Solar Car Rally in 能登'92

1992年8月22日〜29日

整備・車検会場
Sollar Car Rally in 能登'92の競技は8月30日でしたが、ソーラーカーの搬入、組立、整備、および車検は、ここ金沢市にある石川県産業展示館で行われました。この産業展示館は石川県西部緑地公園内に有り、ここではソーラーフェスティバルイン金沢が同時に開催されていました。この会場で組立、最後の仕上げをしているチームも多くありました。



1992年8月30日

千里浜上空写真
石川県羽咋市にある千里浜海岸は砂の粒子が微細で、車が通行できる砂浜として有名ですが、ここがスタート場所でした。この千里浜と隣接する能登有料道路がコースとなりました。



1992年8月30日

開会式
千里浜のスタート場所で行われた開会式です。参加車両数は「周回競技」が50台、「往復競技」が52台の合計102台で、海外からは8台が参加しました。またこの模様はNHK衛星第1放送にて実況中継として、スタートからゴールまでほぼ1日にわたって放送されました。



1992年8月30日

スタート準備
競技は千里浜を周回する「周回競技」と能登有料道路の終点、穴水町までを往復する「往復競技」の2競技が同時に開催されました。こちらは周回競技に参加のソーラーカーです。



1992年8月30日

千里浜出口
千里浜から舗装路に入る場所です。当日は快晴で砂が乾燥し、この場所はスタックしやすくなりました。この場所にはオフィシャルの押し係がいて多くのチームがお世話になっていました。



1992年8月30日

穴水(此木インター)折返し
往復競技の折返し地点で、スタートから約60kmありました。全完走車がゴール後、指定時刻に再スタートする設定となっていました。ご覧のように石川県警の白バイ2台の先導もありました。



1992年8月30日

能登有料道路
能登有料道路を走行中の2台は東海大学と柴紋チームです。後についているワゴン車はチーム員が乗った伴走車で、W.S.C.と同様に審判員1名が同乗しています。



1992年8月30日

力走するソラえもん号
子供達にとても人気のあったソラえもん号の力走です。しかし重量が重く、なかなか苦戦していたようです。



1992年8月30日

こちらも人気のにゃんだソーラ号
こちらも子供達に人気のあった関西電力・庄川電力所が製作したにゃんだソーラ号で、「ニャーォ」と鳴きながら走り、とても愛嬌がありました。この当時は各電力会社、営業所などが多くのソーラーカーを製作していましたが、みんなどうなったのでしょうか。



1992年8月30日

初代Golden Eagle号の力走
開催地、石川県の地元の工業大学として、この日のために開発された初代Golden Eagle号です。カーボンパイプを組み合わせたスペースフレームを採用し、とても綺麗なスタイルをしていました。



1992年8月30日

ゴール後の人の波
ゴール後のゴール会場です。ソーラーカーというものがあまり知られていない時代で、ましてこれまで100台を超えるソーラーカーが集まる大会などなく、当日の観客動員数は15万人と発表されています。





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