CLASSIC CAR SUMMER FESTIVAL

2002年8月18日

ジャガー Mk-2 3.8
2002年8月18日に筑波サーキットにて、日本クラシックカー協会主催により、CLASSIC CAR SUMMER FESTIVALが開催されました。このイベントの中の1つにワールド・エコノ・ムーブもあり、視察に行ってきました。昔懐かしい車に出会う事ができ、とても有意義な1日を過ごすことができました。中でもこれはすごいと思った1台のジャガー Mk-2 3.8 です。とても綺麗な車でした。



2002年8月18日

オースチンヒーレースプライト Mk-2
当日は台風の接近で天候が心配されていて、大きな天候の崩れはなかったものの少々雨のぱらつくこともあり、オープンカーのオースチンヒーレーにはドライバー席に傘が広げてありました。私が車に乗り始めた頃にはこのオースチンヒーレーやトライアンフ、MG、国産のフェアレディ(SR311)やホンダのS600、S800、ダイハツコンパーノスパイダーなど多くのオープンカーがあり、レースやジムカーナなどにも多数参加していました。



2002年8月18日

ロータス エラン
ロータス エランもジムカーナをしていた頃には出場者の中にいました。こうやって見るとユーノスロードスターとよく似た英国車らしいライトウエイトスポーツカーだったのがよくわかります。



2002年8月18日

スカイライン2000GT-R PGC10
マツダのロータリーに敗れるまでツーリングカーレースで一時代を築いたスカイライン2000GT-Rです。後には KPGC10 と呼ばれるハードトップも生産されています。日産がプリンス自工と合併する以前からプリンス自工で開発されていたプロトタイプスポーツカーの R380 のエンジンをディチューンしてスカイラインのシャシに搭載したものです。GT-R は知人が所有していて、乗ったことがありますが、ある回転数を超えると一気に回りだすレーシングエンジンらしいエンジンだったような記憶があります。



2002年8月18日

ブルーバード1800SSS H510
元々ブルーバードSSSは1600ccの P510 が最初で、サファリラリーを制覇したことなどでレースよりもラリー界で名車と言われています。リーフスプリングを使用したリジットアクスル式のリヤサスペンションが主流の時代に、四輪独立懸架を採用し、悪路の走破性がとても優れていました。技術の日産そのもののような車でした。レースでも高橋国光選手など日産ワークスドライバーがドライブするあずき色のような SSS の走りはとても見ごたえがありました。



2002年8月18日

べレット1600GT
いすゞ自動車は過去にベレル、べレット、フローリアンなど(後にはジェミニ、117クーペなども販売)の乗用車を生産していましたが、その中でスポーツカーとしてべレット1600GT はとても人気がありました。ISCC(イスズスポーツカークラブ)というのがあり、レースではとても頑張っていました。後にDOHC化されたエンジンを搭載した、べレット1600GTR も販売されています。



2002年8月18日

ファミリアプレストロータリークーペ
NHKプロジェクトXでも取り上げられた、東洋工業(現在のマツダ)が開発したNSU・ヴァンケル社特許のロータリーエンジンを、コスモスポーツの後に大衆車のファミリアクーペに10A型ロータリーエンジンを搭載して発売したのがファミリアプレストロータリークーペでした。マツダワークスの片山義美選手の活躍が印象的でした。当初は日本よりもヨーロッパが活躍の舞台になっていたようで、ヨーロッパでの活躍をよく聞きました。



2002年8月18日

サバンナGT
ロータリーエンジンを搭載した乗用車で、足回りもファミリアロータリークーペよりもずいぶん良くなり、スカイラインGTRなどと同等の勝負ができるようになりました。レース用にはRX-3という同型車もありました。この後13B型ロータリーエンジンを搭載したカペラロータリークーペも加わり、ついに常勝 GTR をロータリー軍団が打ち破ることになったのです。



2002年8月18日

サニークーペ 1200GX KB110
B10から2代目に当たるB110サニーのクーペで、モータースポーツの世界では名車と言われるぐらい長年活躍しました。搭載しているA12というエンジンはOHVながら(トヨタのK型エンジン同様、カムシャフトの位置が高く、プッシュロッドが短い)高回転までよく回り、車重が軽量なのとあいまって、時には大排気量車をも打ち負かす大活躍を見せました。



2002年8月18日

フェアレディ240Z HS30
元々フェアレディ Z にはレース用としてフェアレディ Z432 というのが存在しました。スカイライン GTR 同様 R380 のエンジンを搭載したものです。Z432 は DOHC エンジンで高出力でしたが、L24型の OHC エンジンを搭載する 240Z の方が排気量が2400ccと大きく、トルクが太くて扱いやすいことから輸出用の 240Z がレースで使われるようになって行きました。



2002年8月18日

カローラクーペ 1400SL TE25
TE27のカローラレビンかと思っていましたが、パンフレットには 1400SL TE25 となっていました。元々1400SLの1400ccエンジンはT型といわれるOHVのエンジンで、排気量を1588ccにボアアップしたものが2T型となり、ヤマハ製のDOHCヘッドを取り付け115PSまで出力を高めたエンジンが2TG型と呼ばれ、カローラレビンと姉妹車種のスプリンタートレノに搭載されていました。私もこの車でラリーに参加していたので、とても懐かしく思いました。



2002年8月18日

ルマン式スタート

昔の耐久レースのスタートは、ほとんどこのルマン式スタートという方式で行われました。スタートの合図で競技車の反対側に立ったドライバーが運転席に走り寄り、乗りこんでシートベルトを装着してからエンジンを始動し、スタートする方式です。後にはシートベルト装着の安全性などから、第1ドライバーは運転席に座って待機し、第2ドライバーが合図で走り出し、駆け寄ってドライバーにタッチしてスタートする方法も採用されていました。



2002年8月18日

ポルシェ911カレラ 2.7RS
一度は乗ってみたいスポーツカーです。知人が乗っていましたが、空冷エンジンの音が大きく、我が家へ夜間用事で来る時などは、近くの路地の角を曲がって来るともう空冷独特の「バタバタ」音が家の中でも聞こえたものです。



2002年8月18日

フェアレディ 2000 SR311
初代フェアレディは1500、1600、2000と排気量が大きくなって行きましたが、当初の1500、1600は3名の乗車定員で、後部に1名横向きに座るようになっていたと思います。レースやジムカーナでは多数が活躍しました。オープンスポーツカーでは私もホンダ S600 には乗ったことがあるのですが、SR311 には乗ることができませんでした。
直4の大排気量はとてもトルクが大きくスポーティなはずです。乗ってみたい。



2002年8月18日

セリカ1600GTV VS カローラ1200  TA22 VS KE20
トヨタがスペシャリティカーとして発売した初代セリカです。フルチョイスシステムを採用し、エンジン,ミッション、内装、外装などを自由に組み合わせてオーダーできるようになっていました。1600GT は1600cc最強の2TG型DOHCエンジンを搭載た超豪華仕様で、1600GTVはこのGTをよりスポーティにしたもので、パワーウインドを手動式にして軽量化したり、サスペンションを硬めにセッティングしたような車でした。



2002年8月18日

フェアレディ 240Z HLS30
当時でも見かけた事のあるような赤・白の塗装の 240Z です。街乗り用には長いフロントノーズやオーバーフェンダーのついたフェアレディ 240ZG という豪華版の車種も販売されていました。若かりし頃にはこの車にも憧れました。乗って見たかったです。



2002年8月18日

外車対決  ジャガー VS オースチン
たぶん、昔、英国でのレースシーンではこのような戦いが見られたのではないでしょうか。私の息子のかかりつけの医院にもこのようなジャガー Mk-2 が車庫の中に入っています。先生もなかなかのクラシックカーマニアのようで、大切に乗られているようです。
私としては現代のジャガー Sタイプにも乗ってみたいのですが、このジャガー Mk-2 もなかなか魅力的でした。





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