+++かぶら寿司の作り方+++
(あくまでも我が家流)
かぶら寿司は蕪に鰤を挟んで、麹で漬けた漬物の一種。
昔からお正月などに家庭で味わう、冬限定の漬物なのです。
その他には、大根寿司(大根と鰊を麹で漬けたもの)があります。

我が家でも数年前から蕪を育て、かぶら寿司作りに挑戦してきました。
ここでは、我が家流の作り方を紹介します。

準備から出来上がりまでには約1ヶ月かかります。
お正月用として12月の初め頃にスタートしますが、あくまでも蕪の成長次第です。

鰤の塩漬け 蕪の塩漬け 麹の準備 漬け込み 出来上がり
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漬け込み2週間前 漬け込み3、4日前 前日 当日 1週間程度〜

 【 材料 】
 蕪・・・・・20〜25個(1個から2枚のかぶら寿しが出来ます)
 鰤・・・・・頭と内臓を除き、1〜1.5キロ程度(半身でそれくらいの重さがあります)
       鰤でなければいけないことはありません。鯖や鱒を使う人もいます。
 麹・・・・・2枚(スーパーでは、一袋半枚入りが売られています)
 米・・・・・4合〜6合
 塩・・・・・鰤の塩漬け用(カップ3〜4)、蕪の塩漬け用(蕪の重さの3%〜4%)
                        ※塩鰤を挟む場合は3%〜3.5%が良いと思う
 人参・・・・1本
 昆布・・・・7,80センチ
 ゆず・・・・1個
 赤唐辛子・・5,6本
 酒・・・・・少々
 お湯・・・4〜5カップ
鰤の塩漬け
鰤は刺身になるくらい新鮮なものを使います。(お刺身用さくの状態でもOK)
この鰤は半身で1.5キロありました。年末に近づくほど高値になってくるのですよね。。
身がすべて隠れるくらい塩で真っ白にします。
こちらが一週間経ったものです。
すっかり身が硬く引き締まっています。
このまま蕪が漬けあがるまで涼しい所で保管します。
蕪の塩漬け
蕪は直径15センチ〜くらいの大蕪を使います。
茎のつけ根の所を深く切り落とし、厚さ2センチくらいの輪切りにします。1個の蕪を二つに分けるって感じですね。
その後、さらに半分の厚みに切り込みを入れます。
蕪の重さの3%程度の塩をふりかけ、重石をし、水があがるまで3,4日漬けます。
重石は蕪と同じくらいの重さが良いと思います。

葉の切り取りは思いっきりバッサリと。。

蕪25個で50枚出来ました。

鰤を挟むための切り目を入れます、
3分の2くらいまで切り目を入れるのですが、切りやすいように、両側に板を置いてあります。

この状態で水があがるまで3,4日置きます。

底に塩を振り、蕪を並べます。
順に塩を振りながら蕪を並べ、最後に綺麗に洗った葉で蓋をし重石を乗せます。
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