『お兄様、ラブよっ!!』
(さくや)
誕生日
12月20日(射手座)
身長
159cm
声優
堀江由衣
持ち歌
『girlish』
(シスター・プリンセス〜12人の天使たち〜)
『想い』
(『Original Sound Track シスター・プリンセス Angel Jukebox』)
※『想い』は桑谷夏子とのデュエット。また、『シスタープリンセス』『堀江由衣』名義の歌は省いた。
◆
なんちゅーか、ラブよっ
◆
可憐が
妹たちの『キャプテン』なら、この
咲耶
は『リーダー』とも言うべき存在である。(ちなみに『ボス』は
千影
か……)
おそらくは最年長であり、PS版ではお披露目パーティやひなまつりの幹事役もつとめるなど、妹たちの
女帝
お姉さん的なポジションにあるようだ。
兄との関係では恋愛色がもっとも高く、はっきりいってちょっと、いやかなり
ヤバイ
レベルに達している。
その様子は周囲からもかなり異質に映っているらしく、PS版ではクラスメイトの女子に心配?されていた。
全妹中、もっともフェロモン臭のキツいキャラであり、パッと見には兄との関係もファッションの一環なのではないか? と感じなくもない。
しかしながらその本質はきわめて
ピュア
なものであり、おそらくもっとも『悩める』妹のひとりである。それに気づくことができれば、貴方も
咲耶
のお兄様になる資格を得られよう。
◆
L・O・V・E、ラブよッ
◆
咲耶
の苦悩の源は、けっきょく、兄との年齢が近すぎることにある。加えて、彼女はあまりにも不器用すぎる。
雛子
や
亞里亞
が兄を慕ったところで、それは
『おにいたま/兄や大好きっ子』
くらいですむが、
咲耶
はそうはいかない。
兄の年齢は、PS版ではおそらく高1〜高2となっており、対して咲耶は卒業式のイベントが起こることからしても中3であろう。
これくらいの年頃の娘が、
「お兄様、ラブッ
」
などと広言してはばからないようでは、ヘンに思われても仕方ないであろう。
同じようなタイプで
「お兄ちゃん、大好き」
の
可憐
もいるが、彼女がもつ『清純さ』が
咲耶
には
著しく決定的に
欠けており、どうしても
Incest
な気配が色濃く漂うことになるのである。
これがあるいは、
千影
や
春歌
のようにオカルトとか天然といった『ワンクッション』が置かれていればまだしもだが、
咲耶
はそんな小細工を弄さぬ。突進あるのみ。ひたすらラブ。一直線。
まさに
愛一心
。それは違うが。
◆
それはそうと、ラブよッ
◆
そーいえば、PS版では旧妹(
春歌・四葉・亞里亞
を除く9名)のうち、
咲耶・可憐・花穂・雛子
あたりは以前は兄と暮らしていたらしい。そのためか、今でも
咲耶
は
可憐
とつるむ機会が多いようだ。
『力』と『剛』の
咲耶
に対し、『技』と『柔』の
可憐
のコンビはなかなか完成度が高く、妹タッグ選手権でもやれば優勝候補の筆頭であろう。
逆にもっともニガテとしているのは、似たところもありながらベクトルが180度ことなる
千影
か、異次元殺法で撹乱してくる
四葉
あたりであろうか。
◆
総括
◆
そのてらいのない、ストレートすぎる態度ゆえに、誤解されることも珍しくはない
咲耶
。
決して報われることのない、兄への気持ちを抱えて生きるその姿には、悲壮美すら感じられる。
PS版におけるひとつの結末、
「実は義理の兄妹」
というのは、あるいはそんな彼女への救済措置かもしれぬ。
だがやはり――『かなわぬ恋』に身を焦がし、ままならぬ運命にあらがい、イバラの道を歩み続ける……
「それでこそ咲耶!!
」だと、思うのだがなァ。
「ラブ・リターンよッ!」