創作舞台裏

プレゼンティアの物語やルールを作る上での裏話です。



1.プレゼンティアについて
2.起源の地の旅人について(1)
3.起源の地の旅人について(2)



1.プレゼンティアについて

まだ何も紹介していないので、書きようがない・・・というところですが、「プレゼンティア」の名前について。

プレゼンティアはスペルでは「Presentia」になります。
これは、現在という意味の「present」の派生語であり、プレゼンティア世界の中の学者がつけた名前ということになっています(そういえば、現実世界には「世界」としての名称がありませんね)。そういう設定とは別に、この名称にはもうひとつ意味が盛り込んであります。

説明するまでもありませんね?
「プレイしてくださる方に贈るもの」としての「present」の派生語でもあるわけです。
名称ひとつにも、意味付けにこだわるのは面白いかなぁ、なんて思ったわけです。



2.起源の地の旅人について(1)

「起源の地(オリジニア)の旅人」について。
序章は説明のみだったわけですが、このリプレイ(?)の本物のプレイは、特殊な方式で行っています。
何かというと、シナリオを作成する前に参加者に自キャラの設定を書いてもらって、それを参考にシナリオを作成しました。
従って、シナリオは各キャラの設定を飲み込んだ内容になっています。
その具体的内容は(今は)触れられませんが、この方式は作るのに時間がかかりますが、ある程度納得の内容でシナリオを作成できます。
もちろん、どんなシナリオがあるかについてプレイヤーに明かしているわけではありません。
プレイヤーはキャラクターの持つ特殊な事情や設定が、シナリオの中で影響を与えることになるということを予想できるに過ぎません。

とはいえ、展開が予想される場合もあります。それを如何に進めるかがシナリオを作る側の楽しみですね。ちなみに、パーティー終了時には全てのキャラの設定を明かして面白がるわけです。
設定の全てがシナリオ中で明らかになるとは限らないので。



3.起源の地の旅人について(2)

「起源の地の旅人」の続き。
第一章は巡り合わせの場面でしたが、それぞれの個性を見ていただけましたでしょうか。
多少、私個人のプレイヤーに対するイメージが付加されております。
ご存知ない方もいるわけで、ちょっと説明しておくと、ヒューバートはNPC(マスターが操作するキャラクター)です。導入が難しかったため、私の方で準備したわけです。
他のキャラはプレイヤーキャラになります。
ほんの少しだけ、最後に妙な事が書いてありますが、各自が作った設定は、なかなか無茶な要求でして。知らない方はちょっと楽しみにしていてください。



4.深き緑の海中城ナミュルについて

このお話は私が大学受験の年に半年間シナリオ中断したとき(他のメンバーの受験がありましたから)、中断開け用に準備したシナリオを基に再構成したものです。
プレイヤーたちから見れば焼き直しですが、ここは公開コンテンツですから大目に見てください。
お話自体も作ったのですが、その時のものはシナリオと一致することを重視して作りました。今回は大幅に脚色して作りました。

しかしながら、キャラ名を変えてしまうと意味がないのと思うのでそのままにした結果、どっかの有名な漫画の登場人物とか・・・がいますが、気にしないでください。
簡単に登場人物の正体について触れておくと、PCだったキャラクターは以下に示す9人です。

スコット、シュティム・レイアード・オリュワイレ、シン、エストラーダ・アステル、ジェニファー・フローレル、キルサー、グラード・シドミアン、リルル・ウォーゼン、カル・ス

それぞれがどんなキャラであるかは作品中で見ていただくとして(まだ登場しませんが)、その他はNPCです。このうち、常からパーティと行動するのはエルセス・ストレインとエルベディ・ロナーンの2人です(当然彼らも未登場です)。
プレイ時には彼らが主役でした。この作品は視点が違うのでそうは見えないはずですが、事実は以上のような感じです。

私は作家ではないので、これを作るに当たって参考にした作品があります。
これについては追々話をしたいと思います。

この作品は、平穏な日常からスタートします。
しかしながら、それは一瞬で打ち砕かれてしまいます。
少女セーラの行く末を、周りを囲む登場人物たちと一緒に応援してください。



トップに戻る