第二巻:2009年10月30日に刊行

残忍なユンカー貴族物語『オーク屋敷』,本邦初訳の『市参事会員の息子たち』,
『キルヒ父子』,プロレタリア物語『ドッペルゲンガー』,安楽死の物語『告白』,
最後の大作『白馬の騎手』の中期から後期の作品6編
および小伝,年譜,散文作品リスト,あとがきが収められています。
A5判, 421ページ,上製本。定価¥5000+税。


第三巻:は2011年2月10日に刊行


『面影』,メルヒェン『小さなヘーヴェルマン』『みどりの木の葉』『陽を浴びて』
『林檎の熟すとき』『遅咲きの薔薇』『館にて』『大学時代』『もみの木の下で』
『海の彼方より』メルヒェン『ツィプリアーヌスの鏡』
『お雇い医術師―帰郷』(本邦初訳)『島の旅』『三色すみれ』『従弟クリスティアンの家で』
『プシューヒェ』『管財人カルステン』の初期から中期の17作品を収録。
A5判,500ページ,上製本。定価¥5400+税


第四巻:2011年8月10日に刊行

『レナーテ』『森水喜遊館』『ビール醸造業者の家で』『顧問官』『沈黙』『ヨーン・リーヴ』
『ハーデルスレフフース砦の婚礼』『桶屋のバッシュ』の後期の8作品収録
A5判,456ページ,上製本。定価¥5200+税


第五巻:2012年1月30日刊行

『ヒンツェルマイアー』『炉辺にて』『豪農の館』『片辺にて』『ある画業』『古の二人の甘党』『今とむかし』『森蔭荘物語』『左隣の家で』『子供たちと猫について』『グリースフース年代記』『「むかし王女と王子あり」』の12作品,「シュトルム散文作品邦文作品リスト」「あとがき」を収録,邦文作品
リストは日本で翻訳出版されたシュトルム作品の総合目録。
A5判,478ページ,上製本。定価¥5400+税


第六巻:2013年2月10日刊行

抒情詩(詩人が自ら全集に収録したすべての作品,およびその他拾遺作品)
『熊の子ハンス』,随想集から一篇,
『セレステ』『樽の中の小話』
『ジルト断片』『死刑執行の鐘』,評論三編,『公表されなかった序文』
自伝的散文から『幼年時代の思い出』『ムミー家のこと』
『フェルディナント・レーゼの思い出』『メーリケの思い出』
日記『学生時代』
全六巻総索引(原題付記)
A5判,426ページ,上製本。定価¥5200+税


以上の各巻は『名作集』ですが,6巻まとめてシュトルム自身が公刊したすべての
作品とその後の全集に収録されている主要な作品を紹介する本邦初の全集です。
ちなみにドイツ以外の国で翻訳出版された最初の全集でもありますが,今なお
新鮮なシュトルム文学の魅力を味わっていただければ幸いです。





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日本シュトルム協会
編訳『シュトルム名作集』(三元社・全6巻

第一巻:2009年5月20日刊行

 処女作『マルテと彼女の時計』,『広間にて』,初期の代表作『みずうみ』,『アンゲリカ』,
『広場のほとり』,『ヴェローニカ』,『ブーレマンの館』,『雨姫さま』,『聖ユルゲンにて』,
『レーナ・ヴィース』,『荒地の村』,『人形つかいのポーレ』,『静かな音楽家』,
『水に沈む』の計14編の初期から中期の短編小説の名作が収録されています。
魅惑的な愛の破滅の物語『荒地の村』は本邦初訳です。
 A5判,434ページ,上製本。定価=本体5000円+税。