●『シスター・プリンセス〜12人の天使たち〜』(キングレコード)
12人の妹全員のボーカル曲と、ボーナストラックとして『妹たちからの手紙』が入っている。
『シスプリ』関係ではもっとも基本的なアルバムといえよう。
内容は……まあ普通のゲームボーカルものであり、かくべつどうこういうことはない。
個人的には『SPEED』(衛役・小林由美子)『闇のくちづけ』(千影役・川澄綾子)『ハートをチェキ!』(四葉役・半場友恵)あたりが。なかなか。
それはそうとTR15『衛からのお手紙』は必聴デスよ(´Д`)
●『シスター・プリンセス オリジナルサウンドトラックプラス』(ランティス)
PS版のサントラ。ゲーム中に使用されたBGM・ボーカル曲に加え、ボーナストラックとしてキャラテーマのオーケストラアレンジが収録されている。
……ま、BGMについてはあまり語るところのないPS版のサントラゆえ、これについてもさほど述べることはない。 OP・ED、挿入歌2曲も入ってるけど、ED以外はフルバージョンではないので、あまりありがたみがない。 といった具合で、コレ以外もう買うものがなくなったという剛の者以外にはあまりお奨めできぬ。
○『MELODY/shinig★star』(ランティス)
○『Dreamin'/LOVE BLOOM』(ランティス)
前者はPS版OP・ED、後者は挿入歌2曲のシングルCD。『Dreamin'/LOVE BLOOM』のほうには曲以外に可憐のスペシャルトークが収録されているらしい。……どっちも未聴。
●『Prologue of Sister Princess〜Dear My Brother〜』(キングレコード)
テレビアニメ版『シスター・プリンセス』の放映を控え、いわば“先行版”としてリリースされたマキシシングル。 桑谷夏子(可憐役)・望月久代(花穂役)によるボーカル曲と、アニメの発端編ともいうべきドラマ部分によって構成されている。
当然、ドラマ部分はアニメ版に準じているため、ゲームしか知らない人が聞くとかなり違和感ありだろう。 運命に導かれた12人の妹が次々と登場、一同に会するさまはある意味すさまじく、筆者などは恐怖のあまり、一度聴いたっきりずっと封印している。
しかしそんなことよりも気になるのは、CDのレーベルだ。そこには、レーベルいっぱいのでかい文字で、
止 マ ……と書かれているのである。いったい何の冗談だろうか。 『まだ引き返せるョ!!』という製作者側のメッセ―ジなのかもしれない。
あと、ジャケットのヘタレぶりもなかなかのもので、これを観た全国のお兄ちゃんたちは深い不安に襲われ、放映開始されたアニメを観て予感が的中したことを知ったのだった。 合掌。
●『笑顔がNO.1!(イチバン)やっぱりネ』(キングレコード)
声優ユニット「シスター・プリンセス」のデビューマキシシングル。
『笑顔がNO.1!(イチバン)やっぱりネ』『まひるのアヒル』『私のダーリン』の3曲を収録。
『シスター・プリンセス』結成時、キングレコードの人が『アニメ界のモーニング娘。を目指して……』みたいなこと言ってたが、実際聴いてみると…… そのまんまである。 「もうちょっとヒネリということを考えてはどうかね?」と忠告したくなる。 ……ま、本家からしてアレなので、べつにとりたててどうこういうことのない出来であり、とくにお奨めするほどのものではないが、シスプリとつくものならなんでもええという向きには良いかもしれぬ。
●『シスター・プリンセス Angel Jukebox』(キングレコード)
TVアニメ版のサントラCD。作中で使用されたBGMを収録したDISK1と、新録のボーカル曲を収録したDISK2の2枚組。
BGMを担当したのは、映画音楽等も手がける作曲家・服部隆之。ある意味、シスプリには分不相応な曲を提供している。 壮大なスケールの楽曲から『♪ぱっぱやっぱや〜〜』などのコミカルな曲までバリエーション豊かであり、一聴に値するといえよう。 いっぽうDISK2のボーカル集は、6曲のデュエット曲とアニメOP・EDのショートバージョン。ま、そこそこのデキ。 総じてなかなかの品であり、買っても損はないのではないだろうか。(もちろん、シスプリファンならって話だが……)
●『Love Destiny』(キングレコード)
堀江由衣(咲耶役)によるTVアニメのOP・EDマキシシングル。OP『Love Destiny』、ED『翼』に加え、『Sweet Baby Love』の合計3曲を収録。 ご存じ『♪あいあいあいあい』で名高い?『Love Destiny』のフルバージョンを聴きたいという人はどうぞ。
●『Kaleidoscope』(キングレコード)
“声優ユニット”Sister Princessのデビューアルバム……という位置付けになるのかいな。 各曲の概要は以下のごとし。
1.Kaleidoscope
OPということで、以降の楽曲のショートアレンジリミックス版……この表現、合ってます?(知るか)
2.per favore Boy
(Sister Princess)
『ペル ファヴァーレ ボーイ』と読む。歌詞では「おねだり坊や」とあり、調べてみると「ペル ファヴァーレ」はイタリア語で「お願いします」という意味らしい。早い話がくれくれ君ということであろうか。 これからは、「このペルファヴァーレボーイが!!」という罵倒が流行るといいと思います。
……ま、それはさておき、曲自体もそこはかとなくイタリアっぽい風情がただようパッショーネな仕上がりとなっている。
サビ部分の『アリヴェデルチ、ペルファヴァーレ ボーイ』(さよなら、おねだり坊や)もキマっており、なかなか悪くないのではないでしょうか。
3.恋する季節の中で
(望月久代、小林由美子、神崎ちろ)
花衛鈴トリオの1曲目。……なんかフツーで、特筆することはないなあ。
もちろん、上手いか下手かでいえば決して上手ではないが(!)、ほのぼのしてていいかも……などといった適当なお茶濁しワードしか出てきません。許して。
4.笑顔がNo.1やっぱりネ
(Sister Princess)
デビューシングル版と同じ。「No.1」は「イチバン」と読むのが通……かどうかはさておき。
5.乙女心は万華鏡-Kaleidoscope-
(桑谷夏子、望月久代、小林由美子、 堀江由衣、神崎ちろ、水樹奈々)
なんか、えらく半端な人数で歌ってますが……カレイドスコープというくらいで、本アルバムのメイン的な位置の曲なんだろうけど、さほど印象は強くないような。悪かないのだが。
6.MIX JUICE
(望月久代、小林由美子、神崎ちろ)
花衛鈴トリオの2曲目。歌詞的には料理ネタながら横手“姫”久美子は歌ってないのであしからす。 なかなかの馬鹿ソング(誉め言葉)でいい感じである。 サビ部分で『shakin'g up shakin'g up』という言葉が繰り返されるのだが、何度試してもチェキラチェキラとしか聴き取れない私はかなりのチェキ病者と言えよう。でも半場“チェキ”友恵は歌ってないのであしからず。
「チェキラチェキラ♪」 いやこう聴こえるって絶対!!(´Д`)
7.私のダーリン
(Sister Princess)
馬鹿ソングその2。
……ですますのも何だが、あれこれ語るのもヤボな気がする。歌だけ聴いてても十分アレなのだが、歌詞を読むとさらにトホホな気分になれることうけあいの脱力系ソング。(誉め言葉) まあ、これくらいでガタガタ言っていてはシスプリファンはやってられないので、こういうもんだと諦めてください。
8.Face to Face
(横手久美子、かかずゆみ、半場友恵)
白雪春歌チェキ、というキャラ的な組み合わせからするとイロモノ要素が強いのに、歌自体はいたってマジメで熱血系なソングというよくわからない妙なシロモノ。
応援歌系でもあるわけで、むしろこういう歌こそ望月“見捨てないでね”久代や小林“ボク”由美子に歌って欲しかったような……
9.Silent moon
(堀江油衣、川澄綾子)
今回のアルバム中、ある意味もっともインパクトの強いコンビといえる。 なにせキャラでいえば咲耶と千影だ。二大巨頭揃い踏みである。 曲としては神秘的なイメージのバラードというところで、千影ソングの『闇のくちづけ』に近いといえる。さしずめ咲耶が相手の土俵に踏み込んだというところか。次回の対戦が待たれるところだ。
10.まひるのアヒル
(Sister Princess)
で、真昼のアヒルって何のこと?
…………
…………
……ダジャレ!?(遅)
11.KISEKI no HITO
(柚木涼香、水樹奈々)
鞠絵・亞里亞の『お嬢様コンビ』による一曲。なかなか聴かせます。
それだけに、ネタ的にはちょっと弱いかな……(そういう観点しかないんかい)
12.Tangerine sunset
(桑谷夏子、堀江由衣)
シスプリ界のザ・ファンクスこと、可憐咲耶コンビによる一曲。 なかなか個性的な曲ですね。(控えめな表現)
13.TENDER GREEN
(Sister Princess)
御大・公野櫻子の作詞だけあって?フィナーレにふさわしく広がりのある気宇壮大な曲。
イメージは終わりと始まり、別れと旅立ちというところか。ゲームや映画のエンディングにも使えそうである。
わりと好き。
総括
『キャラクターソング集』としてはやや弱いし、一個のアルバムとして見ても完成度が高いとはいえない。けっきょく中途半端、という印象は確かにある。 ……が、まあ、それほど重度のシスプリファンでなくてもそこそこ楽しめる敷居の低さなので、試しに聴いてみても良いのではないだろうか。
次があるなら、もっとこう“濃い”路線が望ましいところだ。
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