架空の庭 [2004.05.07]  
の庭 過去の日記 2003

【6月8日(日)】

『暗黒祭』(今邑彩/角川文庫)を読む。かなり厚さはあるけど、あっという間に読んでしまう。邪神シリーズの完結編。とうとう完結してしまった。終わってしまってちょっとさみしい。話自体は落ちつくところに落ち着いた終わり方。でも、最初の頃の古代ロマン的な要素が完結編にはあんまりなかったような感じもした。どちらかというと、話の内容よりは、そういう部分が好きだったので、ちょっと残念な終わり方だったかも。
そういえば、今年の4月くらいにすごくはまった小説があったんである。高田崇史という作家のQ.E.Dシリーズ。『Q.E.D. 百人一首の呪』、『Q.E.D. 竹取伝説』『Q.E.D. 六歌仙の暗号』『Q.E.D. 東照宮の怨 』(以上、全部講談社ノベルス)と続けて一気に読んでしった。やっぱり、こういうのはすごく好きだ。ミステリと歴史というのは、結びつきやすいんだよね。歴史は、それ自体、謎解きだからだ。目の前に、そうなった結果だけが提示されている時、人は、そこに、なんらかの謎を組みとらずにおれないのではないかと思うのだ。自分なりの解釈をせずにはおれないのだ。そんな謎解きは、本当に、人をぞくぞくさせると思うのだ。その謎が、ぴたり!とおさまるところにおさまる位置に落ち着くのはきっとすごい快感なのだ。

なんか、多分、今の自分の仕事にもそういうところを感じるなあ。ある障害があって、その障害の現象を観察して、そこにあるパターンを読みとって、その原因を探る。そして、その原因を回避できるような策を考え、その策を実現させて実行し、障害が本当になくなった時というのは、ちょっと嬉しい。その原因の解釈が正しかったってことだから。でもこういうのって、どの職業にも結構あてはまることかもしれないね。
そういう原因を探る作業って、人間の楽しみなんだよね。ていうか、ある程度の理由を理解しないと落ち着かないんだろうね。

【6月7日(土)】

今日はとうとうマトリクスはじまりましたね。早く見に行きたい!

最近、よく見ているドラマがあるのだ。といっても、平日の昼間に放送されているので、休暇を取った日に偶然見るだけで、あとは、ウェブであらすじだけチェックするだけなのだけど。ビデオは、撮っても最近見る暇がないのだ…。本当は、ファイズだって全部ビデオに撮ってるけど、最近全然見てないし…。
という愚痴はおいといて、そのドラマの話である。そのドラマは、平日昼間に放送されている、「愛しき者へ」というドラマだ。おおまかなあらすじは、子どもができなくなった女性が、代理母に子どもを産んでもらうというお話だ。(ちょっとすごい省略かも)
だけど、その受精の仕方がおかしいのだ。自然受精なのだ。つまり、夫の子種を体外受精ではなく、普通に、受精して欲しいというのだ。それって、ただの不倫じゃん!と思うのはわたしだけだろうか?代理母、っていうか、愛人が子ども産んでるだけじゃん!みたいな。そんなことを考えるなんてろくなことにはならないよ、って思ってるとやっぱりそうなるわけである。その代理母と夫は、契りを結ぶだけで済むはずもなく、普通に愛し合ってしまうわけです。当たり前といえば、当たり前だよね。
そんなわけで、すごくどろどろしていて、おかしいドラマなので、見ながらツッコミどころ満載なわけである。最近なんか、一気に10年後になってしまっていて、子どもとか小学生になってるんだよ。これは、子どもにばれるな、と思ってたら、案の定、自分を今まで育ててきた母は、自分の本当の母ではない、と知ってしまったりして。来週のあらすじをみたら、すごく来週もみてーと思ったりして。

あんまり、ドラマと関係ないんだけど、わたしには、自分の母が本当の母ではない、ということを知らされる、という体験はないけど、多分そんなことを聞いてしまったら、本当の母を知りたくなるのが人情だと思う。それは絶対に教えてもらわないと、多分、納得できないと思う。
でも、本当の母親を知った時、それを知ったからといって、自分を育ててくれた母への思いはなくならないと思うし、大切にする気持には変りがないと思う。といっても、頭でシミュレーションしてるだけじゃ、本当にそうなった時の自分の行動はわからない。

【6月5日(木)】

前のプロジェクトがようやく終結にむかっている中で、新しいプロジェクトが始まったわけである。何の話かというと、仕事の話ですが。
その新しいプロジェクトでわたしに割り振られた仕事というのが、なにがなにやらよくわからない、未知の領域の仕事なのだ。わたしは、そういう業務を割り振られても、「わたしにはできないかも…」なんていう気持にはなりにくいタイプなのだけど(バカだから)、めずらしく、今回ばかりはちょっと暗い気持になったりしてみている。なぜかというと、わたしのチームが、わたし以外みんな今回初めてという方たちばかりで構成されているのだ。わたしが、もしかしたら、人の面倒をみたりするのか!?と動揺している。
そんなわけで、ちょっとだけ、暗い顔をしてたようなのだけど、その時、そんなわたしを見て、先輩の女性の方がこうおっしゃった。
「その人にできないことはこないんだよ。だいじょうぶ。」
仕事だけの話じゃなくて、すべてのことに当てはまる、深い言葉だなあって思いました。多分そんな感じだ。
もし、いま、なにか大変なことを抱えてこの日記を読んだりしているひとにも、聞いて欲しいなと思って書いてみた。あなたに、今、起こっていることは、あなたになら、できることなのです。

【5月31日(土)】

田口ランディ『モザイク』を読む。面白かった。あとがきが布施英利さんだった。
使っているモザイクのカケラにすごく反応する。たとえば、『百億の昼と千億の夜』。最初に、「あしゅらおう」という単語が出てきた時、あれ、と感じたんだけど。あと、古武術の話が出てきてすごく驚いた。なぜなら、最近、といっても買ったのはかなり昔なのだけど、『古武術の発見』(養老孟司・甲野善紀 著)という本を読んでいて、主人公佐藤ミミの古武術の修行の話の部分とすごく重なったのだ。この偶然の時期の重なりに驚いたのだ。
古武術では、武術で相手を倒すために、相手に自分の動きを読まれない体の動きを習得するのである。力とか体を鍛えるというのも勿論重要なのだけど、ある線を超えるためには、まず相手に先を読まれない、次の動きを予測できない、筋肉の使い方をマスターしないといけないのだ。古武術では。
その動きは、日常的な動きと全く違うし、筋肉の使い方も全然違う。すべての筋肉を、偏りなく、使うのだ。筋肉の偏りにより、先の動きを予測されてしまうのを防ぐために、すべての筋肉を使う。強弱がでないように。意識のかたよりが出ないように。日常的な筋肉の使い方を、一旦捨てて、非日常的な筋肉を使う意識を再構築していくのであるらしい。
このような内容の本を読んでいたところに、佐藤ミミが出てきたのですごく驚いたのであった。
この本の作者の甲野さんの言葉がすごく胸にしみるのだ。こんな言葉。
「運命は初めから完璧に決まっていて、しかも自由だ」

【1月30日(月)】

本を買った。久久だ。最近は本もあんまり買わなくなった。本も読まなくなった。日記に書いたか覚えてないけど、去年、初めて読んだ本の中で、継続して読みつづけたのは、姫野カオルコの本と田口ランディの本はよく読んだ。田口ランディ、という名前だけはよく見かけたので、その名前だけで、なんとなく男性だと思っていた。女性だと初めて知った。

【1月28日(火)】

実は、仮面ライダー龍騎をすごく見ていました。この間とうとう最終回だったんですよ。龍騎の何が好きだったかというと、やはり、あの王蛇の人間離れしたワイルドさと、タイガのみょーな屈折加減ですかね。龍騎は、よく、話が複雑で子どもにはわからないだろう、とか、子ども向けなのに、大人向けの演出すぎるのでは、子どもものから逸脱してるのでは、とか、色々言う人がいるけど、そういう人は、その辺の子どものほうが、話を理解しているかもしれない、ということを考え付かないのが不思議ですね。子どもには、子どもなりに、いや、大人でもその大人なりにしか、理解できないので、結局は人それぞれでしか、理解できないと思いますよ。それに、本当に面白いものは、子どもの鑑賞にも大人の鑑賞にもたえられるものであると思うし、子どもものだから、って手を抜いてつくれば、そんなものは結局子どもも見ないと思います。
そんなわけで、最近は、お気に入りの龍騎も終わってしまったので、ハリケンジャーを見ています。こちらももうすぐ最終回なので、話の展開が濃いし、ついつい見入ってしまう内容です。来週はきっと...。

【1月19日(日)】

あけましておめでとうございます。
久久の更新です。まあ、いいわけするわけではないんですけど、仕事がすごく忙しいんです。わたしがこんなに働いてるのを、友人も不思議がっているくらいです。がんばって仕事をするキャラクタには思われないんですよ。実は。

最近、DVDプレイヤを買いました。これで、やっと、DVDを見られるので、嬉しいです。
早速、知り合いのCさんに、トリックを全部お借りしまして、ぼちぼちと見てます。テレビシリーズ、全部見てなかったので。トリックは、やっぱり面白い。このトリックを演出?している堤という人物は、わたしが大好きだった、金田一くんの事件簿を作った人だったのです。確かに、色々似てるしね。ちなみに、堂本剛の金田一くんのほうだよ。金田一くんでも、ともさかりえと堂本剛のやりとり、古尾谷雅人と堂本剛のやりとりが面白かったけど、トリックでも、仲間由紀恵と阿部寛のやりとりが絶妙だと思う。矢部こと生瀬勝久とのからみも面白いしね。

ところで、やっと、過去の日記をわけてみました。ここです。そして、もっと過去の日記から、ちょっと復活させてみました。ここです。よかったら見てみてね。

2003年1月3日に、わたしの友だち、C子の子どもが無事生まれました。おめでとー!!!



よしもと
1998-2003 (c) Yoshimoto