霧10
霧20
霧22
霧30
霧50
霧70
霧80
霧90
霧100
霧111
霧123
霧191
霧202
霧212
霧222
霧234
霧250
霧300
霧303
霧345
霧353
霧363
霧400
霧424
霧434
霧444
霧454
霧456
霧464
霧494
霧500
霧505
霧515
霧545
霧555
霧565
霧567
霧600
霧606
霧616
霧626
霧636
霧666
霧676
君があたりつがひが為に紫の桐の花びら紅に染む
あなたの周りでは本来紫である桐の花びらが紅色に染まっています
→あなたがキリ番を取ってくれたのがうれしくて紫の人妻である私が頬を染めているのです
備考:あたり=当たり/辺り、つがひ=番い、当たり番=当番=桐番=10番
にしきおり聖なる音の聞こゆればはた織る君の姿麗はし
西から錦織のように美しい聖女様が訪れて来たようなのでそちらを見ると、機を織るあなたの美しい姿が目に入りましたよ
備考:にしき=西来/錦 聖=(^^)、はた=二十/機
にゃあにゃあと鳴くは周防の猫なるか深夜のおとづれうべうべかるべし
ニャーニャーと鳴いているのは周防の国の猫でしょうか?
猫であるならば夜中に音を出して訪れてくるのもいかにももっともだろう
備考:にゃあにゃあ=22、深夜=○○(^^)、うべうべし=いかにももっともだ←に「宇部市」をかけてます
朝来ぬと目には清かに見えねどもみその音にぞ驚かれぬる
朝来たときにはキリ番とははっきり分からなかったようですけど、30がキリ番だと聞いて驚いていたようですね
朝を迎える時には気づかないものですが、こうやって毎日朝を迎えているうちに30になってしまうのだな、と驚いています
備考:みそ=三十
本歌:秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる(藤原敏行:古今和歌集巻四・秋歌上)
いそいそと磯にゆらめく櫻貝南に下りて日暮れを想ふか
心はやる様子で磯にゆらめいている桜貝よ。南を向いて(去って行った)日のことを想っているのか
備考:いそ=50/磯 南に下りて=南下=なんか 暮れ=くれ
ななそとはつゆおもわじがゆかし君暮れとさけはむ貝のみにあらず
70番を取ったからといって名を成そうとはまったく思いもしないあなたはとても素敵で心惹かれます
世の中、夕暮れ時になると酒を飲んで「くれ」と叫んだりする貝ばかりではないのですね…
備考:ななそ=70/名成そ さけはむ=酒食む/叫ばむ
おおはらで八十島かけて漕ぎ出でぬと小部屋に告げよ天の浮舟
大きなおなかを抱えて多くの島々がある(ネットの)世界に私が漕ぎ出したということを、小部屋の人たちに告げてください、私はリンクを貼っていませんが空に浮かぶ舟を操る貴方ならできるでしょう
備考:おおはら=大腹/おお(感嘆詞)+はらで(貼らないで)
本歌:わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよあまの釣舟(古今和歌集・きりょ407:小野篁)
天離る鄙の主を僭ふれば音に恥づかしここのえの都
田舎の女主人を僭称しているので、九重の都から(その都のように)美しい貴女がいらっしゃったと聞き、大変恥ずかしい思いをしています
備考:天離る(あまざかる)=鄙(ひな)にかかる枕詞、九重=都にかかる枕詞
ももしきのみやびといとどありがたし沈みゆく陽に君が影照る
たくさんの人々が見に来てくださったことはとてもありがたいことでございます。沈みゆく夕陽に貴女の姿がくっきり照らされています。ひとときの繁栄が終わって人少なになっても、貴女だけは私を見捨てないでくださいね
備考:もも=百、ももしきの=宮・人などにかかる枕詞、みや=宮/見や/三や
あやかしの魔物住む地にひとのみでいかでか君が独り向かはむ
奇怪な魔物「ノンダクレ」が住むという土地に人である身でどうやって貴方は独り立ち向かおうというのですか?
貴方なんか一飲みにされてしまいますわよ。私は貴方の身が案じられてなりません
備考:ひとのみ=人の身/一飲み/111
君がため蓮の台を整へし我が衣手に種は降りつつ
貴女のために蓮の台を用意しておりました私の所に裏庭から持ってきてもらった種が降りかかることであるよ( ̄ー ̄)
備考:蓮=ロータス(123)種=ネタ
本歌:君がため春の野に出でて若菜摘む我が衣手に雪は降りつつ(古今集・春上21:光孝天皇)
鄙に住む人食ひ妖魔も都なる真実の雅に食らはれむとぞ思ふ
田舎に住んでいる人食い妖魔「ノンダクレ」も都にある真の優雅さにはかなわないので、
いっそのことその真実の優雅さを持った貴女に食べられてしまいたいと思うことですよ
備考:人食ひ=191 真実=Mami
霧深き金剛山に分け入れば心震える須弥の仁王に
霧の深い金剛山に入っていくと、須弥にいらっしゃる仁王様がいらっしゃって心が震えてしまいました。
→キリ番が多くて大変なのは分かっていたのですけど、歌を詠むのは趣味ですし、仁王のような貴女様が・・・以下略
備考:霧=キリ、金剛・須弥=仁王となんか関係あるらしい、仁王に=202
ももしきの大宮人よいとまあらばここに集ひてふいに花咲け
宮中につかえている貴女、忙しいでしょうけど時間がありましたら突然でもいいですからここに来て花を咲かせてください。
酒もどうぞ(^^)
備考:ももしきの=宮・人などにかかる枕詞、ふいに=212、咲け=酒
本歌:ももしきの大宮人はいとまあれや梅をかざしてここに集へる(万葉集・巻十・春雑歌:作者未詳)
霧雪の深き国にすむ我らますみの空を吹雪に変へたし
霧とか雪の深い国に住んでいる私たちは、吹雪を澄んだ空に変えたいものですね
→イギリスや金沢でも真澄を手に入れたいですね
備考:吹雪に=222 すむ(み)=住む(み)・澄む(み)
朝霧の紫草を踏み締めて動けじ我に君が袖振る
朝霧の中で紫草の上に動けないでいる私にあなたが袖を振っているのが見えます
→霧の中にいて、お歌を詠むのが遅れました(^^;ずっと気になっていましたが…
備考:紫=Mamiさんのチャット時のHNの色 踏み締めて=234
本歌:茜指す紫野行き標野行き野守が見ずや君が袖振る(万葉集・巻一20)
清かなる月明かりの夜に定めしの契りのなくば我が目よ濁れ
清らかな月明かりの夜に「夜離れはしない」と誓ってくださった(笑)愛がなくなるようなことがあれば、もうこの世で見るべきものはありませんから私の目は濁ってしまうがいい
備考:明かり=明 夜=世 濁れ=250
わびぬれば詠むべき歌の多けれど身を起しても逢はむとぞ思ふ
あなたに詠まなければならない歌は多いけれど、思いわずらっているので、寝てなければいけない身を起してでもあなたに逢いたいと思うのです
備考:身を起=300
本歌:わびぬれば今はた同じ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ(後撰集・恋五961:元良親王)
栗の実を蜜と芋とで煮詰むればしょうの月の御影さすとか
栗の実を蜜と芋で煮詰めてできる栗きんとんは正月とその黄色なあなたの姿を思い出させます
備考:実を蜜=303 しょう=しょーちゃん 御=御大の御 さすとか=すとか=RST
君が御世この霧に倣へ永久の数多の露も含みながらも
あなたの時代がこの霧(番)のように長く続きますように…霧が露を含んでいるようにあなたもみずみずしいままでいてください
→あなたは最近御露番も多くとってくださいますが、やはり霧番も多いですね(^^;)
備考:御世この…=345 霧=キリ番 露=御露番=ゴロ番
北の海吹き来る風に耐ふ松の花を見むとてなみだ飲込み
日本海の風に耐えて立つ松の木が花を見ようとして波を飲込んで(耐えて)います
→「ノンダクレ」の称号を返上しようとした私に「待つ」と言ってくれたあなたに応えようと涙を飲込んで堪えています
備考:松=待つ 花=さくら なみだ=波・涙(海の縁語←ホント?)飲込み=の353
雷夜寒さ増すれば白玉の上に鈴の音渡り来るらむ
雷鳴響く夜が明け、寒さが増していたので(外を見ると)真珠のような白い世界で、澄んだ鈴の音が聞こえてくるようだ
→つらい夜が明けるとそこには清らかなあなたがいたので救われました
備考:寒さ=363 白玉=真珠 鈴=りん=リンコ
波の花潮を取り込み咲けるかな返り見すれば酒で生く花
こちらの国の冬の名物「波の花」は潮を取り込んで咲くんですよ!そして一方そちらを見やれば酒で生きている花もありますね
備考:潮を=400 咲け=酒 酒で生く花=(解説不要?)
垂乳根の母になりては小夜更けし雲の合間に君が影かな
授乳していたら夜が更けてしまいました。雲丹を覗いてみたらあなたの足跡が残っておりました。逢えなくて残念でした(;;)
備考:垂乳根の=「母」にかかる枕詞 小夜更けし=424 雲=雲丹茶
長かりし間の歌のなかりしは君が詠みしのかしこかるゆゑ
長かった間(褒美の)歌がなかったのはあなたの詠んだ歌があまりにもすばらしかったからです
→単なる言い訳(^^;
備考:詠みし=434>
え逢はずに淋しかる時雲夜満つ君の足跡たどる我なり
逢うことができずに淋しい時には、雲丹茶で夜が満ちた朝に(よく残っている)あなたの足跡をたどっている私ですよ
備考:夜満つ=444
めぐり逢ひて漂ふ終の残り香よ今宵こそ見む雲間に咲く花
やっと逢えたと思ったら花は終わった後でした。今夜こそはその花を見たいものです
→あなたがいると思って(雲丹に)入ってみたらすでにあなたは退室したあとでした。今夜こそはあなたにお逢いしたいです
備考:(残り香)よ今宵=454 雲間=雲丹茶を暗示
本歌:めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月かな(新古今集・雑上1497:紫式部)
斑鳩の宮に足来むと急くわれを君ならずして誰か迎ふべき
法隆寺などへ行きたいとかねてから言っておりましたが)早く行きたいと足までが急いでおります。
そんな私を迎えるのはあなた以外にはありません。
備考:(あ)し来む=456
本歌:・・・・君ならずして誰か上ぐべき(伊勢物語・筒井筒)
我祈る君との日々の沈まぬを海にも陸(おか)にも雪の白夜(しろよ)に
あなたとの楽しい日々が白夜のように海や陸に沈まないことを祈ります。
我々が知っているのは北海道や北陸の雪の白夜ですけれどね(^^)
備考:海=北海道 陸=北陸 白夜(しろよ)=464
たらちねの母なる我らのつごもり夜髪(くし)をも身をも構ふ暇なし
母親である私たちは大晦日の夜は自分のことなんて構っている暇ありませんでしたね…(;;)
備考:たらちね=母に掛かる枕詞 (つごもり)夜髪(くしをも…)=494
狼に倣へやまとの蒼き猫雄々しく統ぶれば神の功なり
やまとの国の蒼き猫よ(蒙古の国の)蒼き狼のように雄々しく国を統治することができれば
それは神のような功績と称えられるでしょう。あなたの好きなあの人のように(^^)
備考:(蒼き)狼=ジンギスカン 蒼き猫=CAT (ね)こ雄々(しく)=500
逢ふことの未だ果たせぬ吾妹子を恋すてふ名の立つも構わず
昔の人は噂になることを恐れたようですが)私は逢うことがまだできない愛しい貴女を恋しているという浮名が立っても構いません。それほど貴女を愛しているのです。
→オフにまだ出ていない貴女に最初に逢うのはこの私( ̄ー ̄)
備考:逢ふ=オフ (吾妹)子をこ(ひすてふ…)=505
本歌:恋すてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思いそめしか(拾遺集・恋一621:壬生忠見)
来ぬ人をまつに積もるる雪すらも焼くやもしやと恋焦がれつつ
来ない人を待って、松に積もる雪でさえも焼けてしまうほど「もしや、もしや」と恋焦がれているのです。
備考:まつ=松・待つ 恋焦(515)がれ 雪=(^^)
本歌:来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身も焦がれつつ(新勅撰集・恋三849:藤原定家)
音に聞けばけふは婚ひける日とか東にゆけど越こそ贈らめ
噂によると今日は結婚記念日なんですってね!
東に嫁いだ貴女ですが、その東の人に東一だけではなく、越のお酒も贈ってみたらいかがですか?
備考:越こ(そ)=545
東風吹かば来ぞと恋ひをり北の春雲にもなしとて君を忘れず
東からの風が吹いたら北にも春が来てほしいなと思います。雲にまだ春の兆候がなくても春のことは忘れないでいます
→(ずっと会えないでいましたが)春になったら逢えるだろうか?雲丹でもめったにお会いできませんがあなたのことは決して忘れません
備考:東風(こち)=5 来(こ)ぞ=5 恋ひ=5 雲=雲丹茶 君=YOU
本歌:東風吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな(拾遺集巻第十六・雑春1006:菅原道真)
千代がみの如く雅な君が絵の価はみてのこむこそに有り
千代紙のように優雅な貴女の絵ですが、その価値は貴女の手が込んでいるからなんでしょうね。そしてその価値は見たら来ようと思うことにもあり、永遠に失われないでしょう。
備考:千代≒永遠 みて=御手・見て こむ=込む・来む こむこ(そ)=565
春立ちて梅の花さく頃なれば君のおとづれいとどまさむか
立春になり梅の花が咲く季節になりましたので、背景を見にしばしば訪れてくださるあなたにはまた何度も来ていただけるでしょうか?
備考:頃な(れば)=567
群れをなし雁はいづくにゆくらむか宙をさまよひ君求めつつ
群れをなして雁はどこへ行くのだろうか。空中をさまよって愛しい人を探しながら
→私は宙をさまよってあなたを探しています
備考:群れを=600
愛し子に初春いよよ来たるらし戯れむを松の雪枝
立春もすぎて瑠美にもそろそろ最初の春がやってきたようです。
早くこっちに来て一緒に遊ぶのを雪の重みに耐える松のように私は待っています。
備考:春=さくら (たは)むれむ=606 松=待つ 雪=北雪殿(というか、私というか(^^;)
雪枝を花とかざして遊ぶ子の生い立つさまのいと愛らしき
無位無官何ぞ恐るるものとかやれんげ草に風吹くよりは
野にひっそりと咲くれんげ草をかぜから守るためなら地位も惜しみません
→すべてを投げうってでもMamiさんを風邪からお守りしたいです(;;))
備考:無位無(官)=616 れんげ草=(某占いにより)Mamiさん 風=風邪
玉の緒の絶ゆる間の無き業離れ遮二無二向かはむ華の宴に
絶えることなく続く家事ですが、たまにはそこから離れて急いで華の宴に向いましょう♪
備考:玉の緒の=絶ゆに掛かる枕詞 (遮二)無二向(かはむ)=626
世の中に絶えてお御酒のなかりせば無味無臭の色ぞ悲しき
世の中にお酒というものがなかったら、無味無臭の水のような現世になって悲しいことだと思います
→やはり酒あっての人生でしょう。ダンナさんの酒好き、認めてあげてね(^^)
備考:無味無(臭)=636 色=現世
本歌:世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし(古今集巻一・春歌上:在原業平)
平かに無垢の天使を育てむと無理なく過ごせ無事をし祈らむ
お腹の赤ちゃんのためにと無理をしないように穏やかに過ごしてくださいね、無事をお祈り致します
備考:無(垢)・無(理)・無(事)=666
憂きことの多し霧の歌なれど我の受くるは愛の禄なむ
霧番の歌を詠むのは大変ですが、皆さんの愛によって与えられた褒賞と思って頑張ります
備考:禄なむ=676