第16話 ドーナツとオロ 第21話 これも陣痛より痛い 第26話 円座
第17話 冷たい母親 第22話 乱入 第27話 沐浴実習
第18話 マッサージしなくていいです 第23話 華の予言者 第28話 いよいよ退院
第19話 微熱 第24話 産褥指導 第29話 化粧
第20話 憧れの乳母 第25話 沐浴指導 第30話 

第16話 ドーナツとオロ

↑「ドーナツ」と「オロ」を結び付ける必要は、実はございません(−−)

12時になり昼食が運ばれてきて、まだお腹が空いていた私はぺろりと平らげた
その後、入院手続きをするため1階へ
入院した時は夜間だったため、仮の手続きしかしてなかったのだ
で手続きを済ませた私はまだお腹が空いていたので売店で買い物(^^;
おやつを買いこみ、ふと本のコーナーを見てみる
幅90cmの棚に単行本2段、文庫本3段ぐらいしかおいてないので、あんまり期待してなかったのだが
それでも時間つぶしになる本ぐらいは買えるだろう
(授乳は次の日10/29からということになっていたので、この日は一日暇だったのだ)と物色
すると、なんと「六道ヶ辻 大導寺一族の滅亡」があったので、迷わず購入
うきうきして病室に戻り、さっそく読み耽っていたのでありました…

しばらくして「○○さん」と私を呼ぶ声
親戚の人が私を名字で呼ぶわけはないし、まだ知人には知らせてないはずなのに誰だろう…?と身体を起こしてみると
そこにはちあきとイチノちゃんがドーナツとともに立っていた
某M女史のように「手ぶらで来たのか」って言われないようにドーナツ買ってきたんですと(笑)
ありがたく夜食にさせて頂きましたよ〜けんたろうとあゆのおやつにも
で、27日夜のチャットで起こったこととか、落書き帳とか私のHPの掲示板の様子なんかを教えて頂き
代わりにいくつかのネタをお持ち帰り頂いた

ところで、「オロ」といえば、グインサーガファンの人にとっては、あの人のことだが
褥婦(←出産を終えた人のことをこう呼ぶ)にとっては、赤ちゃん産んだ後の出血のことである
漢字で書くと「悪露」
スペイン語だと「黄金」って意味なのにね…
まだあの頃は栗本さん出産経験なかったんだもんね…
後でびっくりしなかったかなぁ…

第17話 冷たい母親

↑にも書いたが授乳は29日からである
で、この日は一日することがないのだが、看護婦さんからは
「赤ちゃんに会いたかったら、○○と○○を用意して授乳室に来てくださいね〜」と言われていた
だけでなく、何度も「赤ちゃん抱っこしなくていい?」って聞かれた(^^;
でも、私が返した答えは…
「どーせ、そのうちいやっつーほど抱っこしなくちゃいけないですから(^^;」

私はその日のうちにすっかり「大導寺…」を読み終えたのであった(・_・)

第18話 マッサージしなくていいです

10月29日、この日は待ちに待った(?)授乳が始まる
「授乳指導」として授乳室に呼ばれ、まずはビデオを見ながら乳房マッサージ
ところが、ちょっと始めただけで、母乳がぼとぼと落ちてきたため「○○さんはしなくていいです(^^;」と言われる
そして、赤ちゃんの抱っこの仕方や、おむつの替え方などを習うのだが、3人目だとそんな必要なかったりする(^^;
で、ちょみっとおっぱいを飲ませ、あっというまに終了

第19話 微熱

10月30日朝、なんとなく身体がだるい。そして熱いような気がする
イヤな予感がする私
というのは、けんたろうの時に、産後2日後に突如38度以上の高熱が出て
毎日点滴・採血され、退院が大幅に遅れた経験があったのだ
でも、朝の検温で測ってみたらば、37度2分でそれとはちょっと違うかな〜?と安心
おっぱいが張ってきてるせいか(おっぱいが張りすぎると熱が出るんです。実はあゆの時も出ました。)、疲れが出たのかな?
熱のせいか、後頭部や身体のあちこちも痛い(;;)
出産ではあんまり体力使わなかったはずなんですけどね(^^;
それにしても2〜3日後に疲れが出るなんて…やっぱりトシか(TT)

看護婦さんにアイスノンを持ってきてもらって、気持ちよく昼寝
湿布薬も出してもらった。4〜5袋あったので、なぜか夕方面会に来たきんめだいが1袋持ち帰る
その代わりにパソ置いていくことを要求したのだが却下される(TT)
夕方にパソ見たりしてたら看護婦さんに「頭痛いくせに何やってんですかー」って言われちゃうだろうから
消灯後にじっくりログ読もうと思ってたのに…(ちぇ)

第20話 憧れの乳母

微熱、頭痛、全身の筋肉痛・倦怠感に悩まされていた私だが
それをふっとばすようなお申し出を受けたのは、30日の夜だったか31日の日中だったか
授乳室でのことだった
なんでも、小児科の方に先日やっと1000gになったという赤ちゃんがいるらしくて(2〜3ヶ月前に産まれたらしい)
ミルクは受けつけないらしく、かといってその子のお母さんもそんなに母乳が出る質ではないらしく、母乳が不足してたらしいのです
小児科の先生が困って「余ってる母乳ないですかー?」と産科の方に来ていたのですね
搾って冷凍しておいたが、使わずに退院していった人の母乳とかを使ってたらしいけど、それも足りなくなったらしい
それで、その時一番母乳の出の良い私に目をつけられたのだ
事情(←この事情については
陽だまりの「瑠璃色の手術室」参照)があって
私も一日分の母乳を搾って冷凍しておきたかったのであるが、人命救助が大切〜♪ってんで
毎回その子のために30ml(←でいいらしい)搾って提供
かねてから「乳母にでもなれるわ〜♪」とか「双子でも育てられる〜♪」なんて言ってたほど母乳の出のいい私
そんな私のプライドを満足させるお申し出だったわけです(^^)
「こりゃ、熱なんか出してる場合じゃないや〜」って身体中にエネルギーが満ちてきましたしね(^^)

で、この母乳提供は私が退院するまで続けられました
瑠美用にとよけておいたのもいくらか余ったので、それ全部その子に提供してきました
今頃どうしているかな?その赤ちゃん

第21話 これも陣痛より痛い

何気なく書いてますが、実は母乳を出すのは痛い
母乳を吸わせてるだけなら痛くないのだが
最初のうちは乳線がちゃんと開いてないので、乳房の根っこの方に母乳が溜まっている
それをそのままにしておくと、母乳の出が悪くなるだけでなく
その母乳が腐って乳線炎(高熱が出ます)になったりするのである
私が微熱出たりしてるのは、そこまでいかないけど、その一種なのかな?よくわからないけど
そんなわけで、赤ちゃんに母乳吸わせたあと、残った母乳を搾るのだけど、それが痛い(TT)
っても、自分でやると手加減しちゃうからそんなに痛くないんだけど
そんなことばっかりやってるとちゃんと母乳の通り道が開かない(TT)
で、看護婦さんが揉んで開いてくださるわけだ…
これが、ものすごぉ〜〜〜〜く痛いのである
けんたろうの時も、あゆの時も「陣痛より痛い〜〜〜〜〜っ」って叫んでたっけ
でも、今回は病院の方針が変わったのか、そんなに思いっきりはされなくて、徐々にできるだけ自分で開きましょう
ってなカンジだったのでそんなに痛くはなかった
痛みは同じ強さなんだけど、その痛みに耐える時間が短かったというべきか
ともかく、お産で痛いのは陣痛だけじゃないのです…

でも、ま、このぐらいかな?普通は<お産で痛いの
後は寝不足との戦いが待ってるぐらいです(・_・)

第22話 乱入

さて、おとなしくしてたおかげか、アイスノンのおかげか、翌日には熱も下がり、頭痛などもかなりよくなっていた
昼間の業務(って授乳だけですが)も問題無くこなし、夕方にパソが…いや、きんめだいたちがやってきた
今日はおいていってくれるらしい
消灯時間が待ち切れなくて、夕方から、きんめだいが保存しといてくれたあちこちのログを読む
すると同室の人が「何、何?」と覗きに来る
家でネットできる人だったので、アドレスを教える
しかし、今までの入院では、仲良くなった友達とは住所や電話番号の交換してたけど
メルアドやURLを教えるようになるなんて、時代も変わったもんである

消灯を待ってカーテンを引き、パソをつなぐ
夕方に読めなかった分のログを読み、自分とこのキリ番申告の保存をする

そして…つなぎたくなる

病院では携帯電話は使用禁止である
私がモバイルする場合はPHSでつなぐのだが、このPHSの扱いについて、実はこの病院では微妙なのである
「携帯電話・PHSは使用禁止」と書いてある張り紙もあれば「携帯電話は使用禁止」と書いてあるのもあるんだよね…

先ほど覗いてきた同室の人ってのが実はこの病院の(他の病棟の)看護婦さんだったりして
その彼女が「PHSなら大丈夫じゃない?」というので、こっそりつないだのであった

そして某雲丹茶に向かったのであった…

第23話 華の予言者

雲丹に入室してその場の人たちを驚かせながら、私はいろんなところのログを保存
PHS接続は不安定なため、途中で切れたりして「看護婦さんに見つかったんじゃあ」なんて心配もされたりする
久しぶりのチャットでストレスを発散し(やっぱり私はタイピング中毒らしい・苦笑)ログも保存し終わったし、ってんでモバイル終了
そしてログを読み始めた…

すると華の宴において、某Mさんが30日に発言
「明日あたり瑠璃さんチャットに出てきそうで怖い…」
それに応えて某Rさんが「確かに…」

・・・・・・よ、よくわかったね(^^;

第24話 産褥指導

入院中は授乳だけしていればいいというものではない
産褥指導だ、育児指導だ、とお勉強(というかお話を聞くだけなんですけど)もしなければならないのだ
私は11/1に産褥指導を受けることになっていた。
「産後1ヵ月は、動けるからといって、無理して家事とかしてはいけません」
とか
「ビールコップ一杯なら飲んでも差し支えありません」
などうれしいお言葉が(^^)
あと、「家族計画」とかいっていろいろな避妊法が語られ
「永久不妊手術には男性が受けるものと女性が受けるものがありますが、男性がするのは−−−いわゆるパイプカットですが
○方○樹みたいに遊ぶ人もいるのでよく相談しましょう(^^)」
という発言もあったのだが、「女性が受けた場合は女性が遊びまくる」というケースってないのかしらねん?とギモンに思う(笑)

第25話 沐浴指導

11/1夜と11/2のことは陽だまりの方をご覧ください。

11/3の午前10時ごろ、私は突然の呼び出しに驚いた
インターホンがなり「○○さん、沐浴指導しますので授乳室に来てください。」
「へ?もくよくしどう〜?」
11/2にいろいろ大変なことがあったため、すっかりそんなこと忘れていたのだ
起き上がるのも難儀だったのだが、ベッドの手すり(←わざわざつけてもらった)につかまって「よっこらしょ」と起き上がる
慌てて授乳室に行き、看護婦さんが慣れた手つきで沐浴させているのを見学する。ぼーっと
だって、寝起きだったから頭がぼーっとしてたんだもん(;;)
2日後に沐浴実習があるなんてわかってれば(よく考えればわかったはずなのだが…)もっとちゃんと見てたんだけどね…

第26話 円座

もう一つ痛い話がありました(^^;
といっても私はそれほどでもなかったですが

人によっては陣痛よりも痛い会陰切開の縫合だが、私の場合は麻酔が効いていたためかそれは痛くなかった
でも、麻酔が切れた後は、その傷口が痛いのです
今回はそれよりも後陣痛の方が痛くて、あんまり気にならなかったんですけどね…

でも、座る時は…やはりそんな私でも痛いのです
それで「円座」という便座のような(^^;;ものに座るわけです…
(ちなみにこの場合は「えんざ」と読み、このHPで御露番を取った時に貰えるのは「わろうだ」です)

って、それだけなんですけど(^^;

第27話 沐浴実習

退院の日取りが11/5に決まり、私はちゃくちゃくとそれに向けて荷物の整理とかの準備をはじめていた
退院時の洋服を持ってきてもらう(入院時は思いっきりマタニティーだったため
もう既にお腹がへっこんでいた私はそれは着たくなかったのである(^^;)よう
きんめだいに依頼したりとか…

で、いよいよ退院の日が来た
「今日は久しぶりにお酒が飲める〜♪」
なんてうきうきしてるところへ、インターホンがなる
「○○さん、沐浴実習しますから授乳室来てください〜」
「へ?もくよくじっしゅう?」
そーいえば、あゆの時もやったっけ…
やば…こないだの指導の時、あんまり真剣に見てなかった…
でも、まあ、なんとかなるだろう
なんて思いながら授乳室に向かう…

するとそこには、指導の看護婦さんだけではなく、大勢の実習生がっ(^^;
実習生がいることは授乳の時とかから知っていたので、それ自体は驚かなかったんだが…
・・・実習生が見てる前で沐浴させるのっ?

わからない(というか忘れた)ところは看護婦さんに尋ねつつ、なんとか無事沐浴を終えることができた
瑠美ちゃんはちっとも泣かなかったし(^^)

看護婦さんにも「さすが3人目のお母さんだけあって上手ですね〜」と言われたし良かったけど…
でもでもでもでもっ、心臓に悪かったです(ρ_;)
まあ、おかげで(かどうかはわからないけど)退院以来沐浴時にほとんど泣いた事のない瑠美
単に風呂好きなだけかもしれませんが(^_^;)

第28話 いよいよ退院

沐浴実習&授乳の後(そしてちょっとしたトラブルの後)
一ヶ月健診の予約やらなんやらをしたり、育児指導を受け…きんめだいのお迎えを待っていた
そこにPHSがなる
入院してから(モバイルした時以外は)PHSの電源はずーっと切っていたのだけど
この日はいろいろ連絡とる必要があったので音がならないようにして電源は入れておいたのである
で、私はベランダに出て(さすがに病室で堂々と話はできません(^^;)電話に出る
きんめだいからだったのだが、私の着替えやらなんやらを持って、病院に向かおうと思ったら
家の前にでっかい工事車両だかなんだかが止まってて、あと30分ぐらい家を出れないとのこと
最後までネタがつきないことだよ…と思いながら、準備の続き
これが最後のネタにはならないとは思いもせずに…

第29話 化粧

退院…したら家に帰るだけである。普通
それなのに、何故かほとんどのお母さんは気合入れた服装をし、化粧をする
お互い、すっぴんで髪ぼーぼーのパジャマ姿見た仲なのにねぇ〜(笑)

で、私も、きんめだいに持ってこさせたワインレッドのワンピースを着る
妊娠中でもほっそり見えるので愛用していたのだ。(もともとマタニティじゃないんだけど、なぜか臨月まで着ていた)
そして鏡に向かって化粧をし、ふと肩のところを見ると…そこには白い物体が

それは先日肩こりがひどいと言って出してもらった湿布薬
この日も再びひどい肩こり&頭痛(原因は他の所にもあったのだが)に悩まされて貼っていたのだ
パジャマ着用時は肩が隠れていたのだが、着替えたら一部顔を覗かせていたのですね(^^;<湿布薬

「せっかくこんだけ気合いれても、これじゃあねぇ〜」なんて同室の人たちと笑いながら、つくづく自分のネタ体質を笑う

そして、「これ、見苦しいからどかそうね」と洗濯物のかかった竿をどかし
きんめだいと私と瑠美との記念写真を同室の人に取ってもらい、私たちは病室を後にした

こうして私の長い入院生活は幕を閉じ…るはずだったのだ

第30話 忘れ物

無事家に帰り、某Y氏にもらった酒で祝杯をあげている時のことだった
ふと私はあることに気づく
「あ…忘れ物した…」

同室の人で、里帰り先が我が家のすぐ近くの人がいて
その人の退院は翌日11/6だったので、病棟に電話して持ってきてもらおうか、とも思った
忘れ物が普通のものであったら、そうしていただろう
ところが…忘れ物というのは…ブラジャーだったのである(;;)

そんなものを持ってきてもらうのは、さすがに恥ずかしい(^^;
その人が一人で帰って来るんならともかく、お迎えのご主人も一緒だしねぇ〜(^^;

というわけで、翌日自分で取りに行くことに(^^;

翌日病院に行き、エレベーターに乗った…ら…同室の人のご主人と乗り合わせ
退院のお迎えに来たらしい
で、当然「あれ?どうしたんですか?」と聞かれる
「あ、あの、ちょっと忘れ物(^^;」
で、一緒に病室に向かい、私は速攻で忘れ物を持参した袋にしって帰ろうとしたら
その同室の人が赤ちゃんと記念写真を取ろうとしていた

で、私は「あ、取ってあげる〜(笑)」と洗濯物干をどかし、3人を撮影してあげたのでした(笑)

・・・最後の最後までネタな入院生活でした…

最後まで読んでくださって、ありがとうございました<(_ _)>