戻る
Wine
〜葡萄の誘惑〜


ワイン

ワインには赤・白・ロゼ・スパークリング・貴腐などの種類があります。
この中で私が良く飲むのは「赤」「白」です。
そして、赤だ白だといっても、いろいろなブドウの品種があります。
(そして、それをさらにブレンドしたりもするんですが)
この中で私がよく飲む7種類の品種(赤4・白3)についてお話したいと思います。


カベルネ・ソーヴィニヨン
Cabernet Sauvignon

某お色気女優が「私の身体の中に流れている…」と発言し、一躍有名(?)になった品種。
コクがあり、まったりとしていて、ヴァニラのような甘い香りやスパイシーな香りがする。
でも、結構好き嫌いが分かれる味。
牛肉のこってりとした料理に合う。


シラー(シラーズ)
Syrah(Shiraz)

私は赤の品種の中でこれが一番好き(^^)
味の深みや濃度は上述のカベルネ・ソーヴィニヨンに似ているが、キノコや枯葉のような香りがする。
ゆえに、キノコの入った料理に合います。
うちでよく合わせるのは「まいたけ入り麻婆茄子」
ちなみに、フランスでは「シラー」と言いますが、オーストラリアでは「シラーズ」と言う。
どうしてかは知らないけど(^^;


メルロー
Merlot

これはうちの相棒、きんめだいが一番好きな品種
上記2種類ほどの力強さはないものの、なめらかで深みのある味わい。
ゆで小豆や金時豆のような香りがする。
だから、結構和風な料理に合います。
かぼちゃの煮物、しそ昆布、昆布巻きなど…
金時豆の煮物、そのものにも合ったかもしれない…


サンジョヴェーゼ
Sangiovese

イタリアワインの代表?
イタリアには他に「ネッビオーロ」というすんごくおいしいのがありますが
高くてあまり飲めないので、ここでは何も申し上げることはございません(苦笑)
で、そのサンジョベーゼですが、軽やかで、なめらかな味わいです。
トマト料理、チキン料理などに合います。
我が家では「チキンカチャトゥーラ」というものを作った時には、これを用意することにしています。


シャルドネ
Chardonnay

白ワインの中で、一番クセがなく、飲みやすいと思います。
一説に「個性がないのが個性」とも言われています
洋風ではクリーム系の料理。和風ではごま風味の料理に合うと思います。


リースリンク
Riesling

ドイツワインの代表品種。
ただ、ドイツは気候の関係上、どうしても甘口になってしまいます。
私は辛口のものが好きなので、アルザス地方のものやオーストラリアのリースリンクを良く飲みます。
料理は、意外や意外、天ぷらに合います。是非お試しあれ。
アルザスのものの場合は「アルザス鍋」というキャベツとウインナーソーセージの煮込み料理にも良く合います。


ソーヴィニヨン・ブラン
Sauvignon Blanc

最後は白ワインの中で私の一番好きな品種です。
ハーブや青リンゴなどの青臭い香りがたまりません。
チリなどの温暖な地域のものは柑橘系の香りがします
ですから、青臭いものや柑橘系関連のものに合います。
例えば、鮮魚の刺身(山葵をつけるとおいしいもの)や、すだち、かぼすなどをかけるような料理など…
あと、「天ぷらにはリースリンク」と言いましたが、大葉や明日葉などの青物の天ぷらの場合はこちらに合います。


以上、独断と偏見で語ってきましたが
ワインと料理を合わせるコツというものがわかっていただけたでしょうか?
(既に知ってらっしゃるかた、もっと詳しいかたごめんなさい)
「ワインに合う料理なんて作るの難しい…」って思う方が結構いらっしゃるのですが
このようにワインの味、香りなどを考慮に入れれば、洋風な料理だけでなく
和食、中華などにも合わせることができます。
いろいろ試してみてください!
ここに挙げたものより、もっと意外で素敵な組み合わせが見つかるかもしれません!