサヴァン能力をみせるエピソードも描かれてます。妖しい魅力として。
ちょっと解説すると、一般に「自閉症」というと、いわゆる「引きこもり」のことだと思うかもしれませんが、実はそうではなくて、これも正真正銘の病気であって、
引きこもりとはまったく別物
。
サヴァン能力ってのは「自閉症」の患者が、時折みせる能力で、たとえば、西暦3067年8月9日が何曜日か、即答できたり、3秒しか見ていない風景を、看板やそこに書いてある文字などを含めて、ディテールまでそっくりそのまま再現して描いてみせたり、とそういう突出した能力のことを「サヴァン」(フランス語で天才)と呼んでる。もちろん、自閉症患者のみんながみんなこういう能力をもっているわけではないし、持っていたとしても、日常生活をおくるのに、著しく支障があることにはかわりありませんが。
まぁ、話をもどすけど「自閉症」という病気の知識がないと、ここで描かれている少年が、単なる「引きこもり」のヤツにしか見えないわけですよ。しかも全然説明がないし。
なんなんだ?山岸涼子。
09月12日
山岸涼子短編集を読み出す。
『鬼』
『時じく香の木の実』
『パエトーン』
『笛吹き童子』
面白いなぁ、いつ読んでも。
ぼくは「作品どハマリ」系の文章はイヤなんだけど、たまにはやってみっかぁ(←悟空)
『鬼』は「飢餓による人肉食」を犯したことで成仏できない子どもの霊の話です。
オチでは、主人公たちが、その子ども霊を口々になぐさめて成仏させますが、その理屈は以下のようなものでした。
霊:「オラは人の肉をくっちまっただ。地獄いくしかねぇ。」
A:「俺達に本物の飢餓を経験したものはいるか?」
B:「徹夜したりしておなかすいたなぁ。」
C:「金なくてメシぬいたりとか・・・」
A:「せいぜい一食くらいだろ?だけど飢饉では、その空腹感が永遠につづくんだ。」
B:「想像できない・・・怖いよ」
A:「怖いよな。そんな状態で人の肉を食べてしまう、それがはたして罪なのだろうか?」
A:「生きるために、君は食べた。それのどこがいけない?!悪いのは人殺しだ。人肉食じゃない。」
A:「彼らも友を生かすために食われたんだ。みんなゆるしてくれるさ・・・」
霊:「許す・・・?オラを?」
・・・・・・・・・・・昇天・・・・・・・・・・・・・・
詭弁だ(笑)
たとえば『ひかりごけ』のモトネタになった『裂けた岬』は、人肉食で罪になった船長のインタヴューで構成されたノン・フィクションがあるけど、そこでは船長は、同じようなことをインタヴュアーに言われて怒ってたぞ。
こんな感じ。
「おれを許す?仕方なかったから?
じょうだんじゃない。そんな問題じゃないよ。
どんな事情があったって許されるもんじゃないよ。天にあざむく行為だよ。
おれは人間の資格を失ったんだ。
でも、人間の資格をうしなっても、そこに食い物があれば生きられるって、悲しいことだよなぁ。」
ようするに彼のなかでは、自分で決めた倫理観に逆らってしまったということが問題であって、社会的にタブーかどうかは、すでに問題じゃないわけだ。むしろ裁かれてホっとしてるぐらい。
そんなレトリックで癒されるなんてガキだけでしょ。
なんてな。
シナリオに意見してみました。すんません。
でも、山岸涼子のマンガって、ぼくには「人生考える」系の作品だし、いろいろ言いたいことがあったりするのも事実だし、たまにはいいでしょう、こういうのも。余談としてね。
『鬼』はおもしろかったよ。
09月11日
なにも読まず。ぐはぁ!
09月10日
「こち亀」121巻
『キン肉マンU世』10巻
『シャーマンキング』10巻
両さんは、1巻にひとつ、ぼくにとってかならず笑えるところがあっていい。
今回は、両津が町会費を集める話で笑った。
ちょっとここで小学生のように、どうでもいいあらすじの説明でもしてみます。
町会費が思うように集まらない、ということを聞いて、両津が「町会費という名前をヤメて’税’に変えよう。強制的に払わなければいけないイメージをつくりだすんだ」と、町会税と改める。
さらには税制改革を行なう。
ペット税や車税など、贅沢品に税金をかける試みだ。さらには美男美女税という、人の容姿にまで「うまれながらに贅沢」として税金をかける。
中川や麗子は超A級美男美女に認定され、重い税金がのしかかる。
そしてなんと、寺井や部長には還付金が手渡された。
いやぁ、だらだらあらすじを書くと、なにが面白くってなにが面白くないかわかんないね(>∇・)♭
駄文の見本です。でも、こういうあらすじ説明のあとに「だから面白い」とか、そういう一言がついた感想文を、よく見かけますが。「だから」ってナニ??
一応、還付金のところで噴出してしまいましたけど。
それにしても「こち亀」121巻の’121巻’というところ。なんかのギャグみたいな巻数ですな。
09月09日
徳弘正也『狂四郎2030』8巻
佐藤秀峰『海猿』7巻
岩田やすてる『球魂』9巻
「狂四郎」はシビアな話だ。
ジャンプ時代のこの人のマンガは、いつも「自然破壊」とか「人種差別」とか、そういう支配階級話になってしまう。
そういう話はぼくは個人的にキライなんだけど、徳弘正也は別だ。
ぼくはあまり作品のテーマとか、そういうのを気にしない方で、極端にいえばテーマなんかどうでもいいと思ってる。
でも気になるもんです。テーマは。
テーマが嫌いだと、なんとなくそのマンガが、いくら「名作」といわれようと、そして自分も評価しておきながら、こころのどこかで嫌ってたりする。
う〜ん、説明がむつかしいなぁ。
たとえばキン肉マンのテーマは”友情・勝利”なのだろうか?ちがうよな。
口では「友情パワー」とかいってるけど、作品で表現されてるのは「超人、かっこいいじゃん!」でしょ。
ぼくは、そういうのが好きだ。
「男塾」も”男の生き様”がテーマじゃない。「北斗の拳」も”愛こそすべて”がテーマじゃない。
だからぼくはジャンプのマンガが好きだった。快楽原則に忠実なマンガが好きだった。
徳弘は「シェイプアップ」で、”エロ”を描いてるとみせかけて、けっこう人情話を描いていた。そのうちだんだん、テーマを隠さなくなった。「ターちゃん」では、きんたま袋で空を飛んだりするマンガにはにつかわしくないような、シビアな話をする。
ついに「かっぱーマン」ではついに主人公が犠牲になった。「人間って身勝手だ!」とか言ってた。
はっきりいって、ぼくはこの手のマンガは嫌いなんだが、徳弘正也だけは、なんかセーフだ。
青年誌に移ってようやく徳弘の描きたいものが全部描けたように思う。その意味で「狂四郎」はおもしろい。
この人はやっぱりこういう作品が描きたかったんだなぁ、と。
09月08日
「冨樫義博」と名前を言うとき、「とがしやすたか」と間違って発言
してしまったことがあります。
女性で「とがしやすたか」という名前を口に出すと、結構相手(男性)は驚かれるようで。「ああ、ごめん。幽遊描いていた人だから、義博の方ね」といっても、なぜ「とがしやすたか」を知っている? という疑惑の目で私を追いかけてきました。そんなに驚くことなんでしょうかね? 今、連載されている「男の黒帯」もツボをついていて好きなんですけど。
【ケイコロ】
09月07日
一色まこと『ハッスル』6巻
『デカスロン』12巻
『ハッスル』は女子プロレスのマンガだ、というのは以前書いたと思う。
それにしても、一色まことは動き、アクションを描くのが、ものすごくヘタだ。
いや、アクションの性質としてある、激しさとか、そういうニュアンスを描くのがものすごくヘタ。
でも、この人は「元気いっぱい」とか、そういうキャラが大好きなので、アクションシーンも大好きらしい。
やたらアクションばっかのシーンが続くんですよ。
ぼくはファンだから、それもヨシ!で読みますが、そうではない人にはきついだろうなぁ。
ともかく『ハッスル』のあとに読んだ
『デカスロン』、迫力満点にみえてしまいました
。
09月06日
なにも読まず。
なんか、さすがにここんとこいそがしいぞ。
09月05日
鈴木みそ『おとなのしくみ』1巻。
3巻はいつになったらでるのか。
ところで、やばいネタがときどきでてくることが有名な『おとなのしくみ』。
実は収録されていない話もある。
読者からのタレコミを紹介する回が何度かあったのだが、そのうちのひとつが収録されていない。
内容は、たしか「もとはゲームとか作っていない会社が、PSブームにあやかってゲームをつくろう、ということが社長命令で決まった。
でもスタッフがいない。完全なシロウト集団だ。
にもかかわらず、ポリゴンだのなんだの要求される。
結果、バグだらけのクソゲーができあがった。
しかもちゃっかり発売してそこそこ売れてしまった。
そのとき、ウチのゲームを買ってしまったユーザーのみなさまごめんなさい。つくったのは私です。」
てな感じだったかな?
その話が読みたくなって、みそのマンガを探しまくってたのだが、載ってなかった。ぼくはどうやら単行本ではなく、連載中に読んだらしい。
というわけで、この話は単行本未収録なのだが、
なんとか載せて欲しい
もんだ。
今、なんとなく、スゲー読みたいから。
09月04日
『昴』2巻
浦澤直樹『20世紀少年』4巻
なるほど〜。『昴』も「シャカリキ」のように
「天才モノ」
なわけね。
これはおもしろいわ!
つーか、ぼくが「天才モノ」なら、どんなものでも喜んでしまうという特質があるので、判断不能に近いですね。
ところで、ぼくの考える「天才モノ」の傑作は「スラムダンク」と『ガラスの仮面』だ。
「スラムダンク」で安西監督が桜木の天才ぶり(笑)を見て「ブルッ」と震えたり、感動したりするシーンにぼくもしっかりノセられて感動します。
いいですね〜。
時代は天才ですよ。
で「スラムダンク」と「天才つながり」という点では同じといえる「ガラかめ」ですが、ある部分で、「スラムダンク」と対極にあったりします。
もう、ぼくの感覚だけでしかいえませんが、泥臭いのなんのって(笑)
一番のオススメシーンは、マヤとあゆみさんが30巻後半か、40巻あたりで、
「あなた天才のクセにぃ!」
「キーッ!なんですってぇ!?アンタこそ天才じゃないのよ!」
「なによ!アンタこそ天才よ!」
と、
取っ組み合いの喧嘩
までしながら、「どっちが天才でないか」をアピールし合います。
これは、
何いってるかわかりません!
としかいいようがありませんでした(笑)
09月03日
鈴木みそ『おとなのしくみ』2巻
飯野賢治と浜村通信編集長の激突「ファミ通クロスレヴューの是非について」。
当時、楽しみに待ってたんですが、読んでみてけっこうがっくりでしたね。
今読んでもそう思います。
これはそもそも、ファミ通連載の『おとなのしくみ』で、WARPの飯野賢治にインタヴュをしたのですが、その内容が『ファミ通』的にボツになって、その回が掲載されなかったんですよ。
そのあとで、一応、ボツになった箇所には触れないでインタヴュは掲載されましたが、そりゃ「どんなこと言ったんだ!?」とこちらは期待するわけです。
で、単行本化にあたって、描きおろしで飯野賢治と浜村編集長の対談の様子が掲載されたんですが・・・。
結局、飯野賢治の問いたいのは「クロスレヴューそのものの是非」ではなくって
「なんで自分の作品がこんなチョロい評価なんだよ!これはクロレビのシステムに問題があるに違いない!」
って文句言ってるわけで。
つまんないの。
09月02日
『SHAKARIKI!』4〜7巻
なんか、まさか
全部「ツール・ド・沖縄」
だとは思いもしませんでした。
これ、ぼくは単行本まとめ読みだったから、楽しく読みましたが、連載中に読んでたひとは
ユタのことなんて忘れてた
んじゃないでしょうか?
「なんでいまさらユタなんだよ!」とかムカついたりしなかったのでしょうか?
それとも、南斗最後の将がユリアだったっていうネタに、いちいち怒ったりしないような感覚だったんでしょうかね。
もちろん、ユリアのそれとは、ぜんぜん話が別ですけど。
09月01日
鈴木みそ『オールナイトライブ』2〜4巻
「体の油を毛穴からニュルニュル出す」
話はホント気持ち悪い。
みなさんも、この話、食事しながら読んでみてください。
チャレンジしたぼくに、ノーベルやんちゃデ賞をください。
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