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【これまでのあらすじ】 OVA化・TVアニメ化で意気上がるKーONE(Kanon+ONE)は、目の上のタンコブともいうべき妹姫軍(いもきぐん)(SisterPrincess)を抹殺すべく勝負を挑んだ! 『いつなんどき、誰の挑戦でも受ける!』をモットーとする妹姫軍も堂々受けて立つ! かくていまここに、史上最大の美少女決戦が幕を開ける……! 『妹姫祭(いもきまつり) 〜K-ONEvs妹姫軍!〜』 (元ネタ→『猪木祭』 ……決戦の時は12月31日、ところは聖地・埼玉スーパーアリーナ地下闘技場! 実況「さあやってまいりました今世紀最初にして最大の美少女の祭典!言うなら、まさしく美少女メディアの頂点を決する究極の闘いがいまここに火蓋を切られようとしております!地下コロシアムに詰め掛けた数万の観衆も異様な熱気を放っているゥーー!! おっと、まずはこの『妹姫祭』のプロデューサーであり、妹姫軍総帥である美少女怪盗クローバーの入場だッッッ!」 観衆『チェーキ、チェーキ、チェーーキ、チェーーーキ!!!!』 (大歓声の中、入場テーマ『炎のシスター 〜CHECKIT BOM-BA-YE〜』とともにクローバー入場) クローバー『チェキデスか――――ッ!! チェキがあればなんでもデキる、借金も返せる、ギャラも上がるのデス! バイ・ザ・ウェイ、今回は! わが不敗無敵の妹姫軍にケンカをふっかけてきた無謀な連中がいるデース! 連中のノーズッパシラをヘシ折って、わが妹姫軍の世界戦略「お兄ちゃん倍増プレジェクト」のノロシを上げるのデス! チェキラチェキラァ〜〜〜ッ!! それでは、行くデスよッ! 1、2、3ッ、シスタ――――ッ!!』 観衆『〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!』 実況『堂々たる開戦宣言!いままさにここに闘いのプロミストアイランドが浮かびあがろうとしております!いったいどのような事態になるのか皆目見当もつきません! さて、ここでゲストのお二方をご紹介したいと思います!まずはK‐ONE側の事情に詳しい、水瀬家家主・水瀬秋子さんです。年の瀬にわざわざご足労いただきありがとうございます!』 秋子「(了承)」 実況『ありがとうございます。さていっぽう妹姫軍の応援として、発明妹・鈴凛ちゃんの手になる人造人間・メカ鈴凛さんに来ていただきました。よろしくお願いします』 メカ鈴凛『あーどもども。こっちこそよろしくね。あ、ギャラのほうは手取りでよろしく。最近、いろいろうるさいからさ〜』 実況『さすが天才発明家の最高傑作、見事な本体のトレースぶりです。さてメカ鈴凛さん、この闘い、ズバリ言ってどちらに軍配が上がるでしょうか?』 メカ鈴凛『んー、そりゃ、K-ONE側じゃない?』 実況『おっと、これは聞き流せない発言。その根拠は?』 メカ鈴凛『いやなんちゅーか、K-ONEはアニメ化、PS2、とまだまだ話題が豊富だけど、妹姫軍のほうは燃えつき症候群っていうか、もうやることやっちゃったなあ。みたいなエアポケット状態というか。そんなだから、あんまりモラル高くないと思うのよね〜』 実況『なるほど。それに、大将格と見なされていた咲耶・千影の両妹が参戦していない、というのもかなりのマイナスですか』 メカ鈴凛『そ〜ね〜、まあ咲耶ちゃんのほうは歌いすぎによる声帯断裂っていうアクシデントがあったからまだしも、千影ちゃんはね〜〜。要求したギャラ「血液1億リットル」を拒否されたからって参戦しないってのはちょっとイメージ悪いわよねぇ〜』 実況『なるほど。元祖銭ゲバの鈴凛さんとしては面白くないと?』 メカ鈴凛『そうそう……って誰が銭ゲバやねん!』 秋子「(嘲笑)」 ◆妹姫軍・控え室 クローバー「番号!」 可憐「1でぇす」 花穂「2だよぉ」 白雪「3ですの♪」 鈴凛「4・で・す」 春歌「伍ですわ★」 亞里亞「……くすんくすんくすんくすんくすんくすん」 クローバー「チェキッ!? なんかかなり足りないデスよッ?!」 可憐「そのうち来るんじゃないかな? みんなお寝坊さんだから♪」 クローバー「〜〜〜〜ッ! チェキにもほどがあるデスッ!」 春歌「まあまあ四……クローバーさん、まずはこの中から先鋒を選ばなくては」 クローバー「チェキッ……しょーがないデスね……それでは……」 ざわ……ざわ……っ!! 花穂「あれぇ?会場のほうが騒がしいよぉ?」 クローバー「チェキッッ……?」 ◆闘技場 実況『おおっと、これはどうしたことか――ッ! 突然、闘技場に棺桶が運び込まれたァ――ッ!!』 メカ鈴凛『うーん、棺桶といえば千影ちゃんだけど、あの銭ゲバがあっさり出てくるとも考えにくいんだけどなあ』 実況『あーっと、棺桶が開き……誰かが出てきました――ッ!!』 メカ鈴凛『あ……あの眼鏡はッ!』 鞠絵『…………』 クローバー「ま……鞠絵ちゃん!? で、でも、彼女はっ……」 鞠絵『兄上様……ごらんになっていますか……このとおり……わたくし……元気になったのでした』 『これでまた……兄上様と……大好きだった高原に……行けるのでした』 『兄上様といっしょに……海岸を歩くことも……できるのでした』 『わたくし……とても……とても幸せなのでした……うふ……うふふっ……』 実況『おおーっとこれは予想外の一番手!妹姫軍の先鋒は、黄泉の国から奇跡の生還(?)、病弱眼鏡っ子・鞠絵だァ―――!!』 兄上様たち『マリ姉〜〜〜〜〜〜〜〜!!』 鞠絵鞠絵『……合言葉は……Bee!……でした……』 兄上様たち『関係ねェ〜〜〜〜〜〜〜〜!!』 ◆K-ONE・控え室 「フフッ……あちらも味な真似をする……」 「ならば……こちらは誰が?」 「論ずるまでもない……格好の相手がいる……」 「……! もはや、行ったか」 「性急なことだ……」 「カカカ……」 「ククク……」 ◆闘技場 声「――起きないから――」 声「――奇跡っていうんですよ――」 (TO BE CONTINUED) |