1年次
泌尿器科基本診察法, 基本検査(膀胱鏡,経直腸的エコ−,逆行性尿道造影,逆行性腎盂造影,膀胱内圧測定,経直腸前立腺針生検など), 画像診断, 術前治療計画の作成,術後管理, 泌尿器科的緊急処置(尿道留置カテーテル設置,D-J カテーテル設置など)
術者として行う手術(体外衝撃波砕石術,陰茎や陰嚢の小手術,経尿道的膀胱生検,経尿道的膀胱砕石術,尿道ステント留置など)
助手として行う手術(PNL,TUL,膀胱全摘除術,尿路変更術,前立腺全摘除術,腎,副腎などに対する体腔鏡下手術,尿失禁手術など)
2年次週2回(初診1,再診1)の外来診療, 入院・手術適応の決定や患者,家族へのインフォームドコンセント, 泌尿器科的緊急処置(経皮的膀胱瘻造設術,経皮的腎瘻造設術など)
術者として行う手術(1年次に加え,TUR-p,TUR-Bt,TUL,被膜下前立腺摘除術,膀胱部分切除術,腹腔内精巣や精索静脈瘤などに対する体腔鏡下手術など)
助手として行う手術(1年次とほぼ同じく,術者でない手術すべて)
3年次
外来診療,各種検査,小手術,インフォームドコンセント,術前治療計画,術前後管理などはスタッフの一人として分担独立して行っていただきます(原則的に指導医が常にそばにいるか,求めに応じて指導します).
術者として行う手術(1,2年次に加え,PNL,骨盤内リンパ節郭清,代用膀胱以外の尿路変更,尿失禁手術,腎摘除術など)
助手として行う手術(1,2年次と同じく,術者でない手術すべて)
その他
英文論文抄読会(月2回),地方会発表(最低年1回),論文作成(3年で最低1編)
泌尿器科専門医取得を目標としていますが,3年間のプログラム中に是非自分の得意分野を見つけてください.得意分野に関連する学会・研究会活動を奨励します.将来腹腔鏡下手術技術認定を希望する場合は,外科や産婦人科の腹腔鏡下手術(症例多数)にも参加していただきます.
骨盤底再建手術に興味がある場合は,大腸肛門科や産婦人科でのトレーニング期間を設定いたします.